Ask-8 (Alexander Schleicher) スポイラーの工作 Part-32
 
● ブラケットのスペーサーと成るキャラメルの両面に、両面テープを貼り込みます。この作業についてなんですが・・・前ページでも述べました様に組立ててから貫通孔を開ける為、両面テープで貼り付けたキャラメルブロックは其の箇所にしか対応が利きません。何故なら・・・手切りで加工しているので、寸法誤差が大きいからです。NCのボールフライスを使えば(1/1000)精度で孔を開けるので、部品ごとに加工プログラムを組めば全部共通で使えますが、手切りはアナログなので誤差が出ます。
 
● 現在のユニットは、穴開けの為だけの仮組なんですが、薄手の両面テープは貼り合わせるという作業には対応してますが、せん断方向の横の荷重には対応できません。穴開けの最中に樹脂製の材料ばかりの組み合わせなので、ズレる可能性もあります。こういう場合の対処法なんですが・・・このPVC樹脂は熱には弱いんですが・・・有機溶剤にも弱いという性質があります。ナイロン樹脂だからです。ただ・・・一時的に狭い範囲での使用なら、その狭い範囲のみを溶かして溶着という裏技があります。スコッチの両面テープがケロイド状になってボロボロになってしまうアセトン溶液を、細い筆先でちょこっとだけ塗り込むとスポットの溶着でズレ難くなります。付け過ぎると・・・全体が溶着するので剥がせなく成りますよ。
 
● 2mmのドリル刃で貫通孔を開けます。一気に開けると必ずどれかの積層材が逃げるので孔がズレます。なるべくトルニャード(カールした切り屑・・・三河弁のモデラーさん命名)が出る様に少しずつ加工しましょう。貫通孔なので所謂バカ孔です。よってナットが無いと形状が安定しません。因みに・・・パチスロのニューパルサーの事を、愛知県ではニャーパルサーと言うそうです。
          
● ちょこっと画像がボケてますが・・・。2mmのビスに対応できる自己欽定型の代用ナットです。OK模型のフレキシブルロッドのインナーパイプで代用しています。捻じ込むとこの代用ナット自体が、どんな振動でも衝撃でもナット自身では緩んで来る事はありません。EP-GANBAの試作機のメインギヤを、ねじ切りロッドアジャスターで代用したんですが・・・タイヤストッパーの代わりに、このインナーパイプを捻じ込んで使いました。

● 今でもこの製品は汎用性が良いので、色んな所に使えますよ。リンディシリーズは、全ての機種に曳航フックの捻じ込み台座として使ってます。二個以上を噛み合わせて接着すると、噛み合わせが悪くて動かないギヤの集合体と成りますので・・・こういった使い方に代用できます。詳しくはリンディの製作記事をお読みください。

● このインナーパイプは寸切りビスを捻じ込んでも二本を結束する事が出来ます。このつなぎ目にコントロールホーンを入れて繋ぐと・・・別の可動部分を作る事も出来ます。空野彦吉さんの機体に頻繁に登場する、主翼のフラッペロンと水平尾翼のエレボンを連動して作動させる相反エルロンのリンケージにも転用できます。ジェット機のスケール機なんですが、重心位置の関係上・・・後部胴体にメカが集中します。主翼と水平尾翼の間にサーボを配置してミキシングすると、サーボ二つで四つの舵面が其々連動して動かせる機能です。

● 送信機にコンピ~たあ・・・が内蔵される以前・・・ミキシング機能も搭載されてない送信機の時代に、SANWAから発売されたぶら下げボックス(マッチ箱位・・・)のサーボミキサーが発売されました。私が自衛隊に入隊したての頃だから、昭和53年くらいだったと思います。エルロンサーボとエレベータサーボのハーネスを、このマッチ箱に差し込んで受信機に繋ぐとあら!不思議・・・。二つのサーボが同時に動く・・・。このマッチ箱を搭載して相反エルロンを作動させていました。Sea&Skyで見たんだっけなあ・・・。デュアルレートスイッチも・・・重複ミキシングも搭載されてない送信機の時代に、こういうハイテク機能で飛行機をガンガン飛ばしていたのが空野さんですよ。近代ジェット戦闘機は、この時代以前から相反エルロンを使用していました。知らないだろうけど・・・亜音速戦闘機も一部の機種には使われていたそうですなあ・・・。ファントムだって同じ・・・。外翼に動翼が無いでしょう?・・・。内翼のフラップはフラッペロンでも機能し・・・下半角のフライングスタビレータは、エレボンとしても動きます。だから横安定(ロール軸)が機敏なんですよ。期間は短いけど・・・歴代のブルーエンジェルスでも活躍してましたね・・・。

● どういう風にリンケージするか皆目見当が着かねえ…って人は、フラップとエレベータを連動したCL機(コントロールライン=Uコン機)を見て下さい。フラップダウンでエレベータがアップ・・・此れってピッチ軸の反応を機敏にする機能なんですが、左右の主翼に其々単独でエルロンサーボを搭載して、この動きを参考に主翼にフラッペロンのミキシングを掛ければ・・・動きはUコンの機能と同じに出来ます。よって、フラップをエルロンと同じ動きをさせれば・・・エレベータもエレボンと同じ動きをします。よって!サーボ二つで事足りるんですなあ(笑)・・・。単純でしょうが!外部ロッドで繋げば・・・。舵面の動きを確認・・・操縦感覚を確認したら、今度はご自分の愛機に移植すれば良いんですよ。内部リンケージで・・・。
          
● ね?・・・簡単でしょ?・・・。近代ジェット戦闘機はほぼ全機種相反エルロン機能は着いてます。一昔前なら(F-5eクーガー)にも付いてたし・・・(F-20タイガーシャーク)にも付いてたっけかあ?・・・。比較的主翼のスパンが短い戦闘機は相反エルロン方式ですね。どないに考えたって、あんな小さいエルロンじゃ・・・音速飛行は利くけど、低速飛行じゃ利かねえだろう・・・。と思ってたモデラーさん・・・。カラクリは此処に有ったんですよ。実はこの相反エルロン・・・ロール軸の機敏性アップだけじゃ無いんですなあ・・・。フラップとエレベータが連動してるって事は、ピッチ軸も反応が良いって挙動を示します。

● ・・・と!いう事は?・・・。お手持ちのEDF機にこの機能を組み込めば、愛機の性能は抜群に良くなるって事です。でも、ポキールームの社長さんには、鼻で笑われたけど・・・。動力を搭載してないスロープスタント設定の私のF-20タイガーシャーク・・・。主翼のスパンを延ばして・・・なんて、格好悪い改造しなくても・・・。普通に大観峰で飛んじゃいます。まあ‥ポキーのエレボン小型機じゃないですけどね・・・。全長は1900mm有るから・・・。まあ、そよ風状態じゃ無理ですけどね・・・爆風域じゃないと(笑)・・・。スチレン構造体にバルサでプランク・・・。オラカバドライを全面貼り込んで・・・風間シン仕様機(エリア88)・・・。風を切る音しかしないジェット戦闘機も良いもんですよ。全備重量・・・1150グラム・・・ちと!軽過ぎるんですがねえ・・・。
 
● 取り敢えず・・・基本的な形状には成りましたね。えええええ!失敗してんじゃねえかあ!。隙間開いてるぜい!・・・。って突っ込むのは早過ぎますなあ(笑)・・・。本機の主翼はテーパー翼・・・。翼端に行くに従って、リブは相似形で小さく成って行く・・・。当然なんですが、リブも薄く成りますわね・・・。同じ幅で設定しちゃったら、この主翼断面のテーパーに上下振り分け・・・みたいな、本機のキット指示みたいな難しい取り付けに成っちゃいますので、ワザとこういう設定としました。でもねえ・・・此れが矩形翼だったら設定失敗・・・。作り直しに成るでしょう・・・。
 
● 立ち上げるとこんな感じです。アナログ加工にしちゃあ・・・上手い事動いてます。あ!それと・・・、何処のブログだったかなあ・・・。当工房のプラ部品とそっくりの部品をベニヤで代用して作ったモデラーさんが居たんですが、上手く動かないって当工房と解る様な文面で酷評してましたね(笑)・・・。島原の乱で有名な南の端っこの・・・で始まる謎かけの文章・・・うちの事じゃん!。多分本機に組み込んだスライドレールだろうと思うんですが、ベニヤとヒノキでレールを作っても表面処理をすれば其れなりにスムーズに動くんですがねえ・・・。そういう処理をしなかったら・・・そりゃあ、摩擦力が大きくてスライド機能としては失敗かなあ・・・。

● エポキシの溶剤を使って主翼の補強を・・・、なんてハイテク技術を使ってるのに、どうしてベニヤとヒノキの表面処理に使わなかったんだろう・・・って不思議に成りました。マイクログラスをエポキシ溶剤で貼り込む技術が有るのに、どうしてそのハイテク技術を応用しないのかなあ・・・って思いました。元々ガチガチに硬化する溶剤でしょう?・・・。複数の目のサンドペーパーで研磨すれば、ツルツルの表面には成るんですがねえ・・・。昭和のモデラーさんは、そうやってエレボン機能のレールを作ってたんですが・・・。平成のモデラ―には・・・無理だったかなあ・・・。このスポイラーの機構が、ガタ無く動くのは・・・どちらの部材も表面がツルツルだったからです・・・。表面処理をしなくても良いでしょう?。よってスライドレールも同じです・・・(笑)。
 
● こんな感じで組み込んで・・・こんな感じで立ち上がります。完全に出ると30mmほどの高さに成るので、機構としては及第点かなあ・・・。あれ?・・・2mmのビスが・・・た・足りない!・・・。いっぱい有る様に見えたビス・・・全部長さが10mmしかないぞおお!。本当は12mm無いと欽定型の代用ナットが締められない・・・。う~む・・・どないしたろ!・・・。モノタロウを検索・・・無えなあ。2mmのビス・箱買い・・・で検索しても、表示されんの模型屋さんの小袋ばっか!・・・。10本セットだの・・・20本セットだの・・・。何いいいい?・・・20本で250円だあ?・・・。一本¥10ってか!(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)・・・。

● まあ・・・ね。模型用品の小袋なんて、昔っからこういうモンですよ。此れが普通だから・・・。袋に詰めてタグ貼って・・・。って人件費が・・・ね。・・・で!古巣に・・・なんてやったら、誰も追従出来なく成るので・・・。古素の前の道路挟んだお向かいの・・・金物屋さんに電話・・・。夕方、FAXを送って・・・いま返事待ち・・・。本来扱うのは需要が無いので、ビスは直径3mmまで・・・。でも卸業者には物が有る事をご主人は知ってます。「ユニクロ・・・(あのユニクロではない)・・・の、メッキ処理の安い分でええんやろ?。いっぺん聞いてみるわ!・・・。多分取り寄せ利くでえ!。」の返事・・・。送って来るまで三日は掛かるので、暫く組立は中断します。

● 購入は箱買い・・・。今度は何千本入ってんねやろう・・・。多分・・・死ぬまでこのサイズのビスには困らんだろう(笑)・・・。此の金物屋さんは東大阪の永和町に有ります。先代の高松社長さんの時代からの顔馴染みの店なので、歴代の開発部員は皆さん、このお店で各種の小ビスを購入して試作してました。ただし・・・ホームページを持っていませんし、通販もやりません。よって小ビス10本だの・・・20本だの・・・という小分けの店頭販売はしますが、地方への発送とかは在りません。まあ・・・前回注文した別の小ビスが三千本単位の箱買い・・・まだ千本位残ってます。10年で此れだから・・・。でも・・・名前言ったらちゃんと覚えてくれてました。嬉しかったなあ・・・。で!昔の好で・・・箱買いして送ってもらえる事に成りました。所謂・・・小分けのケチり買いじゃ無いんですよ・・・。此処は商人の町大阪ですよって!・・・何時もの箱買いです!。

● 近県のモデラーさん!3mm以上のビス・ボルトなら、多分・・・ホームセンターじゃ入手不可能な特殊ビスまで、小分け買い・・・大人の箱買いが出来る金物屋さんです。何度も通って顔と名前を憶えて貰ったら・・・其れなりの親展は有ろうかと思いますよ。ビスが来るまで組み立てが出来ませんので、其れまで作動リンクの考察と設計でもやって待ちます。
          
● 作動リンクを作るには・・・シュミレーションが必要になります。後で述べますが、単純に上部のブラケットにロッドアジャスターを取り付けても・・・動く距離は55mm以上なので、普通のサーボの回転ストロークでは足りません。じゃあ!アームバーにアジャスターを・・・って考えると、スポイラーユニットを収納する時に、完全に閉じなく成ります。よって普通の簡素化したリンケージでは難しいです。サーボトルクを3㎏位として・・・サーボホーンの回転で得られるストロークを25mm~30mm以内に納めないと、それ以上の直径のホーンを使えばストロークは更に稼げますが・・・今度はサーボホーンが主翼の厚みからはみ出てしまいます。

● 如何にサーボ側の少ないストロークで、ユニット側の作動距離を延ばすか・・・が作動リンケージ構造の肝に成るでしょう。昨日の夕方に見積もりのFAXを金物屋さんに送ったんですが、今日の御昼には電器屋さんに返信のFAXが来た様で、私の端末に転送されて来ました。おおお!やったぜい!何ですと?・・・一箱4000本・・・(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)・・・。こりゃあ・・・死ぬまでこのサイズのビスには困らんぜい(笑)・・・。早速発注しました。今週末か来週頭には届く予定・・・。

● 転送されて来たのはビスの件だけではありませんでした。本日30日・・・夕刻にユニットの仮組の記事をアップしたんですが、多分・・・以前図面を掲載した段階で、皮算用したモデラーさんからこのオリジナル・スターボードブレーキについての問い合わせも来てました。どんなサイズでも可能なのかに関する質問でしたが、記事をアップしたら夜の九時頃再び転送メールが・・・。取り敢えず自分で作ってはみるけど・・・上手く作動しなかったら作って欲しい・・・との依頼・・・。目論見は当たりましたなあ・・・。

● まあ・・・今はネットで探せば其れなりのスポイラーの機構は探せるんですが、世界中覗けばの話ですが・・・。世の中の流れの功罪ですなあ・・・。模型世界は衰退の一途・・・という現実が垣間見れた気持ちです・・・。発想する能力とか創造する能力とか、ラジ絶さんが自身の事を絶滅危惧種って言う所が解る気がしますなあ・・・。多分・・・このモデラーさん・・・白旗挙げるかなあ・・・。此れ以上の大型化は、部品の一部・・・もしくは半数を金属に変更しないと強度が持たない可能性も有る・・・。ちと・・・不安に成って来たぞ・・・。どんなモノをお考えなのか・・・。多分・・・その他大勢のモデラーさんが、追従を諦めるようなハイテク機構をお考えなら・・・当工房でも作れないかもしれませんなあ・・・。コンピ~たあ制御とか(笑)・・・。(1/1000mm精度?)・・・手切りじゃ不可能ですって~・・・。
 
● ユニット本体に開閉システムの作動リンクを取り付けるには、孔を開けてビス止めせねば成りません。しかし・・・位置が決まらないのに孔を開けると・・・不具合が出た際に孔の開け直しに成りますが、要らない穴の埋め戻しが出来ない材質です。其処で虫ピンでも両面テープでも固定出来る、寸法通りに組立てたシュミレーション用のスポイラーユニットをハードバルサの棒材で作りました。アーム四兄弟はユニットから切り落とした屑・・・。残しておくと便利でしょ?・・・。

● バルサの棒材には3,5mmの孔を開けて、フレキシブルのインナーパイプを埋め込み・・・瞬間接着剤を流してターボ促進スプレーを使わず自然硬化させました。此れで・・・2mmビスのねじ山が出来ました。ユニット本体と全体の寸法を同じ設定にしたので、此方の治具を使って作動リンクを考察していきます。まあ・・・最終的には穴だらけに成りますが、瞬間接着剤と爪楊枝や竹串で不要な孔の埋め戻しが出来る分汎用性は向上するでしょう・・・。
 
● 寸法が全く同じなので・・・作動リンクが決まれば部品を作図して切り出して、同じ位置に孔を開ければ不要な孔を開けずに済みます。さてさて・・・どんなリンクを作ろうかなァ・・・。本日一月の最終日・・・。問い合わせのメールが、一晩で20通以上来てます。全てのメールに返信するのに二時間掛かりました・・・。中にはチャイニーズのメーカーからの問い合わせも・・・。一生懸命日本語で書いてますが、翻訳機能が上手く働かないって事は・・・英語に変換は出来ませんでした。でも・・・質問の内容は充分理解出来ましたし・・・対等に商談しようとする誠意みたいな気持ちが伝わったので、キチンと標準語で返信したら見事翻訳機能が働き英語に変換・・・。多分本国で広東語に気持ち良く変換して読めるでしょう。「トンビさんの説明文・・・日本中の方言だらけだから、ワタシ読めないアルよ・・・。」ってギャグでメールして来るチャイニーズさんだから好感持てますなあ(笑)・・・。

● 私の製作記事の内容・・・時々脱線・・・。でも画像満載なので・・・飛行機製作の時間経過が解るみたいですなあ。世界中のモデラーだって製作時間は、作る飛行機の内容に寄るもの・・・。何としてでも文章は読みたくなるが・・・方言満載なので翻訳機能が働かない・・・。読みたかったら、日本語を理解しようと努力する・・・。そういう姿勢が今の日本人の若い衆には欠落してるみたいですなあ・・・。画像は観るけど・・・活字は読まない・・・此れが今のニッポン国の現状らしい・・・。写真付きバルサキットの組立説明書を、日本国で最初に採用したのはOK模型です。画像は観るけど・・・って現象は、コンピ~たあ・・・が普及してから始まったんだが、其れよりもっと以前・・・昭和50年代の頭から、OK模型は将来のモデラ―の動向を危惧して・・・組み立て説明書という小雑誌をキットに付けて、印刷写真を交えながらの丁寧さ・・・キットを購入したモデラーならご存知の筈ですね。だから・・・ブログの製作記事の閲覧者数・・・お褒めパチパチの数・・・コメントの数・・・。内容次第で雲泥の差が生まれて来る・・・。手っ取り早く・・・のモデラーさん?・・・。方針を変えた方が良いぜ!。

● 日本本土を訪問してる世界中の旅行者が極端に増えた・・・。此れは大手の量販模型店を訪れる国外のモデラーも増えている様ですなあ・・・。それだけ日本国内のラジコン模型はある意味、魅力が在る現れなんじゃないだろうか・・・。休日に御山のサイトに行くよりも・・・日本人とお友達に成って平日にスロープサイトに出向く方が、余計なトラブルに巻き込まれる心配が無い分精神的に楽みたい。休日組が知らないだけで・・・平日に九州中のスロープサイトに家族で観光しながら、ちょいと飛ばして楽しむ・・・。飛行機を持って行かなくても、日本人のお友達が同型機を持ってるから・・・自分のプロポだけ持って行けば良い訳で・・・。そういう便利な時代に模型世界が進化した事は良い事だと思いますなあ・・・。此れからもっとやって来るぞおおおお!。ブログで内容の香ばしいラジコン模型の製作記事を書いてるモデラーさんが増えた結果が・・・此処に有る・・・。飛行場の光景画像を第三者の立場で幾ら掲載しても・・・世界中のモデラーさんにはその魅力は薄いらしいですよ。同じ時間経過を共有できる様な製作記事が、世界中のモデラ―には好物らしい・・・ですな。其れが同型機・・・同じメーカーのキットなら、もっと良い・・・。
 
● この自作スポイラーユニット・・・可動範囲が此処まで有ります(笑)・・・。一度最大高まで上がってから、また下がる・・・。これじゃ~意味が無いんですなあ・・・。上がり切ったところで固定する為に、ストッパーを付けても良いんですが・・・取り敢えず作動リンクを考察してからって事で・・・。本体に別組みのストッパーを付けるのも一案ですが、まだおぼろげに~・・・のレベルなんですが・・・。プロレス技のラリアットと延髄蹴りを二人で同時にやったらどうなるか・・・って考えてたら、恐ろしい案!が浮かんだのでまずは形にしてみましょう・・・。
  
● 画像を三枚に分けたので・・・ちょこっと見え難く成りましたね(笑)・・・。まだ試作段階・・・ほんの一案です。画像に見える長いアームがサーボとリンクされていると仮定して下さい・・・。ユニットの開閉システムの一連の動きを示しています。サーボが通電すると、本来のトルクのまま踏ん張る力を利用した機構です。二本のピンに見立てたタッピングビスを固定しています。まずは下側のピン・・・アームが下のピンと接触していますが、通電していますのでホーンはこの位置で踏ん張り・・・機体が背面飛行をしても、不容易にスポイラーのブレードが出て来ません。

● 次に上のピンですが、サーボが起動すると・・・アームが上のピンを押し上げます。上がりきると・・・アームは二本のピンに挟まれ此れ以上回転運動が出来ません。上のピンだけならまだ動くんですが、下のピンが動くアームの回転方向をブロックしているので、此れ以上アームは動けません・・・。此れがストッパーの役目・・・ラリアットと延髄蹴りを同時にくらった状態です(笑)・・・。

● もしも・・・上のピン一本だけで駆動させる場合は、アーム型のホーンに長孔を彫れば・・・回転運動によるピンの前後運動に対応出来るので部品は更に減るんですが・・・。正確な幅の長孔を開けるには・・・エンドミルによるボールフライス盤が必要なので、一部のお金持ちの個人モデラー・・・もしくは、機械加工が専門の自前の重機をお持ちのモデラーにしか作れなくなってしまいます。手持ちの機械が、卓上ボール盤と糸鋸盤の個人モデラーに対応出来る仕様でないと・・・まあ・・・ね、誰も自作しようなんて気は失せるでしょうね・・・。やる気と根気がある自作モデラーなら作れますって!・・・。登場した機械って、卓上ボール盤だけですので。
 
● 実際には・・・もう少し長いアームが必要ですので、もう一回アームのみ作り直して動きを確認してから最終的な一案にするか、ボツにするか決めようと思います。画像を見て・・・おいおい!このままのホーン位置じゃ、アームがロックするんじゃねえか!・・・って気づいたモデラーは偉いぜ!。気付かないモデラーなら・・・全く同じ物を適当にコピーして自爆するんだけど(笑)・・・。後で失敗した腹いせを責任転換して、お仲間掲示板でキャンキャンとポメラニアンみたいに吠え捲るのがいるんで・・・。

● 頭の良いモデラーなら・・・サーボモーターの最大起動範囲位知ってますよね。メーカーにも寄るけど、トリム分込みで大体120度位まで・・・。リトラクトサーボなら180度近くまで動くんですが、本機の場合は通常サーボなので120度が限界・・・。サーボホーンの孔位置にも寄りますが・・・この機構はどちらも回転運動なので、サーボ側のホーンの出力軸の中心から、ホーンの孔位置までの距離と全く同じ位置にすれば、ロッドにもサーボにも負荷は掛かりません。ただし・・・このアーム側の動く範囲が約105度なので、サーボ側の起動角度を送信機のデュアル機能で調整する必要があります。

● よってユニットを収納した状態でアームの位置が此処ではサーボがロックしてしまうので・・・、サーボモーターの起動範囲に合わせて、アームの形状を一部変更して使うのが良いと思います。アームの中心に刺した画びょうの位置を基準に、左右振り分けで60度に成る様に、アームを太らせてアジャスターの孔を設ければサーボはロックしません。
 
● 意外と早かったなあ・・・。今週中に届くとは思いませんでした。箱を開けてびっくり・・・。今さらですが、4000本の小箱の迫力・・・。本日土曜日・・・五日間で品物が入手出来た事に成りますなあ・・・。早う作って記事を進めろ!っていう閲覧者からのメールの呪いだろうか・・・。進めたいのはやまやまなんだが・・・、本日、弟が他界したとの知らせが届いた・・・。母が入院した時・・・帰郷して来た弟本人から聞いた事だが、自分が大腸がんである事・・・既に三回の手術を終えた事・・・進行性のガンであることから、再発に伴い四度目の手術をする事・・・。よって、母が他界した時・・・術後間もない為、葬儀には参列できなかったが・・・。

● 母は平成22年に亡くなったが・・・大腸ガンの再発を含めた寿命は最大5年と言われていた弟は8年以上生きた・・・。双子の娘達が見事成人式を迎え、社会人として独り立ち出来るまで命を削って育てあげた。弟が日本国の将来の為に残した研究成果は、此れから同じ世界を志す研究者にとって大事な資料と成るだろう・・・。多分・・・リンデンさんのご趣味の一部のカテゴリーと、弟の研究は符合する物だ・・・。世の中の流体力学で作られた航空機・船舶・車両等・・・明らかに性能が向上した様を見る時、弟の研究の全ても・・・その中に活かされる事に成る・・・。私は・・・如何なる苦しい状況に見舞われても、自分の人生を最大限生きて、弟の研究成果による世界中の進化の様を見届ける義務が新たに生まれた・・・。

● 心無い嫌がらせの主は、家族を苦しめた・・・。病床の弟だけは何としても守らなければ成らない・・・。此の嫌がらせの主の仲間には、家族構成を調べられる立場の職場の人間も混じっていると聞いた・・・。よって弟家族を守る為には、他人にする事が必要だった・・・。弟家族の安全は国の法律が守ってくれる・・・。一番血縁の濃い弟が他界した今、私は独りと成った。今の心境を語るとすれば・・・、10年以上の長期に渡って、定期的に嫌がらせを行う北九州のラジコンモデラーの輩グループとは、腰を据えて対峙する事に成るだろう・・・。さて・・・次なる嫌がらせはどんな事をおっ始めるのか・・・仲間内でゲーム感覚でやってると、リークされた情報として興信所から聞いた・・・。さて!ドカン!と一発、法律の名の下に爆弾を落とす時期が来たのかも知れないですなあ・・・。もう・・・怖いモン何も無いし・・・。     (Part-33に続く)