Part−6

● リンケージの詳細


● エルロンサーボのハッチカバー兼サーボ台座の工作です。基準はWAYPOINT−150に合わせて作ります。材質は厚さ2mmの積層ベニヤです。バルサプランクの厚みとほぼ同じ状態ですので、ビス止めの台座もそれに合わせて接着します。

● 断面が10×12mmのナイロンブロックを長さ20mmでカットして、画像の様な専用のホルダーで転がしながら4面をサンディングします。仕上がったブロックをバイスにセットして作図していきます。

● このナイロンブロックは普通にホームセンターで購入出来ます。そんなに高価ではありません。2〜¥300のレベルです。エル字型への加工には田宮製のレザーソウを使って加工します。格好よくミシン(糸鋸盤)で・・・とお考えの博士の皆さん・・・。止めた方が良いと思いますよ。切った傍からくっ付いていきますから・・・。素直に手切りの方が上手く仕上がります。

● このブロックは通常のドリル刃ならば何でも簡単に孔を開ける事ができます。使用するのは基本3mmのタッピングビスなんですが、下孔は2,5mmで開けましょう。サーボの取り付け面の作図をします。サーボを固定する場所とナイロンブロックを取り付ける位置を作図します。

● サーボカバーとサーボケースの取り付けビス孔の加工です。まず・・・カバー側の所定の位置に2mmの孔をあけます。次にそのカバーをサーボケース位置にはめ込んで、カバーを基準に同じく2mmの孔を開けます。使用する固定ビスは2,6mmのタッピングビスですが、固定側はそのまま2mmの孔ですが、カバー側は画像の様にドリルの先端に丸ヤスリを取り付けて逆転させながら、馬鹿孔3mmまで広げます。市販の丸ヤスリを回転させると右回転では前方に進みますのでイキナリ孔が大きく成り過ぎてしまいますが、左回転させると後方に進みますので少し圧力を加えながら・・・、力加減のコントロールが出来ます。ただし・・・スピンドルチャックはガッチリと閉めこんでおかないと・・・、勝手に緩んできます。

● 一度画像の様にビスをしめ込んで固定しましょう。画像のビスはホームセンターではありません。古巣のメーカーに頼んだ訳でもありません。普通に大人買いの出来るショップで箱買いしただけです。一箱2500円也・・・ホームセンターで買ったら20本入り¥100と計算してどっちがお徳でしょうか・・・。3mmビスではありませんよ・・・。

● 腰の強いオラカバドライフィルムは、小さい角面や細い範囲での接着には不向きなんですが・・・、これを補正する目的でクリアラッカーをシンナーで希釈してから筆で塗り込んで、充分乾燥させてからフィルムを圧着すると確実な接着力が得られます。このスプレー式のラッカーシンナー缶は、ジェダイマスターのリンデンさんが当ショップに来られた時のお土産品です。こういう少ない量の希釈には大変重宝するグッズですよ。

● エルロン動翼にホーンを取り付ける行程です。画像の様なホーンを取り付けるんですが、市販の正規なパーツに見えるんですが・・・改造パーツです。ただし!市販品の正規なパーツではありませんので参考程度にしか成らないのですが、見てくれが悪い!って言われていたパーツセットが大変身!。開発したのはOK模型の利充社長・・・、この人の頭の中の汎用性は、親父譲りだと思います。絶対バラさないでね!お願いだからね!・・・の精密パーツ(ELFリトラクト)もあれば、好きに利用してかめへんでえ〜(プラパーツツリー)まで、インターネットのページでは多分解からないだろう面白パーツが、見開きのアナログ本カタログには満載です。デスクトップしか持ってないマニアの方・・・、トイレで思案中に読めるカタログ本・・・アナログツールの極みですよ。

● このプラパーツツリーセットは、OK模型の製品であるパイロットブランドのバルサキットとEZブランドのスチロール混合体完成機のキットには、必ず一枚付属していました。グロー45ENG搭載のプッシャー型戦闘機・F−18ホーネットには、オマケとも言える二枚入っていたので・・・、得した気分にも成れましたね(笑)。ホーンは一枚で足りるんですが・・・、他のパーツが足りません。プラパーツのメインはこのホーンセット部分なんですが、利充社長はこの不足分が気に入りません。だったら二枚入れとけ!っていう太っ腹部分が親父(故・高松守=先代社長)譲りなんですよ。このプラパーツセットは定価で¥700です。今時のご時世で?。復刻版チロルチョコみたい・・・。これを画像の様な見てくれの良いホーンに改造します。

● 画像のナイロン封入の自己欽定型ナットと3mmビスを使ってホーンを自作しています。ホーンの床面を平らにする為に、皿ビスをしようしてホーンの裏面に埋め込みます。これを画像のゆるみ止めの付いたナットで締め込めば完成です。この先にプラパーツに付属しているコントロールチップを取り付けます。

● ホーンのビス孔を基準にして先孔として2mmの穴を開けます。その先孔を画像の様な丸ヤスリで広げます。約3,3mm程度まで広げたら画像の様な星型パイプを埋め込みます。これには高粘度の瞬間接着剤でもエポキシでも良いですので、塗り込んで埋め込みます。画像の面が主翼の上面になりますので、メクラ蓋の代わりの短いビスを取り付けます。この時に専用のワッシャーを挟むと、もし!中芯が緩んで外れそうになってもワッシャーがストッパーになりますので、ホーンが脱落する事はありません。

● 裏面の出っ張ったパイプは薄刃の鋸ギリでカットしてヤスリ仕上げて平らにします。主翼の上面は画像の様にかなりスッキリとした雰囲気には成るんですが・・・、それでも既製のセットには性能面と信頼性は劣ると思いますので、真似される方は自己責任でお願いしますね!。

● 基本的に動翼の厚みが増せば増すほどこのタイプの取り付け方法は楽になりますが・・・、画像の動翼の厚みは約8mmですのでこの厚みが限界だと思います。メクラ蓋のビスはねじ山が3mm程度で充分ですので、残った厚みの分最長のビスを使ってホーンを固定して下さい。

● とりあえず見せびらかしています(どや!ねん)。スチレン機と小型機のマニアさんには無縁のパーツ軍でしょうね。ところが!当工房の製品にはこのパーツ類は必要不可欠の部品ばかりなんですよ。当工房の製品は画像の様なパーツ類を素直に正確に普通に取り付けられる様に設計しています。元メーカーだからじゃなくて・・・小売の模型屋さんの負担に成らない様に、これらの部品が取り付けられる様に作って、お客さんにお渡ししています。

● 画像の様なパーツのみの小袋セット・・・空物ラジコンを開発し販売している国内メーカーのアクセサリーパーツです。必ずそのパーツしか使えないってレベルの物はありません。ヘリコプターメーカーでも飛行機メーカーでも、自社製品に必要だから別売りパーツとして存在しています。

● 自作模型を作っているモデラーさんは、機体に組み込むアクセサリーパーツ自体を全て自作される方も居りますが、極々一部のモデラーに限定されます。自分のホームページで紹介しても、他のモデラー諸氏が全て紹介したパーツを作るのに、同じ様な高価な工作機械を用いるパーツを紹介しても真似できるモデラーさんは殆どいません。

● 当工房の加工する為の機械類は、ホームセンターで購入可能なモノばかりです。もっと性能の良い加工機械をお持ちのモデラーさんなら、更に改良されたパーツも出来ると思いますよ。当工房は、結構航空力学の記載をしてますけど・・・、一部のモデラーしか理解できない高等な専門用語や計算式を記載していません。だから程度が低いって思われるモデラーさんも多いと思いますが。

● 匠の域の工作機械や高度な公式の計算方法を紹介したって、追従してくるモデラーさん自身が理解出来ない高等技術では、敷居が高いので追従不可能です。自作飛行機の重心位置を算出する方法だって、多分一部のモデラーにしか理解できません。自分の記載した内容を理解できないモデラーは無視する態度のモデラーではありませんので、追従したかったらどんどん利用しましょうね。

● 因みに・・・自作飛行機の重心位置の求め方・・・。多分・・・其の物ズバリ!の算出方法は、それを得意とする管理人さんのページを閲覧して下さい。送信機のトリムの範囲内での調整が可能な位のアバウトで良ければ、此れから記載する方法を試してください。

● 自作飛行機の主翼形状が前縁後退翼ならば、最大翼弦の主翼中央の翼弦と最小翼弦の翼端の寸法を足します。これを2で割った数値の翼弦が、主翼のどの位置にあるかを求めます。その数値に合致する翼弦が見つかったら、前縁から33%の位置から中央翼に対して直角に交わる場所を探します。交わった箇所が、その主翼の重心位置です。

● この重心位置の基本は、通常の胴体後部に尾翼が位置する機体のみの算出ですので、全部の形状に通用できるアバウトな算出方法ではありません。お間違い無き様・・・。高等レベルの管理人さんならこういう説明は、恥ずかしいのでやりません。しかし・・・長年飛行機を自作してると、こういうレベルでの算出でも皮算用は出来る様に成って来ます。要はぶ〜ん!ガチャン!を恐れない事ですよ。この重心探しの為の実践レベルのぶ〜ん・・・ガチャン!は、自作モデラーにとっての知識と技術の習得に大きく貢献します。恐れずに実践して下さいね。