〇 WARBIRDFIGHT・専用機・クラスF−1(F−15・EAGLE) ¥二桁万円です。


 全長・・・・・・1990mm

 翼長・・・・・・1560mm

 全備重量・・2700g

 翼面積・・・・82,6du

 翼型・・・・・・10%半対称翼

 プロポ・・・・・4〜6ch

 仕様・・・・・・無動力・どすこい投げスロープ専用機

         (EBF掲示板の会員のみ購入可能)


 ●  第2回大会までのクソ度胸スロープ大会を九州で行いましたが、第1回大会でのジェット機部門では、ステルスあり〜のマルヨンあり〜のタイガーシャークもありましたが、直進スピードの優位性を生かしてレシプロ大戦機を背後から襲います。しかし!、無動力機の空中戦である事を常に忘れてはなりません。動力機部門のつもりでレシプロ機をいたぶると返り討ちに遭います。直進スピードこそジェットスケール機には敵いませんが、レシプロ大戦機の優位さの一つである急旋回でジェットをかわそうとすると、ついて行ったらあきません!って言うたのに・・・吊られて急旋回・・・無動力タイガーシャークの末路は失速するしかありませんでした。目線より下の空間は500m以上ありますので急降下しながら断崖絶壁目掛けて突っ込んで来れば回復上昇は可能です。しか〜し、タイガーシャークの受難は此処からでした・・・。無動力のスロープグライダーですので、アフターバーナーがついていません。追い風に乗ってジワジワとスピードは上がって来ますが、まさか!急降下してきた飛燕にレーザーポインターの乱れ打ちを喰らうとは・・・、スパイラル垂直降下で乱れ打ち(下手な鉄砲数打ちゃ当たる戦法)で遭えなく撃沈・・・スモーク代わりのキラキラテープを引きずりながら戦線離脱となりました。合掌・・・。


 ●  第一回大会で苦渋を舐めたメンバーさんは音速ジェット機を捨て、亜音速ジェット機に機種転換して来ました。動力機部門なら額面通りの結果なんですが、無動力グライダーではこの法則が通用しません。大会後の掲示板では亜音速ジェット機の話題で持ち切りになりました。


 ●  第2回大会の出場機種にはステルスも居なければ畳サイズの主翼の機体は一機も居ませんでした。よくぞここまで集まったと言わんばかりの亜音速戦闘機のラインナップ・・・、レシプロ大戦機の独壇場は遭えなく終焉の時を向かえました。ところが比較的最近の機種も何機か残っています。その一機がF−15です。主翼の面積を45%増やしてもスタイルが大きく崩れないのはこのイーグルだけです。私の機体は全長が1990mmありますが主翼を40%増しで製作しましたが、まだF−15に見えます。予選カードではレシプロ機同士・ジェット機同士の対戦は無いように組んでありますが、ベスト5を決める段階まで来るとジェット機同士の対戦もありえます。毎年上位ベスト5には必ずメンバーの誰かのイーグルが残っています。それ程模型でも実機でもトータルバランスの良い機種なのでしょう。


 ●  機体のサイズが軽トラでも納まりきらないので、一体型には出来ません。分解方法も通常とは全く違う形に分解します。多分・・・広島の御住職なら山本昇氏のヴェガU型を持ち出して得意げに講釈されると思いますが、全然違う分解方法です。この分解なら5m未満のセダンにも充分入ります。機体の動翼のコントロールが少々複雑です。基本的には空戦フラップと相反エルロンなんですが、主翼動翼に尾翼のミキシングを掛けるのではなく、水平尾翼のエレボンに主翼のフラップとエルロンをそれぞれ別ルートでミキシングを掛けます。これにより無動力のスロープ機がジェット戦闘機並みの切れの良い操舵レスポンスに変化します。この複雑なミキシングは昭和の時代の機械ミキシングでは難しいと思います。送信機が進化してくれたからこそ!可能になりました。


 ●  無動力のスロープグライダーですので張り出しのインテークもアフターバーナー付きのエグゾーストも必要ありません。第一回大会ではインテークの前に透明のコーンを付けたイーグルが多かったのですが、性能重視のその後の大会では上手に潰したり省略したりしていました。前から見るとイーグルに見えないんですが、鋭角ターンを決めるとインテーク付きのイーグルに見えます。そのままのスケール機なら空気抵抗の塊なのですがスロープでは無敵のイーグル・グライダーです。スロープ仕様のイーグルならではの強力なスピード・ブレーキも搭載していますが、実機と同じ場所ではありません。果敢にもレシプロ機がイーグルのケツを取りましたが、この強力なスピード・ブレーキで先に行かされ・・・レーザーポインターのパルス打ちで蜂の巣にされ、銀色テープを引きずって戦線離脱です。最強F−15に敵うレシプロ機は何なのか・・・、第四回大会に期待しています。

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