Early-Bird 180 (生地完成・7部組み) ¥25000(税抜き) 

 ※ 来春・・・バルサキット発売予定。

 全長・・・・・・920mm

 翼長・・・・・・1800mm

 全備重量・・750g前後

 翼面積・・・・33d㎡

 翼型・・・・・・ラムロット類似

 プロポ・・・・・2~4ch

 仕様・・・・・・モーターグライダー改造可能 

 ●  スパンを200mm延長したⅡ型機です。ただそれだけなんですが、性能と汎用性が大きく変化しました。上半角も翼型も全て同じなのですが、ローリング軸の安定性はⅠ型より良いとの事です。今回の機体は外翼の中にエルロンサーボを搭載してありますので、ピアノ線を仕込んだ下半角付きのベニヤ・カンザシで内翼と結合しました。南阿蘇の羽山氏が(RCAW)のカラーページで紹介しているのがⅡ型機です。元々アーリーバードは無風時でも、強烈なサーマル上昇風があればそれだけで飛ばせるように設計しました。ただしグランド機ではありませんので、バンジーゴムやショックコードによる発航はお勧めできません。発航失敗で翼から地面に激突した場合後部胴体のトラス組みまでバラバラに破損するでしょう。

 ● この機体の汎用性はかなりのポテンシャルがあるんですが、あまり過激な設定はしないで下さい。更なる軽量の為の肉抜きとか、機首の内部構造を改造してモーターグライダーにしても・・・全体的な構造が最初から無動力設定ですので、必ず何度目かの飛行中に予期せぬ不具合が出て来ます。

 ● モグラ機の殆どの機種が胴体にFRP素材を採用しているのは、モーターから発生する小刻みの振動をバルサ素材の軽量構造では受けきれないからです。個人の楽しみでの改造は当工房の範疇ではありませんが、お薦めはしません。電動ユニットを搭載する為には、必然的な構造体の強化を必要としますので全備重量が増えていきます。よって・・・翼面荷重が増えますので、今度は沈下速度が上がります。風速1m程度の微風でも充分滞空可能な機体が、無動力の滑空モードに入っても浮力が足らずに降下し捲る結果となるでしょう。