※ アナログ全開!模型製作



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今後製作するグライダーのリストです。昭和の名機の複製版を、現代の色々な材料を使って製作します。欲しくても入手出来なかった機体・グラス胴体に馴染めなかった・見ただけで二の足を踏んだ複雑構造の機体・・・、見方を変えると・・・意外と作れるかも・・・って気にさせてくれる製作記事ですよ。

● グラス胴体と分割主翼のキット・・・グラス胴体のカンザシパイプの位置決め・・・孔を開け損なったら・・・主翼が真面に取り付けられない・・・。そういう側面から購入をためらったモデラー諸氏からのメールが沢山・・・。ならば!バルサとベニヤとスチレンで。胴体の表面はバルサで仕上がりますが・・・、マイクログラスを全面張りすれば・・・グラス胴体の出来上がりです。

● 複雑な胴体のアール面・・・、フィルム貼ったら継ぎ目が出来る・・・。だったら塗装すれば良いじゃないですか!。別にウレタン仕上げにしなくても、下地までウレタンでコーティングして本塗りはラッカーでも良いのでは?。燃料使う訳でも無いし・・・侵される心配もありません。傷・・・入るの嫌だなあ・・・。事!スロープにおいて!どんなに美しく鏡面仕上げのウレタン塗装機でも、一回着陸したら鮮やかなストラィプが何本も胴体に入ります。スロープの大御所達に褒めて欲しくて一生懸命作ったのに・・・、傷の入った愛機を見て・・・落ち込む・・・落ち込む・・・。スロープの洗礼ですので落ち込む必要はありませんよ。大御所達も経験済みですから。

● 毎回毎回・・・修正塗装するのもねえ・・・。だったらラッカー塗装でも良いのでは?。傷も入り易いですが修正も早い。なんの為に下地をウレタンにするのか・・・、上塗り塗装を楽にする為です。航空自衛隊のファントムなんですが、全体塗りはポリウレタンですが日の丸はラッカー塗装でした。下地がウレタンだと深く傷が入りませんよ。

● 今回・・・このカンザシ使用の分割主翼の正確で比較的加工し易い工法を、紹介する分割主翼全機に採用します。知ってるモデラーさんは粗・・・70歳以上でしょうね。二分割主翼と胴体側板勘合のカンザシ結合構造・・・、昭和の難しい工作方法を簡単レベルにまで持って行きましょう。部品は増えますが何十グラムのレベル・・・、工作行程も増えますが明らかに仕上がりの確実性が向上します。

● 古~い昭和のバルサグライダーキットをお持ちのモデラーさん!。鼻で笑うも良し・・・お仲間さんと掲示板で陰口叩くも良し・・・オークションで落とした昭和の名機の製作が難しいと、製作者の悪口を掲示板で吠え捲るのは大変恥ずかしい行為です。昭和のモデラーさんは、それでも何とかして組んでたんだから・・・。それだけ平成時代のモデラーさんの製作技術が乏しいっていう事実を晒してる様なものですよ。

● 古い技術と新しい技術・・・両方必要なんですよ。古い技術を馬鹿にしてる平成のモデラー諸氏は、馬鹿にすればするほど自分の知識の無さを露見してる様なものですからね。新しい技術の中には古い技術の礎が詰まってます。模型飛行機の翼型構成主翼構造を知らずして、バギング!バギングと誇張してるから・・・バギングモドキの性能の悪い主翼しか出来ません。バギングで完成した主翼に外アールの翼型治具を当てて測定して下さい。多分・・・デコボコした最悪な主翼ですから・・・。もし・・・正確な翼型の主翼を作りたかったら、その翼の内部構造は実機の翼内部構造と殆ど同じになりますよ。重いわ・・・複雑構造で作り難いわ・・・良い所無しです。しかし・・・翼構成に必要な構造から省略出来る部品を一つずつ減らす事も出来る様になります。要するに、妥協点を何処にするかってだけなんです。

● 平成のモデラーさんの掲示板の書き込み見てると、知識は超一流なんですが・・・紹介したご自分の愛機の構造が・・・知識と技術にズレが生じてます。閲覧している人の中でお褒めの言葉で称賛してる人ほど、知識は乏しいですよ。知らなかった知識を仲間に知られたくないって事が見え見えですからね。大手メーカーの開発部は、こういう知識レベルのモデラーさんのページを沢山閲覧してます。ゆとり世代のモデラーさんに合わせた製品造り・・・大変だろうなあって思います。「トンビぃ!梃入れしてやれ~。」って既に他界された大手メーカーの会長さん達が、寝ている私の耳元で煩く念仏唱えてます。そろそろ・・・始めますかね!。

◎ ガルモデルの復刻グライダー
※ ガルモデルの名機の数々の製作記事を順次掲載していきます。かなり古い画像もあり・・・修正しないと見るに耐えませんので暫くお待ち下さい。昭和の技術と平成のハイテクパーツを合体させて機体を作ります。ガルモデル名物の湾曲側板の正式な工作手順も紹介します。ネットオークションで仕入れたガルモデルのバルサキット・・・知識無くして正確には組めません。一条さんのアナログ満載工作法の真髄をご紹介しましょう。

◎ 基本的に胴体には標準型サーボ(20×50×45)を搭載します。昭和のバルサ製グライダーの多くは、この標準サーボと単三乾電池四本(6V)をバラスト兼用として搭載し、機体の設計をしていました。よって、ある程度の大きさ以下には出来なかった側面があります。現在のお手頃サイズと言われる超小型グライダーは、お山で飛ばしロストしたら捜索が大変ですが、昭和のグライダーは不時着しても発見不可能にはなりませんでした。

◎ 今回紹介するグライダーは、昭和に発売された機体ばかりです。キットは存在しませんが、青刷り原寸図が残っていますので(故)・一条卓也氏の設計理念を盛り込みながら製作記事を書いていきます。製作過程の画像は沢山あるのですが・・・、機体製作同様にパソコン作業に掛かる時間が足りません。小学生の頃、作文少年と言われた時代があります。多くの作文コンクールで受賞し、新聞社から取材を受けた事も、地元テレビ局に出演した事もあります。新聞社の取材で「将来は何に成りたいか?。」と聞かれたので・・・「作家に成りたい。」って答えました。後日・・・クラスメイトに・・・大いに・・・馬鹿にされましたよ・・・。でも・・・現在の私は、立派な工芸作家です。私の文体が独特なのは・・・原点が此処にあるからです。

①・・・・・B-18(スパン2200mm)(1) (2) (3) (4)
● 主翼の翼端リブ(厚さ10mm)の翼型を弱性の半対称にする事で、簡単に捻じり下げが付けられます。発売当初はラダー機でしたが、スピードに乗り易く走る翼型でしたのでスロープサイトに持ち込むフライヤー諸氏は、全員エルロンを自作搭載しアクロ気味で飛ばしていました。胴体の側板は3mmのシナベニヤ一枚なので、組み立てが簡単な反面・・・長く模型店に在庫されていた機体は、ベニヤ側板が反り返り・・・大変組み難くなりました。オークションで落札して自慢しきりの平成のモデラーさん・・・、組み立てられなくて・・・「欠陥品だあああああ。」って・・・・。昭和のモデラーならバルサキットの旬な時期を知ってました。だから発売されたら馴染みの模型店に走る!。木材キットは経年変化しますよ。覚えておきましょう。あ!それと・・・後期型はエルロン付きも出ましたよ。フルエルロンで・・・。胴体から露出させたコントロールロッド・・・昭和だねえええ・・・。

②・・・・・ジプシー(スパン1800mm)(1) (2) (3)
● 機首先端から主翼後縁付近まで延びる大きく長いキャノピーが印象的な機体です。厚さ5mmのムクのメディアムバルサでV尾翼を形成する工作方法・主翼が薄いのでワイヤーロッドを内蔵してエルロン操作を行う構造等・・・、胴体にエルロンサーボを固定してるので、主翼はカンザシ分割翼でした。キャノピーが大きく長い理由・・・解りましたか?。ジプシーの胴体は絶対歪んではいけない・・・。V尾翼の泣き所です・・・。垂直・水平尾翼兼用のV尾翼です。胴体が歪んでいたら双方向に癖が発生します。オークション落札の平成のモデラーさん!・・・。またしても・・・「欠陥機だあああああ。」って、航空力学の知識の乏しさ、露見してます。

③・・・・・オリオン(スパン2000mm)(1) (2) (3) (4)
● 独特なフルフライングリンケージが目立つ(T型尾翼)の機体です。何故か・・・標準サーボを寝かせて搭載してあります。胴体は厚みが少なく横幅が広い・・・。ちゃんと理由が有ったんですよ・・・。当時発売された横4列(4,8V)のニッカドバッテリーが搭載できる様に、胴体幅を広く採ってあります。寝かせた標準サーボ・マッチ箱受信機・横4本配列ニッカドバッテリー・・・必然的に胴体は横幅が縦幅よりも大きくなります。しか~し!・・・胴体幅が広いって事は二分割主翼を保持する胴体カンザシの固定部分も広くなります。それだけ・・・頑丈!って事ですね。垂直尾翼前縁に這わせたスタビライザーのリンケージ方法・・・斬新でした。

④・・・・・エルフ(スパン1800mm)(1) (2) (3) 
● キャノピーサイズはジプシー譲り・・・、スパンは1200mmしかないけどエルロン・エレベータ・ラダー搭載のフル装ガチンコスロープアクロバット専用機です。当時のミニサーボに合わせて設計してありましたが、まだまだ主翼内蔵単独エルロンサーボの搭載は無理!・・・の時代です。平尾台のサイトにはセカンド機として多くのエルフが来てました。皆さん・・・メカの搭載丸見えキャノピーなので、胴体内部に重点を置いての綺麗なレイアウトを心掛けていた機体でした。そら!もう!品評会ですわ!。

⑤・・・・・ウィンディ(スパン2400mm)(1) (2) (3) (4) (5)
● 二分割主翼・・・片翼の上反角が2度・・・のラダー機です。実機ウルプマをモデルに設計された機体です。上反角が2度?・・・・・・またしても「欠陥機だあああああ。」ってか?。エルロンが無くても自律安定が良い・・・。不思議ですねええええ。作って飛ばしたモデラーさん達はみんな知ってますよ。投げた瞬間・・・主翼上反角に違和感が・・・。あれ?上反角が大きくなったんじゃない?。主翼内蔵のカンザシパイプが塩ビ製・・・若干なんですがガタがあります。このガタのお陰で上反角が増える・・・。フラットボトム翼だから逆宙返りは出来ません・・・。機体の荷重で飛行中の上反角を増やす構造・・・。平成のモデラーさん!欠陥機ではありません。

⑥・・・・・LS-1N(スパン3000mm)(1) (2) (3) (4) (5) (6)
● 実機LS-1のセミスケールモデルです。キットではスパン2600mmなんですが、新型機は3000mmとしました。実機では装備していないラダーブレーキを搭載しています。T型フルフライングスタビライザーのコントロールリンケージにも一工夫・・・。フルハウス6チャンネル搭載の異次元グライダーです。ネコの額みたいなスロープサイトの着陸エリアに確実に降ろす事に主眼をおいた設計です。幅は狭いけど奥行きの長いスロープサイトに対応してます。要するに・・・前方空域が広いサイトって意味ですよ。山本昇さんのアンドロメダを進化させた・・・とでも言っておきましょう。

⑦・・・・・クラウド29(スパン2900mm)(1) (2) (3) (4) (5) (6)
● グロー09エンジンを搭載したモーターグライダーですが、今回は3セル折ペラ仕様機です。発売当初から関東方面では多く出回りましたが、九州方面ではあまり人気がありませんでしたのでカタログ本でしか見た事はありませんでした。しかし・・・ネット社会となり、海外のモデラーさんとの交流も増える中、ハワイのモデラーさんからメールが・・・。御歳75才・・・生粋のハワイアンのご老体からの依頼。若い頃日本で購入したクラウド29を復活再生して欲しいとの事・・・。空輸されてきた機体はボロボロでしたが、一条氏の青刷り原寸図面が同封されていたので、完全再生しました。昨年他界されましたが、今でも遺品の一部として自宅に吊るしてあるそうです。クラウドの図面はこのご老体の形見でもある・・・。大事に保管してます。とにかく・・・ボロボロなんで・・・。

⑧・・・・・アドラー(スパン1800mm)(1) (2) (3)
● ガルモデルの初心者対応機アドラーです。ムサシノのフレンドグッピー・OK模型のパイロットJr・フタバ模型のポンコツ号・・・各メーカーの初心者対応機数々有れど・・・、グライダー入門機にしてはスタイル抜群の初心者対応機ですね。若干ですが大型化しています。本来ならばスパン3000mmでも性能は同じです。初心者でも飛ばせるでしょう。作るのは・・・無理かなア・・・。ムサシノの飛行機は基本モーメントに忠実に作られていますので、段階をしっかり踏んで練習して行けば、F3Aでもガチンコスケール機の世界でも進んで行けます。これが各メーカーの役割なんですが、グライダーにも同じ事が言えます。将来自作スケールグライダーを作りたかったら、意地でもアドラーの図面を入手しましょう。本当に・・・基本的な造りですから・・・。私のは・・・あげませ~ん。

⑨・・・・・タドポール(スパン1800mm)(1) (2) (3) (4)
● この機体もあまり普及してない様ですね。ただヴィンテージスケール機の初心者対応バージョン機なので、キットを購入した大御所さん達は、挙ってセミスケール機にバージョンアップしてたみたいですよ。お手頃サイズなのに基本性能が良いので、ストレスの溜まらないセミスケール機だったそうです。キットを作って飛ばして・・・飛ばし込んだその先に・・・大型化した完全スケール機をこの機体の基本性能を移植して製作された昭和のモデラーも多いと聞きました。私も・・・霧ヶ峰式・鷹号・・・移植してます。

⑩・・・・・ザノニア(スパン3400mm)(1) (2) (3) (4) (5) (6)
● 本ホームページでも紹介している機体です。この機体に惚れ込んでいるモデラーさんの多い事・・・。キット化して欲しい要望は物凄いです・・・。しかし・・・実機ザノニアバージョンなので販売には問題無いのですが・・・、実機を知らない(ウルプマ同様に実機の資料が殆ど無い)ので、知らないネット物知り博士のモデラーさんからは「ライセンスは貰ってるんですか?。」なる、嫌がらせ多数・・・。このザノニアは一条さんのオリジナル機ではありません。よって、販売可能です。しかし今回は一条オリジナル・・・。キットをお持ちの・・・又は図面から再生したいモデラー諸氏への新構造・・・。胴体土手っ腹ぶち抜きカンザシの新工法・・・、色々紹介しましょう。一条さんの図面・・・機体構造・・・難しさはマックスですよね。しかし・・・新工法ならば、今後の自作ガル翼機の製作が大変楽しくなるでしょうね。

⑪・・・・・ライハー(スパン3600mm)(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
● 私個人の見解なんですが・・・、実機の世界ではザノニアよりもライハーの知名度が圧倒的に大きいです。しかし・・・模型となると何故か博士達はザノニアにご執心・・・。何でなんやろう・・・。まあ・・・バルサキットの知名度から言えば、ザノニアにはバルサキットが存在しますが、ライハーはグラス胴体が殆どです。博士達は完全再現のライハーのバルサ胴体を要求しますが、このライハーの胴体ラインは、お手頃サイズの小型機では再現不可能なんですよねええ。後部胴体下面は逆アールだし・・・。ただ・・・博士達は作るのが面倒臭いのか、試さないので知らないだけなんで・・・実際は一条さんの機体にはスパン2150mmのライハーキットが存在してました。ラジコン技術誌にも製作記事は載ってましたが、平成以降にラジコンを始めた博士達は、一条氏のライハーを知りません。一条氏のライハーはセミスケールです。主翼付け根の大きなフィレットは主翼側に付いていましたし、その為勘合し易い様に胴体側面は平面仕様でした。博士のワガママな要求・・・一条さんでも聞き入れないでしょうね。作れる人限定しますから。

⑫・・・・・プランク16(スパン2000mm)(1) (2) (3) (4) (5)
● 矩形主翼の無尾翼機です。矩形翼なので完全なる長方形で主翼を仕上げるのが基本です。ただ・・・翼型がフラットボトム系のSカンバ―翼なので、捻じれたら癖が出捲る大変神経を使って組み立てる構造でもあります。一条氏は土手ソアリング用にと設計された様ですが・・・、博士達はそれを理解していませんでしたので・・・、形はプランク16なんですが翼型が薄いクラークY類似翼です。投げても投げても急降下・・・。エレボンにすれば何でも飛ぶって考える辺り・・・、一条さんのコンセプトを理解していません。一条さんのプランク16は、主翼中央付近にエレベータ・僅かに外向き角度の付いた二枚の垂直尾翼それも全面が動くフライングラダーでした。狭い上昇風帯の中で、バンク角度を緩やかに旋回しながら優雅に飛ばすのが本機プランク16です。博士のプランクもどき・・・3セルブラシレスの動力機でした。グランドで唸りをあげるブラシレスモーター!投げたら勢いよく真っ逆さまに墜落・・・。博士曰く・・・「欠陥機だああああああああ。」・・・。自慢げに持ち込んだオークション落札キット・・・。コンセプト通りに作っていれば、優雅な飛行を披露できたのに・・・ね。

⑬・・・・・ホルテンⅣ(スパン2400mm(1) (2) (3) (4) (5) (6)
● スパン2400mmとは組立てた時のスパン寸法ですので、分解すると片翼は実寸1400mm程になります。強い後退角で構成されたフォルムなので、垂直面の翼が要りません。平成のネット世代のモデラーの多くは、ザギを代表格に挙げるんですが、この機体でも翼端に小さな垂直尾翼が付けてあります。しかしホルテン型には何故必要ないのか・・・。まあ・・・制約付きの飛ばし方が必要な分、ザギよりも調整が難しく飛ばし難いと言えますね。翼型は弱性半対称のSカンバ―タイプですので、リブの作図だけでも手間が掛かります。垂直面が無いので直進性能が悪く思えるんですが、後退翼はある角度を越えると直進性が良くなるんですよ。B-2爆撃機には垂直面がありません。ネットの博士なら・・・コンピュータ制御で安定を確保する!って言うんですが、だったらパイロットも必要無くね?。ってなりませんか?。コンピュータの制御って言うのは・・・、模型レベルならヘリコプターのジャイロレベルです。やっぱりパイロットが必要です。模型のジャイロはパイロットの操縦が優先ですよね。B-2も同じです。操縦の補正ってレベルの・・・。

⑭・・・・・萱場式A3-1(スパン2000mm)(1) (2) (3) (4) (5) 
● 物凄く胴体が太いので、存在感抜群の無尾翼機です。多くの自作できるモデラーさんがガルモデルの図面から複製してるんですが、フラットボトム系Sカンバ―翼を完全に再現したモデラーさんは国内に数人のみです。まあ・・・それだけSカンバ―翼は作り難いって事ですよ。無尾翼機には捻じり下げが必要だ!って、スケールの大御所が自分のページで断言しちゃうから・・・、ネットの博士達は勘違いして主翼を捻じろうとします。でも・・・どの位捻じれば良いのか・・・解らない。だから面倒臭くてエレボンにしちゃう。私の持論なんですが、無尾翼機には水平尾翼が無いのではなく・・・極端にテールモーメントが短いので、主翼と水平尾翼が重なっちゃいましたあ~・・・、だったら一体にしちゃえ!・・・で生まれたのが無尾翼機って思ってます。

● スロープスタントグライダー(ブルーエンジェル)の製作記事中でも書いていますが、載っかる胴体・ぶら下がる胴体に習えば萱場の太い胴体は、ぶら下がる胴体の構造で作る方が簡単ですよ。製作構造は当工房の(Lo-100)と同じです。分割主翼とカンザシ固定のセンター翼に胴体をぶら下げる・・・。太い胴体にカンザシ通して・・・って考えるから難しくなります。胴体自体を分割し主翼にぶら下げる構造にすれば工作が楽です。楽って訳でもないかなあ・・・。でも・・・実際に作ってみたら比較的に簡単だったりしますよ。

● Sカンバ―翼を捻じり下げる???。って考えるから難しくなります。難しいからって省略してエレボン跳ね上げでSカンバ―対応!・・・。後退角付きの主翼全体をSカンバ―状態にしたら・・・、単純に主翼の迎角を減らした状態と同じですから捻じり下げ効果は期待出来ません。翼端に向かって徐々に捻じり下がるから効果が出ます。一条氏の萱場型でも山本氏のデルタベガでも、主翼本体は捻じり下げが付いていませんよ。デルタ・ベガではエレボン動翼に捻じり下げを、萱場型はエレベータとエルロンを独立させて其々の動翼を翼端方向に緩やかに捻じり下げて行きます。ラジコン技術誌には其々両氏の製作記事が掲載されています。簡単に出来る捻じり下げる工作方法も図解入りで掲載されています。神と崇めるネットの間違い知識のまま、萱場型を組んでるモデラーさんよりも確実ですよ。

● 掲載記事の図解では後縁側を捻じり上げるので勘違いされる平成のモデラーさん多数・・・。しかし・・・動翼を主翼に付ければ捻じり下げ状態となります。エルロンアップしたらどうなりますか?。エルロンアップ(スポイロンアップ)は捻じり下げ状態と同じですよ。主翼にぶつかる空気の流れは主翼を捻じっていないと同じ流れなので、胴体側が失速すると同時に翼端側も失速します。これが着陸時だと胴体付近の主翼は減速により揚力を失い、翼端側は同時失速なのでエルロンが効き難くなり、ロール軸のコントロールが難しくなります。そこで翼端側を捻じり下げると、胴体側が失速してても翼端側にはまだ主翼の揚力が残っていますので、エルロンが効きます。要するに・・・捻じり下げの効果は翼端失速を遅らせる効果って事です。ネット掲示板で実しやかに確立されている翼端失速が無くなる?状態ではありませんよ。ネットの天邪鬼な博士用にもう一言!・・・。翼端失速を無くしたかったら、前進翼にすれば良いですよ。・・・で生まれたのがロックウェルのカナード機です。グライダーならピラタスかな?主翼の中心よりも翼端側が後退してるから翼端失速するんです。前進翼なら主翼の中心よりも翼端の方が前方に位置してるので、翼端失速は無いです。当たり前か・・・。博士達に「その位の知識・・・知ってるワイ!。」って言われそうですね(笑)。

⑮・・・・・九帝五型 阿蘇号(スパン3000mm)(1) (2) (3) (4) (5) (6)
● スパン3000mmで作ったら・・・胴体のサイズ・・・考えたくもなかったですよ。単純に全長1500mm・・・。パイロン上の主翼から胴体最下部まで・・・最大430mmです。デカいよなあ・・・。でもですね・・・・。前部胴体の下側半分の胴枠類は5mmのスチレンペーパーの複雑構造なので、クッション性を持ってます。そのくせボコボコ凹んだりしません。最大サイズの胴枠は私の顔のサイズを越えました。二枚貼り合わせても3mmバルサよりも比重は軽いです。胴体表皮はバルサですので、今回は紙張り塗装仕上げとしました。主翼と尾翼はシルキーコートをアイロン張りです。宣言通りに搭載サーボは全部標準型で収まりました。

● 本来ならば実機と同じく阿蘇の草千里に持ち込みたいのですが、十数年前から無差別なパラグライダーの迷惑飛行で、観光客を乗せるお馬さん達が暴れて事故が続発・・・。ラジコン諸共飛行禁止です。昭和50年代なら勤務していた航空自衛隊の基地ラジコンクラブで毎年の夏合宿を行っていた場所なんですが・・・。扇形のスロープエリアは横風気味なら移動可能でしたし、小高い丘みたいなスロープなので不時着しても回収が楽でしたし・・・。当時はパラグライダーなんて居ませんでしたよ。スカイダイビング用のパラシュートで平尾台の南斜面から、行橋平野に向かって飛び出していたお馬鹿さんは数人いましたが・・・。上昇出来ないから滑空しながら降りて行くだけ・・・。ああああ!オーバーランしました~。民家のお庭に突っ込んだあああ・・・。高そうな盆栽巻き込んで・・・。って、サイトの頂上から丸見えなんだもの~・・・。自衛隊の高倍率望遠鏡って性能良いなあ・・・。