● Rindy-reg  機体製作画像集 (Part-4)


● 主翼固定用のピンダウエル受けと後縁側固定のウイングビスの台座画像です。あまり大きい部品は内装出来ませんので、コンパクトに尚且つ確実に主翼が固定出来る最小のサイズです。


● 本機はセミスケール(ウルプマ)の胴体を採用しましたので、主翼の上にも胴体の一部が取り付きます。全体のラインに沿う様にカバーをプランクしていきます。ウイングボルトは完全に胴体に内蔵されますので、ガイドパイプも取り付けました。


● 機首胴体下面にはスキッドを取り付けます。ハードバルサの棒材ですが、曲げ易い様に大きめのカッターナイフで溝を切り込み曲げ易くしました。木工加工所で作る丸型楕円型の厚さ30mm以上のテーブル天板を作る時も、幅5mm程度の溝切りカッターを昇降盤にセットして、約20mm間隔で板厚3mmほどを残して切り込みます。それを曲面加工したテーブル床板に合わせてピンタッカーで固定していきます。あとはラジコン機のプランク方法と同じです。表面にはメラミン化粧した専用の板を貼り小口にも同じ柄の専用テープを貼り込んで完成です。カスタム業の合間に家具屋で材料加工していましたが、治具台を作る傍ら家具も作ってバイトしてました。

● 弟子入りしてその後独立した方が確実だと思いますよ。同じカスタム業を目指す若手さんならば。私の様に作業上必要に迫られてその都度必要な技術に弟子入り半分バイト半分で遠回りするより楽だと思います。航空工学、航空力学の知識なんて大学の専門課程を習得しておりませんので、独学習得です。40年経ってもまだお勉強しなければなりません。最近の工学部の学生さんが飛行場でぶー垂れていました。「パソコンで何度も試して確実な理論なのに、部品作って欲しいから職人さんに依頼してるのに全然取り合ってもらえない。学の無い人種とお付き合いするのは疲れます。二十歳そこそこの僕達の言ってる事が理解して貰えないって、あの職人さん馬鹿なんじゃね~の?。」

● 言いたい放題言いやがってます。学が無いのは職人さんではなく、専門知識を詰め込んで頭でっかちになってしまった航空大学の学生の方です。コンピューターで何回もシュミレートしました。だから可能ですってか?。作図して物を試作して何度も作図し直して、また試作して少しずつ改良して、完成形を見出す。そういう汚れる危険できつい実質作業を嫌がる学生には、とうてい理解してくれないかもしれませんね。日本の未来は危ない…かもしれません。ロボコンで一喜一憂している工学部の学生を見習って来いと言いたいです。


● 付属パーツの画像です。上部右は垂直尾翼のコーナーフィレットパーツ。左側は2mmのベニヤです。エレベータの片引きホーンとラダーの両引きホーンはご自分で切り出して作ってもらいます。下部の4枚のシートは胴体後部のプランクシートです。初期型は胴体構造が単純でしたので、密閉構造でパイプ内蔵としましたが、今回は若干構造が複雑な為に塞いだ後のリンケージ後入れ加工が難しいので、リンケージ引き回し後、接着プランク方法を取らせてもらいました。


● 北九州小倉区に過去存在した小倉ホビーの店主(小橋氏)の代表作である、バチという名前の今のレーシング機の元祖みたいな機体があります。胴体の形状と工作方法は全て記憶していますので、今後こっそり作ってこっそり飛ばそうと思います。サイズ的にはオリジナル(スパン1900mm)小型(スパン1500mm)ミニ(スパン1200mm)の三種類です。