Planet-Uranus Oberon Ⅰ型 (受注生産)

 ※ 本機は産業機として開発しました。仕様変更で価格が変化します。

 全長・・・・・・1520mm

 翼長・・・・・・3600mm

 全備重量・・2700g以内

 翼面積・・・・86,4d㎡

 翼型・・・・・・フラットボトム系・12,5%オリジナル

 プロポ・・・・・3~4ch

 仕様・・・・・・無動力スロープ・ソアラー

 (ポッド型動力ユニットでグランド・サーマル機になります。)

 ●  このオベロンは機体の各モーメントを基本に忠実に設計してある、モーメント実験機です。アクロバット飛行は出来ませんが、各種電子機器を搭載できる容量が大きいので産業機として開発しました。本機の後継機は、多目的仕様としてシャーレー化されプラモデル並みの分解・組立が可能になりました。完全分解して水で丸洗い出来る特殊な機体です。現在・・・放射線を計測する機体として開発中です。

 ● 日本国内は至る所に本土防衛の為の基地や演習場が存在します。自分で勝手に判断してラジコン飛行機による空撮録画やインターネット生配信を行ってしまうと、国家レベルのプライバシーの侵害が発生する可能性も出て来ます。自分のネット上での立場の向上には役立つかもしれませんが、同時に国家からは重要注意人物として調査されたり監視されたりするかもしれません。

●大観峰の西側斜面の眼下をソアリングするオベロンⅠ型機です。テールモーメントが長いので尾翼を小さくできますが、本機は尾翼を大きくして、産業機としての自律安定の強化を図りました。

● オベロンⅠ型は自重2,7kgの機体なので持った感覚ではズシリと来ますが、飛ばすと軽量のサーマル機に早変わりします。風速3mあれば普通に飛ばせる機体なので、曇った条件の日でも気温が高くてサーマル上昇風が出ていれば時間無制限で受信機用のバッテリーが切れるまで飛んでいます。ところが大型機の不慮の墜落の破壊力を知っているお仲間さんは、遊んでも30分以内で自分で放って自分で降ろして自分で回収して来てプロポを返してくれます。


● この日は大観峰の野焼きでした。否が応でも地面がを持った強制サーマル発生状態の日です。条件は最悪でした。逆に降ろし易いだろ!って考えるのは、グランド専門の動力機のマニアさんの言い分でしょうけど・・・。地熱が至る所に発生している普段とは違った条件での着陸です。何度もトライするんですが何時もの着陸ポイントが強烈な熱を持っているので、上昇風が邪魔して降りてくれません。

● 普段は使用しないスポイロンを目一杯使って、半ば地面に貼り付ける飛行で着陸させました。スポイロンを使用しなかったら・・・こういう形状のグライダーは、野焼きでのっぺらぼうの斜面を地面効果によって滑空距離がいつもよりも延びてしまいます。着陸進入で地面効果が始まったら、スポイロン最大のままエレベーターフルダウン!強制的に地面に貼り付かせる操縦が有効です。