電子レンジの故障診断 パナソニック NE-MS265(2018.9~)・NE-MS264(2017.9~)・NE-MS263(2016.7~)・NE-MS262(2015.8~) の場合
症状・・・レンジ調理不良、食品が温まらない
疑わしい部品・マグネトロン、インバーター基板
エラー表示の例 で疑わしい部品
H18・インバーター基板、ファンモーター、制御基板、マグネトロン
H30・庫内サーミスター、制御基板
H60・赤外線センサー、制御基板
H92・マグネトロン
H95・ラッチユニット、リレー基板、制御基板、インバーター基板
H97・マグネトロン、インバーター基板
H98・インバーター基板、マグネトロン
電子レンジの構成部品の名称と働きを簡単解説
マグネトロン=電子レンジのマイクロ波を発生させる部品、
インバーター基板=マグネトロンの電源になる基板
リレー基板=100V電源を上下ヒーター、インバーター基板に振り分けるリレーが付いた基板 、
制御基板=操作スイッチ、マイコンの基板
ラッチユニット=ドアの開閉を検知するスイッチが複数付いた部品
部品保有年数
修理のための部品保有年数はメーカーと商品の種類によって違います
パナソニックのオーブン電子レンジの場合生産終了から8年です
修理費用例
修理費用=部品代+修理技術料+出張費
当店の修理費用例・・・全く温まらない症状でマグネトロンを交換した場合、15,620円(税込)+出張費です
長持ちする使い方
長持ちする使い方のヒントは取り扱い説明書にあります、と言っても読むのは大変なので要点は、電源は壁のコンセントから直接つなぐ、レンジ庫内を清潔にする、レンジの周りを風通しをよくする、特に通気の穴をふさがない、必要以上に長時間加熱しない、一度に大量に加熱しない、食品以外を加熱しない、
やけどに注意しましょう。