【サンワダイレクト】わけありアウトレット

  オリジナルツールの紹介


 ●各種バルサの棒材の切り出しカッター

 ○ 数年前の事です。30代の物知り博士にこのカッターを見せたら、「此れってコマクロのファンフライのキットに入っていた工具のコピーじゃないですか〜っ!。勝手にコピーなんかしたら駄目じゃないですか〜っ!。」って言われました。その機体って私の古巣のメーカーから出ていたキットでした。私は開発部だったんですがこのカッターを自作して幅3mmから1mm刻みで幅20mmまで自作して使っていました。会社を退職する時全部置いて来ましたので、その後有効な工具としてキットに採用されたのでしょう。最初に作ったのは中学の時です。当時からバルサ材は学生には高い材料でした。物凄く田舎なので模型屋さんなんかありませんので全て通販で購入していました。U-コン機のキットに入っているバルサシートにダイカットされたリブ材の残りが勿体なくて、何とか利用したくてこの道具を自作しました。当時出始めたオルファのカッターナイフの刃を一欠け折ってこれまた出始めたアロンアルファーの瞬間接着剤で固定して使ってみたら、定規を使うより簡単に切り出す事が出来ました。

 ○ 原型になったのは中学の技術の授業でラワンの角材を使って折りたたみ椅子を作ったんですが、この時使用した墨付けの道具の一つである毛引きを参考にしています。ラワン材の表面に僅かな傷を付けてホゾ穴の基準にしたり、釘打ちの目安にしたりする道具です。この工具は基本的にどんなに硬いバルサにも使えるというモノではありません。基準としては厚さ3mm程度のバルサシート(ソフト〜メディアム)ぐらいまでしか切り出せません。あまり硬いバルサだと幅が大きく狂ってしまいます。

 ○ 使い方の基本はシートの端を基準に幅を決めて落とします。という事は必ずこのシートの端は直線でなければ成りません。何本か切り出すと必ずこの直線が緩やかなカーブを描いて来ますので、時々直線に戻してやらなければなりません。物知り博士達からネットで非難されそうなんですが、「綿密にい〜っ!、綿密にい〜っ!。」と正確さを欲しいマニアの方は博士の言う事を聞いていた方が良いと思いますが、自分だけで満足するのであればコンマ2〜3mmのズレは気にしないで使ってみてください。リブキャップの切り出しが楽に出来ますよ。私は試作機の量産に使っていますし、一品モノの大型グライダーには重宝しています。リブの枚数が片翼だけで40枚近くありますので・・・。

● 角度付けのサンドペーパーホルダー

 ○ 角度の必要な棒材や上反角・下反角の必要なリブ面の成形に使っています。物知り博士ならオールマイティーな角度変更型のホルダーの話を格好良くやってくれるんですが、綿密に〜!のハズのオールマイティー型程角度が微妙に狂います。最初からその角度しか使えない原始的な工具の方が正確だったりします。使い方は置いてある方向が基準なんですが、単純に平らな床面の上を前後にスライドさせてペーパー掛けを行います。この角度冶具の製作にはミシン(糸のこ盤)が必要なんですが、お持ちでない方と作るのが面倒くせえ〜方には有料でお作りいたします。当HPのトップから購入方法のページに飛んでアクセスしてください。

 ○ ただし!角度付けのホルダーはプラスマイナス共45度以上は正確さに欠ける様です。基本的にはプラスマイナス15度までが使い易いと思います。あまり軽量化しても工具自体の強度が足らなくなりますので見た目のご自身の重量感覚で判断して下さい。寸法的には長さ300mmが基本サイズになっています。

● 細かい加工の自作ペーパーホルダー

 ○ 目で見て解かるホルダーが殆どだと思います。画像中央にあるアイロン型のホルダーは初期型GANBAの生地完成のキットに付属工具として入っていますので、ノーズモーターマウント付近の外部胴体の削り込みや、動翼の角度付けに使用してください。アイロン型ホルダーの下にエルロン前縁のVカットホルダーが見えるんですが、このホルダーを使うとフラット型エルロン材にも又は翼端に行くに従ってエルロンの幅が短くなり厚みが薄くなるテーパーエルロン材のVカットの加工も難なくできます。基本的にはある程度バルサカンナで削り込んでから最後の仕上げに使うという工具なんですが、素人さんとベテランの差があまり出ませんので誰でも正確に角度出しができるアナログ工具の一つです。何れ・・・この工具の作り方と使い方は別項目で紹介しますが、許可を取る必要なんてありませんので目で見て作れる人は作ってください。作れない人と面倒くさい人は有料でお作りしますよ。

 ○ 一番下のサンドペーパーホルダーは長さが500mmあります。厚さ2mmのアルミアングル材の内側一面にペーパーを貼り込んであります。上記のバルサ棒材カッターのシートの直線出しに使う他・・・エルロン付き主翼の後縁の直線出しや二面テーパーのメインスパー材の加工にも使っています。

 ○ サンドペーパーの基本的な使い方ですが、これは私の持論なんですが削り込む材料を必ず固定して、削る側の道具も一部固定して(この場合床面を滑らせる)使った方が正確だったりします。強制はしませんので使い方は自由なんですが、有効だと思ったら実践される事をお奨めします。EP-GANBAの主翼の加工には棒材を多く使用しています。此処に載っている工具の2/3は使って組み上げてあります。GANBAを設計してから新たに考えて作った道具もありますよ。実はこのホルダーは70リットルのポリバケツに入ったホルダーのほんの一部に過ぎません。全部紹介したら見ている人は途中で眠くなるでしょう。

 ○ 私のアーリーバード掲示板のヨーロッパのお仲間さんには自薦他薦のマエストロが沢山います。彼らの多くは自分の飛行機の画像よりも自作したアナログ的工具の自慢をしているマニアばかりです。結果的にこれらの工具を使って飛行機のキットも組む訳ですから仕上がりは大変素晴らしいモノになります。最近のレーザーカットのキットは正確に組めるんだけど面白くないと言っていました。私達の時代で言うなら削って作りを楽しむ加藤無線のF3A機やガルモデルやオーギ・セールプレーンのバルサ製グライダーキットとなります。飛ばす事だけが主流になり完成機の優劣のみの評価が当たり前になってしまった今、当HANGER-3のキットであるワイルドボア1型のキットは細かいパーツをレーザー加工して、残りは加藤無線と同じバルサブロックを多用した削り甲斐のあるキット内容で構成してあります。協力してくれた加工屋さんはベトナムの家具の製造屋さんです。大手メーカーよりも先に最初からベトナムの家具屋さんに・・・と決めていました。ベトナムには腕の良い職人が溢れています。元々ここの社長さんはベトナムの空軍パイロットです。早期退職で奥さんの実家を受け継ぎ21世紀の家具屋の汎用性をいち早く模型に生かした人でもあります。

 ○ 私の家に奥様と訪問された時、冗談半分で「トンキン湾の人食いドラとは貴方の事ですか?。」と聞いたら「君は漫画の見すぎだよ。」と笑って返されてしまいました。エリア88の漫画は見た事あるそうです。尚、ワイルドボアのバルサキットは国内販売をしておりません。E・B・F掲示板のメンバーさん達にのみ供給されているキットです。その内ベトナム製としては日本国内のメーカーさんにも負けない位のキットメーカーになる日もそう遠い時代の事ではありません。昔からよく言われているんですがフライヤーはメーカーの製品を育て・・・メーカーはキットで新しいフライヤーを育てる・・・この法則を崩さない限り日本の空からラジコン飛行機が消える日は来ないと思っています。

● 輪ゴムを使って固定する拘束冶具です。ヒノキの角棒を使っても良いとは思うんですが、アールがきついと輪ゴムの張力にヒノキ棒が負けてしまって湾曲する時があります。これに対処する目的でT型の拘束冶具を作って使っています。お仲間さんには左画像の数量を1セット・有料で作ってあげています。あまりにも人気がありますので何れレーザーカットのキットにしてみようと思います。材質は両面シナベニヤ(板厚4mm)です。今すぐご希望の方は手切り(ミシン=糸のこ盤)で製作いたします。長さの基準は最長15cm最短7cmです。画像は10cmと8cmを使っています。製作依頼の場合はメールでお願いします。

● 使い方次第では平面胴体だけでなく丸型の胴体の部品取り付けにも使えます。アールを沿わせても良いですし、アームを伸ばしてアール面から逃げても良いと思います。押さえの道具が湾曲しませんので、こういった使い方が可能になります。


● 上の雲形定規は市販のモノです。下は単純に2倍に拡大したモノです。コピー機を使うより難しくて時間の掛かる作図方法なんですが、小学生でも拡大出来る方法を簡単に説明します。まずA3かB4の1mm方眼紙を1枚準備します。市販品の雲形定規には孔が二つ開いていますので其処を基準にしてそのまま鉛筆で方眼紙にトレースします。翼型の作図と同じ様に5ミリ間隔で中心線に直角に成る様に線を引きます。トレースした雲形の線と交わった所が座標になります。5ミリ間隔で線を引いたという事は10ミリ間隔で座標を採っていけば単純に雲形の大きさは倍になります。この時長さ方向だけでなく高さ方向も倍にしてください。5ミリのマス目を10ミリのマス目に拡大すれば良いのです。コピー機を使った場合最大の寸法が2倍に対応出来ていませんので、コピー用紙を何枚も使わなければなりません。この方法なら1ミリ方眼紙1枚で完成します。座標が全部採れたら市販の雲形で拡大した雲形の座標をなるべく滑らかなアールになる様にトレースすれば良いのです。

 ● この方眼紙に厚紙(ケント紙)等を貼り込んで、小口に低粘度の瞬間接着剤を染み込ませてください。最終的に小口を耐水ペーパーで磨き上げてツルツルにしてやれば雲形定規が完成します。私はこれを更に透明な塩ビ(塩化ビニール)シートにトレースして二枚を両面テープで貼りあわせて厚みを増して使っています。1枚作っておけば半永久的に使えるからです。

● この翼型の雲形は大型デルタグライダーの中央翼として作図したんですが、全長が750mmあります。この翼型を定規に使うと全長が1600mmを越える大型スケールソアラーの胴体アールにも対応出来ますので、今の所は各種飛行機の胴体アール専用雲形定規として使っています。バードオブタイムの主翼のアールにも偶然対応していましたので、スパン1600mmから3800mmまでのオリジナル楕円翼機のゲージとして使っています。作り方を難しくする為には博士の様にCADを使えば良いとは思いますが、ホコリまみれの工作室で作図するのであればこのアナログ的作図方法が簡単で良いと思います。博士達の口癖である「綿密にい〜っ!。」までの精度が必要で無い!というアバウトなマニアに限っての作図方法の紹介でした。


● OK模型発売の瞬間接着剤促進剤(ターボ)の説明です。上画像左側は小瓶がスプレー付き(内容量25m?)の市販品です。大瓶はその詰め替え用の補充液(50m?)です。小瓶に付属しているスプレーは補充液の大瓶と口金が共通なのでそのまま取り付けて使う事が可能です。ところが大瓶は小瓶よりも高さがありますので、内部の吸い上げパイプが短く最後まで使えません。そこでグローエンジンの燃料パイプ(シリコンパイプ)を被せてタイラップバンドで固定します。このバンドの締め付け方でシリコンパイプは上下に移動出来ますので、最後の一滴まで使う事が出来ます。ここまで書いたら頭の良いエンジン飛行機マニアなら次の改良点に気付くはずです。燃料パイプを細くて柔らかいタイプに代えて燃料タンクのおもりを使えばえ〜やんか〜!と考えるでしょう。スプレー本体が潰れるか・・・液自体が無くなってから考えれば良い事なんですが、多分・・・OK模型の社長さんはそういう使い方をするであろうマニアの為にあえてこの大小の瓶で販売したのだろうと思いました。

● 余談なんですがOK模型は会社のページの他にカタログ本も一般販売しています。ページでは解からないであろう掲載記事をパソコン本体無しで何時でも何処でも閲覧出来る様になっています(笑)。特にパーツ類の内容は充実している方だと思います。絶対分解しないでね!の高級パーツから改造しまくりなはれや〜のパーツまで、多種多様なバリエーションを持っています。ターボの二種類の瓶が共通して使える事に気付かないマニアが飛行場で文句を言っていたのを聞いた事があるんですが、せっかくカタログ本があるのにどうして利用しないのか・・・不思議になりました。


● 此れはEPのホーカーハンターに使用したキャノピーです。ネットの画像では今一解からない形状もカタログ本なら穴が開く程眺める事が出来ます。今回このキャノピーに決定した理由は、DJ−2の緒元からピッタリなサイズであると判断出来たからです。このキャノピーをそのまま使用するのではなく、更に小さく切り込んでサイズを合わせました。昭和の時代には各メーカーからエンジン飛行機用とグライダー用にと其々汎用型のキャノピー単体を販売していました。OK模型の場合は過去になりましたが、EZシリーズの各機種を沢山発売していました。当然そのキャノピー木型も成形されたキャノピーも在庫として残っています。自作で大戦機を作りたいと思ったら、最終的な難関がキャノピーに行き着いてしまうんですが・・・作りたい機種が決まったらキャノピーのサイズに合わせて機体サイズの設計をしてみるのも面白いと思います。世の中に存在していた40クラスの機体サイズに合致した機種を沢山作っていましたので、キャノピー単体の在庫やコクピット付きの在庫も残っている可能性もあります。一度直接メールしてみたらどうでしょうか。「模型店で入手出来難い場合は直接ご連絡ください!。」と、広告に出てるくらいですからね。


● この画像だけで同じ工作をした経験のある人なら此れが何であるか解かるはずです。これはセンターキール型で製作した超軽量機のハンドランチ・グライダー(RINDY−1型)のショックコード・フックの台座です。OK模型のフレキシブルロッドの内部パイプは星型になっているんですが、見方によっては歯車にも見えますのでこれをギヤ状に組み合わせてエポキシで固定してしまえば、ごみが噛み込んで動かなくなってしまったギヤ伝達の機構と同じ状態になります。内部構造が見える様にとセロテープで仮固定してあるだけなんですが、実際にはカーボンシートを両面に貼り込んで固定します。センターキール型の胴体なので角型胴体でも丸胴体でも正確に出来るんですよ。冶具は必要ですけどね。風速に合わせてフックの位置が変更出来る様になっています。単純に一箇所だけのねじ込みでは何時か空回りして台座が壊れるんですが、複数なら強度面でも効果が出るんですよね。だって・・・壊れたギヤの集合体ですから・・・。

●プッシュロッドは1,7mmを使用しています。ねじ込み式のフックなんですがペンチ一本で加工出来るので便利だと思います。

● OK模型とテトラからはこの様な製品のカタログ本が出版されています。模型店に注文する際に品番と商品名が確実に解かれば発注し易くなります。基本的には何処にでも持って行けますので便利です。デスクトップしか持っていなくてもカタログ本片手にトイレの中で気持ち良く用を足しながら思案にふける・・・私の至福のひとときです。パソコン見ててもアイデアが閃く事は少ないのですが、トイレの思案中に思いついたアイデアは確実に形になります。ラジコン技術編集部が面白い!と言ってくれた「一人でギュウ」のキャノピー成型器もトイレで生まれました。

● 木村バルサのカタログ本です。基本的に直接の注文はFAXの方が良い様です。私は100枚単位の購入なんですが、10万円分購入しても定価購入です。だったら模型店で購入した方が安上がり!と思われるでしょうが・・・。模型店では10枚組のパックですが15枚必要な場合に模型屋さんでは材質が揃わない時があるんです。100枚単位の購入の場合は一本の角材から取れた20枚をそのままの目の通りに20枚組で送ってくれます。100枚なら通常角材5本分です。1,5〜3mmのバルサシートの100枚購入の場合はカスタム屋さんならそちらの方が有難いのです。何時おろしたのか解からない模型屋さんの在庫品とは違い注文してから製材してくれる出来立てホヤホヤのバルサシートですので、加工する時大変便利なんですよ。変に必要な箇所が材質変化なんかしていませんからね。お店で購入するにも直接発注するにも・・・、カタログ見ながら在庫確認できますので、持っていた方が便利なカタログ本だと思います。


● こんな材料でこんな七面倒臭い部品を作っています。ところがですね〜・・・この材料の性質が大変優れているんですよ。購入価格は200円から500円までですし、ここからサーボマウントなんか作ったら何十機分も出来てしまいます。ミシン(糸鋸盤)で加工すると切ったそばから熱でくっ付いていくので、TAMIYAのレザーソウを使って手曳きで加工しています。彫刻刀でも削れますので平面修整も出来ますし、ヤスリ加工にもサンドペーパーがけにも対応出来ます。

● これはサーボマウントに使った場合の使用例です。一番右の画像はサーボマウントを取り付けたまま主翼から外せるタイプの加工です。ドリル孔は右手一本の手回しドリルで開きますし、タッピングビスも普通のビスもねじ込めます。取り付ける場所がバルサとベニヤならその接着力はかなり強力です。瞬間接着剤の高粘度タイプを使って完全硬化させた場合・・・、剥がそうとするとベニヤの表面の一層分をくっ付けたまま剥がれて来ます。シャーレーのレーシング機の主翼のマウントと同じ取り付け方が比較的簡単に自作出来ますので、多用しています。


● 左画像の上部はメーカーの既製パーツですが、下の加工品は自作です。デザインでは負けるのですが機能は同じなので大小様々な部品を作っています。真ん中の画像はバッテリーの固定方法の一例なんですが、この加工品にドリルで孔をあけて小ビスを取り付けてクッションをはさんでゴム掛けし、バッテリーの保険策に使用します。機体にはマジックテープで固定してあるんですが、お仲間さんの低翼GANBAちゃんは連続逆宙返りの最中にキャノピーごと外れて脱落し掛けてしまいました。その為の安全策です。右の画像は機体内部から機体外部へピアノ線を使ってSWのオン・オフをコントロールする為の台座として取り付ける部品です。正確にはこのSWの台座となるベニヤ板をビスで固定出来る台座です。勿論マウントごと機体から取り外せます。


● ナイロン素材の材料から加工して使っているパーツです。小型グライダーのカンザシ受けのパイプに使ったり、主翼取り付けのインナービスのガイドに使っています。使用する金属部品の直径にぴったり加工する為に内部を削る事も可能ですし、外部を加工する事も出来ます。大きい所ではWAR−BIRD−FIGHTの飛燕の主翼取り付けがラジエター内部でしたので、その6mmビスを固定する為10mmヘッドのキャップボルトに合わせてパイプを加工しました。一番左端の画像は一辺が20mmのプラスチック・アングル材なんですが、迫り出しのスポイラーを自作する為に購入しました。何れこのスポイラーの製作記事も掲載します。これとOK模型のプラパーツ・ツリーの部品のコラボレーションは見ものですよ。ガタもなく作れるので軽量ハンドランチ用として活躍しそうです。ハンドキャッチが楽になりそうです。

● ロックウェル・カナード機のカナード翼の駆動シャフトの構造です。過去・・・熊本の甲佐で開かれていたEDFの大会のTOKUさんの所へ、メーカーさんから預かった協賛品を持って行った時、ジェッティーなお仲間さん達にカナード機を持参して意見を聞こうと見せてみたんですが・・・、「ふ〜ん・・・しょ〜もナ!。」っと鼻で笑われてしまいました。明らかに原始的な構造なんですが三菱のCCV実験機のカナード翼にも使われていた同軸ダブルシャフト型のカンザシ兼駆動シャフトの一番簡単な構造です。この細さでベアリングだの何だのとジェッティなマニアなら口先だけで高度な会話をされるんですが、実際には使う事も自作して試した事も無い様です。

 ● ちなみにこの機構をF−16のフライングスタビライザーに使用した場合、単純にパイプとシャフトの二種類を使った方が構造は簡単ですし軽く動くんですが、シャフトとパイプのガタが大きいとその反動はスピードが増せば増すほどフラッターの原因になります。これはカンザシが細いからだけではありません。仮に胴体側のパイプもしくはシャフトの固定する部分の長さが短い場合は、パイプ内部のシャフトのガタは360度どの方向でも振れ幅は大きくなります。もし・・・カンザシが現在の2倍の長さならシャフトのガタは単純に1/2になります。カンザシパイプが3倍ならそのガタは現在の1/3になります。このカンザシパイプをフライングスタビライザーの内部カンザシとして使用するとどうでしょうか・・・。このパイプカンザシにもう一つ外部パイプを加えるとそのパイプとシャフトのガタは1/9になります。詳しい作り方は後日紹介いたします。この画像だけで理解された方は私の構造よりも良いものを作って試してみてください。卓上の空論のみのリップサービスのみを掲示板でやる前に・・・自分で試しに作ってみて有効だと判断し、少し内容を代えただけでもそれは立派にコピーされたマニアが独自に開発したパーツである!と、大いばりで発表する事ができますよ。内蔵型にするのであれば一番内側の4mmカーボンシャフトが駆動専用のシャフトになります。使用方法の概略は此処のページを一つ戻って下にスクロールすればカナード機の画像が載っています。
● もう少し詳しい説明をとメールが来ていましたので構造のイラストを描いてみました。これはファルコンに搭載した場合の一例です。解かり易く大きく描いてありますので。ご自分の飛行機のサイズに合わせて材料をチョイスしてください。フライング・スタビライザーに固定するシャフトは、一番内側のコントロールシャフトと一番外側のガイドパイプです。その隙間に入っているのがカンザシとなるパイプです。簡単に作るのであれば隙間のカンザシパイプはストレーキーのエンドで終わりなんですが、コントロールシャフトとのクリアランスが大きい場合はガタが発生します。このカンザシシャフトを長くするとインナーのコントロールシャフトのガタは減少します。更にカンザシが太いので確実にスタビライザーを保持する事が出来ます。アウターになるカンザシパイプのガイドパイプは材質は何でも良いと思います。とにかくフライングスタビライザーのガタは直接フラッター現象として表面化してしまいます。二重三重の安全策が必要だと思います。

● これをポキールームのタイガーシャークに搭載してもリンク機構が一対で5g程度で仕上がります。ロックウェル・カナードで使用した時の材料の内訳は(インナーシャフト=カーボン4mm・カンザシパイプ=カーボンパイプ内4×外6mm・アウターガイドパイプ=塩化ビニールパイプ内7×外8mm)です。カンザシパイプとガイドパイプには平均0,5mmのガタが生じますので、私なりの改造をしました。改良ではありません!単なる改造に過ぎません。ネット物知り博士の皆さんは私よりも優れた構造をご自分の技術で開発されて是非とも改良された部品に仕上げられる事を祈ります。カンザシパイプとガイドパイプのクリアランスを詰める為にカンザシパイプの表面にセロテープを巻き付けます。実際にガタが最小になり尚かつスムーズに動くところを見つける為に何度も張り替えます。全面に貼りこむのではなく、、幅が5mm程度の物を数箇所張り込みます。今回のカナード機では外部カンザシパイプが比較的短かったので、5mm幅を2箇所作ってみました。

● 実際に作ってみると解かるんですが・・・、カンザシとガイドパイプの滑りが良くありません。そこで自転車のベアリングホルダーに使用されている半練りのグリスをまんべんなくカンザシに塗り込んで、動かしてみたらガタなくスムーズに動きました。ベアリングを封入した高度な技術は広島のご住職にお任せして・・・、もっと簡単に熱意さえあれば誰でも作れる構造を目指して作ってみた粗悪品ではありませんが、単なるマニアレベルのリンク機能です。インナーコントロール機構にする場合はテグスワイヤーの両引きが良いと思います。動かす面積が大きいフライング翼のフラッターは尾翼破損に繋がるとコントロール不能で墜落した場合・・・、何処に落ちるか予測が着きませんので最悪・・・、人身事故も視野に入れなければなりません。ピアノ線のクランクZ曲げでは対応できませんのでご注意ください。エレボンとして使用する場合にこのテグスの両引きは有効です。舵の残りが見られませんのでかなりクイックな操縦感覚になります。市販されているコントロールホーンは金属シャフトには確実に対応出来るんですが、カーボンシャフトには少し堅牢過ぎてカーボンシャフトが負ける様ですので、下に見えるOK模型のプラパーツツリーの部品を使って、両引き用のコントロールホーンを作ってみましょう。後日の掲載で・・・。
● 熊本ののんびり飛行会の商品に出しても抽選会では最後まで残ってしまい・・・誰も手を付けてくれない程人気の無いパーツなんですが、私だったらキットや無線機よりも先にこのパーツに飛びつくでしょう。このパーツ・ツリーとフレキシブル・ロッドのセットの使い方はほぼ無限に存在します。プラパーツツリーの定価は700円です。ちなみにフレキシブルロッドのセットは定価で1200円です。飛行機に使うと一機分なんですが、パーツ部品に使うと中々減りません。ここに紹介する利用方法は昭和のラジコン技術誌の掲載されていた「マニアのプチアイデア集のコーナー」レベルのアイデアに過ぎません。もっと専門的な誰も知らない・・・且つ・・・誰も購入出来ない位効果なプチパーツではありませんので、有効だと判断されたら許可なんて要りませんのでドンドン活用してください。これは業界の世の習わしなんですが、マニアが自作して使う部品が増えれば増える程、メーカーさんにその情報が伝わっていきます。その内に製品化される場合も多いんですよ。


● このプラパーツのクレームの一つにミテクレが悪い!っていうのがあるんですが、何処のメーカーのラダーホーンにも同じ構造の押さえが付いています。この構造が一番安全だからです。どんな飛ばし方をしても絶対動翼から外れる事が無いからです。安全策をミテクレが悪いって言われたら、返す言葉も無いのですが・・・。ここに紹介するホーンの使い方は私個人が自分の責任において使用しているミテクレを良くする為の取り付け方法です。基本的にホーン裏側の押さえの代わりになる構造を考えてみました。市販されているムクのエルロン材の所定の位置に3,5mmの穴を其々開けます。この穴に星型のフレキシブルのインナーパイプをエポキシを使って埋め込み硬化させます。このインナーパイプは元々2mmまでのネジ山のビスなら何でもねじ込む事が出来ます。ホーンのビス穴のピッチに合う穴が開けられたのなら、ホームセンターでも購入可能な鏡面仕上げのビスをねじ込んでください。裏面は万が一の為の抜け防止のワッシャーと短めのビスです。星型パイプよりもワッシャーの直径が大きいので、裏面の小ビスが抜けない限り表側のホーンが脱落する事はありません。エルロン材の裏面はビスの行列だけですので、ミテクレは少し良くなりますよ。この時表側のビスは可能な限り、長めのビスを使ってください。尚、この構造で作ると押さえタイプでは必要だった三本の穴の平行度が全く必要では無くなります。ぴったり穴を平行に開けないと合わない押さえタイプでは、何度も穴の修整が必要なんですがこの方法なら一発OKです。でも・・・安全度合いは押さえタイプには敵いませんのでご注意ください。

● 私がカスタムで作っているスパン4mの大型ビンテージ・グライダーの垂直尾翼には厚みが30mm近くある機体も少なくありません。そこでラダーは基本的にテグスワイヤーの両引きになるのですが、ラダー材の厚みに合わせてこの星型パイプを埋め込み片側15mm近い長さのビスを両面からねじ込んで取り付けています。お互いのホーンが押さえの代わりになりますので、長めのビスを使用する限り抜ける事はありません。左の画像がミテクレが悪いっていうのなら右のタイプはどうでしょうか。この台座は元来ホーンの押さえになるパーツです。これを皿ビスを使って改造してみました。台座の厚みは2mmですので3mmビスなら充分皿がとれるんですが、自立でネジ山が切れて固定が出来るほどの厚みがありませんので、自己欽定型のナイロンを封入したナットを使って固定します。プラパーツに付属しているこの小さな部品は3mmビスに対応していますので、こういう組み合わせで改造して使う事が出来ます。ただし、何度も申し上げているんですがここに紹介している改造パーツは本来の使用方法とは違いますので、改造後の事故等の後始末の肩代わりは出来ません。ご自分の責任においてご判断ください。材質はポリプロピレンですのでインジェクションによる抽出の成形には優れているんですが、、世の中に存在する殆どの接着剤が効きません。一番確実な接着方法は溶着しかありませんので、あまり複雑な使い方も出来ません。

● 使い方によってはこの様なホーンを作る事も出来ます。プラパーツ・ツリーのセットはEZが発売されると同時にキットに必ず一枚付属していました。これとフレキシブルロッドを組み合わせるとリンケージに必要なパーツの9割は賄う事が出来る様になっていました。OK模型にはパイロット・ブランドのバルサキットもあったんですが、このキットにも一枚付属していたんですよ。ミテクレよりも確実性が重要なので世界中で愛されている一枚なのです。ネットの博士には不評なんですが、ご専門のセロテープぐるぐる巻きの飛行機にも確実に使えるプラパーツだと思うんですが・・・。軽量ですしね!。
● 3mmビスとナイロン封入ナットを使えば画像の様なシンプルなホーンを作る事も出来ます。このプラパーツ・ツリーは使い方はマニアのアイデアの数だけ無限に組み合わせが出来るパーツです。同社のフレキシブルロッドの使い方一つなんですが、一本の配線ロッドで一度に10箇所以上を動かすリンケージも可能なんですよ。その為に加工し易い材質で出来ていますし、ホームセンターの入手可能な部品との互換性も高い・・・。トムさんアタマえ〜ですわ〜・・・。トムさんとはOK模型の社長さんのアメリカの大学時代の愛称です。ちなみに私はトンビだからトブさんですかね?。


● 私は飛行機を設計する時必ずこの様な船台を製作します。一機に一つって訳ではないんですが、共通して使えない新機種の場合のみ作っていますので数が極端に増える事もありません。しかし在るのと無いのでは飛行機の製作過程で機体の保管という観点と完成して行く自作機を眺めながら、一人にんまりしながら悦に浸る至福の時間を過ごす時の貴重なアイテムの一つになります。下の画像を見て何か不思議に感じた人はネット物知り博士の可能性がありますよ。さあ!何処かのページの掲示板でトンビの悪口書いてやれ!のネタにされそうです。「トンビは翼型の伊呂波も知りません。あんな変な翼型・・・見た事ありません。」なんて書いたら多分・・・掲示板のお仲間さんに馬鹿にされますよ。昭和40年代から一部のグライダーマニアに愛されている構造だからです。これは胴体外部側板のアール面に後から貼り付けたモノではありません。プランク前の胴体構造に最初から組み込む厚さ20ミリのバルブロック材です。

● これは胴体中心線に平行に左右のブロック材も平行に・・・、更にメインのカンザシパイプ穴に直角になる様に接着されています。言い換えると最初から基準が取り易い様に任意の角度の設定ではなく、直角と平行だけで組める様に設計段階から設定してある工作方法です。平成生まれのネット物知り博士と平成以後にラジコンを始められた自称模型歴50年以上の大御所マニアの方には解からないと思いますが、現在は存在していないプライベートワークス「オーギ・セールプレーン」のバルサグライダーキットのフロッシュに使用されていた工作方法です。此処に主翼を勘合するんですが翼型に合わせて胴体側のフィレットを削り込めるので大変作業が楽になります。上半角も胴体アールも関係ありません。とにかく翼型に沿う様に少しずつ彫刻刀で削ってはサンドペーパーで磨くを繰り返せば良いからです。削り過ぎたら継ぎ足して基準を戻して最初から削りなおせば良いのです。大変楽で神経を使わない工作法ですので、マスタークラスの仙人さん達に喜ばれます。「フィレットはワシが削るけん!そのまんまで良かばい。」私のカスタム機は全機種この構造が組み込まれています。

● 全国に200人近くおられるEP−GANBAシリーズのオーナーさんからの嘆願とも言える要望の多くが、このGANBAのタイヤストッパーです。パーツメーカーを漁れば2mmのピアノ線に合う金属製のストッパーは在るとは思うんですが、今回自作したストッパーは強度無視!精度無視!見栄えの無い!最悪のストッパーですので、金属製のストッパーと同じ扱いは絶対しないでください。このストッパーの材質がPPですので加工がし易くタップもたてられますし、削る事も切る事も容易なんですが・・・ただ一つ接着剤が殆ど使えません。仮止め程度なら可能なんですが力を加えると直ぐ外れてしまいます。松下電器の下請けの試作会社の時代にこの材質を使った部品を作った事があるんですが、部品の接着には半田ゴテを使っていました。部品の接着面を僅かに熱して溶着する方法です。今回は部品を勘合した状態でライターを使って全体を少し焙り、溶着させてあります。強度的には全くと言ってよい程耐久性がありませんが、タイヤが固定出来れば良いとのGANBAオーナーさんからの要望でしたので、この方法をご紹介しました。

● プラパーツ・ツリーに付属しているこの部品は本来、ノーズストラット・ギヤとメインストラット・ギヤに使用されるピアノ線のカラーです。ノーズギヤにタイヤを装着する場合、メーカーによってはホイル面よりもタイヤのスポンジ部分やゴムの面が出っ張っている場合に、支柱にこのタイヤ面が触れると離陸中にブレーキが勝手に入り機速が着かない場合があります。そこでこのカラーを先入れしてタイヤと支柱の干渉を避ける為の部品です。より良く使おうと思うならピアノ線のエンドをヤスリで一部平面に削り、確実に留められる様なプチ加工をすると良いでしょう。最近GANBAの奉仕品を購入されたオーナーさんから、画像で見れる製作記事を書いて欲しいと要望が在りましたので、近日中にアップしておきます。
   ◎ 初期型EP−GANBA/ショルダーウィング・タイプ 奉仕価格¥10000

● この画像を見てカーボンのカンザシとパイプだと勘違いした人・・・そこまで複雑に考える必要はありません。確かに内側のシャフトはカーボンなんですが、外側のパイプはOK模型のフレキシブルロッドのアウターパイプです。このパイプに4,1ミリのドリル刃で穴を広げます。少しずつ加工しないと割れ易い材質なので注意してください。じゃあこれ!何に使うねん!。模型飛行機の部品の中で棒材とパイプの組み合わせって言ったら、スムーズに前後移動するか軽く回転する!が基本なんですが、一箇所だけしっくり嵌って勘合させないと使用する意味を成さなくする場所があります。主翼を胴体にゴム留めで固定する場合にこのセットが強力な威力を発揮します。最初に使ったのはカスタムでEP−GAN・MO(GANBAのモーターグライダー・バージョン)です。組み立てる最中にこのパイプの表面をペーパーで荒らしてから、エポキシ接着剤を使って胴体内部に固定します。胴体側面とパイプのエンドはツライチにしておきます。普通にフィルムを貼り込んでからパイプにカーボンシャフトを差し込むんですが、接着する必要がない位しっくりと勘合させる事ができます。

● 外径が4mmジャストなら竹棒でも良いです。少しでも「綿密にい〜。」の竹棒性シャフトをご希望の場合は100均ショップに走り直径4mmの編み棒をお買い求めください。決してラミン棒は使用しないでください。ささくれて折れ込んだラミン棒がパイプの内部で愚図り出したら取れなくなる可能性が出て来ます。ご注意ください。

● 普通のアルミアングルを利用して作ったエルロン材のVカットを可能にしたサンドペーパー・ホルダーです。ホルダーのバルサ面とエルロンの舵面を合わせて、予めカッターナイフ等で荒彫りしてあるVカット面の仕上げに使います。最初からエルロン材の改造にも使えるんですが、直角を一部含んだ後縁材からエルロン材を作る事も可能ですし、翼の付け根と翼端側では幅も厚みも変化するテーパー型エルロン材にも対応出来ます。テーパーエルロンでもピタリとセンター出しが出来ます。ベテランと初心者の技術の差が全く出ません。自作出来る人は画像を見て一発で解かったハズです。迷わずコピーしてもえ〜でっせ!。理解出来ないのはやっぱりネット物知り博士かもしれません・・・。大いに悩んでください。

● カスタムの大型グライダーのリンケージに使用している両ネジのロッドです。これとOK模型のフレキシブルロッドを組み合わせて使います。どんなに浅い角度でリンケージしても大型グライダーの胴体は細いので、アウターリンケージは大きく露出してしまいます。外部パイプを伸ばしてもインナーパイプを伸ばしても露出距離が10cmを越えるとタワミが出てしまいエレベータのニュートラルが出し難くなります。そこでこの両引きのロッドを使いタワミ対策としています。機体外部に露出するアウターとインナーのパイプを最小限にしてその間をこの両ネジのロッドで繋ぎます。胴体の外部リンケージは胴体側面付近で固定されていますので、ガタは発生しません。ロッドは金属製ですが2mmのシャフトですので撓み難い・・・。スパン3mを越えるオリジナル設計のグライダーには標準装備となっています。

● OK模型のフレキシブルロッドは会社の在庫時は1200mm定尺で保管されています。ところがEZ機に使用していた頃のサイズが700mmと500mmで統一された機種が多くありました。だから今でもこのサイズで販売されているのだと思います。このインナーパイプをセット分付属の寸切りネジで全部繋ぐと2400mmになります。画像の様に位置をズラしてインサートすれば、最大2mを超えるリンケージにも対応出来るという事です。昭和50年代から60年代までの鳥人間の機体にはこの繋ぎ合わせたOK模型のフレキシブルロッドを使用した機体も多かったそうです。同社の軽量カバーリングフィルムである(Eーライト)も鳥人間の機体の被覆に多用されていた様です。ロッドに至っては結構アバウトな造りなんですが、このアバウトさが実機サイズの機体にベストマッチしました。水に濡れたって水中でも普通に動きますからね。使い方の幅が更に広がります。(Part-2へ続く)