Swaissair(MD-11)(出所不明の中華製)販売元(netshop=skyliner38) Part-23
 
● 作業中にドクターヘリが飛来した・・・。急患を載せて再び離陸するまで、イルミ作業は中断・・・。しかし!・・・何故か中々離陸しない・・・。消防隊員の立ち位置見て、何も感じない地元民の馬鹿垂れども・・・。スマホを持ってヘリに近寄って行く・・・。その度に隊員が下がれ!と要求・・・。何故に離陸出来んのか?・・・早よう離陸せんと、患者さんの容態が悪くなるバイ!って最もらしい事を口にしてたんだが・・・。お前らがヘリに近づくから離陸出来んのじゃ!・・・っと、隊員さんから無言の注意!。ヘリは空中停止(ホバリング状態)に入らないと、次の行動には入れない・・・。よって動きの読めない観客から逃げる様に、緊急離陸を開始した。いきなりだったよなあ・・・電光石火の如く、いきなりの離陸・・・。そのまま上空へ移動・・・。横風も強かったしね・・・。本来ならやらない離陸なんじゃねえかなア・・・。電線やら建物やらが間近に有るのに・・・。
          
● イルミ設置作業の後、帰りに百円ショップに寄って竹串を購入・・・。イルミ設置作業中に閃いて・・・って何時ものパターン。画像の道具を作りました。本物を使うのが一番なんだが・・・そういった工具まで地元田舎のホームセンターなんかに在庫してません。注文しても2週間は待たされるし・・・料金前払い・・・。だったら代用品を作れば良い・・・。
 
● モデラーなら誰しもが欲しがる工具の一つだろう・・・。しかし!使用が限定される為、構造は複雑では無いんだが・・・其れなりの着圧の精度が必要な構造故・・・構成される部品の精度が重要に成る・・・。よって工具の価格は高い・・・。アールを表現する為の細い棒材を均等な着圧で抑えないと、工具を垂直にした時点で棒材がボロボロと零れたんじゃ意味が無い・・・。よって適度な着圧に5mmのスチレン板を使い、同じ厚みで広範囲に圧が掛かる様にアングル材で補強・・・。此れでスチレン板本体は直線と平面が出せる・・・。

● 本物はもっと精度の有るホルダーなんだが、模型用の滅多に使わない工具なら此れでも有効ですよ。この自作工具に必要な部材は、スチレン板・アングル材・バルサが少々・輪ゴム・・・そして竹串・・・。竹串の直径は微妙に違うので圧着の精度が一定しません。其処で安定しないで良いのなら、適度な弾力のあるスチレン材でも良い訳だ・・・。手に入るなら薄いゴム板でもスポンジでも良いと思います。作る時間は約40分で完成!・・・。
 
● まあ・・・其れなりには使えそうですなあ・・・。綿密にいいいいい!・・・が必要なら、精度の良い市販品を購入して下さいね。まあ・・・ほんの数枚分の胴枠のアールが取れたら、この自作冶具の役目は終わるんで!その代わり・・・かなりのアバウト具合ですなあ・・・。まあ!本機自体がどうしようもないアバウトな造りだからねえ・・・。こんな工具でも好いんじゃないでせうか!・・・。
 
● 三次元曲面を含む構造物から其れなりの座標を採る為には、其れなりの数の胴枠を作る必要が有ります。今回は空間を五つに分け6枚の胴枠を作ります。この胴体下部のカバーの全長は350mm・・・。一区間70mmで胴枠を採るんですが、その内の二枚は抜き孔の真上を通過するので、今回製作したアールゲージが使えません。何とか抜けてる穴を塞ぐ必要が有るんです。

● 抜けてる逆アールの孔を、ある程度逆アールに沿う形で塞ぐにはセロテープでも良い訳で・・・。ただし!・・・貼り込む方向が有るんですなあ・・・。横方向に貼っても逆アールには沿わないので、両手の指にセロテープを引っ張りながら貼り込むと、まあ・・・其れなりの逆アールを表現できる仕上がりに成ります。ただ・・・此れだけではアールゲージが完璧に使えるんかと言えば、まだ足りない・・・。
 
● このカバーはグラス製のスーパーモノコックで構成されてるので内部は空洞です。よってこんな大穴を開けたって、最初に設定した成形型に沿う様に形状を維持するんですが・・・。裏面を大きく抜いて軽量化はしてあるんですがねえ・・・。多分・・・保管状況が劣悪だったのかなあ・・・捻じれとるんですわ~・・・。よって作り直す羽目に成ったんですが、さて!外側の形状を頼りにアールを採るって言ったって・・・この軽量化のお陰で、荷重が掛かるとグラスカバーが凹むんですなあ・・・。要するに抜き孔付近の二枚の胴枠が、このままでは作図不可能・・・。

● 後で現物合わせで調整する方法もあるので、其々穴の前後辺りで作図しても支障は無いんですが、その位置を指で押しても変形するんでこのままでは胴枠の座標が採れません。まあ・・・画像みたいな補強をすれば解決はするんですがねえ・・・。此れでもセロテープで塞いだ抜き孔部分のアールは上手くゲージが形状を表現してくれません。

● 過去・・・日本国内のグライダーメーカーさんが販売していたハビヒトなんですが、胴体はグラスの積層で構成されたモノコック構造でした。完成度も大変良く高性能機だったんですが、オーナーさん共通のご意見に・・・胴体の重心位置を掴むとポコポコへこむって言ってました。強風のスロープサイトにおいて、助手が居ない場合は一人で投げる事には成るんですが、風に煽られない様に利き腕でしっかり掴むと凹みが大きく、破れるんじゃないか?っていう瞬間もあったそうです。

● 昭和の時代のドイツのRCメーカーであるグラウプナーからも、当時のグラス製構造のハビヒトが販売されていたんですが、此方のキットでは部品は付属していませんでしたが、原寸図面には点線表記で補助胴枠のラインが描いてありました。グランドでの曳航には必要無いが、強風域のスロープにおいては発航前の機体をしっかりホールドできる様に、この補助胴枠の取り付け指示がしてありました。何で・・・平成のラジコンブームでは、大変人気のあるメーカーに成ったのに・・・こういったちょっとした工夫で、モデラー自身のお悩みが解消できたのに・・・何故にキットに付属させなかったのか不思議に成りました。

● ガルモデルのキットでグラス製胴体の機体が有ったのかどうかは記憶に無いんですが、確か?・・・3mmバルサの側板の裏打ち補強として3mmベニヤを貼り込む機体が多かった記憶が有るんですが、当時のラジコンメカはガタイが大きいので、胴体の内部構造体はなるべくシンプルに・・・が原則です。よってスパンが3メートル前後の機体の胴体は、必ず裏打ちのベニヤが貼り込んでありました。ベニヤの貼り込む範囲も、主翼の後縁付近までの機首側のみだったので、重心が取り易く・・・其れでいて胴体も頑丈・・・。昭和50年代の平尾台は私のホームでしたが、発航前に機体を力一杯掴んでもバルサ組みの胴体が凹む・・・って現象は起きなかったですなあ・・・。グラス胴体の表面の仕上がりに、バルサ胴体は敵いませんでしたけどねえ・・・。頑丈さなら・・・今の時代でもバルサ胴体の方が上だと思います。
          
● 一応カバーのトレースは完了です。この各胴枠の幅寸法は確定しているんですが、高さに関してはまだ正確では有りません。このカバーを置いて、緑の工作台までの寸法だからです。このカバーは主翼下面の翼型に沿っているので、今度は胴枠毎の正確な高さを計測して、その分を底面から差し引かなければ成りません。1番と6番の胴枠の高さは確定していますが、その間の2番から5番までの胴枠は、翼型に沿った高さなので現時点での寸法はまだ曖昧です。
          
● 本日火曜日・・・。月曜日から降り続く雨模様の為、ダーリーの追加分は完成したが天候が安定しないので塗装出来ず・・・。明日は曇りのち晴れの予報なので、早朝気温と湿度が安定してるなら塗装開始の予定・・・。模型飛行機もイルミの役物も・・・量産してる時は反復動作に成るので違う事を考えていたりする・・・。で!また神の啓示か!・・・。依頼品の製作段取りが決まった。
 
● 結局の所・・・。主翼下面のカバーを正確に作るには、主翼を取り付けた状態で組立てるのが一番賢い手順なんだが・・・。スパンが1700mmを越えてる主翼を胴体に組み込んだ状態で、カバーを組み込むなんて・・・如何にも作業性の悪さを実践しようとしとるのか・・・。立ったり座ったりと運動には成るが、気分的には落ち着かない・・・。だったら!センターウィングだけ作っちまえよ!・・・と、神の啓示が・・・。その手が有ったかァ~・・・。胴体に隠れるセンターウィングの形状は矩形翼・・・。簡単に組めるじゃねえか!・・・。で!早速中央リブから翼型作成・・・。プランク分2mmを差し引いてリブの形紙を採った。

● 飛行用ならベニヤとバルサで複雑に組んだ構造を使うが、治具としてだけなら5mmのスチレン板でリブを構成しても何ら不都合は起きない・・・。おまけに矩形翼・・・ポンコツ号太郎と一緒じゃん!・・・。今回のスパンは180mmでOK!・・・。翼型の治具台が組み込まれるんなら、カバーの組み込みも機体の引き回しも楽だし・・・って事で、センターウィング型の治具を作成中。この翼型は本機のどうしようもない?主翼のリブから作図した分だから普通に勘合出来るんですなあ(笑)・・・。最初からね?・・・センターウィングとアウターウィングの三分割構造で主翼を構成してたら、こんな不便は起きません!。中華の職人さん!もちっと頭を使ってくれ!四千年の歴史の国なんだから・・・。エンジンナセル分までをセンターウィングで構成してたら、引込脚ユニットも比較的正確に単純な構造で組み込めたかも・・・。エンジンのパイロンも同じ・・・。アウターウィングのカンザシは短くて済むし、もっと主翼の軽量化も可能に成った筈だ!・・・。
          
● スパー材をダブルで構成したのでスロットイン構造と成り、スチレンリブでも安定しています。このまま部品を組み込んで、2mmバルサでプランクしてしまえば、主翼のセンター付近と同じ仕上がりに成ります。胴体に取り付けてカバーを組んでも良し・・・外して単独でカバー組立の治具にしても良し・・・。
          
● イルミイベント開始まであと数日・・・。ところが土日は雨マークの様相・・・。取り敢えず晴れてるのは明日しかない・・・。よってイルミ役物優先で作業してます。三角屋根のステージと成るダーリーの追加分も準備完了・・・。昨年よりはマシに成った六角形の塔の材料も切り出し完了・・・。さあ!取り付けに行くぞ!っと張り切ってたのに・・・他人の家のイルミ設置の現場とのダブルヘッダーと成った(笑)・・・。上手い具合に事は運びませんなあ・・・。
 
● 私個人の感想として・・・六角形は最強ですな!・・・。正方形のキューブを作るよりも簡単だなあ・・・って実感する事が多々あります。基本の角度は30度と60度なのでベース板は複雑に見えますが、然程苦労して作ってる訳でも無いですよ。この三角形にしても留めの構造ですが、正確に60度で部材をカット出来れば誰にでも作れます。其れにはモデラーなら、結構尻込みする様な加工道具も使いますけどね。使い方を間違えなければ・・・こんなに便利な危ない工具も無いと思いますなあ・・・。
 
● 画像は丸鋸がスライドする切断機なんですが・・・三角形の一辺を60度に加工出来る様に、補助的な角度ゲージを取り付けて切ってるんですが・・・。この隙間に材料入れて指先で押さえて、丸鋸回転!・・・。指先の横、1センチ位の所を鋸刃が通過する・・・。そら!普通のモデラーならビビッてやらんでしょう(笑)・・・。そんな危険な切断・・・。下手すりゃ自分の指先が切断される。でもですなあ・・・材料を持ってる指先をしっかり当て板側に押さえつけて切断すると、危なくもなんとも無いんですなあ・・・。時々切れ端がかん高い音と共に吹っ飛ぶんで、いきなり指先を逃がそうとすると逃げ遅れて鋸刃でズバッ!っと怪我したりするんですわ・・・。切れ端が吹っ飛んだって、鋸刃の反対側なんで指先には飛んで来ないんだから、腹くくって鋸刃が止まるまで指先を移動させなければ良いんですなあ・・・。まあ!・・・切断の基本動作として、学校では教えませんけどね?。此れは私の経験値なんで・・・。この三角形の材料・・・長さは95mmしかないです。その材料を30度で切り落とそうってんだからねえ・・・。根性入れてやらんと危ないかもしれませんなあ・・・。
 
● 本日・・・午前中は青空も覗く晴れ模様の為、部材の塗装開始!・・・。ところが、お昼過ぎ辺りから曇って来たので早急に塗装部材は屋内に避難・・・。エアコンを25度に設定して直接送風しながら乾燥させます。そしてネコバスさんと現場へ・・・。追加分のダーリーを屋根に設置した後、個人開業の医院へイルミの設置へ・・・。夕刻5時に帰宅して、いきなり爆睡・・・。現場が寒いとなあ・・・家に帰ると途端に眠くなる。まるでは変温動物の爬虫類みたいですなあ・・・。俺もレプタリアン(爬虫類からヒューマノイドに進化した人間)種族か・・・。肉は殆ど食べないが、野菜は好きなんだが・・・。草食恐竜の部類かァ?・・・。

● イルミ会場の東屋の屋根ステージに載せる六角塔の部品も完成・・・。完成形は何処となくリンガーハットのシンボル塔みたいな雰囲気に成るだろう・・・。でもチャンポンと皿うどんの屋台は無い・・・。今!気が着いたんだが・・・屋台が出ても良いんじゃないか?って思った。地元のソウルフードなんだし・・・寒空にイルミ観ながらチャンポンを食う・・・有っても良いんじゃないかなあ!。
 
● イルミイベントは年を越えての設置は意味を為さないが・・・此方は確実に年を越えても完成へと近づくので、一向に構わない・・・。実はですなあ・・・本機の主翼は胴体のアールに完全に沿っていないんです・・・。よって、この自作の翼型治具も胴体のアールには沿わせられないんですなあ・・・。ピッタリに作ってしまうと、好い加減な本機の主翼との互換性が狂うんですなあ・・・。よって此れから作るカバーの設定まで狂うんですわ・・・。よって!不本意ながら・・・この好い加減な主翼と同じ翼型で仕上げないと成りません・・・。ホント!・・・一筋縄では行きませんなあ(笑)・・・。
 
● 通常は主翼の下面からプランクシートを貼り込みますが、自作冶具のこの物体の場合は・・・上面から先に貼り込みます。その後の加工には一切必要無いからです。ただ単に本機の主翼と同じ2mmバルサでプランクして、高さの調整をするだけの役目だからです。画像は前縁側一部をプランクしています。平角のダボを取り付ける為に、胴体側の受けから座標を採取しています。
 
● この治具では平角のダボピンを2mmの積層ベニヤで造りました。此れもスンナリとは勘合してくれません。細かく・・・細かく削りを入れて、やっと所定の位置に収まりました。後縁材はムクのテーパー材を止め・・・リブ組としていますが、マチ針を打っている面の接着はまだ行いません。後縁側のビス止めの台座を組み込まなければ成らないからです。
          
● 本機の好い加減な翼型と同程度の隙間を、敢えて真面目に作りました。こうしないと本機の主翼とカバーのクリアランスが採れないからです。好い加減な造りなんかにするから・・・その後の修復が難しくなる・・・。38親分!四千年の歴史の国の職人に、もっと厳しく指導してくれ!・・・。修復できるモデラーばっかりじゃ無いんだから・・・。ただ・・・親分自身が、こういった不具合を無視する様な眼力しか持って無いんなら、どういう不具合かも解らないんだから指導は無理かなア・・・。(Part-24に続く)