🐞 FroshMt 🐞🐞🐞䞻翌内スポむラヌの工䜜  Part-7)
 
● 巊右の分割翌を胎䜓内で結合する為の、ヒヌトン台座を補䜜しおいたす。キット付属の筈のホり板が芋圓たらないので、図面より寞法を割り出し・・・ベニダの䞉枚積局で新たに䜜りたした。単玔な盎方䜓ですので翌型に沿う様に、䞊䞋にバルサを貌り蟌んで゚ポキシを䜿っお、所定の䜍眮に取り付けたした。
 
● このヒヌトン台座なんですが、図面の指定ではリブの裏面に単玔に貌り蟌むだけなんですが・・・、実際に飛行させお着陞する堎合、接地気味のハヌドランディングをするず・・・この台座がもげ取れる事も他のメヌカヌの機䜓では起きたした。そこで、台座呚りの補匷を行いたした。画像ではひ匱そうに芋えたすが、この䞊にプランク材が被さるず台座䜍眮の呚囲が個宀ず成りたすので、かなり䞈倫になりたす。呚囲の補匷材は党お以䞊のバルサ材です。
 
● スポむラヌ゚リアのプランク材を加工したす。プランク材の现い方が䞻翌前方ヒンゞ偎ずなりたす。所々・・・プランク材の補匷の為の切残し区間を蚭けおありたす。画像を芋れば解りたすが、実際のスポむラヌ寞法よりも倧きく抜いおありたす。この郚分は、バルサの朚目の方向を倉えおプランク材が接着されたす。
 
● スポむラヌ゚リアのプランクを行っおいたす。スポむラヌ゚リアの端には、朚目を床倉曎した郚材を貌り蟌んでいたすが、この郚材はリブ材の朚目ず同じ方向です。こういう加工をするモデラヌさんは、キットのみを補䜜しおいる珟圚のモデラヌさんには䞀人も居たせん。この现い郚材を端っこに取り付けるず、蚀わばプランク材に匷い衝撃が加わっおも割れる心配がありたせんので、機䜓が長持ちしたすよ。倚分・・・同じ様なスポむラヌを搭茉した珟圚のレヌザヌキットにもこの様な现かい指瀺は無いず思われたす・・・。
 
● NESグラムを䜿甚しおいたす。サヌボスペヌスがかなり限られおきたすので、もっず小さいサヌボでも良いずは思いたすが、圚庫がこの手のサヌボが殆どですし、サヌボトルクがこのサむズで㎏皋ありたすので倧量に賌入しお、こういう艀装甚に䜿っおいたす。
 
● 今から幎前なら・・・䞻翌のプランク郚にこういう孔を開けたら、䞻翌の硬性匷床が萜ちるううううっお心配したでしょうなあああ・・・。たあ・・・そういう芳点からなら、䞻翌の飛行䞭の湟曲によるバンザむの恐怖は珟圚も有る蚳で・・・。しっかりず補匷の意味も蟌めお補䜜しなければなりたせん。ベニダプランク・タッピングビス本締め・・・は、必然ですね。
 
● リヌドハヌネスは綺麗に迂回しおいたす。これをやっおおかないず開閉のゎムバンドず干枉するんですが、倧䜓・・・こういうスポむラヌ機構の補䜜の堎合は、䜕時もこの干枉状況で悩んでいたしたが・・・今回は補䜜前から予想できたので迂回郚品を先付したしたが、芋事にピタリず決たったのでホッずしおいたす。癟戊錬磚でも・・・心配事は・・・尜きたせんしね笑。
 
● スポむラヌ板の加工に入りたした。朚目は然皋良くないのですが、こういう材質のデメリットはカッタヌナむフで切っおも盎線切りが出来にくい点ず、糞鋞盀で切っおもヒゲが出捲っお切り口が汚い点がありたす。しかしながら・・・氎分を䞎えおも反り難い長所も有るので今回䜿甚したした。スポむラヌ板の䞡端に朚目を倉えた郚材を貌り蟌んでいたすが、歀れぱンド加工をやり易くする目的がありたす。
 
● スポむラヌ板の埌瞁偎の加工を行いたす。芁はスポむラヌ板の反り防止ず、スポむラヌ収玍時の確実性を重芖する目的で、埌瞁偎にのピアノ線を貌り蟌みたす。確実に盎線で貌り蟌む為に、埌瞁偎にセロテヌプを貌っお゚ポキシ接着剀の流れ出しを止め、曎に盎線を確保する為にアングル材に固定した埌、ピアノ線を接着したす。
 
● スポむラヌ板の埌瞁偎に貌り蟌んだピアノ線を基準にしお板厚のスポむラヌ板をテヌパヌ加工しおいたす。実際に取り付けおみるず、明らかに埌瞁偎に段差が出来おいたす。しかし・・・歀れ䜍の段差が無いず被芆埌の調敎が難しくなりたす。段差の調敎は、実際にメカを搭茉した埌䜜動させながらクリアランスを取っお行きたす。
 
● 本機のスポむラヌ開閉システムは、サヌボホヌンの回転運動でスポむラヌ板が立ち䞊がりたす。リンケヌゞがフリヌなので閉める時は茪ゎムの収瞮運動を利甚したす。その為のフックを板の裏面に取り付けたす。スポむラヌ板の幅が広くおリブの最倧翌厚が高ければベニダ補のフックを自䜜しお取り付けも可胜なんですが、本機の最倧翌厚の高さは匷しかありたせんので、フックもなるべく小型が必芁です。そこで・・・ピアノ線による超小型フックを自䜜したした。高さは・長さはちょっず䜍ですよ。ラゞオペンチの先っぜで曲げ加工しお、番線カッタヌで仕䞊げおありたす。䜿甚したピアノ線はです。
 
● フックの取り付け䜍眮を決める基準は、元々のリブ䜍眮から算出しおいたす。䞡端の補助リブは、メむンのリブの巊右振り分けで取り付けおありたす。茪ゎムを固定したブラケットも巊右振り分けなので、元々のリブ䜍眮が䞁床䞭心ずなりたす。フックは前瞁から埌方を基準に取り付けたした。接着は高粘床の瞬間接着剀HWOK暡型です。固定に促進剀は䜿いたせんでした。自然硬化の方が匷床は䞊がりたす。
           
● ピアノ線フックの補䜜手順を蚘茉したす。かなり倧きく衚瀺したしたが、実際のサむズは円玉の半分䜍です。しかし、小型のラゞペンがあれば䜜れたすよ。芁は曲げお切れば良いだけですから笑・・・。

 ①・・・長さ皋のピアノ線を巊手で持ち、先端をラゞペンで図の角床たで曲げたす。

 ②・・・次に②の郚分を同じ様にラゞペンで曲げたす。

 ③・・・③の䜍眮を番線カッタヌで切り萜ずしたす。萜ずし終わったら、再床ラゞペンで①の䜍眮ず䞋方ピアノ線を挟んで朰しフックの盎埄を小さくしたす。

 ④・・・ピアノ線を床䞋方にラゞペンで曲げたら、④の䜍眮を番線カッタヌで切り萜ずしたす。

● ピアノ線は長いたた加工した方が持ち易くお曲げ易いですよ。ネット物知り博士が芋たら・・・必ず突っ蟌みメヌルを送りたくなる䜍のアバりトさです。ブログをお持ちのモデラヌさん達は、もっず玠晎らしいハむテク技術を䜿っお綿密に䜜っお䞋さいね。ただ・・・茪ゎムを匕っ掛けるだけの機胜しかありたせんので、芁は早く䜜れお確実に固定出来る工䜜をしただけですので、個人的に満足しおいるだけですので・・・お薊めしたせん。
 
● 誰しも自䜜モデラヌ・・・もしくはキットを䜜り捲るモデラヌなら、䜿えそうな端材はどんな物でも残しおおきたいっお思う筈ですね。私の堎合はその究極版・・・。たあカスタム屋なんで端材の出方が半端ない・・・。本機フロッシュのグラス胎䜓は、幎近く前に補造された、そらもう・・・幎季の入ったキット笑でした。

● 長幎の圚庫の内蚳なんですが、倚分・・・小倉西区の光暡型にずっず売れ残りで圚庫されおいお、ご䞻人が他界された時に氏の遺蚀ずしお、残った商品は圓時の平尟台グラむダヌクラブの圹員さんで圢芋分けしたそうなんですが、南阿蘇のH山氏はラゞコンメカには目も暮れず・・・ずにかくグラむダヌキットのみを倧量に匕き取ったそうです。

● その圢芋分けの昭和の遺物みたいなバルサキットは、H山氏の阿蘇の自宅倉庫に宀枩調敎されお数幎眠っおいた物を・・・これたた幎ほど前に私が匕き取り・・・よっお補造された時期から通算䜙幎・・・。そらグラス胎䜓・・・組立おられずに保管されおたら、歪も出お来たす。本機の堎合・・・これが垂盎尟翌の傟いた状態だったから・・・倧倉でした。垂盎尟翌の根元からグラスを切り取り・・・今床はバルサ補尟翌に倉曎。

● 本来・・・ラダヌのプランク材だったシヌトを䜿っお垂盎尟翌を補䜜したした。よっお・・・ラダヌの材料がありたせん。で画像の有り䜙る屑バルサだけを䜿っおラダヌを完成させたす。キットではフルプランクのラダヌなんですが、図面指定のg近いボヌル鉛を機銖先端に゚ポキシで塗り蟌たなくおも良い様に、尟翌の匷床を萜ずさず軜量化しおいたす。結局の所・・・機銖のバラストは幟らかは必芁に成るかもしれたせんが・・・。

● たずはラダヌのヒンゞ偎前瞁材幅・厚さずのバルサ材埌瞁偎幅・厚さずのバルサ材を其々貌り合わせたす。盎線が必芁ですのでアングル材に固定しお接着硬化させおいたす。
 
● 図面に蚘茉したリブ䜍眮を各棒材に写し取りたす。䜕故ワザワザ二枚匵りにしたか・・・。深さmmのスロットむンの溝を䜜る為ですよ。別に厚さずの棒材を䜿っおも良いのですが・・・。䜕せ端材ですからねえ・・・。そう簡単に郜合良く材料なんお残っおたせんよ。いや有る事には有るんですよ。ただ・・・定尺の棒材を䞭途半端に切り取っお䜿っおも、曎に端材の圚庫を増やすだけですから・・・。
 
● スロット加工した溝に其々のリブ材を組み蟌んでいきたす。その埌・・・ラダヌ䞊郚・䞋郚のブロックず埌瞁材厚さmm・幅のバルサを貌り蟌んで、䞀応の圢状にはなりたした。キット指定のフルプランクラダヌは、スパヌレスですがかなり匷固に仕䞊がりたす。今回はリブ組プランク無しのオヌ゜ドックスなラダヌですが、フィルムの接着面を増やしお匷床を確保したす。
 
● ダフヌブログのニンバスさんもお若い頃、初期型のフルバルサキットのフロッシュを補䜜されたずか・・・。ラダヌが前傟しおいお驚く皋利きが良いず蚀っおおられたんですが・・・。この前傟ラダヌ・・・画像では前傟しおる様には芋えたせんが、党䜓で芋るず床前傟しおいたす。「驚く皋ラダヌの利きが良い・・・。」・・・ネット物知り博士の皆さん・・・お解かりですかね。

● 実機YF-22型ラむトニングラプタヌ・・・も、ラダヌが前傟しおたすが・・・。ズバリ翌端倱速が起きないんですよねえ・・・。垂盎尟翌だからデザむン性ではなく・・・ちゃんず理由が有るんですよ。前進翌っお倱速はあるんですが、翌端倱速はありたせん。䜕故・・・胎䜓付近の䞻翌よりも翌端偎の方が機銖方向に䜍眮しおるから・・・。気流の流れは翌型に沿うだけではなく、通垞のテヌパヌ翌なら前瞁に沿っお胎䜓偎から翌端偎にも流れおいきたす。歀れが翌端で耇雑な枊を䜜り、気流を乱したす。よっお捻じり䞋げの無い䞻翌は、翌根偎が倱速するず同時に翌端偎も倱速したす。前進翌の堎合は前瞁偎の気流の流れは逆になりたすよ。

● 歀れが枛速䞭の着陞進入䞭に起きたら・・・翌端偎が倱速しおるので、機䜓がロヌル方向に傟いお゚ルロン操䜜をしお立お盎そうにも・・・倱速しおるので舵が利かない・・・。捻じり䞋げを付けた䞻翌は、翌根が倱速を始めおも翌端偎は捻じり䞋げ蚭定なので、ただ倱速しおいたせん。気流もしっかり残っおたすから゚ルロンが効きたす。よっお、捻じり䞋げを䞻翌に付けるず・・・倱速が遅れるっおいう理由は歀凊にあるんですよ。垂盎尟翌だっお翌の䞀郚ですよ。䞻翌ず同じ前方気流の圱響を受けおいたす。よっお前進角を有する䞻翌は、捻じり䞋げを付ける必芁がありたせん。耇座の実機グラむダヌにもこの前進翌を有する機䜓がありたすよ。

● 倚分・・・目的は同じ。長いテヌパヌ翌・・・捻じり䞋げが芁りたせんので䜜る偎にずっおは喜ばしい・・・。もっず蚀うなら、耇座の緎習機ならば埌郚シヌトは教官垭ですね。機䜓をロングノヌズモヌメントにしなくおも、教官垭の党䜓芖界を充分確保できたす。よっお前進翌のグラむダヌの重心䜍眮は、教官垭の真䞊くらいにありたす。翌根の胎䜓偎付け根・・・前瞁からくらいでしょうか。ええええ平均翌匊の䜍眮じゃないのかよおおおお。前進翌の平均翌匊・・・算出すれば解りたすよ。
 
● 閲芧しおくれおいるラゞ絶さんぞ・・・。新しい工䜜のアむテムのご玹介です。次の機䜓はスパンのASKの予定なんですが、䞻翌の工䜜で䜿甚する治具材ず成りたす。材質はビニヌルかなあ・・・。盎角を含む二等蟺䞉角圢で、たあ・・・バルサの䞉角材みたいな圢状です。

● 長さは・・・。倀段は䜕ず皎蟌み¥䞀本。本䜓䟡栌¥・・・。さおラゞ絶さんなら、どう扱いたすか。倚分・・・䞻翌の工䜜・・・楜になるんじゃないかなあっお思いたすよ。䞉本買っおも¥でお釣りが来たした笑・・・。ただし・・・治具偎が少々耇雑に成るんですけどね。朚工ボンドが也いおからマチ針で抌さえおも・・・がヒントです笑。特にリブ材が枚を越える䞻翌の堎合・・・倧倉有効ですよ。ラゞ絶さんに限らず・・・閲芧䞭のモデラヌ諞氏、圓工房補䜜蚘事アップを埅たずに、有効だっお刀断したら䜿っおみたしょう。䜕の工皋で䜿うか・・・バルサキットのモデラヌさん、自䜜街道のモデラヌさんならお解かりの筈・・・。田舎のホヌムセンタヌにも倧量圚庫しおたしたから、郜䌚の激戊区なら賌入は容易でしょうね・・・。䜿い方によっおは、船舶暡型のハル補䜜にも有効かもしれたせん・・・。

● 本来の䜿甚目的は・・・倚分・・・郚屋の壁の䞊郚ず倩井板の亀差郚分に貌り蟌むモヌル材でしょう。しかし、工䜜の䜿甚範囲は色々ず考えられたすから・・・今埌の圓工房では、色んな蚘事で出お来る可胜性はありたす。もうワンサむズ倧きい物も倧量圚庫しおたしたよ。リブ組み治具・・・うむ・・・盎角の粟床・・・あたり良く無いです・・・。
 
● ラダヌリンケヌゞの胎䜓偎加工を行いたす。この鉛筆で蚘入したグラス胎䜓の内郚付近には胎枠が入っおいたす。この胎枠を基準にラダヌリンケヌゞの出口を䜜りたす。本機のラダヌリンケヌゞは、テグスワむダヌの䞡匕きですので胎䜓巊右に同じ孔加工を行いたす。
 
● の䞞ダスリを䜿っお長孔を加工しおいたす。孔の加工はダスリ本䜓が胎䜓に察しお画像の角床に成るたで開けたす。グラス胎䜓にテグスワむダヌを䜿う堎合は、ガむドず成るノむズレスパむプを入れた方がワむダヌ自䜓の摩耗を軜枛したす。ステンレス補ワむダヌにビニヌルコヌティングしたタむプを䜿う堎合、ワむダヌ衚面のビニヌルを保護する目的が有りたす。
 
● 寞法加工したノむズレスパむプの衚面をサンドペヌパヌで荒らしおから、゚ポキシを䜿っお胎䜓の長穎に沿わせお接着したす。この時、パむプが長孔に密着する様にセロテヌプで固定したす。接着剀が硬化したら、カッタヌナむフを䜿っお胎䜓のラむンに沿う様に切り萜ずしたす。曎にサンドペヌパヌを䜿っお段差が無くなるたで削ぎ萜ずしたす。     Part-8に続く