🚣 にゃ~にゃ~ウルサイにゃんこペーロン船 概要

● 毎年・・・未成年の学生達が夏休みに入る7月の週末に行われる我が町のマリンフェスタで、今年も恒例の「チーム対抗ペーロン大会が行われました。ただ・・・我が町の湾内は、鬼池フェリーのふ頭がありますので、フェリーの運航を妨げない様に大会が行われて行きます。
 
● 本格的に行われる百戦錬磨のペーロン競技とは大きくかけ離れた、普段は陸や山で生活している有志を集めたメンバーさんばかりなので・・・毎回、鳥人間コンテストのコミカル部門みたいな面白さを見物している側は味わえます(笑)・・・。本格的なペーロン競技ならば、漕ぎ手と成る乗員は20数名・・・。このフェスタでの漕ぎ手は其れに満たない乗員で行われますが、普段は陸の人達ですので・・・一生懸命漕いでいますが、船体が真っ直ぐ走りません。舵取りの乗員が懸命に進路を修正しますが、漕ぎ手の息がバラバラなので船が真っ直ぐ走りません。
          
● 花火の号砲を合図にスタートする筈が・・・今度は花火の準備が上手く行かない(笑)・・・。まるで・・・平尾台グライダー大会のいきなり風が弱く成り発進出来ない状況と似ています。どうですか!この船内の状況・・・。本来ならばこの乗員数の倍近くが搭乗するので、喫水線はもっと下がり。。。漕ぎ手の乗員は一糸乱れない状態で競技開始の号砲を待っているのに・・・、このペーロン競技の乗員さん達・・・、今から魚釣りにでもペーロン船で行きましょか~・・・みたいな雰囲気ですなあ。
          
● さあ!スタートしました・・・。左上方に見える赤いブイを反時計回りで折り返す為に、画像右側のペーロン船は真っ直ぐ漕ぎ続けているのに対し・・・画像左のペーロン船は、船体右側の漕ぎ手の勢いが強過ぎるので、左へ左へと進んでいます。舵取り役が一生懸命に方向修正してますが・・・次第に左方向へ進んでます。

● 手前の監視船にはドローンのオペさんが・・・画像中央には黒いドローンが浮上しているんですが、これも毎年の恒例・・・。ドローンの映像としては、二隻のペーロン船が並走して抜きつ抜かれつのデッドヒートをする画像を撮りたい筈・・・。しかし・・・二隻の進行方向がどんどん離れて行くので、どちらの船体を撮れば良いか考えてる最中でしょう。ずっと・・・二隻の真ん中付近を飛行してました(笑)・・・。
          
● さて・・・左側のペーロン船・・・やっと方向修正が出来た様ですなあ・・・。で!右側のペーロン船は既に復路にて画像右側に切れてますが、ゴール間近・・・。この競技にもそれなりのレギュレーションが有りまして・・・、往復の走行は8分以内・・・片道250mなので往復500m・・・競技時間内でゴールラインを通過出来ないとタイムアップ(時間切れ・・・)。監視船に拿捕されて曳航されながら戻って来るハメになります。

● 最後まで走らせてあげれば良いのに・・・って皆さん思うでしょうなあ・・・。しかしですなあ・・・この鬼池フェリー・・・渡るのに乗船時間は約35分ですので、この湾を出港したフェリーが山陰に隠れて数分経ったら・・・同時刻に鬼池を出発したもう一隻のフェリーの船影が見えて来ます。フェリーが湾内に入って来たら競技の中止・・・。競技時間を無制限で行っていたら・・・その度にフェリーとニアミス・・・最悪・・・ペーロン船側による進路妨害で衝突事故!って事もありえますし・・・。よって、時間制限は・・・我が町の航海上のルールと言えますなあ。

● 出場チームは毎年増え続けています。今年は11チームでしたねえ・・・。毎年毎年・・・タイムアップで拿捕されて曳航されながらゴールするのも恥ずかしい・・・。毎年参加のチームさんは、陸上でチームの息を合わせる数々の練習を重ね・・・少しずつタイムが縮まり・・・入賞圏内に入って来るチームも増えてます。でも・・・毎年・・・迷走するペーロン船が居るから、面白いとも言えます。陸上からは大勢の見物人からの声援に後押しされ、取り敢えず・・・折り返しのブイを目指して方向修正出来たチームの画像です。でも・・・残念!時間切れで復路は曳航されて戻って来ました。彼らの健闘に拍手!。

※ 現在・・・用済みのデスクトップパソコンから、CDロムモーターを抜き捲ってる最中です。やっと15個・・・でもまだ足りません。一艇に22個必要(正式漕ぎ手20匹・・・タイコ叩き手1匹・・・舵取り1匹・・・)です。船体全長2000mmの予定・・・。此れを4艘作る予定です。4艘分なら88個のロムモーター・・・何時頃集まるやろなァ・・・。