🐧 桜のマークのドイツ兵 (お前えは、馬鹿か?)

● 平成16年の夏・・・大観峰にいたパラグライダー・メンバーの陸上自衛官      (その腰弾帯・・・持ち出しは・・・いかんぜよ!・・・の巻) 

● JGSDF(ジャパン・グランド・セルフ・ディフェンス・フォース)・・・陸上自衛隊の事です。因みに航空自衛隊はJASDF・海上自衛隊はJMSDF。私が入隊した時期は昭和53年3月・・・防府の教育隊を経て7月1日付で福岡県椎田町の第八航空団・築城基地に配属されました。基地に着くと部署配属の前に本部庁舎にて新兵教育。その決まり事の中に有った此れだけは恥ずかしい行為だから、絶対にやるな!と念を押された事柄がありました。

● どんな事情が有ろうと・・・戦闘服にヘルメット・警棒を装着して大勢でヤクザの組事務所の前に並ぶな!。・・・え?・・・何ですか?それ・・・。これ・・・昭和53年の事ですよ。今から40年も前の事・・・。これを・・・熊本の現職の陸上自衛官・・・大観峰でラジコンメンバーの大御所相手にやっちゃいました・・・。それも・・・危険飛行した大勢のパラメンバーの用心棒として・・・。お前は自衛官として失格だ!。当日・・・大勢の観光客に携帯ビデオで録画されてた光景・・・、これってチキッとヤバい事態かも・・・。


● 10年以上も前の出来事を何故今さらって思われる方も多いと思いますが、こういう自衛官絡みの越権行為って言うのはその時代の自衛隊の貢献度合いと重複する場合が多いです。今から13年前って言えば、世界中の紛争地域にPKO部隊として自衛隊が派遣されていた頃ですね。私自身も元自衛官なので、こういう輩の自衛隊員の行動は許せない。民間人のトラブルに警察予備隊である自衛隊員が、通常戦闘服を身に纏い・・・休日の観光地に居るって事自体が不思議なのに、危険行為を注意したラジコンフライヤーの大御所の前で、戦闘服を着て武器をちらつかせて用心棒役を買って出る行為自体が許せない。

● 事件当日の夕方・・・大観峰駐車場にて、この出来事に居合わせた観光客(アジア・ヨーロッパからの外国人含む)十数人が私達の所へ来て、一様にビデオ撮影した事を伝えられました。私は数週間前に起きた集団パラメンバーの犯した重大なる危険飛行の一件を説明しました。
パラメンバー側は、後日・・・事の次第が有利に運ぶ様に、役員クラスのメンバーと危険行為の首謀者を交えた現地での話し合いの席に、戦闘服姿の現職自衛官を仁王立ちさせていました。

● 仁王立ちの陸上自衛隊員は腰に弾帯を巻いて、通常作業の戦闘服につば付き帽、編み上げの長靴という出で立ちに、首からは認識番号とフルネームの刻印された金属プレートをぶら下げていました。しかし・・・ラジコンの大御所がこの用心棒役の自衛隊員をチラ見するといなや・・・認識番号を掴んで胸から背中に廻しました。まさか・・・この用心棒の後方に金属プレートの内容を良く知る人物がいたなんて、当日の用心棒も気づいていなかったでしょうね。

● 「あがん強面が腕組みして仁王立ちしとったら、言いたか事の半分も言えんばい!・・・。」とは、ラジコンメンバー役員諸氏のお言葉・・・。という事は?・・・脅し目的で現職自衛官を民間人が要請したって事に成るんです。当日の動画と画像・・・私の手元にもありますよ。ヨーロッパからの観光客さんから送ってもらったデータが・・・。まあ・・・一応・・・この日の話し合いはこの現職陸上自衛隊員の用心棒効果で、大勢の観光客のいる大観峰展望所ではパラメンバー優位で終わりました。その日を境に・・・このパラメンバーの傍若無人な行為はエスカレートする一方・・・。

● 現在の世界情勢・・・日本国絡みの戦争発展には気を付けなければ成らない時期です。再び日本国内の自衛隊が本土防備で大活躍する時代が到来したと思われます。こういう状況が具体化して来ると・・・再び・・・自衛官の優位性はクローズアップされる訳で・・・、民間人の趣味レベルのショバ争いに用心棒待遇で担ぎ出される可能性は大です。本当は頭に来てるんで・・・用心棒ご本人の当日の出で立ち・・・画像を載せたいんですけどね。
桜のマークの入った腰弾帯・・・。これって自衛隊の正式装備、官品と言いますが、許可無く基地外への持ち出しは処分の対象とされます。それも危険行為を行ったパラメンバーからの要請で、用心棒としての参加です。あれから13年・・・当時二十代として現在四十代でしょうかねえ。用心棒稼業を続けながら自衛官としてまだ活躍されているなら、作業服の襟筋に階級章が着いた二等陸曹辺りかなあ・・・。結婚もされて扶養家族もいる頃でしょうね。何時かは・・・大事に成るかも・・・。自衛官の不祥事が増えて来れば・・・。

● 事件以降・・・ネイチャーランドへのユースホステルのお客さんは搬送しておりません。校長の為人が解ってしまった今・・・無垢なパラグライダー体験者を、このスクールに送り込む気持ちには成れませんでした。あんな恐ろしい危険飛行をしたパラグライダーメンバーを咎めもしない校長なんて・・・。この父麻呂率いるパラメンバーの危険飛行により・・・当日のラジコングライダーメンバーさんの被った被害は相当なものになりました。

● パラグライダーと空物ラジコンには同じ様な飛行ルールが存在してます。それを遵守しないと最悪な場合・・・人身事故が発生するからです。鈴生りの大観峰展望台・・・ラジコンメンバーの第一ルール・・・絶対にパイロットより後方に機体を廻さない。要するに・・・部外者の頭上を飛ばさない。これが事故を未然に防ぐルールです。父麻呂率いる危険飛行のパラ集団十数機は、低い高度で鈴生りの観光客の頭上を後方から音も立てずに進入して来ました。気付いた時には時既に遅く、ビュンビュン飛んでるレーシンググライダーの間に割り込む様に、パラグライダー集団が侵入して来ました。いきなりだったので対応が遅れて、恐怖を感じたのは私達だけでは無いです。観光客からも注意の声が上がりました。「低い高度でいきなり後ろから進入して来るな!馬鹿野郎!。」・・・咄嗟に子供をかばう親達・・・大声で罵倒する大人達・・・。音も無く後方上空から侵入してくる隠密行動の落下傘部隊みたいな行為だから、不意を突かれた観光客は楽しさよりも恐怖を感じたのではないでしょうか・・・。どう思われますか、日本パラグライダー協会の重鎮さん達・・・。