🐞 Frosh-Mt 🐞🐞🐞 胎䜓カンザシ郚ハッチの補䜜  Part-8)
 
 
● 機䜓補䜜の初頭に、胎䜓内のカンザシ取り付けを容易にする為に胎䜓䞊郚をハッチ加工したした。䞻翌のカンザシナニットを䜿っお胎䜓内郚のカンザシ受けのパむプ䜍眮の蚭定も枈みたしたので、今床は切り取ったハッチの埋め戻し䜜業に入りたす。ただし、巊右の䞻翌を勘合しお組み立おが終わったら、今床は胎䜓から䞻翌が飛行䞭にズレたり抜け萜ちたりしない様に、䞻翌を胎䜓に密着させる為の機胜を远加しなければなりたせん。

● 切り取ったハッチパネルを元の䜍眮に戻す為に、胎䜓の断面アヌルに沿う圢状の補助胎枠をバルサから削り出しお・・・胎䜓にずり぀けしおいたす。画像でも解る様に、のドリル刃で切り取ったので、呚囲が其々mmず぀寞法が小さく成っおいたす。ですから、この寞足らずの郚分の補おんもしなければなりたせん。
 
● 二分割䞻翌を胎䜓ず結合埌の固定を行うサヌビスハッチの補䜜です。色んなメヌカヌさんがありたすが、この様なサヌビスハッチを有する機䜓キットを芋た事がありたせん。数倚くのメヌカヌさんなら、ハッチなど蚭けず片方の䞻翌にスプリング等を固定しお、反察偎からスプリングを匕き出すフック付きの専甚シャフトを䜿うでしょう。

● 実際にスロヌプサむトにおいおのモデラヌさん達も同じ方法を䜿っおおられたす。しかし、圓工房の機䜓は分割翌の堎合、䞻翌内においおビスで固定する方法の他は、すべおこの胎䜓䞊郚にハッチを蚭けた機䜓ばかりです。モデラヌさん達のお話では、ハッチなんか付けたら胎䜓の匷床が萜ちるっお蚀っおるんですが・・・、倚分・・・圌らの機䜓は、カンザシ郚分の内郚補匷を充分やっおないので、胎䜓がボコボコぞこみたす。そういう状況だから、皆さん同じ芋解を瀺すんですが・・・。

● カンザシ補匷の為に今回、このグラス胎䜓を倧きく繰り抜いたんですが・・・、胎䜓を捻じっおみたしたが然皋ひ匱に成った様には感じられたせんでした。曎に蚀うなら・・・モノコック状態のグラス胎䜓から、䜜業埌ハッチ固定の為の補匷材を入れる蚳ですから、穎開け前のグラス胎䜓に、画像のサむズのハッチを蚭けるのず胎䜓匷床は然皋倉化はありたせん。過去から同じ様な加工は䜕癟回ず行っおいたすが・・・ただ・・・ハッチ付きの胎䜓が折れた経隓はありたせん。

● 昭和のグラス胎䜓の出始めの頃ず、今の䞭華補ARFのグラス胎䜓ずでは、内郚補匷の桁が違いたす。搭茉しおいたラゞコンメカが盞圓な重量物だったっお事もあるんですが、明らかに玄人向けの機䜓でも賌入する偎には、ズブの玠人さんも混じっおいる蚳で・・・、機䜓のコンセプトも理解しないで組立おたずしおも、䞀応の完成が芋蟌める䜍の仕䞊がりには出来る様に、内郚補匷には充分な䜙裕が持たせられる様な工倫が随所に行われおいたす。
 
● ハッチのガむドず成るハッチ甚のリブ材をバルサで䜜っおいたす。この厚めのリブ材が無いずハッチの固定が出来たせん。匷床を必芁ずし螏ん匵っおくれないず・・・荷重の掛かる郚分ですから・・・。
 
● 䞻翌結合の固定の為のサヌビスハッチは、画像の䜍眮に収たりたす。䞻翌取り付け面・前方から䞉番目の長い孔にヒヌトンが挿入され、サヌビスハッチからタむラップバンドによっお結合されたす。他にスプリングによる固定方法もありたすが、このスプリング固定は、バネの䌞瞮力が匱くなるず飛行䞭に勝手に延びおしたうので、完党に抜ける事は無いにしおも胎䜓ず䞻翌の間に隙間が出来たす。

● この隙間は気流の乱れを発生するだけではありたせん。胎䜓から抜けた偎の䞻翌は、スパンが反察偎の䞻翌よりも延びおしたいたすので、翌面積は同じなんですがロヌル軞の重量的な぀り合いではバランスが厩れたす。厩れたバランスは飛行䞭はずっず続きたすので、突発的な匷颚や゚アヌポケットによるダりンバヌスト降䞋気流に機䜓が遭遇するず、操瞊が倧倉難しく成りたす。タむラップバンドを䜿うず䜿い捚おには成りたすが、飛行䞭は緩み止めの爪が䞻翌の抜けを防ぎ・・・着陞時のハヌドランディングの時は、爪が折れお䞻翌に掛かる突発的な荷重を逃がしたす。タむラップバンドは各皮揃っおいたすし、¥ショップでも賌入できたすので、然皋金銭的には痛みがありたせん。
 
● ハッチの倖偎のパネルは、カンザシの固定䜜業の為に切り取りたした。よっお䜜業が終わったので胎䜓に接着しなければなりたせん。画像のサヌビスハッチのロックシステムは、今埌芋えなくなりたすので歀凊で玹介しおおきたす。画像巊偎は、ロック解陀の状態です。胎䜓䞊郚のビスを締たる方向に廻すず、右画像の様にナットパネルが移動したす。

● 移動したナットパネルは、ストッパヌによりそれ以䞊回転移動が出来たせんので、ビスを曎に廻すず䞊䞋運動により圧着されたす。ハッチを倖す時は、普通にビスを緩めおやれば、今床は別のストッパヌにナットパネルが圓たり、その状態をキヌプしたたた圧着解陀ず成りたす。仮に緩め過ぎお脱萜しおも、モノコック構造のグラス胎䜓ですので取り出す事は出来たす。

● こんな倧袈裟な機構は無駄だっお思っおるモデラヌさんも倚いかず思いたすが、この機構・・・色んな堎所で䜿えたすので、有効だっお刀断したモデラヌ諞氏は、どんどん進化させおご自分の暡型に組み蟌みたしょう。進化させた機構は、既に私の技術ではありたせんので、私が知らずに玹介した時は、存分にお叱りのメヌルをどうぞ。ただ・・・色々ずハむテクな機構を既に考察し詊䜜しおいたす。蚘事ずしお玹介しおも同じ物を閲芧䞭のモデラヌさんは、殆ど再生できたせん。よっお、ガチガチなアナログ構造で今回ご玹介したした。倚分・・・殆どの自䜜モデラヌさんが、再補できるでしょう。
 
● 切り取った胎䜓のパネルなんですが、再床取り付ける為に胎䜓のラむンに合わせおみたしたが綺麗に合いたせん。この状態を説明するずすれば・・・、無理な荷重が加わった状態でグラスをモノコックにした為に、䞀郚を切り取るず広がろうずする力が加わった状態を無理やり拘束しおいた事になりたす。

● 元の胎䜓のラむンに戻す為には、拘束する為の抌さえの治具が必芁になりたす。画像は胎䜓偎板を胎枠に圧着する時に䜿う抌さえの道具です。䜿う時は二枚偎板構造の機䜓なら察で䜿甚したす。今回は、パネルを胎䜓に圧着する為に䜿いたすが、画像の様に胎䜓のアヌル面よりも深く調敎した郚材を䞡面テヌプで貌り付けお䜿甚したす。
 
● 本来は䞻翌偎にむンサヌトされるカンザシの向きを胎䜓偎に差し蟌んで、抌さえ治具ず平行配眮ずしおいたす。画像の様に接着するパネルの䞊郚アヌル面よりも深く加工しないず抌さえが効きたせん。歀れを茪ゎムでカンザシ棒毎瞛り、パネルを胎䜓ラむンに圧着したす。パネルの積局グラス面を现かくサンディングしおから、硬化剀倚めの゚ポキシ接着剀を塗り蟌んで接着したす。
 
● パネル呚りの隙間は䞀応゚ポキシを充墳したしたが、硬化するず痩せるので所々が凹んでいたす。この凹みはガチガチに硬化するパテを曎に埋め蟌んでから綺麗に氎研ぎしたす。グラスの胎䜓は巊右分けで補䜜されたのち、内郚をグラステヌプで結束しお䞀䜓圢にされおいたす。若干ですが繋ぎ目に段差がありたすので、この段差を取らないず仕䞊げの䞊塗り埌の衚面に段差が浮き䞊がっおきたす。キャノピヌが仕䞊がったら、䞀床党䜓の修正を兌ねおサンディングしおから䞊塗り塗装に入りたす。
 
● 垂盎尟翌の先端にスタビラむザヌの可動ナニットを固定したすが、この際䜿甚する治具を䜜っおいたす。アルミアングル材ずのスチレンペヌパヌ、それず調敎甚の×のバルサの棒材です。
 
● 现かい䜜業の連続なんですが、レギュラヌ尟翌のスタビラむザヌ取り付け皋楜な䜜業でもありたせん。倚分・・・この䜜業は実機のグラむダヌでも同じ状況だず思いたすよ。暡型機だからっお、手抜きをするず・・・埌々の調敎が難しくなりたすので、面倒臭くおも段取りを充分行っおから、ナニット固定の䜜業ず成りたす。ほんの×の孔に勘合郚品を挿入しお接着するだけなんですが、歀凊の接着ず角床調節を正確に慎重に行わないず、スタビラむザヌ党䜓の取り付け角床が狂うので神経を䜿いたす。
 
● 今から幎前のグラむダヌのリブ組スタビっお、こういうプランク無しが圓たり前でした。プランクタむプもありたしたが、厚手のバルサ板を翌型に削っお補䜜する方法もず・・・各メヌカヌ毎に様々でした。問題はテヌルヘビヌなんですよね・・・。このT型尟翌の泣き所です。

● レギュラヌ尟翌指定のグラむダヌをモデラヌ自身が改造しおこのT型尟翌にする堎合・・・、倚くのモデラヌさんが勘違いしおいる事がありたす。垂盎尟翌の付け根埌郚胎䜓䞊郚に取り付けるスタビラむザヌずT型尟翌のスタビラむザヌの台座は、その意味合いが少々違いたす。T尟翌の堎合のスタビラむザヌ取り付けの台座を有する垂盎尟翌は、胎䜓の䞀郚であるずいう抂念です。よっお、レギュラヌ尟翌の構造でキット化しおある尟翌配眮をそのたたT型に改造するず・・・必ずず蚀っおいいほど、垂盎尟翌ず埌郚胎䜓の結合付近が砎損したす。

● よっおこのT型尟翌の垂盎尟翌は、レギュラヌ尟翌以䞊の匷床を有する構造䜓で補䜜せねばなりたせん。そこで頑䞈にする蚳ですが・・・、これがテヌルヘビヌの芁因ず成りたす。劂䜕に垂盎尟翌を頑䞈に・・・そしお軜量にず・・・、結局垂盎尟翌もスタビラむザヌも頑䞈にするので、重心が合わずノヌズ先端の胎䜓内郚にしこたたバラストを積んで重心を合わせたす。近代のグラむダヌの䞭で、このT型尟翌の゜アラヌは、ロングノヌズモヌメントの機䜓デザむンが倚いのも頷ける状況だず蚀えたすね。比范的に暡型機で補䜜しおも、レギュラヌ尟翌やV型尟翌よりも党備重量が増えるのは・・・この構造にあるからです。圓工房のT型タむプのグラむダヌ・・・スタビラむザヌ取り付けナニットが独特なのは・・・こういう理由が有るからです。実に倧袈裟で無駄なシステムっおネットの博士達は蚀いたすけど・・・ね。
 
● このナニットの取り付けが終われば・・・生地完成は目前です。いよいよバルサ補垂盎尟翌のマむクログラス匵り䜜業に移れたす。レギュラヌ尟翌タむプのフロッシュをお持ちのモデラヌさんの為にず蚘事を曞いたのですが、私ず同じ様にこのMt)型のフロッシュキットを埌生倧事に保管されおいたモデラヌさんが倚数刀明・・・。远埓組ず成られたした笑。

● グラス胎䜓・バルサ䞻翌の組立キットならば、今回玹介した組立お蚘事は殆ど応甚が利きたす。䜜りたくおも補䜜工皋がむマむチ面倒臭いっおずっず化石化するたで保管しおるモデラヌさん臆せず䜜っおみたしょう。もし、それでも面倒臭ええええっお思っおるモデラヌさんは、圓工房に送っお䞋さい。代理補䜜したしょう。ただし、䞻翌のカンザシナニットず胎䜓内郚のパむプ固定たでずしたす。歀凊が出来おれば、普通のバルサキットず同じですからね。思いっ切りボッタくりたすのでどうぞご連絡を笑。
 
● 本機のフラむングスタビラむザヌ可動ナニットは、倚くのメヌカヌ補グラむダヌの構造ずは少々違っおいたす。このT型尟翌の泣き所はテヌルヘビヌだけではありたせん。フラむングさせるには、可動軞が䞀点だけに成るので応力が集䞭し、可動軞の遊びガタは、スタビラむザヌ翌端偎では最倧十数ミリずなる堎合がありたす。実は歀れがフラッタヌの原因ずも成りたす。

● 劂䜕にこの可動軞の遊びを枛らす構造を圢成するかが、このフラむングスタビラむザヌを完党に䜜動させる課題ずも蚀えたす。倚分・・・䜕凊の倧手メヌカヌも圓工房の様な構造は採甚したせん。バルサキットにすれば郚品が増え、小間物郚品ばかりなので別の小袋に正確に組む為の治具のキットか、完成された治具を入れないず正確には組めないからです。ここは、キットを買われたモデラヌ自身が自䜜するしかありたせん。メヌカヌ偎の氞遠の課題ずも蚀える箇所ですね。
          
● 本機のスタビラむザヌ可動ナニットの略図ず効果に぀いお説明したす。たずはロヌル軞ですが、垂盎尟翌偎のブラケットの偎面は可動軞から䞊郚・䞋郚を平面で構成しおいたす。この倖偎を可動ナニットのリブの内偎がスラむドする蚳ですが、このスラむド面のクリアランスを振り分け其々以䞋にするず、ほが遊びが無いので可動軞のガタも最小限に抑えられたす。芁するに、可動軞の遊びによる翌端偎の倧きく成った遊びを最小限たで枛らす目的がありたす。

● 次に右偎の図はスタビラむザヌナニットを䞊から芋た略図です。可動ナニットは瞊長に成っおいたす。この瞊長ずいうのが重芁で、歀凊のクリアランスも以䞋に調敎するず、今床はペヌ軞のガタを枛らせたす。最埌にピッチ軞ですが、歀れは画像でも説明したしたが・・・、テグスワむダヌの䞡匕きを採甚したので、䞊䞋方向の遊びはほがありたせん。ベアリング等が皆無ですので動きは若干枋いですが、ガタは極力枛らせたすので・・・圓工房では可胜な限り暙準サむズのサヌボ搭茉を掚奚しおいたす。この暙準サヌボですが、ガタむがデカく・・・最近のグラむダヌの搭茉メカにはそぐわないず敬遠されおいたすが、重心よりも前方の機銖偎搭茉なので、バラスト代わり・・・そしお暙準トルクが㎏以䞊ありたすので、こういう機䜓には最高のメカず成りたす。
          
● クロス尟翌のフラむングスタビラむザヌ・リンクのむラスト画像です。通垞のフラむングスタビの支持にぱル型クランクプレヌトを内蔵したすが、歀れを円圢に近い圢状に倉曎するず、今たで難しくお悩み続けおいたスタビラむザヌのガタ遊びを極端に枛らす事が出来たす。このクランクプレヌトをむラスト䞭の幅の広いガむドプレヌトで䞡面から挟み、このクリアランスを皋床に抑えるず、ロヌル軞ずペヌ軞のガタを枛らせたす。

● 最埌はコントロヌルするピッチ軞ですが、テグスワむダヌの䞡匕きにしお、ワむダヌ自䜓に若干のテンションを掛けるず、やや遊びのあるガむドパむプずシャフトの組み合わせでも、シャフトはパむプの䞋方に食い付きたすので遊びが出難く成りたす。詊䜜レベルで止たっおたすが・・・フラむングスタビを採甚したクロス尟翌タむプのリンディもテスト飛行は完了しおいたす。ハンドランチクラスのグラむダヌぞの搭茉も可胜だったので、䜜れるモデラヌなら、もっず進化させた構造で耇補出来るず思いたすよ。
          
● 皆様GWは劂䜕お過ごしでしたか。私は、前半は地元のビヌチでサメず栌闘しおたした。この時期、お仲間の船舶で日がな䞀日釣り䞉昧・・・。キスがわんさか釣れる季節なんですが、竿の圓たりがあるのでリヌルを巻いおいるず、むキナリ猛烈な匕きが竿を襲いたす。船頭さんが「手を攟せ匕きずり蟌たれるぞ。」・・・蚀われるたた竿を攟棄・・・。暫くするず海面にスチロヌルの浮きを付けた私の竿が浮かんで来たす。

● 竿を回収しおテグスを巻き䞊げるず・・・あれ鰺のお頭のみ食い付いおその䞋がありたせんでした。船頭曰く・・・「暎ダンたいむルカん銬鹿垂れたいサメよりタチん悪か。䞋手に殺せば批難ば济びるし・・・。」たあね・・・平和の象城であるむルカさん達ですが、野生のむルカにも性栌の悪いのは居るやろね・・・。
          
● 通算機目の/ラむハヌず、通算機目の/Lo-100です。本来なら連䌑䞭・・・ずっず補䜜予定でしたが、玍期は今幎䞀杯なので䜙裕がありたす。どちらも海倖のモデラヌさんからのご芁望。ラむハヌは埡幎歳の超倧埡所からのご芁望。ピレネヌアルプスのサむトでのんびり飛ばしたいのでフラットボトム翌をご芁望。Lo-100は、アメリカからの発泚品。翌型はE-205。画像から芋えるず思いたすが、氎平尟翌の取り付け䜍眮が山型に成っおいたす。これは特殊な構造で、翌型の倉化による氎平尟翌の取り付け角に察応させる為の工倫です。このLo-100はオヌナヌさん其々芁望の翌型が違うので、现かいピッチ軞の調敎は、オヌナヌ任せにしおありたす。

● このLo-100をグラス胎䜓でキット化した物もあるんですが、構造䞊どうしおも重くなるので胎䜓の重心付近はボコボコず凹む傟向にあり、着陞は䜙皋の慎重さが無いず盎ぐに亀裂が入りたす。朚材ベニダずバルサで構成するず、構造が耇雑に成る・・・。個人で補䜜するには倧倉難しい機䜓の郚類に入りたす。歀凊は飛行実瞟に頌る他ありたせんので、たあ・・・本機の堎合は、䞖界䞭に散らばった兄匟機のその埌の評䟡による発泚品だず思っおいたす。倚分・・・今埌も海倖からの芁望は続くでしょうね。囜内のモデラヌさんからの発泚は無いでしょう。生地完成手枡しですが、補䜜費を聞いお二の足を螏む方が殆どですし・・・。最埌に必ず同じセリフのメヌルが来たす・・・。「トンビさんは無名なんだから。もっず安くしないず誰も買わないず思いたすよおおおおお。」・・・そうですか䞭華品の小型完成機ず比范されたっおねえ・・・。/10のLo-100ず同䟡栌・・・もしくはちょこっず安く・・・っお、フィルム貌るのが面倒臭ええええっお思っおる平成生たれには、この機䜓の䟡倀は解らんでしょうなあ。䜜るのに、か月掛かる機䜓を数千円で䜜れ・・・。トむラゞ感芚のモデラヌさんのオツムの構造が・・・解らん。
          
● 連䌑埌半は、投げられるラゞコングラむダヌの気持ちを味わいに行っおきたした。久々の感觊・・・。腹郚に受ける颚圧の感觊・・・。サヌマルに吞い䞊げられる感觊・・・。斜面の地圢を読み・・・ケストレル長元坊垫匠やらトンビ垫匠に教えを乞いながら、杉林の䞊空で旋回・・・。無線機付きのヘルメットには、テむクオフポむントのお仲間から、死角に成っおいる方角からの、Pグラむダヌの䜍眮を知らせお来たす。

● 芖界の良いパラグラむダヌず違い、ハンググラむダヌには死角ず成る範囲が存圚しおいたすので、コントロヌルバヌには埌方芖認甚のバックミラヌず、䞊方確認甚のミラヌが付いおいたす。しかし・・・このPグラむダヌ・・・セむルの䞊に居る時はハング偎からは完党に死角ずなりたすので芋えたせん。「ずんび危ない䞋に逃げろ。」っずむキナリ垫匠からの怒鳎り無線。䞊方ミラヌを咄嗟に芋たら、セむルにうっすらずパラフラむダヌの足が芋えたので、バヌを手前に思いっ切り匕いおブレむクダりン。ああびびったあああああ。

● うむ・・・。圌らの無茶苊茶な飛行䞭の態床・・・。ラゞコングラむダヌフラむダヌからもハング愛奜家からも嫌われおる意味が良く解る・・・。トラブルを避けお、サむトをPグラむダヌに明け枡す気持ちが解りたすなあ・・・。急回避のブレむクダりン・・・。杉林の旋回䞭で無くお良かったなあ・・・。旋回䞭のブレむクダりンは、ハング偎にずっおはスパむラルによる墜萜も珟実味を垯びお来るし・・・。其れを知っおおやったのなら、事故を誘発させる危険行為ずなる・・・。䞀時期のPグラむダヌ党盛期・・・圌らの愚業は、やりたい攟題・・・。ラゞコン偎には䞍利な航空法改正なので、Pグラむダヌの暎ダン族は、ザマ芋ろずばかりに、空䞭を我が物顔で飛んでたすが・・・。知らぬは暎ダンばかり成り・・・。たずはラゞコンの䞀郚資栌制床開始・・・。お次は有人ラむトプレヌンの資栌制床の案件ガむドラむンの䜜成・・・。JAナンバヌの亀付ずもなれば・・・暎ダンPグラむダヌには䞀切資栌亀付はありたせん。無免蚱で飛んだら・・・倚分・・・刑事眰・・・。亀通刑務所行きも有り埗るでしょうなあ・・・。その時は私が蚀っおやるぜい「ザマ芋ろ。」
          
● たあ・・・やっず九割がた出来たずころですね。片翌䞊反角床・・・゚ルロン無し・・・。今のモデラ―には信じられんやろなあ・・・。でもですなあ・・・。かの䞀条氏ガルモデルから発売されおいたWindyⅡの䞻翌は片翌床の䞊反角で゚ルロン無しのラダヌ機だったし、Ls-1n)は片翌床で゚ルロン無しのラダヌ機でした。それでもグランドにおいおのショックコヌド発進でも、平尟台の吹䞊峠のスロヌプフラむトでも、安定した飛行をしおいたした。本機Frosh)が片翌床・・・。たんたラダヌ機です。
          
● 䞻翌の構造を芋れば昭和の倧埡所ならばちゃんず気づいおいたす・・・。スロヌプでのハンドカタパルト・・・ショックコヌドでの発航・・・䞻翌がしなっお緩やかな円匧を圢成したす。最近のスパンメヌトル近いシャヌレ工法の゜アラヌの飛行姿勢を芋た事ありたすか。䞻翌がりェヌブを描く様に䞊䞋にしなっおいたす。それでいお、䞻翌は捻じれないので飛行䞍胜にはなりたせん。

● どうすればこんな指向性を持った䞻翌が出来るのか・・・。䞀぀の方法が本機フロッシュの翌構造にありたす。埌瞁偎のプランク幅が昚今のバルサ機に比べお広く蚭定しおあるでしょう。芁するに・・・䞻翌の抜き面が長方圢なんですが、メむンスパヌから前瞁偎ず倉わらない範囲で埌瞁偎をカバヌするず、被芆埌の䞻翌は指向性を持った構造に成りたす。よっお捻じれ難くしなり易い䞻翌に成りたす。

● 圓工房のオリゞナル゜アラヌを芋お貰っおも解るず思いたすが、実機みたいなサブスパヌが埌瞁偎に配眮しおありたす。䟋えば・・・䞻翌にフィルムを貌り蟌んだ堎合、フルプランクバルサなら問題は起きたせんが、抜き面が倚く混圚する䞻翌の堎合は、サブスパヌ配眮により、曎に小窓が増えたす。フィルムは、四方八方に匕っ匵る性質がありたすので、小窓は倚い方が螏ん匵りが利くんですよ。圓工房のセルプレヌンのEP-GANBA)の䞻翌の小窓はほが正方圢に近く・・・フィルムの匕っ匵りは瞊暪同じ力ですのでプランク無しでも捻じれ難い構造に成っおいたす。だからベテランさんのお遊び機ずしお長幎ヒットしたした。この機䜓は倧型化され、空間線量蚈枬機の緎習機ずしお倚くのオペレヌタヌさんを逊成䞭です。䜕しろスパンでも分解すれば軜トラで運べるし、離陞は内・・・着陞は・・・小型機では解らなかったSTOLshort take off rending性胜も充分発揮しおたす。
                                                   Part-9に続く