Ask-8 (Alexander Schleicher) 主翼の組立・続き Part-21
 
● 主翼のプランクにはマチ針を多用していましたが、今回はそのマチ針の数が尋常なく多いので・・・マチ針に代わる工作方法を試してみましょう。若干ですが・・・古巣のEZ工法をかすめる様な治具に成ろうかと思います(笑)・・・。主翼を八等分すると、約230mm程度に区分出来るんですが、その数値に近い場所にあるリブの寸法でプランクシートを押さえる為のゲージを作っています。

● まずは・・・プランクする面・・・補助前縁の先端からメインスパー後部までの各リブの寸法を測ります。この寸法の中心を測って画像の様な形紙を作りました。
 
● 黒い矢印で指定したリブは16番です。このリブ材を例題として説明します。画像の様に内寸で差し込みますので、今度は補助材の内側とメインスパー前部までの内側の寸法分を切り取って差し込みます。この状態で翼型のカーブに合わせて鉛筆でラインを引きます。
 
● このマチ針を最小限に使用する省力化プランク法には、以前紹介したビニール素材のモール材を組み込みます。よって、このモール材がリブの翼弦の均等なテーパーで圧着できる様に、ガッチリと勘合させてしまうゲージ板が必要に成るのですよ。多分・・・自作機のみならず、飛行機のバルサキットを沢山組立てて来たヤフーブログの自作モデラー(ラジ絶さん)(番長さん)(ニンバスさん)・・・そして、南阿蘇の大御所(あそBoyさん)達は、形状は違いますが同じ様なプランク治具を模索された事がある筈です。

● 取り敢えず・・・タタキレベルのプランク治具を作りますので、もっと扱い易い治具に進化させてブログ掲載をお願いします。材料を変えれば、糸鋸盤も特殊な素材も使わなくても良い治具が出来ると思いますよ。ただし・・・このプランク治具を突き詰めて行くと・・・結果的に、EZ工法の組立治具にモロに形状が似てしまいます。その様な治具まで進化し、此の治具を使って量産し販売すると・・・特許侵害も考えられますのでご注意下さいね。

● 大陸のある国で・・・このEZ工法のバッタモン飛行機が発売されて問題になった事があります。多分・・・海外のモデルショーで展示された組立治具を、そっくり其のままコピーしたんじゃないかなあ・・・って言われてます。こ自分で作って飛ばす分にはトラブルは発生しませんが、このEZ工法を使えばバルサキットの生地完成の量産も可能にしてしまう・・・恐ろしくも魅力のある省力化治具です。

          
● 今回も本機ダイカットの抜き残骸の余白から材料取りしてま~す。厚さは3mmのラワンベニヤなんで、わざわざノコギリでチマチマと切りだすのかよ~・・・って思ってますか?。ところがですなあ・・・このラワンベニヤが国産品ならば、たぶん・・・切り出すのは至難の技・・・。こんな材料使わずに・・・共芯のシナベニヤ使って糸鋸盤で切れば良いじゃん!・・・。と思ってるモデラーは多いと思いますよ(笑)・・・。でもねえ・・・。この舶来品のラワンベニヤ・・・物凄くモロい・・・。細身のカッターナイフを使って4~5回なぞると、普通に切れちゃいます。どちらかと言えば・・・ガチガチのハードバルサの3mmの方が切り難いかなァ・・・。
 
● しかしながらこの舶来のラワンベニヤにも長所がありまして・・・。もろさを嘆くよりも切り易いと思った方が、その加工にも汎用性が増して来ます。もろくて柔らかいラワンベニヤという事は、バルサの材質で言えば・・・最悪なフカフカのソフトバルサと性質が似てまして・・・。このフカフカのソフトバルサの使い道って、サンドペーパーで粉にしてパテにしか使えないんですが、このラワンベニヤにしてはフカフカのバルサみたいな性質は、接着剤の浸透性が大変良いので・・・、低粘度の瞬間接着剤は良く染み込みますし・・・グラス張りの溶液ならばベニヤの木口から奥まで浸透し、ガチガチに固まるので・・・此れって肉抜きし過ぎだろう!って思う位の肉抜き度合いでも、ハードバルサ並みの強度維持が出来る不思議なラワンベニヤなんですよ。

● だからって・・・模型屋さんに出向いて・・・「舶来品のもろいラワンベニヤは有りますか?。」って聞いても、オヤジは「???・・・何だそれ?・・・。」って返答でしょうなあ・・・。結局の所・・・舶来のバルサキットを購入して、そのもろいラワンベニヤ自体と偶然お目に掛からないと、今回の様なラッキーは無理でしょうなあ・・・。国産のソフトバルサよりは強度が有って・・・ソフトバルサと同じ位に軽量で・・・尚且つ、接着剤が染み込むと頑丈に成るラワンベニヤ・・・なんて、国産品じゃ無理なんだよなあ・・・。よって、今回のキットだったからこういうミラクルも可能なんですが、今後も舶来のもろいラワンベニヤを輸入してまで自作飛行機を作ろうとは思いませんので悪しからず・・・。よって・・・上記の画像・・・糸鋸盤を使わずにカッターナイフのみで切り出しました(笑)・・・。 
● このゲージ盤は、三角形のモール材に跨ぐ様に固定するんですが、自分で自立してくれないとその効果を発揮できません。そこで、側面に5×5mmのバルサ棒を両面貼り付けて成形しました。ゲージ板の下面が翼型に沿ったアールなので、平面状の工作台ではまだ安定して立たせる事が出来ませんが、実際にプランクする時にその効果が得られると思います。
          
● このゲージ板を複製されるモデラーさんへのアドバイスを少々・・・。言われんでも知ってるワイ!って思ってるモデラーさんは、読めば読むほど気分が悪く成るでしょうから・・・読み飛ばして下さいね(笑)・・・。でも、意外と気づかないポイントだったりしますよ。ゲージ板のモール材の嵌るくり抜きは、翼型に合わせて其々の直角位置が変化します。そのモール材を配置する翼型に沿って其々くり抜き角度を決定しましょう・・・。

● モールを嵌め込むゲージ側のくり抜きで・・・モールの先端がゲージ板のくり抜きの頂点まで達したのに、完全なる勘合が出来なかった場合・・・抜いた角度はぴったりと三角形のモール材の頂点に合ってるのに・・・何故に完全に勘合しないのか・・・。それはですね・・・このモール材に原因が有ります。この三角形の中抜けのパイプ状のモール材は、抽出によって作られたパイプです。

● この抽出によるこういったビニール系のパイプは、抽出する前はペレット状の粒なんですが・・・此れを熱で溶かしてドロドロにした溶剤を、成型機から押し出して急激に冷やす事で形成されます。この冷やす時の微妙な温度変化で、溶剤が膨張状態ならばアール状に膨張したり収縮した一辺と成るため・・・僅かな角度で狂いが生じます。ゲージの頂点を正確に直角で仕上げたのに、上手くモール材が勘合しないのは・・・このビニール製のモール材が変形しているからです。

● このモール材を最初に紹介した時に、直角を含む二等辺三角形だと解説しました。使用目的として材料の圧着目的の押さえとしての機能はあるが、確実に直角が出ているとは言えないので、リブ組治具には不向きだと記載しました。上記の内容は、正にこの事を意味しています。

● 仮に・・・モール材の頂点がゲージ板の抜き孔に上手く勘合しない時は、抜きの先端を丸ヤスリで削って逃げを作って下さい。この方法なら・・・一応、モール材の先端は確実に抜きの頂点にハマりますので、ぐらつきは軽減されるでしょう。この技術は、何も私の独自の考察ではありません。航空機の板金修理の技術の一つとしてUSTO・・・JTO・・・テクニカルオーダー(技術指令書)に書いてあった整備方法の抜粋です。
          
● プランク作業に入る前に・・・やっておかねば成らない工程があります。メインスパーの前後の木口と隣り合わせのリブ側面に接着固定する補助スパーの取り付けです。この補助スパーの取り付けには諸説ありまして・・・。主翼のプランクを行う前に貼り込む手順と、翼リブの下面を貼ってから取り付けた方が接着面が増えるので丈夫に成る・・・。まあ・・・色々とモデラー自身で其々の順番は異なるみたいですね。

● 実機の主翼の組立手順を例に挙げれば・・・まずは、骨組み優先・・・。治具に其々の部品をボルトで固定したり・・・バイスで挟んだり・・・と、完全に固定してからリベット留め・・・もしくは溶接・・・と成って行きます。そして最後に翼両面のプランク・・・。実機の場合、プランク材の事はスキン(肌)という言い方をします。

● 実機のメインスパーは、H型構造材の場合が多く・・・上下にリベット固定用のフランジの付いたチャンネル材を背中合わせに二枚貼り合わせて、H型構造を形成します。この構造により・・・翼リブは、メインスパーを境に前後分けにする場合が多いですね。更に補助スパーがメインスパーの前後に入る場合は、その翼内に取り付ける部品の数にも寄りますが・・・更に細分化する場合もありますし、薄い翼厚ながら燃料タンクを搭載する場合は・・・細分化したリブの構造だから取り付けが可能な場合があります。

● 当工房の機体の製作記事を見た閲覧モデラーからは、このスパー補助材はどのタイミングで取り付けるのが良いのか・・・といった質問も少なくありません。特に主翼に捻じり下げを付ける場合・・・プランク材を両面とも貼り込んだ生地完成後のフィルム貼り込み中に、熱を加えたフィルムの収縮力で捻じり下げを付ける方法と・・・プランク前のリブ組の骨組み状態で捻じり下げの付いた治具に固定し、プランクを行う方法等・・・どちらが良いか?・・・って類の質問なんですが・・・。

● 主翼の骨組み具合が比較的に弱い場合は、フィルムを貼り込んだ後・・・翼を捻じった状態で表面化するシワを新たに収縮させて取り去る方法も有効だと思います。しかしながら・・・この方法は夏場の気温の高い炎天下の飛行場に駐機すると、太陽の熱でフィルムが緩み・・・捻じる前の主翼に戻ってしまう傾向にありますので、私はお薦めしません。

● やはり・・・実機の主翼組立と同じ手順で、骨組み状態の時に捻じり下げの調整(テーパー状のカイモノ)を行った条件での翼の両面プランクの方が良いと思います。この後方は、実践したことが無いモデラーには浦島太郎状態ですので、世界中の自作モデラーさんのページをネットで探して下さいね。色んな方法が載っていますよ。
 
● 本機の解説書には捻じり下げの指示は記載してありませんので、捻じる必要の無い構造でのプランク作業を行えば良いと判断しました、主翼の平面図から見れば前進翼には見えないんですが・・・メインスパーの取り付け角度が、主翼前縁に対して2度の前進角が付いている所から・・・弱性の前進翼効果を狙った目的が有るのではと?・・・と思います。前進翼は翼端の方が翼根よりも主翼の前方に位置しているので・・・翼端失速は有り得ない・・・(笑)・・・。

● 上記画像は本機の補助スパーの取り付け状況を、解説書から抜粋して実寸の形紙に記載したものです。21番リブを境にメインスパー前方は、全てのリブ間のスパーを補助材で覆いますが、このリブを基準に・・・翼根側を(1/32=約0,8mm)のカバベニヤを貼り込み、翼端側を(1/16=1,6mm)のバルサで貼り込みます。メインスパー後部には16番リブからスピードブレーキのユニットが収まる翼端側のリブ25番までを(1/16=1,6mm)のバルサで補強します。

● この原寸図面から見ても・・・不思議な構造してるなア・・・って思うのは私だけでは無い筈(笑)・・・。何故にプランク材の貼り込みが、各スパー材に全被せではなく・・・半被せなのか・・・。国産キットではお目に掛かる構造では無いので・・・不思議ちゃん状態に陥ってるモデラーも多いみたいですなあ・・・。まあ・・・一つ考えられる事として、本機にはリブキャップが当たり前に装着されてます。このリブキャップに対して・・・ネットのお若い博士の皆さんは、初心者さんの組立におけるリブ材のボロ隠し・・・って言ってるみたいだけど・・・果たしてそうかな?。バルサ製グライダーを作る下手くそ程・・・リブキャップをつけたがる・・・って、飛行場で吠えた博士が居るって聞きましたが・・・。

 
● 両翼共で合計80枚以上のスパー補助板を一枚ずつ成形して嵌め込んでいます。スポイラーサーボのリードハーネスの通る孔も開けました。この片翼8区間の補助材は(1/32インチ=約0,8mm)のカバベニヤを貼り込みましたが、上下が底無しのスポイラー搭載スペースを作る上で、かなりの荷重が予想されます。よって・・・バルサの補助板は木工ボンドで接着しますが、このカバベニヤの補助板区間のみは、エポキシ接着剤を使います。私の使うエポキシは1時間硬化タイプなので、こういう箇所の接着には大変便利です。購入先は・・・大阪の永和町・OK模型本社の県道挟んだ向かい側・・・。

● 購入する時は大容量のチューブタイプ(1セット=¥3000)をひと箱6セットで購入してます。元来・・・通販はやっておりませんが、昔のよしみでお世話に成る時もあります。ヘックスビスなんか・・・単品買いが出来ますので、お近くのモデラーさんはお店に出向かれた方が早いかもしれません・・・。
          
● 本機の場合は、画像の様なポリプロピレン(直径12mm)のパイプを張り巡らして、リードハーネスの後入れを可能にします。クーラーのドレーンホースの方が柔軟性は大きいので、小さいアールにも対応するんですが、じゃばら型なので・・・途中でコネクタが引っ掛かった場合・・・ガッチリ噛み込むと、修正不能に成るかも知れません。よって今回はこのパイプを使いますが・・・此れが・・・指向性が強過ぎて、全く曲がらないので・・・方向転換用のジョイントを作る必要もありますね。

 
● 此処まではメインスパーを挟む様に取り付ける補助スパーですが・・・此処から翼端まではスパー前部の片面のみの補助スパーの取り付けとなります。過去・・・何処かのブログの製作記事で見た事があるんですが、本機の様に主翼の途中からリブ間のピッチが変化する主翼を組んでいるモデラーさんがいました。

● 製作記事はどんどん進み・・・順調かと思ったんですが、途中でストップ・・・。♫何でだろうおおおお!♫・・・と、記事を読んでいたら、スパー補助材の枚数が足らない・・・絶対メーカーが入れ忘れてる・・・。大手メーカーが手抜きするって許せない!って糾弾してましたが・・・。やれやれ・・・。この管理人さん・・・平成生まれのネット物知り博士・・・でした。玄人っぽい内容の記事を書くので、若いのに相当なラジコン狂だなあ・・・って思ってたんですが・・・。まあね!コメント書きの人数が尋常じゃない位に多い博士さんなのですが、教祖気分で気持ちが大きく成った果ての勇み足・・・。まるで原始人みたいな脳みそだなあ・・・。

● 途中でリブ間のピッチが狭く成ってるのが、本機の主翼構造なんですが・・・。本機の場合は、此処までのリブ間は平均72mmまで・・・。材料のバルサシートの幅は78mm・・・。これを最大リブ間の72mmにカットして其々微調整して仮止めしてます。そして此処から翼端まではリブ間のピッチが狭くなってます。博士がブログでぶ~垂れた内容ですが、テーパー配置のスパー補助材なので、本機の様に一枚のシートで複数の高さの違う補助材を切り出して貼り込めと指示して有った様です。

● 本機の場合だって・・・リブ間ピッチは72mmなので、幅78mmのシートは寸法カットしないと入りません・・・。結局・・・博士は、主翼中央の最大の高さ(幅)で、全てのリブ間に貼り込む補助材を切り出しました・・・。こういうタイプの補助材の寸法カット後の必要枚数入れ・・・は、ダイカットのキット・・・レーザー加工のキット・・・両方のキットでは当たり前の内容でしたので、博士ご本人の見解は、メーカーが面倒臭がって、広いバルサシートなんか入れて手抜きするから・・・こういう場合にモデラーが困るんだよなあって愚痴ってました・・・。其処に・・・お仲間さんの擁護のコメントが拍車を掛ける・・・。・・・誰も気づかない愚かさ・・・。この管理人さんも・・・閲覧してコメント書きしてるお仲間さんも・・・宇宙人みたいな高等技術と知識でお話ししてますが・・・。もっと宇宙人らしく、頭を使え!って言いたいですなあ・・・。
 
● 本機の残りのリブ間は片翼分で20か所・・・。此れを幅72mmのシート其々の幅切りでカットすると・・・成る程!ネット物知り博士の言う通り!・・・数が足らなく成ります。しかし・・・此処でぶ~垂れるのは教祖気分の博士さんだけで~す(笑)・・・。此処までのリブピッチは平均72mmでしたが・・・此処から翼端までのリブピッチは、平均42mmです。78mmのシートをスパーの高さ分ででテーパーカットしたとしても・・・材料は足らなく成ります・・・。

● だったら幅78mmのシートを二枚繋いで156mmにして・・・52mmで三等分の幅切りしたら・・・数は充分採れるんですがねえ・・・。必要ピッチは42mmなので、切り落とす寸法は10mmです。78mmをカットしたら廃棄処分のバルサは36mmですなあ・・・。これじゃあ・・・この寸法の補助材は使えません・・・。博士!もっと宇宙人的にモノを考えましょう(笑)・・・。

● 因みに過去・・・封切られたハリウッド映画に、ジョディ・フォスター主演の(CONTACT)って映画が有りましたね・・・。ベガから送られて来た電波を解析していたら、素数に紛れて図面のデータが送られて来ました・・・。ところが、地球の科学者が送られて来た図面データを、平面上で繋ごうとしても・・・どうしても一か所だけ繋げない・・・。其処に救世主が現れる・・・。政府に嫌われていた武器商人の日系アメリカ人のMrハデン氏が、「もっと宇宙人的に・・・ベガ人的にモノを考えろ!。」とアドバイスしました。平面上では繋げない三枚の図面は、立体にすると全部が繋がり・・・此れをサイコロの形の正立方体にして対面する二面同士の図面を合体すると正式な組み立て用の設計図と成りました・・・。要するに・・・モノの見方は一つじゃ無いって事ですよ。
 
● 二枚繋いだシートを三等分しました。まあ・・・数ミリの寸法違いは有っても、ピッチ間42mmには対応します。78mmシートのままだったら翼端側のリブ間5枚分ずつ両翼分の補助スパー板が足らなくなったところですが・・・三等分したので、計算上二区間分の余裕が出来ます。枚数は片翼4枚(78mm時)から現在は片翼6枚(52mm)分と増えた事になります。まあ・・ね。面倒臭い加工には成るんですが、多分本機の設計者リチャード氏も、コスト低減の為に敢えてこういう方法を使ったと理解しときましょう。
 
● 全ての補助スパー板の加工が済みました。この加工・・・夜中にやってます・・・。夜中だったよな?・・・。何せ・・・一週間前の製作画像なもので・・・。時系列がやっぱり・・・ファジー(曖昧)気味ですなあ・・・。福島盆地の中の、磐梯山の麓辺りにフルーツラインっていう国道が走ってまして、その道の両側には果物農家さんが鈴生り状態・・・。平成26年の6月から、この農家さんの家屋の除染作業に入った訳ですが、この地区の除染中に上空では実機のアクロバット機がギンギンに飛んでいました。ブルーインパルスじゃないですよ・・・。レシプロのパイロンレーサー機です。NHKの深夜に放送している、空のF1と呼ばれるエアレースなんですが、日本人選手が参戦してます。そのフライヤーさんのホームが、福島スカイパークにあります。休日に愛車を走らせて飛行場の見学に行きましたが、・・・盆地側からは全く見えませんが、山の稜線を綺麗に平地にして作られた1000メートル余りの飛行場でしたよ。

● イベント時にはラジコン飛行機もブンブン飛んでるみたいですし・・・ホームページもある様ですので、一度見学されてはどうでしょうか・・・。福島県は・・・何処も人が住めない位の高濃度放射線が充満している・・・なんて、此方島原半島のジジババ様達は、口々に言い散らしてます・・・。福島駅周辺やら大賑わいなのに・・・其れは原発事故前の映像を上手に編集して放送している・・・って本気で口にするオババ達も未だに居ります・・・。

● 東北新幹線に乗った乗客は、福島駅に停車したら降りない乗客は全員息を止めているとか・・・外出する時は、全員白い燕尾服を着て防毒マスクを着けないと危険だとか・・・馬鹿じゃねえか?。こういうジジババが街のご意見番やら有識者ってんだから、早く全員・・・天に召されてくれんやろかねえ・・・って思ってます。若者を留まらせる魅力のある就職先も殆ど無いから、どんどん都会へ流出して、生まれ育った両親在宅の自宅は、没後空き家状態に・・・。何とかして住民を増やさないと税収が・・・。空き家に東北の被災者を優先的に・・・って頑張ってはみたものの・・・。長崎の原爆被災者が避難する為に我が町に来たら・・・村八分で虐め倒した人達の子孫さんですよ。「放射能の移るけん!近寄んにゃあああああ!。」ってやってた人達のお子様たち・・・。其れが現在のお爺とお婆様達です。もし東北の被災者さんが移動して来たら・・・虐め倒して村八分・・・やるだろうなあ・・・。其れが解ってるから・・・誰も移動して来ません・・・。除染現場に三年行ってた私でさえ、一部のご老体連中からは毛嫌いされてるのに・・・。私は確かに・・・三年も除染やってたんだから相当被爆してると思うんだが、避難して来る被災者さん達は被曝するのが嫌だから移動して来たいのに・・・。よって被災者さん達は、被爆していません・・・。ホント!我が町の差別意識・・・未だに根深いなあって思うのは可笑しいか???。
 
● メインスパーの前後に補助板を取り付けるリブ区間は、上下方向と裏表が解る様に表示しています。今回はカラースモークのトランスパレットのフィルムは貼らないので、見えても別に困りませんが、日頃の馴れとは恐ろしいもので・・・透明フィルムを貼ってからしもうたあ!って成らない様に、何時ものルーティーンで作業する事を心掛けています。
 
● この補助板の貼り込みなんですが・・・、主翼が長ければ長い程、補助板の取り付け中に上下のメインスパーが捻じれ易くなります。この捻じれなんですが・・・此れが硬化の最中に起きたら、もう修正不可能になります。捻じれ難い方法で硬化を待つならば、
前縁を下にして大き目のクリップで脚を作り、立たせた方が方が良いでしょう。

● あれ?・・・また、メール着信・・・。何と!GANBAの在庫お~???・・・。誰に聞いたんだろう・・・新型流線形胴体の事・・・。見た目がリアル河豚🐡ボディのガンバは、国内生産も国内販売もしていないのに・・・。ネット普及後の模型業界は、色々と不思議な事が起きるんですなあ・・・。DF仕様のリアル🐡・・・国内販売してないので、当工房には在庫がありません。(Part-22に続く)