〇 WAR−BIRD−FIGHT専用機(P−51D・MUSTANG) ¥二桁万円


 全長・・・・・・1490mm

 翼長・・・・・・1960mm

 全備重量・・2500g

 翼面積・・・・61,7du

 翼型・・・・・・11%半対称翼

 プロポ・・・・・4〜6ch

 仕様・・・・・・無動力・どすこい投げスロープ専用機

         (E・B・F掲示板・会員のみ購入可能)


 ●  WAR−BIRDの競技で一番人気だろうと思っていたムスタングが・・・、ヨーロッパのマニアうけではベスト5に入っていません。ポピュラー過ぎてマンネリ化したみたいです。飛行性能からいけばこれ程完成された機体デザインもないと思うのですが、私自身は好きな機体の一機ですので今回のクラスF−1のラインナップに加えてみました。ヨーロッパでベスト5の5番目はMC202−FOLGOREでした。ムスタングは何と6位でした・・・。一番人気は飛燕です。同立首位がスピットファイアです。事、WAR−BIRDではレシプロ機の首位争いもこの二機種で争っています。実機同士も高性能の筈ですが、この二機の空中戦は実現していない筈です。模型ならではの格闘技戦ですので見ていても不思議と新鮮味があります。


 ●  機体の構造が皆同じなのでどんガラ(骨組み胴体)までは短時間で組み立てる事が出来ました。重心位置より後方はなるべく軽く作るのはセオリーなのですが、基本5mmのスチレン材なので胴枠はベニヤ用に作図した型紙が代用できますので、作業は大変楽になりました。更にベニヤとバルサの胴枠の切り出しには糸鋸盤が必要なので、夜中にガタガタと大きな音が出せるような環境ではありませんので、このスチレン胴枠の使用は時間帯を選ばず作業場の工作台の上のみで、カッターナイフとサンドペーパーだけで加工できます。よって段取りが大変スムーズに行えるようになりました。一度試してみると解る事なんですが、スチレンペーパーの切り小口はバルサ材との相性が大変良く速乾の木工接着剤での結合接着が楽にできます。硬化時間はバルサ材同士に比べると若干遅くなりますが、確実に接着できるようです。


 ●  元航空機整備員の目から見た実機ムスタングは、一度は整備してみたいと思わせる程の内容を持った機体です。何故航空自衛隊はパイロットの初等練習機をメンターにしたのか・・・、当時の整備員ならムスタングのメンターカラーを見てみたいと思う人は多いと聞きました。多分構造的に主翼は機銃台座が組み込まれるほど丈夫に出来ています。武装を外して固定脚の三車輪にしても良いぐらいの頑丈な主翼なので、メンター卒業後の中等練習機でも良いのにな〜と夢を語った当時の整備仲間との同期会での会話でした。ムスタングの日の丸カラー・・・見てみたいと思いませんか?。空野さんの機体には日の丸MIG−15があります。私も何時か日の丸ムスタングを作ってみたいと思います。


 ●  ネット物知り博士の掲示板の書き込みで一番多いのが、自作した方の機体を例に挙げて必ず誰かの真似であると断言しています。「俺は何でも知ってるぜ!。」と、言いたいのかもしれませんが、多分全部を真似だと思い込んでいるだけでその機体の基本構造もコンセプトも知りません。解りきった事をさもテストしたのは自分であると言わんばかりの文面ですが、コンセプト外れのコメントしか出来ていなかったりします。これが、ネットの超有名人の博士だと大変始末が悪くなります。ところが自分が作った飛行機は自分のオリジナルであると主張します。しかし、世の中にたくさんおられる大御所と呼ばれる人達の殆どが、最初は誰かの真似から始まりました。この物知り博士だって他人の知識を吸収して今の自分の論理がある訳ですから、人の事は言えないと思います。


 ●  スチレン製のセロテープぐるぐる巻き飛行機を山に持ち込み大御所に飛ばして貰い、一応褒められたらもう有頂天です。色々調整して貰い何とか普通に飛べるようになったら、その日の掲示板の内容は「僕の自作した飛行機をお山の大御所達が大変褒めてくれました。是非飛ばさせて欲しいと懇願されましたので、預けてみました。大御所達は大変素晴らしい飛行機だと認めてくれました。」「うお〜!、凄いですね〜。〇〇さんも早くも大御所の仲間入りですね。今度ご一緒させてください。出来れば僕の飛行機の感想も知りたいので大御所さんを紹介してくださいね。」「いいですよ。何時でもどうぞ。」会話の翌日電話が掛かってきました。「今度何時お山に行くのかな〜?、大御所さん達・・・来る?。出来ればメールアドレスおしえてくれないかな〜!。」 私自身彼らが何時お山に来るかなんて知りません。行ったら偶々居たっていうパターンばかりですから。一方通行しか掛からない電話で利用されてるだけですから教えませんでした。他力本願も大概にしろ!って・・・。ドクターK!。 

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