NV-01 Enterprise 無動力・ガチスロ・グライダー

 ※ スチレン・バルサの混合構造キット化の予定の為、生地完成の販売を終了。




 全長・・・・・・870mm

 翼長・・・・・・830mm

 全備重量・・650g

 翼面積・・・・36,5d㎡

 翼型・・・・・・8%半対称オリジナル     

 プロポ・・・・・2ch

 仕様・・・・・・07Wクラスに属する無動力専用グライダー

 ●  今年スペース・シャトルが現役を引退しました。コロンビアの打ち上げの時は自衛官でした。打ち上げ予定時間を大幅に遅れ、日本時間ではもう明け方でしたがしっかりと見届けさせてもらいました。大気圏の外に出たシャトルはコロンビアが最初ですが、大気圏突入後の滑空機状態の1号機はエンタープライズです。昨年末に試作したコンコルド型デルタ機が、年明けて1月初旬俵山において初飛行しました。正式名称がまだ決まっていませんでしたので、今後シリーズ化する予定もありますし、STAR-TREK・NX-01型に習いエンタープライズと命名しました。

 ●  私のNV-01型は山本氏の機体の進化型です。当時の図面通りに山本機を作ってみたのですが、この機体の構造自体が量産不可能だと解りました。大手メーカーさんが中国で量産させても、同じ形には作れますが、同じ重さにはできないと思いました。山本機の構造は完成機にしようとしても、どんなに正確な治具を作れても、ばらつきが出てしまいます。当然ばらつきを抑えるために構造を強化しなければなりませんが、山本機より遥かに重くなってしまいます。同じ構造に出来たとしても購入するのは、不特定多数のマニアです。初心者には扱いずらい機体だと思います。風速にも寄りますが、強風下ではジェット戦闘機並みのスケール・スピードで飛び回りますので、初心者が投げた時点でコントロール不能となります。秋の鳥取砂丘でテストしましたが、無動力機とは思えない迫力でかっ飛んでいきます。パークフライヤーさん達には不向きだと思いました。