🐦 Mig-21F ※ 二軸反転推進搭載機

 
● 二軸反転推進を搭載した(MIG-21F)です。右側の飛行機が本機です。機体サイズは19A型と然程変わりませんが、機体のスピードは19型よりも速いです。二軸反転推進なので、スパンが短い割には大変ロール軸が安定しています。まるでトレーナー機かと思う位に飛ばし易い機体でした。
 
● 燃料タンクの搭載方法をライトニングの項で説明しましたが、テール側のエンジンのタンクの向きは、画像の通りに機首方向に向けて搭載します。これを逆方向に付けてしまうと・・・タンクの給水口は機首方向ですので、上昇姿勢に成ると給水口は空気を吸ってしまいますので、エンジンの回転が安定しなくなります。くれぐれも間違わない様にして下さい。

● 更に・・・燃料タンクの搭載位置ですが、キャブレターからの燃料の吸入圧力を助ける為のマフラーからのプレッシャーなんですが、限界がありますのであまりタンク位置を離し過ぎると吸入圧力が弱く成りエンストし易く成ります。19~25クラスのエンジンで、約300mmが限界でしたので、それよりも排気量の小さいエンジンはもっと短くなるでしょう。
 
● 本機には二軸反転推進の他に、フラッペロンとエレボンを連動させた相反エルロンも搭載されています。二つのエンジン・フラッペロン・エレボン・ラダーを4個のサーボモーターで作動させて飛行しますので、胴体の中はさぞ複雑なリンケージに成りそうなんですが・・・、主翼と胴体を一体型にすると・・・大変簡素化された綺麗なメカ搭載が実現できます。

● 全長950mmに対して、全幅(スパン)が500mmしかありませんので主翼が大変小さく見えますが、胴体の投影面積も加えると推進出力に見合った翼面荷重に成るんですよねえ・・・。ブログをお持ちのスチレン世代のモデラーさん!是非!作ってみましょう。きっと閲覧数が右肩上がりで上昇するでしょう(笑)・・・。