P-51D Mustang (P-51D Mustang Early-Version) SSG 概要 Part-1

 
● 飛行機メーカーさんの定説・・・ムスタングと零戦作っときゃ掴みはOK!。誰も買わないって事態には成らないそうですよ(笑)・・・。このムスタングはアメリカのキャデラックと言われる位、パイロットにとっては居住性が良いとの事・・・。操縦性は良い!・・・速度は出る・・・装甲は厚い・・・。後は搭乗員の良し悪しで性能は未知数・・・と言われる位の高性能振りでした。よって模型化しても高性能は約束されたも同然・・・。売れない訳が無いんですなあ・・・。重心は合わせ易い・・・メカ室は広い・・・。リンケージは、し易く・・・。実機にも色んなバージョンが有りますなあ・・・。大戦機シリーズやらエアレース仕様やら・・・ストレガなんて、もう究極のムスタングじゃないですか!。だからスロープスタント向きなんですなあ・・・。
 
● ノーズモーメントが長い分・・・尾翼を大きく設定してあり、水平対向正立仕様のエンジンだから、前線の格納庫の水銀灯の下で整備出来ますなあ・・・。スピンナーの中心から見てエキゾーストパイプ(排気管)が上に位置してるって事は、ピストンが上向いてるって事ですよ。飛燕もマッキも排気管がスピンナーの中心よりも下に有るでしょう?・・・。此れはエンジンのピストンが下向き・・・倒立エンジンって事ですなあ・・・。飛燕に至っては、前線のジャングルの中・・・暗天幕を張り巡らして、空から見えない様にカモフラージュして・・・カンテラの灯りで整備するんで、ピストンは下向きの方がやり易い・・・。まあ・・・戦況の諸事情が反映されてる構造ってとこですかなァ・・・。
 
● 主翼にサイドワインダーとも言える機銃を6門装備しているので、主翼を構成する補助スパーの数が半端なく多いですねえ・・・。よってメインストラットギヤは主翼の前縁付近に配置・・・しかし、タイヤを収納すると、前縁からはみ出すのでフィレットを追加・・・。角度を付けてなるべくタイヤを前方に出さないと、機体はハイパーエンジンの反トルクで直進が難しくなる・・・。全てが桁外れの米軍花形戦闘機って事でしょうなあ・・・。
 
● 手元にはEZ45クラスのムスタングのキャノピーと生田無線の4サイクル120搭載のムスタングの原寸図が有りますので、此れを使ってエアレース仕様のストレガみたいなスロープスタントグライダー(SSG)を製作してみましょう・・・。5mmのスチレン材を内部構造体にふんだんに使って、バルサシートでコーティング・・・。OK模型の90mmスピンナーをノーズコーン代わりに着ける前提で胴体を構成すれば、かなりの戦闘仕様のスロープグライダーに成るかなあ・・・。平尾台のパッシングレースは、スケールクラスで出場可能・・・。大いに暴れ回る機体に成りそうなので、強風大歓迎!・・・。