Ange-SSG(Blue-Angel 60F3A) (Part-14)
 
● フラップとエルロン材のベース材です。スロット加工の為の溝切りを行っています。製作工程は、ラダー・エレベータと同じなので詳しい工程の説明は省きますが、モノが長いので湾曲したり反り返るといった状態を避ける為に冶具を使います。冶具と言っても単純に厚手のアルミアングルを使うだけですが・・・。

● 溝切り加工前の状態にしたのが、一昨年の10月辺り・・・。スチレン材の耐用年数の長さには驚かされます。湾曲も反り返りも見られません。何時でも卸したての状態で使える事が証明されました。しかも・・・反らない曲がらない構造ですので、時代に合わせた材料の追加も可能になりました。

● お仲間より依頼された(F-20タイガーシャーク・EDF)ですが、模型機ではあまり使われないスチレンハニカム構造を自作してみようと思います。言わばシャーレー工法のスチレン版とも言えます。表面はバルサ材なので、フィルム張りや絹張り紙張りも可能でしょう。お仲間さんの機体なので、全体の製作記事は記載しませんが、動翼等は他機種にも使えますので紹介したいと思います。

※ 本機とは関係の無い情報なんですが、海外のお仲間さんが実機サイズ(モロ実機!)のアーリーさんをこさえて飛んでいる様に、アーリー初号機をスケールアップして楽しむモデラーさんも出て来ました。昭和の大御所さん達・・・遂に覚醒した様ですよ。さあ!どんな自作あ~り~さんが、各スロープサイトに出現するか・・・楽しみです。
 
● 基本的には、初号機(EB-Ⅰ型)の後部胴体トラス(四角形)ケストレル165タイプと(EB-Ⅲ型)の前部胴体フライキャッチャー165タイプの混合型になります。軽量ラジコンの部類ではありませんので、しっかり利き手で持って力いっぱい谷底に放り投げて初速を着けて下さい。当工房のバルサキット初号機にご期待下さい。キチンと作れば長持ちする機体ですよ。
 
● 画像はフラップ部材です。スロット加工する為に前縁側には溝が入れてあります。この溝切した前縁側に、前縁補助材となる2mmバルサを貼り込みます。この補助材は、翼根側と翼端側では幅(厚み)が違いますので、5mmのスチレン部材のセンターが出る様に、ボールペンで印をいれてあります。

● この補助材を貼る時は、画像の様に後縁側をアングル材で挟んで直線を確保してから印に合わせて貼り込みます。別に綿密にいいいい!って神経擦り減らして接着しなくても良いですよ。実際にリブ組が始まったら、小数点相手の作業に成りますが、厚みなんて正確には出せませんので・・・。

● どうしても私のアバウトさに嫌悪感を持たれるモデラーさんは、木村バルサやフライトホビーにフラットエルロンを特注品で作ってもらって下さい。後縁側を基準にして、フラットエルロンの前縁側を直線で斜めに削り落とせば、テーパーエルロンに加工出来ます。そんな面倒臭い事しなくても、俺ならテーパーエルロン発注するわああああ!。ってお考えのモデラーさんも居るでしょう(笑)。

● そういう天邪鬼なモデラーさんは、模型世界には当たり前に居ますよ。あ~言えばこう言う・・・みたいな負けず嫌いのモデラーさんがね。でも・・・実際に加工屋さんに発注して、見積もり貰ってから更にぶ~垂れます・・・。フラットエルロンの特注の場合は、昇降盤(卓上丸鋸盤)の定盤を傾けて加工するだけで、必要な角度の三角材が出来ます。しかし・・・このフラットエルロン材(浅い角度の三角材)を更にテーパー幅のエルロンに加工するには、専用のテーパー冶具を作らなければなりません。

● 木村バルサが出しているカタログの材料表にある断面寸法のフラットエルロン材は、かなりの種類が用意されています。幅80mmなんてのもありますので、主翼の翼型に合わせて良く似た厚みの既成のフラットエルロン材を定価で購入して、自分で加工した方が安上がりですよ。貴方だけのご希望のテーパーエルロン材を、貴方だけの為の特別な材料で特殊加工して差し上げます!。・・・が、特注品ですからね。高価に成るのは当たり前・・・。貴方だけの特注品は、量産型定価格では作れないのですよ。

● フラットエルロン材をテーパー幅のエルロン・エレベータ材に作り替える方法は、(なんちゃってリブ組エルロン)の項に詳しく記載してありますので、ご自分の工作道具で作って下さい。