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● オリジナルグライダーのソリッドモデルの製作

● スロープスタントグライダーの縮小型ソリッドモデルの画像集です。

● WILD−BOAR−TA                     ● WILD−BOAR−TB


● WILD−BOAR−UA                     ● WILD−BOAR−UB

● 元々・・・T型Aタイプから進化していった機体ばかりですので、諸元は殆ど同じです。後は決められた諸元内規で何処まで弄れるか・・・が、元メーカー開発部の腕の見せ所です。一々機体サイズに合わせてキット箱のサイズを変えていたら・・・、箱代のコストまで上がってしまいます。そういった流れが身に染み付いています。基本は定尺900mm材の範囲内での工作設定となりますので、このサイズで統一しています。生地完成になったら下地塗装としてベビーパウダーを添加剤とした、乳白色のクリアラッカーを二回ほど刷毛塗りします。塗料が硬化したら軽くサンディングしてデコボコを取ります。その後銀粉を一回吹き付けて完全乾燥させます。画像で解かる様に実機の板金の継ぎ目みたいな筋が沢山見えます。これは下地塗装で塞げなかった下地木部の木目の段差ですので、これをある程度塞いでいきます。

● 銀粉塗料が完全硬化したら画像の様に一度軽く丸剥がしをしてみましょう。所々残っている銀粉は下地が凹んでいる部分ですので、もう一度クリアラッカーを二回ほど刷毛塗りしてから今度はある程度滑らかに成るまでサンディングします。ある程度滑らかな地肌になったら再度銀粉を吹き付けます。仕上がった状態が右画像です。

● 下地に銀粉を吹き付けるとどんな色でも消してしまうので、重ね塗りする時に大変便利です。今回は実車の指定塗料のオフホワイトを吹き付けてみました。基本的に銀粉はニトロセルロース系のラッカー塗料が多いので、軽くサンディングした上からならば・・・フタル酸樹脂エナメル塗料でも塗布は可能です。