全自動洗濯機の水漏れ修理

全自動洗濯機の水漏れ、修理です
排水ホースからの水漏れは古くなると良くある事ですが
今回は洗濯槽（穴が開いてる脱水で回るところ）の外側で水を溜める、「水槽ユニットのひび割れ」からの漏水です

ポリエチレン製なので接着材はくっ付きません、穴をふさぐなんて小手先ではなく、水槽ユニットを丸ごと交換します
分解するには途中で専用工具が必要なので、専用工具の無い人はまず無理です、

部品の交換は上側から行いますので、先ず配線の固定をはずして、トップカバーをよけられる状態にします、壁にもたせかけるとか、上から吊るすとか、場所に合わせて考えます、

パルセーター（羽根）を外したところ、パルセーターの下も結構汚れてます、

☆パルセーターの外し方について質問がありましたので一つの方法を解説します、まずパルセーターの中心のネジを緩めます、パルセーターにはつかみ所が無いので、排水の穴に木ネジを2本、4本対角線に仮付けしてそれを指掛かりにして引き抜きます。

パルセーターの下に見える6方向に伸びたアルミが腐食してひび割れる場合がありました、そうなると買い換えた方が良いと思いますが、修理するなら洗濯槽交換です、症状としては脱水のバタつきが大きいでしょう

洗濯槽の固定ナットを外します、ここがこの修理の最初の難所です
専用特殊工具（ナショナル・パナソニック用）を使って、反動と慣性の法則を使ってガシガシガシっと気合で緩めます。
次に洗濯槽を抜き取りますが、これが一番大変です、無理すると洗濯槽をいためますので
慎重かつ大胆に

なんとか苦労の末、洗濯槽が外れました
パルセーターの裏、洗濯槽の外側、すごいよごれです、

こんな中で洗濯していたなんて・・・

ジャブジャブ、ゴシゴシ、洗います

ステンレス製なので根気よく洗えばきれいなります、さっぱり気持ちいい！

新しく取り付ける、水槽ユニットです、写真は天地が逆です、黒いのがモーターです

分解した逆の手順で組み立てます、組み立ては簡単、

NA-F700

出来上がり、もうしばらくがんばってもらいましょう。

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