〇 WAR−BIRD−FIGHT専用機・クラスF−1(F−100D・SUPER・SABRE)¥二桁万円


 全長・・・・・・1750mm

 翼長・・・・・・1500mm

 全備重量・・2500g

 翼面積・・・・62du

 翼型・・・・・・10%半対称翼

 プロポ・・・・・4〜6ch

 仕様・・・・・・無動力・どすこい投げスロープ専用機

         (E・B・F掲示板・会員のみ購入可能)


 ●  1956年よりアメリカ空軍の花形戦闘機として部隊配備されたF−100D型機はヨーロッパの国々の軍用機としても活躍した名機です。ヨーロッパの同業者にも愛好者が多く、ケロシンジェットやグローダクト機の製作依頼も多いと聞きました。グラス胴体のオス型・メス型は同業者の間でコピーが量産されるほどの人気があります。それほど需要のある機体と言えます。ところがクラスF−1では全備重量が2500g前後なので、ダクト機用のグラス胴体が使用できません。音速機でありながらその主翼翼面積は20%増しで充分スロープグライダーとして使用できる位大きいですので、ヨーロッパからの参加者の5名がジェットの選択機種をF−100D型としました。


 ●  機体デザインは単発エンジンの単発インテークの為、胴体のど真ん中の前か胴体中心ぐらいにぽっかり口を開けるインテークをどう処理するかが、カスタム屋の腕の見せ所となります。単純に平面カットで黒く塗りつぶしではなく、極力薄いシートの真空成型のキャップを自作していました。あまり綺麗な表面では太陽光線に反射して如何にもノーズコーンを付けました!という雰囲気にならぬように、わざと少し濁りを入れて光沢を抑えるあたりがマエストロの究極の技なのかもしれません。同じ技術を使用すれば零戦や隼・F4U−1Dコルセア機等にも応用が効くと思いました。


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