Ask-8 (Alexander Schleicher) コクピット周りの工作 Part-40
          
● さてさて・・・根本的に合わないアールの対処法・・・。無理矢理押さえつけて強力に接着させる・・・。キャノピーシートをヒートガンで炙って馴染ませる・・・まあ!どちらもネット物知り博士さんの個人ブログに満載なので、此れが正解!って思うなら真似しても良いんじゃないですか?・・・。ただし・・・初心者が行う最初の大仕事に成っても、必ず完璧に成功するとは限りませんが・・・。
 
● 私ならどうするか・・・。アールが合わないのなら単純に嵩増ししてアールを作り変えれば良い・・・。まあ・・・ね。ラジコン飛行機なんて、ある程度のキャパを有してる飛行機はセミスケールですし・・・。完全スケールだ!って唄って販売している完成機やバルサキットにしかり・・・ネット販売で不特定多数相手の商売なら、お客に解らない様にセミスケール化してんのが普通だったりします。本機だって・・・胴体側の胴枠のアールが間違ってるのか?・・・キャノピーシートのアールが間違ってるのか?・・・機体自体がセミスケール設定機なんで、どういう改造をしたって此処でバラさなきゃ誰も知らない事なんですなあ・・・。一々・・・飛行サイトにノギスを持って来て、事細かく指摘する様な口煩い(完全スケール機!命!・・・)は、その他大勢から嫌われているので相手にしなくてもいいですよ(笑)・・・。

● 飛行場に飛行機を持って来ているのに、終日に渡って自分のブースでずっと駐機している・・・誰にも真似出来ない様な完全なるスケール機って・・・。その飛行機の後ろでビリケンさんみたいに踏ん反り返って座ってる製作者のオーナーさん。どや!ワシの飛行機!完全スケールの自作やでええええ!凄いやろ!誰も真似出来んやろ!って言いたげな踏ん反り具合・・・。ところがですなあ・・・完璧なスケール度合いなんで、置いて眺める分には充分展示に耐えるんだが・・・飛行させると壊れるかもしれないし、自分で飛ばせる技量が無いオーナーさんが多かったりするんだなあ・・・。

● 完全スケールのデティールに拘るスケール界の大御所さん達は、作る技術も飛ばす技術も一級品のプロ集団ですねん!。にわか仕込の自作モデラーが出る幕は無い・・・。完全スケールって言ったって、素人さんには見分けの着かない様なセミスケール設定技術を盛り込むから普通に飛んでるんだなあ・・・。まあ・・・ね。ノギスを持った~・・・うんぬんの~・・・命!みたいな・・・よろめいたモデラーってのは、ネット物知り博士の類なので・・・スケール大会には出入り禁止・・・。まあ!相手にはされませんわなあ。スロープサイトにスケールグライダーを持ち込むモデラーさんなんか、最初から諸元が完全スケールの機体なんか持ち込みませんからねえ~・・・。最悪な条件下においては、全く飛ばない飛行機を谷底にぶん投げる勇気は無いですし・・・ね。
 
● キャノピーのカーブに沿う様に、コクピット側を嵩増しして成形しました。段付き枠にすると基準が出し易く成るので、こういった不具合にも対処するのが楽に出来たりするんですなあ・・・。嵩上げする寸法にもよりますが・・・嵩上げの面が湾曲しているなら1,5mmほどの厚みのバルサを、木目に直角にカットすれば湾曲させ易い細長い短冊が出来ます。
 
● ネット物知り博士のブログの主さん達からは・・・拒否反応が出そうな修正ですなあ(笑)・・・。まあ!このままの嵩増し生地だったらフィルムを貼っても数か月でボロボロに成って剥がれたりするんで・・・。まずは補強込みの簡単な生地の処理として、低粘度の染み込み易い瞬間接着剤を惜しげもなくジャブジャブと染み込ませて自然乾燥させましょう。完全に硬化すると必ず毛羽立ちしますので、綺麗に表面処理してツルツルに・・・。目止めが済めば色付き塗料を刷毛塗りしても綺麗に仕上がるでしょうなあ。
  
● 海外のモデラーさんの機体では全身のパイロットフィギュアを搭載しているので、インストパネル(計器盤)胴体側に組み込まれています。本機ではスケール感よりも搭載メカのメンテを重視したので、コクピット自体をオリジナル構造で作り直しています。よってキャノピー枠と一体化したコクピット側にインストパネルを組み込みます。なるべく・・・完成した形状が似る様な計器配置には成ろうかと思います。よって・・・パイロットはお決まりのおっぱいから上のみのデティールでご勘弁・・・。

● 今回はガラパゴス携帯から抜き取った液晶表示のワンセグパネルを搭載するか否か・・・。作業手順の複雑化、追従の難しさ・・・等その他諸々の事情により搭載しませんが、海外のあ~り~さんの中には、ワンセグパネルに計器盤をプログラムして組み込み、実用的機能も加えて作動させているモデラーもおります。まあ・・・其れなりの専門的な知識を使わないと、オリジナルプログラムのワンセグパネルは無理ですので、此方のページでは割愛します。
 
● 抜き取った孔に奥行きを作る為に壁面を取り付けました。上記画像のインパネは、コクピットの傾斜角度よりも立ち上がっています。この空間を作るには、バックパネル側は上部と下部の寸法に幅の違いを設けて角度付けしなければなりません。よって周囲の壁面材を接着したら、拡い面積のサンドホルダーで削り・・・壁面小口を平らに仕上げます。はめ込んだバックパネルは、今後製作するインストパネルの台座に成ります。
 
● 何でもかんでも図面を引いて設計図通りに・・・って、上手く行かないんだなあ・・・。原寸合わせでも良いと思いますよ。綿密にいいいい!・・・は、三方向の吊り合いとニュートラルさえ出ていれば一応の普通の飛びは約束されてます。航空自衛隊のファントムを例に取れば・・・キャノピーに傷が付いたので三菱に連絡して、定期便の輸送機(C-1)で新品のキャノピーが空輸されて来ました。この量産のキャノピーなんですが、このファントムのコクピットにはすんなりと収まりませんでした。

● 何故に納まらんのか?・・・。機体は全て治具に固定して正確に組んでる筈なのに・・・。何の事は無い・・・激しい空中においての飛行訓練やってれば、金属をリベットや接着剤で組んだ飛行機なので・・・機体毎の歪も出て来るんですなあ・・・。ただ、其れが許容範囲の中の歪だから問題無いんですが・・・。問題なのは量産品として正確に工場で生産されたアクリルガラスの成形品が、個々に歪んだ機体にピッタリと収まらないんですなあ・・・。じゃあ、どうやって納めるの?って言われれば・・・、模型のキャノピーと同じ・・・。木口を削る・・・。一人で持てない位の重さなんですが、私達新兵は上官に言われるままファントムの胴体に跨って・・・キャノピーを持ち上げたり・・・下ろしたり・・・良い運動だったですよ。

● 何故にキャノピーが交換を余儀なくされるまでに傷が付いたのか・・・。何を隠そう・・・昭和50年代後半に始まった大手量販店の有名メーカーのラジコンヘリ一式セット・・・。全くのズブのど素人さんが購入・・・。当時の量販店サービスで、完全完成機で販売しちゃったから始末が悪い・・・。其れも・・・絶対に飛ばしてはいけない自衛隊との緩衝地帯で初フライトに挑戦・・・。ふらついたらスロットルを吹かせば、機体は安定します!・・・って説明書に書いてあったけど、其れって専用の飛行場でベテラン指導の下って注釈が付いてるのに無視・・・。其れが事故の原因です。素人さんが飛ばした場所・・・民家も無い田園地帯でした。何故に其処だけ民家が無いのかって?・・・。其れはねえ!・・・飛行機が離陸上昇する為の滑走路の延長線上だからあ~!・・・。一応アスファルトの県道も走ってたし・・・この一帯でのラジコン飛行機と凧揚げは禁止って大きな看板も有る・・・。

● ホント!ラジコン素人さんの大胆な行動・・・恐ろしいですなあ・・・。一式セット20数万円也・・・。壊したくはないからって、グラッと来たらスロットルを吹かし・・・を繰り返してたら、ノーコン状態でグングン上昇し・・・。離陸上昇中のファントムにドカン!・・・。もし・・・インテークに吸い込まれていたら、飛行機本体がパイロットと共に基地まで帰れたかどうか・・・。え?離陸上昇中なら基地の近くでしょ?・・・充分帰れるじゃん!ってのはど素人のネット物知り博士の言分・・・。お前はEDFの常連さんでしょうが!。離陸上昇中にモーターがストールしたら・・・ちゃんと滑走路に戻って安全に着陸出来んのかい?・・・。事故の数分後、多分・・・基地周辺の民間人皆に聞こえる位の大音量でサイレンが鳴り響き・・・ぶつけられてキャノピーにヒビの入ったファントムが緊急着陸・・・。問題は此処から・・・ラジコンヘリの持ち主が判明するまで、基地内ラジコンクラブは活動禁止・・・。民間主催の大会にも飛行会にも出れません・・・。でも・・・犯人さんは直ぐに判明・・・。ファントムにぶつけられてバラバラの状態で、基地に隣接したミサイル基地の外苑敷地内に墜落・・・。県道の直ぐ横だし・・・フェンスも低いからって勝手に乗り越えて侵入・・・ヘリの残骸を回収中にミサイル基地の警務隊に補導されちゃいました。この素人さん・・・ラジコン保険の未加入者・・・。更に自衛隊を相手にラジコンヘリを弁償しろ!と息巻いたが・・・無理なお話・・・。当時からね?居たんだなあ・・・ネット物知り博士みたいな困ったちゃんが・・・。
 
● 加工が済んだので取り敢えず取り付けてみました。計器盤の丸囲みの中が光ってるでしょ?・・・。此れがギミックの一つです。スケールモデラーなら一度は試して欲しいですね。ネタ元は昭和の時代に発刊されていたモデルジャーナル誌の記事の抜粋です。当時の記事内容は・・・ゼロ戦52型のコクピットの製作記事・・・。スライドキャノピーを開けると、コクピットの中の造りは実機其の物!・・・計器盤には目盛りまで全て書き入れて精巧に作られていました。特筆すべきは計器盤を保護するガラス面のカバー・・・。模型用のこんなに薄いガラスなんて、当時は何処を探したって個人モデラーが簡単に手に入れられる時代でもありません。

● ならば・・・どうやって表現したのか・・・。ほこりが着かない様にこの計器盤の枠の中に、クリアウレタンの塗料を何滴も垂らして硬化させて・・・硬化したら、一度研磨してからもう一度クリアウレタンを吹き付けて・・・。凄いよなあ・・・って、当時の私は感心してたんですよねえ・・・。
 
● 時代も昭和から平成を経て令和へ・・・今から半世紀近い前の製作技術を、少し進化させてインストパネルを作ります。透明なガラスを表現するのに、当時は塗料を垂らして工作しましたが・・・今回は!・・・。クリアのペット樹脂のシートを挟んで表現しました。技術としては幼稚な部類・・・。まあ・・・其の気に成れば誰でも作れるインストパネルですよ。まるでガラスが入ってるみたいでしょ?・・・。ワンセグパネルの液晶表示には敵わないですけどね(笑)・・・。
          
● こういったオグジュアリ(AUX=艤装)の類は、個人の満足・・・まあ!模型世界の自慢大会みたいなモンなので、誰もが真似して作れ!って世界でもありません・・・。コクピット内を精巧に作ろうが、手を抜こうが・・・一切飛行性能に違いはありません。まあ・・・自宅工房・・・あるいは飛行場で、置いて楽しむだけの艤装って事ですので・・・他人のクレーム、付けられる筋合いなんかありません。思う存分!やりゃあ良いんですよ!。凝り過ぎて重く成ったって・・・重心よりも前方の機首側なんで・・・スケール機に有りがちなテールヘビー解消にも一役買いますよ(笑)・・・。
 
● インストパネル(計器盤)の塗装をしています。使用する塗料は水性ですが、シリコンアクリルなので若干粘りっ気があるようですね。雰囲気としては・・・木工の白ボンドと良く似た性質・・・。外壁用の水性塗料にはビニール系の溶剤が混合されているので、完全に硬化すると水をも弾きます。お風呂の壁面にも使える位だし・・・。

● インストパネルは艶無しに仕上がる様に、シナ合板に直接塗料を刷毛塗りしました。一方・・・計器類のベース板は、若干グレーっぽい塗装をし、更に其れっぽく目盛りを入れると透明な板を透して見た時に、文字が浮き出して見える様にしています。カバベニヤなので、シナベニヤよりも表面の艶が有ります。此処に同じ系統の塗料を塗り込むと、インパネ本体よりも艶が出ている事が解りますよ・・・。
          
● まあ・・・遠目に見れば其れっぽい本機のインパネですね(笑)・・・。近くで覗かれると粗が見えるので遠目での撮影・・・。でも・・・飛行中は全然見えませんので、地上展示用の自己満足レベルってとこですかねえ・・・。ただですなあ・・・切の良い所で止めとかないと、更なる高みを目指すと製作記事がジオラマ路線に移行するので、あくまでも控えめに・・・。

● 昨今の中国海軍の行動・・・。領海侵犯やりまくり・・・。北九州の困ったさん達の行動と良く似てますなあ(笑)・・・。禁止されてるのに、ちょこっとずつちょこっとずつ違法行為・・・。頃合いを見計らってにドドドーン!ッと堂々と違反行為・・・。やってる事は何方も同じ違反行為・・・。抗議をすれば嫌がらせ・・・。もう・・・何とか成らんかあああ!って、政府は思っとるでしょうなあ・・・。私も同意見ですなあ・・・。
          
● モノタロウのネット通販で購入したカラースプレーです。多分・・・島原半島の何処に行っても在庫してないスプレーです。昔はねえ・・・プラカラーとしてプラモデル屋さんやラジコン模型店にも当たり前に在庫してたんですがねえ・・・。今や在庫してるお店を探すのが難しく成って来ました。

● して!・・・このスプレーで何をしようってか!・・・。ラベルの印刷物で何かピンと来ませんか?・・・。普通の塗料とちょこっと違うでしょ?・・・。大昔の透明ボディのラジコンカ―・・・どうやって塗装しましたか?あのポリカのボディ・・・。ポリカとはポリカーボネイト樹脂・・・メジャーな所では、透明のペットボトルの材質ってトコですかねえ・・・。ポリカ樹脂と言うよりも、現在はペット樹脂の方が解り易いかも・・・。
 
● まずは・・・透明な成形品の外側を隙間なくマスキングしましょう。今回は無色透明のキャノピーです。塗装は内側から行います。このキャノピーの材質なんですが、塩化ビニール製のキャノピーならば、トランスパレントカラーが、赤・青・黄と三種類程度なので、大概のラジコン飛行機のキャノピーはこの三色で事足りるんですが・・・。色付きキャノピーの泣き所って言うのは、無色透明の塩ビシートよりも使用頻度の違いから、割高と成る様ですね。しかしこのポリカ樹脂は基本無色透明・・・塩ビよりも透明度が高く溶解させ易いので、ラジコンカ―みたいな複雑ラインでもバキュームし易いそうです。塩ビと最大の違いは、有機溶剤の塗料に侵されない点・・・。アセトンで拭いても侵されない・・・。よって有機系塗料の殆どが使用出来るスグレモノでもある・・・。
 
● 数回に分けて塗り込むと・・・鮮やかなブルー系のスモークキャノピーの出来上がりです。最近のブログではあんまりお目に掛からないですなあ・・・。スケール的には場違いな気もしますが(笑)・・・。オリジナル・グライダーならば、遠方飛行中の機体の視認性が大変良くなるので・・・当工房オリジナルのグライダーには採用しているスモーク系キャノピーです。何しろ無色透明のシートをトランスパレントカラーで、6色以上のバリエーションがあるので便利です。
          
● せっかくのインパネが見え難くなりましたが、このブルースモークキャノピーならば、コクピット内部の粗挽きな木部材の表面を綺麗に和らげてくれるので採用しています。この塗料はフィラメント型の高温になる電球の表面に塗布出来ます。よって夏場の飛行場でも100度近い気温は有り得ませんので、熱が籠ってキャノピーが変形するって事態には成らないでしょう。ただなあ・・・こういう風に書くと、必ず天野ジャッキーみたいなネット物知り博士が、あらゆる手を使ってキャノピーを変形させようと妨害して来るからなあ・・・。そういう天邪鬼行為がお好きな方は、勝手にやりなはれやあ~・・・。・・・まあ!100mlで1500円もする塗料だし・・・ネットの博士はケチる事が最大の関心事・・・まず、こういった塗料は買わんでしょうなあ(笑)・・・。
 
● キャノピーを接着する前に、枠の組立と塗装を完了させましょう・・・。キャノピー枠の胴体への固定は、このヘッドレスト後部の突起面にビス一本で固定します。このビスの台座がキャノピー外部よりも20mm程内部に有りますので、差し込みビスを安定させる為のガイドパイプを取り付けなければなりません。まずは3mmのキャップスクリューの頭にセロテープを巻いて太らせて行きます。
 
● このガイドパイプを太らせたキャップスクリューに差し込みますが、きつ過ぎても・・・ゆる過ぎても・・・作業が難しく成ります。巻いたのがセロテープなので、若干の寛容性も在りますのでしっくりハマる・・・って感じで良いと思います。この作業を行うと、ガイドパイプの中心に必ずビス孔が来るので、取り付けビスが締め易く・・・緩め易くなります。見た目もすっきりとしますし・・・。直接キャノピーにタッピングビスを捻じ込むよりも、衝撃に寄る破損が軽減されるでしょう。
 
● このガイドのパイプ孔を先加工しておかないと、キャノピーを枠に固定した後からの状態では・・・工作が大変面倒に成ります。私のすっぽん指では隙間に入らなくなるからです。もっと別の言い方をするならば・・・キャノピーシートの塗装前に行えば、もっと楽だったかも・・・。
          
● この出っ張ったガイドパイプなんですが、何れ削り落とす事には成ります・・・。しかし、全てのキャノピー枠内部加工が終わってから削る算段と成るでしょう。まあ・・・其れまでは、ずっと出っ張ってるので・・・途中から観たモデラーさんからは、いい加減な加工に見えるかなあ・・・。ちょこっと心配・・・。だが、先に削るともっと厄介(笑)・・・。
          
● キャノピー枠の補強を兼ねた塗装に移ります。普通なら・・・こういう枠ってベニヤ材で組んでるのが当たり前っていうか、よく見る光景です。ハード系メディアムバルサを主体で組立てるキャノピー枠なんて、小型のバルサ機なら有り得るかもしれません。テトラのロビン15・18は、羽目殺しの密閉枠をバルサで構成していました。今回はスパンが4メートル近い大型機・・・。平成生まれの若きモデラーさんなら、なんちゅう無謀な行為をおおおおお!って映ってるかなあ・・・。でも意外となァ・・・構造を複雑にしたら丈夫になるんだなあ・・・。こういうひ弱そうな枠でも・・・。枠だけならひ弱なんだが、本機のキャノピー成形品は厚みが1mm強も有るので、キャノピー自体が頑丈です。よって周囲をガッチリ接着出来れば見違える程、このバルサオンリーの枠・・・丈夫に成ります。
          
● このグラスの胴体なんですが、もう今から15年以上前に熊本のリアルくまモン(KT山さん)に貰いました。このKT山さん・・・修復力が大変上手い・・・。舶来レーシングを大観峰で派手に壊したって、数か月後にはあれ?・・・また新品勝ったの?・・・って思う位に綺麗に修復してやってきます。この胴体も何かの機体の複製品・・・。完成機しか見た事の無いモデラーさんには、このツギハギ模様のグラス胴体なんて価値を見出す能力は持たないだろうと思います。

● 複製するには・・・まずは原型になる胴体が必要です。もし・・・オリジナルの木型を作ったとしても、同じ作業工程なので、まあ完成されたレーシングしか持って無いモデラーには・・・ある意味浦島太郎でしょうなあ・・・。まずは胴体に離型剤を塗り込んで左右分けでメス型を製作・・・。ガラスクロスを何層も積層してメス型を作り・・・今度は、この雌型にグラスを積層してこの形状に成ります。出っ張った所は削り・・・凹んだ所はエポキシパテを塗り込んで硬化させたら磨き落とす・・・。そうすると、この複製品が出来るんですなあ・・・。
 
● 頭の先からケツの最後部まで空洞に仕上げる技術・・・。勘違いしてるネット物知り博士も多いんだなあって、ネット普及後に蔓延した知識先行型のモデラー諸氏のフェイクな異次元会話・・・。こういう構造のガラスクロスの成形って、ドロドロに溶かしたガラス繊維を何度も鋳型に流し込んで硬化させます!って限定した掲示板を見た事が有るんだが・・・。其れって何かと勘違いしとらんかあ(笑)・・・。粘度コネコネの陶器と一緒くたにしとんじゃなかろうか・・・。其れが否定されずに肯定された知識ってなるから、ラジコン初心者がクラブ飛行場で、頓珍漢なアンサーをやってしまうんだなあ・・・。そら!もう・・・昭和の大御所を目の前において、見下ろし目線で自信たっぷりに・・・「こうやって作ってるんですよ!。」ってやっちゃうんだが・・・。

● 大御所諸氏も・・・ちゃんと教えてやれば良いのに・・・。面白がって、じゃあ!こういう場合は、どうやって作るんだあ?・・・って博士を追い込むんだが・・・。こうなると実践やらずの丸呑み知識だから、最終的には誰誰さんのページに書いてあった!って口を滑らせる・・・。何だ!おめえの考察した工作法じゃ無いのかよ!ってバレる・・・。さて・・・此処からが問題行動・・・。真実だと疑わずに持っていた他人の知識・・・全否定されたし、自分がネット物知り博士だってバレちゃった・・・。腹いせの捌け口は、お仲間掲示板ですなあ・・・。そうやってネットに不慣れな昭和の大御所さんは、ネット上において書き込んだ事実歪曲の博士の餌食でいわれのない誹謗中傷を受ける事に成る・・・。「僕を怒らせると、こんな酷い目に遭わされるんですよ!解りましたか?。」ってのが、ネット普及後に蔓延して暴れ回ったネット物知り博士の実態・・・。

● 嘘か誠か解らない未確認情報なんだが・・・悪口書き並べてる一桁チャンネル掲示板・・・。犯罪の計画にも使われてしまうって事で、警察組織も考えた・・・。もしも・・・この掲示板の管理人が、警察委託の第三セクター組織であるホワイトハッカー部隊だったら・・・。悪戯書きしているネット物知り博士は、自分でやると自分に罪が廻って来るので、掲示板上の愉快犯にやらせようと企む訳だが、まあ・・・ね。そういう人って多分特定されてます。だから普及させたんだから(笑)・・・。調子に乗って悪戯書きした先が、警察のホームページの掲示板でしたああああ!って事も有り得るんだなあ・・・。特定されて事情聴衆・・・。証拠を突き付けられても最初は逃げとるが・・・その内確信を突かれると、自分は正義の為にやった!と泣きわめく・・・。言論の自由じゃないかあああ!って事実歪曲して犯罪を促す行為自体が、既に犯罪を犯してるって事・・・。ネットに参加する時の大人の倫理観についての説明書・・・ちゃんと読んだのか?って警察に突っ込まれた場合・・・さて・・・自分の立場を何処に置くんだろう・・・。何にも知らない無垢で無知な未成年に置き換えて返答してると・・・多分精神鑑定突付けられて精神病院に長期入院って事に成るかもよ(笑)・・・。ネットとは無縁のアナログで単調な世界なんだろうなあ・・・。(Part-41に続く)