複葉機のキットの組み立てと自作は怖くない。

 ※ 昨年の年末に製作依頼として(フォッカーDR-1=フレイヤ製)の見積もりが来ていたんですが、製作費の折り合いが着かず流れてしまいました。この機体の主翼は三枚翼・・・。組み立て説明書が付属していないとの事・・・。だったらどうするか・・・。自分で組むのが面倒臭いから依頼したんでしょうけど、この機体を購入するって事は全くの初心者さんとも思えない感じがしました。

 ※ 複葉機は主翼を二枚作らないと形には成らないんですが、何も複雑に考える必要は無いんですよ。まあ・・・主翼の取り付け位置にも寄るんですけど、簡単なお話・・・単葉機の低翼機と高翼機・・・もしくは低翼機とショルダー翼(肩持翼)機が二機合体してると思えば良いんですよ。よって上下二枚の翼・・・もしくは三枚の翼の取り付け角(迎角)は全て同じですので、その角度だけ間違わなければ良いだけの事(笑)・・・。図面が無いのなら、インターネット上で実物機の三面図を見つけて模型機サイズで作れば良いんです。フレイヤ製なので多分・・・グラス製のカウリングが付属している筈です。よって実機三面図のカウリングの直径と手元にある模型機のカウリングの直径から比率を割り出せば、後は面倒臭い計算にはなるんですけど、其れなりの原寸図面を自分で作図する事は可能なんですなあ。

 ※ 実機のエンジンと模型機のエンジンはその形状が違いますが、キットには図面が無くてもパッケージには主要諸元が記載してある筈です・・・。よってその寸法からも模型機のサイズは容易に読み取れる筈・・・。コロナ禍の現在、飛行場で密状態に成るのは必至・・・。今は、作り溜めの時期と割り切って自作してみるのも好いかもしれませんね。製作代行がながれてしまいましたが、ご自分で頑張って作られる事をお勧めします。あまり複雑に考えない方が良いですよ(笑)・・・。この項は今後も記載していきます。