Lo-100

 ● ベニヤとバルサで構成された機体です。縮小スケールは約1/3,5です。重心を合わせ易くする為に胴体のノーズモーメントを長く・・・、よってテールモーメントが短くなるので尾翼を比率で大きくしてバランスを採りました。胴体の重心位置から機首方向はバルサの2層張りとしていますので、極端な重心合わせのバラスト搭載は必要ありません。
 
 ● 当工房の大型スケールグライダーは、翼面荷重を重視する設計ですので極端な軽量化は行っておりません。この機体の場合は、風速5m以上の山スロープ用です。風速10mでも気流に翻弄される様な飛びはしません。

 ● 飛び方はかなり重厚な操縦感覚と言えます。このサイズの機体は全部で8機製作しました。国内3機・海外5機です。この機体は主翼を3ピースとしていますので胴体は一種類でも、主翼の翼型はオーナーさんのご希望で全機違う翼型を使いました。要するに・・・お客さんの操縦の力量と飛行させる目的の違いに合わせて、どんな翼型でもチョイスが可能な設定に成っています。

● 翼型が違うと水平尾翼の取り付け角が変化します。この機体の水平尾翼は翼型に合わせて、オーナー自身で好みの角度に変えられる様にしてあります。詳しくは製作画像をご覧ください。