〇 ＮＶ－０３（ＮＥＷ－ＶＥＧＡ） ＣＨＡＬＬＥＮＧＥＲ 生地完成・７部組み（野菜箱で発送します）￥２８０００（税込み）
● 上記画像は本機構成の仮画像です。右のイラスト図が生地完成予定のデザインです。
全長・・・・・・８７０ｍｍ
翼長・・・・・・８５０ｍｍ
全備重量・・７００ｇ
翼面積・・・・３７，５ｄ㎡
翼型・・・・・・８％半対称オリジナル
プロポ・・・・・２～３ｃｈ
仕様・・・・・・無動力（予定価格が確定価格に成り次第注文を受け付けます）
● 山本昇氏のヴェガ三型に最も近い形状のＮＶ－０３型です。垂直尾翼はセンター一本になりました。高さを抑えてあるので重心位置を越える所までバーチカルフィンを伸ばしてあります。垂直尾翼の先端に付属している水平のフィンは、可動型のサブ・スタビライザーです。最近の機体にはこの様なタイプは見られないのですが、ウルトラマンシリーズやサンダーバードにも登場する、飛翔体にはこのタイプが出てきます。意味が無さそうに見えるのですが、使用目的が限定されると必要になってきます。コンコルド型デルタ翼機の泣き所は、エレボン操作の動翼の場合エルロンの反応はスパンが短い分かなり鋭敏なのですが、エレベータの反応はワンテンポ遅れる様な鈍さがあります。最初は気が付きませんが飛ばし込んでいく内に、その遅れが気になってきます。
● エレベータとエルロンを単独操作する方法もありますが、サーボの数が二つ増える分構造が複雑になります。手抜きしたいと言うのではなく、サーボが増えても多彩な機能が増えるのでは無いので、ただ単にエレベータの任意の舵角調整が可能になる他は，重くなるだけです。そこで、サブスタビの搭載となりました。平尾台のグライダー大会には、１，６ｍクラスの部があります。このクラスに無尾翼機で参加したマニアがいました。ザギタイプのスパンの長い機体でしたが、結果は思わしく無かったものの、パッシング競技に新たな風が吹き込んできました。
● 過去Ｆ３Ａを含む動力付きラジコン飛行機のブームが来た時、世の中のマニアは一斉に売れ筋商品一色状態になった事があります。猫も杓子もＦ３Ａ機・・・、またはスケール機。オリジナルの自作飛行機を楽しむマニアは、今で言う所のネット物知り博士達に飛行場で散々バカにされていました。歴史は繰り返すと言いますが、携帯電話もパソコンも無い時代でも同じような人達は存在しました。その点、グライダーは彼らから見れば爺臭いカテゴリーと口々にバカにしていました。動力機のマニアはグランドにしか行きませんでしたが、私達スロープマニアは各地の山々を巡りながら、スロープ機も楽しんでいました。そして・・・現在、スロープもＦ３Ｂが主流になりました。嘗てのＦ３ＡフライヤーがＦ３Ｂに転向してきました。私の作る機体は時代遅れのバルサ機と二周りも下の若造にニコニコ笑顔で馬鹿にされています。歴史は再び繰り返します。
● コンコルド型デルタ翼機はパッシング競技に不向きなのでしょうか。個人で楽しむ分には馬鹿にする方が頭がオカシイと思います。直進の水平スピードは通常機より遥かに勝っています。旋回での急激なエレベータの操作は、減速と失速がセットでやってきます。通常機を出し抜くには助手の「用意！。」の合図でナイフエッジ状態をキープし、「ターン！。」の合図で素早く機速を殺さない鋭角方向転換をすれば、レーシングと言えどもついて来れないと思います。垂直尾翼を大きく長く設定しました。ナイフエッジ状態を長くキープ出来るようにラダーも追加してあります。更に完全対称のテーパー翼となっていますので、ナイフエッジでは揚力を得る事が出来ます。
● サブスタビライザーは実機のカナード翼と同様の、同軸ダブルシャフト型を採用しますのでフルフライングになります。この同軸ダブルシャフト型は、動翼のカンザシとコントロールロッドを同軸で独立させる構造です。胴体側のガイドパイプを長く採れるので、水平尾翼のガタが殆ど出ません。小型のＥＤＦ機のフライングスタビに使えるのですが、まだ誰も採用しません。「綿密に～・・・。」が先行しますので、二の足を踏んでいるのかも知れません。確かに水平尾翼側に少し複雑な構造が必要になるのですが・・・、過去熊本のＥＤＦ大会を見学した時、このダブルシャフト型を紹介したのですが、鼻で笑われてしまいました。トップガンのジェットファイターの彼らには、時代遅れのファントム板金整備員の言う事等、通用しないのかもしれません。
● コントロール・ホーンは羽目殺しでは無いので、整備も組み立ても簡単なんですが・・・。りっぱな内蔵型ですし、マイクロ・サーボでＯＫです。同軸ダブルシャフトの全パーツ重量が、左右合わせて５ｇ程度しかないので、ポキー・ルームのＦ－１６には最適だと思ったんですが・・・、トップガンですしベストガイのご住職も居られますし既に解決済み・・・かもしれません。
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