Ask-8 (Alexander Schleicher) 主翼組立治具・続き (Part-16)
 
● このブラケットで正確な寸法・・・と言うか、綿密にいいいいい!が口癖の博士達を満足させる様な精度は、一切必要ありません(笑)・・・。基本的にブラケット自体が踏ん張ってくれれば、結果的に正確な飛行機が組めるからですよ。ですから、精度うんぬんよりも確実に固定する加工が必要と成ります。
          
● ナベ頭の3mmビスが品切れなので、皿ビスを入れてあります。何故にブラケットのトップをアール状に加工したのか・・・。またまた閲覧中の博士達からやり玉に挙げられそうですが(笑)・・・。そりゃあ!見栄えが良いからですよ・・・。ってだけでも無いんですよねえ・・・。まあ・・・簡単に言えば、余分な所を削ってしまえば、色んな方向から状態が視認出来るのでこういう面倒臭~い加工をしてあります。

● 今回のブラケット・・・このキットの組立にだけ使う部品でもないんですよ・・・。NO-15の項でも述べた様に、色んな飛行機の部品としての転用も可能だからです。もっともっと・・・色んな形状のPVC樹脂製ブラケットが、本機製作の今後に沢山出て来ますよ。予定では、エルロンのヒンジ代わりとして取り付けるブラケットも登場します。本機のエルロンサイズなら大型用の金属ヒンジなら5か所は必要なんですが、ブラケットにすれば3か所固定すればフラッターの心配も無く確実に動きます。本機の指定は、トップヒンジなので両面ともテーピングせよ!と成っていましたが・・・、実機と同じ・・・ブラケット型のヒンジとします。
 
● ブラケットは確実に機能させる必要がありますので、画像の様にアルミアングル材の裏側からタッピングビス(2,6mm)で締め付けてあります。このブラケットの前面に付いているビスを締め込むと、主翼の前縁材がリブの先端にそれぞれ圧着される訳ですが、状況によってはアングル材に対する荷重過多による不具合も有るかもしれませんので、もう少し補強する必要も出るかもしれませんね。
          
● やっと・・・リブ組治具らしく成ってきましたね・・・。でも・・・まだ不十分・・・。画像の下側に見える突起物・・・。本機の主翼は片翼1870mm・・・して!・・・定盤は全長1820mm・・・。メインスパーのアングル材は、定尺2000mmを切らずに使用した為、治具に脚を付けました。テーブルを片付ければ・・・左右の治具が置けるだろう!って言われるかな?・・・。テーブルの奥行きは950mm有るんですが、奥の定盤に手を伸ばして工作・・・程、絶対やってはいけないお馬鹿な行為・・・。理由は、自作モデラーなら解りますよね。よって・・・片翼ずつ工程毎に分割して行なうので、治具には自立して貰わなければ作業場が嵩張るんですよねえ。よって!・・・画像の左翼がテーブル上に有る時は、右翼は私の後ろで直立のまま立て掛けてあります。
                    
● 治具板がデカ過ぎて・・・画像の上下が切れてます(笑)・・・。来週頭から組み込み作業に入ると思いますが、来週末に組み上がるかは不明・・・。東北・・・冠雪が始まる前に、オーナーと成る島鉄さんと岩手県の天峰山(東北スロープのメッカ)まで、一度も降りずに高速道を乗り継いで視察に行く予定なので、出来上がってくれないと島鉄さんの虎の子が無い!。ライハーで我慢・・・してくれないだろうなあ・・・。帰路にも寄り道箇所は目白押しですなあ・・・。使えなくなった城ヶ島のサイト見学と、ラジ絶さんの伊豆のホームと達磨山・・・四国のサイトに山口のサイト・・・北九州の風師山、平尾台の西風専用サイト(吹上峠じゃないぞ!)・・・、まだ30代だった南阿蘇の大御所さんと、霰がパラパラと激しく降る中・・・飛ばした西風専用サイト、上るのに一時間掛ったけど・・・。当時の私は19歳の自衛官・・・。ガルモデルの(B-18・エルロン仕様機)でパッシングとアクロフライト・・・。今の私には、若き時代のバイタリティは・・・無いなあ・・・。まあ・・・島鉄さんと二人で遭難しない程度に遊んで来ましょう・・・。
          
● メインスパーと各リブ材の嵌め合い調整を行います。本機のリブは極限まで肉抜きされたラワンベニヤなので、同サイズの抜き無しハードバルサと粗同じ重さです。木目の方向が翼弦に沿うバルサ材は翼弦方向には指向性を持っていますが、翼厚方向は座屈荷重には大変弱い・・・。此れに対してラワン材のリブは、木目の方向を90度変更して貼り合わせたサンドイッチ構造ですので、この圧縮方向の荷重にもある程度耐えられます。その性質を残しつつ軽量化させるには、画像なまでの肉抜きが不可欠と成ります。
 
● 画像のスパー材はメインスパーを貼り合わせた時に出た残骸です。ダブルの面とシングルの面の両方が混在した端材です。これ等を利用して嵌め合いをヤスリで調整しています。一々・・・メインスパーに合わせるよりも楽でっせえ~・・・。同じ状態のスパーが治具に固定してあるから可能な作業です。端材は捨てずに残しときましょうね。
          
● リブの後縁側は比率に沿って揃っているのに・・・前縁側は途中で屈折していますね。これじゃあ・・・前縁材は直線配置には成らないだろう!って思うでしょう・・・。ところが、原寸図面では後縁側に段が付いてます。今の状態では、メインスパー材にリブが直角でハマっているのでこうみえるだけなんですよ~・・・。本機の前縁はリブに対して直角・・・メインスパーは2度の前進角が付いた状態で構成される弱性の前進翼とも言えます・・・。前進翼の特長って何でしたっけ???・・・。翼端失速が発生しませんでしたね。よって・・・主翼は捻じり下げを入れる必要がない・・・。捻じれの無い素直な主翼を作れば良いんですよ!・・・。

● でも・・・勘違いしないでくださいね。主翼の迎角が大きく成る姿勢の時は、揚力よりも抗力の方が増えるので・・・機体は失速します。失速特性って言葉を知ってますか?。垂直尾翼が適正のサイズならば、頭を大きく上に向けて失速しても・・・其の失速に入った方向のまま、素直に機首を下げます。垂直尾翼の面積が足らない場合は・・・どの方向に転がるか解らないので、最悪・・・スパイラル(きりもみ状態)に入って操縦不能に成りますよ。此れが・・・高度の低い状態で起きた場合・・・機速が回復して水平状態まで戻せたとして・・・お仲間さんや、状況を知らないギャラリーが間近に迫った場合・・・幾ら、「其処!どけえええええ!。」って叫んでも手遅れかもしれませんね。もしも・・・事故った場合・・・その場に居合わせたギャラリーに対して、「そんな所に居たお前が悪い!。」って、暴言を吐けますか?。其れはその機体を自作したオーナーモデラーが悪いんであって、たまたま居合わせたギャラリーが悪いんじゃあ無いですよ・・・。

● 本機(ASK-8)の垂直尾翼をご存知のモデラーさんは、その馬鹿デカさに一様に驚いてます。見た目一発で失速特性の良いデザインだって見抜くでしょうね。弱性の前進翼なので翼端失速が起きない・・・もし、スポイラーで減速しても揚力を維持出来るスピードならば、エルロンは最大限利いていますし、デザイン的に大きい垂直尾翼のお陰で直進性は抜群!。機首上げ失速時も素直に頭を下げるので、着陸コースから外れない・・・。若きモデラーよりも昭和生まれの大御所さんに、本機のオーナーさんが多いのも頷けますなあ・・・。
 
● 「トンビさ~ん・・・。K8のスピードブレーキ・・・上手い事組めないよおおおお!・・・。」っと、お仲間さんからの電話が・・・。聞けば、ベーク板の部品を組み合わせて可動体を作る過程で・・・キット付属のスリーブがきつくてベーク板に入らないから、手持ちのミリサイズのドリル刃で孔を開けたら・・・今度はブカブカに・・・。オマケに孔を開けた縁のベーク板が剥がれて、歪なお皿状態が出来ちゃった・・・ってか!・・・。アルミ板や木材みたいにムク材だったら、こういう事態には成り難いのですが・・・このベーク板は薄い樹脂板を特殊接着剤で何層も重ねて固めた積層板です。よって・・・切れないドリル刃や角度の急なドリル刃を使うと、最後の層が荷重に耐えられず剥がれ落ちてしまいます。ベーク板をボール盤で加工する時は、浅い角度(進角の事)のドリル刃(チタンコートの硬材用ドリル刃(インチサイズ)を使うのがベストです。

● あれほど近似値とはいえ・・・ミリサイズのドリル刃は使うな!って念を押したのに・・・。孔が大きく成ったらスリーブをミリサイズに交換して、ビスも交換しなきゃ駄目だなあ・・・って言ったら、「孔径2,5mmピッタリのスリーブって何処で売ってるのおおお?。」ってか!。そないなモン・・・自分で金属パイプ取扱店で探してくれい!。東大阪の上小坂に二畳スペースの小さいお店が有るから・・・。そして数日後・・・。「やっぱり・・・ピッタリの・・・無かったよおおおおおおおお!。」・・・平成生まれのモデラーさん・・・、昭和の黎明期の大御所の爪の垢、煎じて飲め!って言いたい!。もっと歩いて探せ!。他力本願にも程がある・・・。

● まあ・・・ね。世の中のモデラー諸氏・・・。このフレイヤのベーク製のスターボード・ブレーキの組立には、日本国内だけじゃあ無いみたいですなあ・・・苦労してるの・・・。よって、もう少し簡単構造のスライド型スターボード・ウィングブレーキを、画像の材料で自作してみましょうかね。機構はフレイヤのブレーキと同じですが、駆動するサーボの動きは前作のフロッシュと同じサーボ配置で作動します。よって、ロッドによる駆動が無い分機構は超簡素化!・・・。平成のモデラーから馬鹿にされても文句は言えませんが、昭和の作れるモデラーには大変喜ばれるでしょうなあ・・・。市販のスパイラル駆動によるウイングブレーキの泣き所は、取り付けるグライダーのサイズが限定される事・・・。スパン1800mm以下の機体には、サイズ的に入れられない・・・。しかし・・・このブレーキは簡素化構造だから、大型機にも組み込めるし・・・小型機にも組み込める利点があるんだなあ・・・。構造が簡単だから鼻で笑われるかもしれないが、笑った人でも必ず複製して使うだろうと思います(笑)・・・。構造と図面は仕上がってるけど、製作記事はもう少し先になります・・・。
 
● 主翼の中に・・・こういう位置で組み込め!って指示なんですが、翼下面にはどういう状態で固定するのか?・・・って記事の解説が文章のみなので、読めないモデラーには取り付け方法の詳細は皆目見当も着かないだろうなあ・・・。翼の上面に平行配置に成る様に埋め込むんじゃないみたいですなあ・・・。って事は・・・スポイラー上面に貼り込むバルサ板は、斜めに削れ!って事ですなあ・・・。

● 図面指示では余分なリブを切り取って翼下面までの貫通溝を作る様に記載してるんだが・・・。って事は、このスピードブレーキ本体はどういう固定方法に成るのか・・・そういう指示が解説図で欲しい所なんですが・・・何処にも無い!・・・。取り付け方法は、個人モデラーに・・・お・ま・か・せ・💛・・・ってかあ?。
 
● ね?・・・スピードブレーキの取り付け位置の床・・・無いでしょう?・・・。さてさて・・・どういう固定方法にするのか・・・自作するにしても・・・此処から考えないとなあ・・・。ベーク板構成のオリジナルブレーキを取り付けるも・・・簡素化して軽量構造の自作ブレーキを取り付けるも・・・着陸の度んびに衝撃で床が抜けてブレーキ本体が落っこちてたらシャレに成らねえぜい!。
 
● 本機キットのダイカット抜き残骸を加工して、画像の様な物体を作りました。此れはリブのピッチゲージです。本機の主翼はリブ配置が中央から翼端まで・・・等ピッチで配列されていません。スポイラーを有する内側翼とエルロンを有する外側翼とでは、リブ間のピッチが変化しています。よって内翼のピッチは72mm間隔・・・外翼のピッチは47mmに調整しています。ただし・・・此処に記載したリブ間のピッチとは、リブの厚みの中心から中心という意味ではありません。あくまでも、リブ材側面同士の間隔です。
          
● このピッチゲージは嵩を高く作ってあります。ピッチ72mmというだけでは無く・・・定盤から垂直に成る様に両方の側板を取り付けてありますので、リブ同士は必ず平行配置となります。厳密に言えば・・・テーパー翼なんですからリブの厚みも変化しますので、僅かに傾けないと綿密な取り付け状況とは言えないのですが・・・。その角度が(0、758度)とかいう数値なので、省略しました。ネット物知り博士の皆さん!・・・大いに馬鹿にして下さいね(笑)・・・。
 
● 実際に組み込みを始めました。基本の接着剤は木工白ボンド(速乾タイプ)を使ってますが、接着するのがメインスパーの凹溝と後縁側の10mm程度なので、白ボンドのはみ出た部分を掃除したら・・・瞬間接着剤の高粘度を垂らしてターボ(促進剤)を吹き付けています。後縁側は後縁材の内13mm程度しか接着しません。後縁材のバルサシートが1,5mm程度の厚み・・・此処にラワンベニヤのリブを置いて、マチ針で留めようとしても・・・確実に固定するのは至難の技です。こういう場合は、画像の様にバルサのシートを、幅15mm程に製材してからクリップでリブ毎挟みましょう。これで圧着完了!・・・。

● 片翼のメインのリブ材が32枚・・・。補助のリブ材も全て入れると片翼50枚近く成ります。此れが両翼分で100枚前後・・・まあ、こんな大型機でも・・・ヤフーブログの番長さんの自作大型グライダーには・・・敵わない・・・。
          
● 上記製作の外翼用ピッチゲージでは、翼弦方向の間隔に対応出来なく成りましたので。47mm幅のピッチゲージをもう一つ作りました。本機の後縁材となるバルサシートは幅30mmありますので、ゲージの一部を切り欠いて後縁シートの下に潜り込ませる構造として解決しました。

● 一機だけの為に大袈裟な~・・・って思ってるのは、大型クラスのグライダーキットを作った事の無いモデラーさんの考える事・・・。此れは、大手メーカーのキットを沢山作ったモデラーならば、既に気づいていると思います・・・。同クラスの機体キットの場合・・・主翼のリブピッチは、メーカー毎に違うんですが、機種ごとの製品は同メーカーならば・・・同じピッチを多用します。機種は違っても主翼のスパンが似通ってたり・・・翼面積が同じ位の機種同士ならば、同じピッチにした方が全備重量も大きく変わりませんし、使う材料・・・例にとればバルサシートの枚数も大きく差が出ませんしね・・・。よって同クラスのグライダーキットの価格が、多くの機種に対して同価格となる唐栗は・・・こういうメーカーの裏技があるんです。

● ガルモデルの・・・あの・・・数ある機種のラインナップ・・・何種類かのスパン(翼長)毎に、リブピッチが同じだったとは・・・其処まで深~く、一条さんの青刷り図面を解読したモデラーさんは・・・何人位居るんだろう・・・。よって、このフレイヤのキットも同じ事が言えるんですが・・・同社の同クラスの機体ならば、同じピッチの可能性は大でしょうね・・・。よって、次に作るだろうフレイヤの機体で同クラスならば、この抜き残骸の材料で作ったピッチゲージは再び活躍するでしょう・・・。
 
● ゲージの外幅は同サイズなんですが、長さが20mmほど短く成ってます。何を言うか!10mm位しか縮んでないやんか!・・・って突っ込む貴方は、この主翼の全体が見えてません(笑)・・・。ゲージの本体は10mm位しか短く成ってませんが、必要なのは上部の四角形・・・。翼端リブの間隔は47mmなんですが・・・コード(翼弦)方向の間隔は45mmしかありません。よって45mm以下にしないとゲージの役目を果たせなくなりますので・・・こういった形状になりました。
 
● ブラケット等が邪魔をしてゲージが入らない時は、こういう状態でも確実にゲージとして機能します。ゲージの形状を台形にしたのは、こういう場合に対応させる為です。床面積のみで扱う治具では無いんですよ・・・。その為に、こういう複雑なデザインとなっています。博士!中々面白いでしょう・・・。「俺なら・・・こういう面倒臭いモン作らんわい!。バルサブロックで作れば簡単やんか!。」・・・ってか?・・・。だったら、そうしなはれ!。定尺80×80mmのバルサブロック・・・基本450mmだから、一本3000円位かなあ・・・。どうやってぶった切って、幅72mmと47mmに仕上げるのか・・・。卓上糸鋸盤では高さが足りない・・・。ノコギリで切ってカンナで仕上げて・・・って何分位で出来るんだろう・・・。このゲージは三つで25分で出来ちまったぜい・・・。オマケに抜き残骸だから新たな出費はしてないし・・・。
 
● メインスパーにリブを嵌め込む作業中・・・当工房の場合は、木工白ボンドを多用します。凹んだ溝に木工ボンドを塗り込んで嵌め込むと・・・画像の様にボンドがはみ出て来ます。このはみ出たボンドなんですが、スパーの裏側(画像なら広い方)に溜まる分なら完全に硬化してガチガチに成っても、然程次の作業には影響が出ません・・・。ところが、機首側に面したスパー材の薄い方(厚さ3mm位)にボンドが溜まって硬化してしまうと、リブ間と上下スパーを覆う補助パネルを付ける際・・・邪魔になってしまいます。よって、この面は必ず綺麗に掃除しておきましょう・・・。
                    
● 両翼で60枚のリブ・・・貼り込み完了・・・。まだまだ難物の・・・主翼中央3枚リブ(厚さ4mm強)の接着固定が残ってます。単純に3枚貼り込めば・・・出来ないんですよねえ・・・。リブ2枚を斜めに貫通する角型の縦通材(ドラッグスティ)の取り付けと加工・・・更に・・・前進角のメインスパーに平行配置に成らないカンザシパイプの取り付け・・・もう一つオマケに、上反角分に合わせて中央リブを傾けて・・・ダメ押し一発の主翼後部に取り付ける、補助のカンザシ・・・丸パイプを埋め込まなければなりません・・・。

● 一番面倒臭い作業は、この補助カンザシのパイプを左右の主翼に埋め込む工程です。このパイプを繋ぐピアノ線には上反角が付けてない直線なので、リブ側のパイプ孔に上反角を付けなければなりません。実はこの細かい作業が一番難しいのですよ。何故なら・・・左右の主翼をメインのカンザシで繋ぎ・・・主翼の捻じれをキチンと調整してからでないと接着不可能だからですよ。その為には・・・左右の主翼をメインのカンザシで繋いだ状態で、胴体にボルトで固定してからでないと・・・パイプの細かい孔位置の調整とエポキシによる接着が出来ない・・・。スパンは3750mm・・・。工作場は3600mm・・・。翼長が工作場の最大寸法をオーバーしてるので、ベランダ作業に成るんです・・・。雨がぱらついても直ぐには分解できないので、バルサが水分を含んだら膨張するし・・・、よって、最大の難物作業に成るんですよねえ・・・。う~む・・・熊った熊った(困った・・・)・・・。(Part-17に続く)