Swaissair(MD-11)(出所不明の中華製)販売元(netshop=skyliner38)Part-15
  
● 中華の職人の・・・騙し絵みたいな後手後手の好い加減な工作と、やってもいない38親分の入念なる検品の代償は動かないフラップとエルロンに始まり・・・主翼の前縁と後縁の修正にまで及び・・・最終的な翼端のウイングチップまで作り直す羽目に・・・。「初心者には組めません!・・・。」・・・で上級者用をアピール・・・。しかしながら足らない部品は上級者なら作れるだろう・・・と画策したが、上級者ならへんてこりんなエンジンポッドの形状を観ただけで・・・ヤバい商品って直ぐ判るから見向きもしませんなあ・・・。でも事情を知らない初心者さんが購入を承諾・・・やってもいない入念なる検品を売り文句にまんまと初心者を安心させて購入させました・・・。気を良くした38親分は・・・売れ残ってる同型機を、今度は別のエンジンポッドを改良型と称して再販!・・・。評価格も¥5000増しの¥75000・・・。でも上級者は騙されないって!(笑)・・・。どんなにハイカラな売り文句を着けても・・・ポッドの形状は、DF向きではありませんしねえ・・・また!電動リトラクト・・・キットから抜いて別売りでしょ?・・・。「電動リトラクト付きのセットは、もっとお高いですよおおおお!・・・。」って購入者に言えば良いもんなあ?・・・。でも・・・中華模型業界の王氏(ワンさん)は、別の事・・・言ってたんだけどなあ・・・。俺でもそんな非道な事しないぞ~・・・って憤慨してたぜい!・・・。
 
● 38親分ならこう言うだろう・・・。「勝手に翼端なんか修正したりするから、ウイングレットが付けられなく成るんですよ!。ピン孔がズレちゃうじゃないですかああああ!・・・。」・・・でもですな親分!・・・修正しないとフラップもエルロンも動かないんだもの・・・。ちゃんと検品して親分が販売前に修正してくれてたら、購入者だって途方に暮れずに済んだって思うんですけど・・・。
 
● 「修正なんかしたら・・・孔位置がズレてウイングレットが付けられないじゃないですかああああ!・・・。」・・・のレベルじゃ無いって思うんだが・・・。主翼側の翼端の孔ピッチは左右均等なのに、このポリ樹脂で固めたムクのクソ重てえウイングチップは、根本的に孔位置がズレてんじゃねえのか?・・・。多分・・・ピンを打ち込んでも主翼側にピッタリ勘合出来るとも思えないのだが・・・。親分!・・・どう検品したの?・・・。主翼側の右翼の翼端の前方の孔もピンが打てない様にポリ樹脂が詰ってんだが・・・。ご丁寧にこの翼端木口にもグレーのフィルムを貼って、孔位置を誤魔化してたし・・・。検品してない証拠だ!・・・。
 
● 根本的に・・・翼型が違うし、最大翼厚も違う・・・。親分ならどう修正しますか?・・・。主翼は生地完成状態だから薄バルサを貼り込んで、ウイングチップにピッタリに成るまで削れば良い!って答えたら、大馬鹿野郎!って叫んでやるぜい!。元々フィルムを貼った状態だったんだぜい?・・・。その時点でも形状は違ってたんだからなあ・・・。フィルムを貼った主翼よりも。ウイングレットの方が大きいんだったら、このポリ樹脂のムク材を削って修正するのが筋だぜい!・・・。でもなあ・・・車両用のウレタン塗料をツルピカに成るまで厚塗りして、焼付塗装してんだぞォ~・・・剥がして削る方が難しいぞ!ベテランでも・・・。さて!・・・ピン打ちの孔はどちらを基準にしたら良いのかな?親分!・・・。う~む・・・さてさて!、このツルピカ仕上げ?(笑)・・・賢く剥がそうとするなら、強酸性のペイントリムーバーを使うしかねえなあ・・・。まあ!劇薬指定だから普通一般のモデラ―には入手不可能なんだが、間違って皮膚に付いたら焼けただれ・・・目に入ったら完全失明・・・。でも!塗り込んで半日も放置プレイすれば、ツルピカのウレタン鏡面仕上げでも・・・ベロりって剥がれてくれる・・・。良い子のモデラーは使うなよ?・・・。
          
● 左右のウィングの形状も違うんだが・・・。この位なら良品って判断したのか?・・・。ウイングレットチップを舐めるんじゃねえぞ!・・・。ただのスケールチックなお飾りじゃねえんだぞ!。アンタ!時速100キロ以上で飛ばすEDFのジェットスケールモデルを扱うプロショップなんだろ?・・・。スピードが速ければ速いほど、こういった形状の違いが飛行にどんな悪影響が出るか知ってんだろうが!・・・。それも主翼の翼端に付ける部品だろう?・・・。こういう歪な形状は、胴体の中心から翼端側に離せば離すほど飛行にクセが出るんだよ!・・・。足らない部品もありますが・・・じゃ無くて、左右対称の部品にも寸法等のバラつきが有りますが、どうぞご容赦ください!・・・に書き換えろ!。誰も買わないから・・・。
          
● こんなクソ重てえ~左右非対称のウィングレットも、結局使えなく成りました・・・。ハァ~!・・・。ポリ樹脂を固めたムク材のウィングレット・・・左右で形状も違うが、重さも違う・・・。販売元の検品というのは、まずメーカーから送られて来たら、説明書を見て部品は全部揃っているかの検品・・・次に部品は其々ピタリと合うかの検品・・・そして左右対称二個口の部品に寸法のズレ・歪み・重さの違いはないかの検品・・・これ等が一つでも不良なら販売してはならないんです。販売する時はメーカーに連絡して良品に交換してもらって、もう一度同じ検品をしてから購入者に販売するのが務めです。昭和の模型店のオヤジは、この検品ルールをキチンと行ってから、モデラーに販売していたので全面的な信頼が有ったんですが・・・。ネットショップの時代に成っても、箱持ち(店舗在り)のホームページなら信頼性は大なんですが・・・。中には・・・他人の画像の寄せ集めで羽振りの良さを演出している箱無し(店舗無し)の電脳似非模型店も有るので、ネットショップの華やかさや商品の品揃えにはフェイクも混じってるという事を理解して購入される事をお勧めします・・・。後で泣くのは騙された貴方です。

● よって・・・本機のウィングレットも作り直し・・・。どうすりゃ!こんなに重てえウィングレットに成るのか・・・。バルサを削ってマイクログラスを貼らずにポリ樹脂の表面処理だけでも、充分に強度も有りますし軽量に仕上がるのに・・・。この部材をピン打ちで固定して・・・いざ!着陸失敗で翼端から地面に接地したら・・・間違いなく翼端はモゲるでしょう・・・。このポリ樹脂のムク材の方が重くて硬い訳だから・・・バルサとベニヤの主翼をもぎ取り・・・ついでにプランク材も一部剥がして・・・その影響は後縁材も剥がすので、エルロン材も捥ぎ取って・・・その主翼を修理不能にします。主翼を残すには・・・このウィングレットを壊せば良いだけなんですよ。だったら修復は比較的楽です。ウィングレットのみ修理すれば良い事だから・・・。航空機って言うのは実物でも模型でも、応力分散がキチンと出来てる構造なら、事故によって壊れる箇所を予め限定出来る様に作ってあります。其れが実物機ならば人命尊重・・・模型機ならば搭載メカの保護・・・。本機みたいなアンバランスな構造では、模型機と言えども欠陥機の部類なので修復と修正が必要に成ります・・・。

● 結局・・・本機の構造物全体で、修復と修正の要らない部品はメインストラット・ノーズストラットギヤに付属しているタイヤのみと成りました・・・。他は全て要修復・・・要修正の部品ばかり也・・・。ヨーロッパの素材キットでもこんな不良部品の一機分のセットなんて存在しません・・・。しかし、skyliner38の管理人の本機の評価格は¥70000・・・。現在の当工房の本機の評価格は・・・値段なんか付けられない粗悪品なので、本来なら販売してはいけないキットです。よって値段は付きません・・・。依頼主さんが可哀想でならないですなあ・・・。一番のボロ儲けは・・・38親分のみ・・・。ホント!無茶苦茶なネットショップですなあ(笑)・・・。正当なるDFポッドの形状を知らない初心者モデラーだから、実機らしいエンジンポッドに気分を高揚させて購入を決めて・・・。更に実機のMD型旅客機の力強い離陸画像を掲載して、粗悪なラジコン飛行機を販売する・・・。skyliner38で購入を考えてる初心者モデラー諸氏・・・衝動買いだけはするなよ・・・。後で必ず後悔するから・・・。ネット上には真のDFフリークが運営するブログやホームページが沢山存在しています。まずは!・・・そういうラジ馬鹿さん達から色んな知識と意見を沢山貰って下さい。其れが失敗しない秘訣です。

● 私の個人的な見解ですが、過去のskyliner38に掲載されていた本機の製作画像を見る限り・・・本機はキット付属のスケールチックなグラス製のエンジンポットにDFを搭載して飛行をしたとは思えません・・・。製作画像は沢山在るのに、ポッド内部にDFユニットを搭載している画像が一枚もありません・・・。そして!格好良く離陸して行くのが実機の(MD-11)型のみの大きな画像だけってのも怪しい・・・。本来ならば・・・模型機の離陸風景が掲載されなければ意味が無いんですがねえ・・・。38親分!・・・真相は何処にあるんですかねエ(笑)・・・。
          
● 本日の早朝・・・工作室のドアを開けて工作台に向かって椅子に座ったら、北側の窓のカーテン越しにバタバタと羽ばたく小さい物体のシルエットが・・・。窓も開いて無いのにどうやって部屋に侵入したのかと不思議に思ったんですが・・・。サルトのキャノピー付近にちょこんと載ってるスズメが一羽・・・。果ては・・・っと、左に見える材料置き場の天井の天板を見たら・・・板がズレとる・・・。また飼い猫ピアさんの仕業か?・・・。時々屋根伝いに軒下の隙間から侵入して、天井裏からご帰還・・・。ネコは開けても閉めないからねえ・・・。スズメバチは入って来るわ・・・デスヤモリは勝手に居候するわで我が家は、家主に無許可でシェアハウス化しています。チュンチュン鳴いてて可愛かったので、暫く放っといたら爆弾投下!・・・それもピンポイントで製作中のフラップの舵面に爆弾投下したので、可哀想だとは思ったんですが・・・ベランダ側の引き戸を開けてほうきを持って部屋中追い回したら開いてる引き戸から外へ脱出・・・。何と恐ろしい動物に見えたかも・・・二度と寄っては来ないかなあ・・・って諦めてたら、また侵入して来た。根本的に天板を閉めたので、もう入って来る事は無いですがねえ・・・。今度は数匹で天井裏でチュンチュン・・・。ま!其れならいいか!・・・。
          
● さて!・・・誤魔化しフィルムを剥がして露見した本機の主翼の後縁側の湾曲状態・・・。プランクシートの木目方向を見れば納得・・・。後縁が湾曲したのは、リブ組状態では無く・・・主翼上面のプランク中に起きたと判明・・・。多分・・・スチロールコアみたいなプランク抑えの治具に挟んで硬化させたなあ・・・って推測・・・。単純に挟んで重しをシコタマ載せて圧着したんだろうが・・・載せた重しの位置が悪かった・・・。多分!・・・均等に乗せなかったので、ひ弱なリブ組が湾曲したまま硬化しちゃったんでしょうなあ・・・。

● 本機の様な強い後退角の主翼は、構造の手を抜いた(リブ間が広い・・・要するにリブが少ない)場合・・・接着面が少ないので形が崩れ易い・・・。いくら翼型に切り抜いたコアに挟んでも・・・リブ組の形が崩れない様な構造を加えないと、強い荷重が加わる方向にリブ組の形状が馴染んでしまうんです・・・。よって今回は後縁側が湾曲してしまったんですなあ・・・。じゃあ!リブ組みが形状を維持した状態で、プランクシートを被せるにはどうしたら良いのか・・・。此れも単純!・・・。リブ組み構造体の内部を補強するか・・・プランク治具内部にリブ組みを形状が崩れない拘束治具を入れるか・・・。OK模型のEZ工法は特許だから使えないが・・・良く似た治具なら使えるって、手抜き治具なんかにするからズレちゃった・・・。周囲を成形したら・・・後縁が湾曲してるの知ってた筈なのに、ま!誰も気づかないだろう・・・って良品の箱に入れちゃった・・・。

● 大手メーカーの社長が言ってたんだけど・・・中華の工場に居るパートのオバちゃんは、この飛行機の主翼のフィルム張りに関して・・・片翼一分少々で貼り込みを完了するらしい・・・。でもこんな不良品にもフィルムを貼っちゃうって事は、誰も検品してないって事でしょうが・・・。少々後縁が湾曲してても・・・フィルムによるトップヒンジなら誤魔化せるしなあ・・・。ニュートラルなら正常に見えるしねえ・・・。お客が購入して、動かしてみて・・・ありゃあ?・・・って事態・・・。38親分にも言えるんだなあ・・・。購入者に多大なる信用と購入意欲を増大させる販売前の入念なる検品!・・・って言葉・・・。検品して良品だったら、こんな大改修なんかしなくても良いんだがなあ・・・。要するにですなあ・・・このプランクシートの貼り方自体が、リブ組み構造体の湾曲を増長させる原因にも成るんですなあ・・・。

● プランクシートの材料取りとして・・・この幅広シートの作り方が一番余りが出難いんですなあ・・・。長方形の定尺のバルサシートを数枚繋いで対角線上にカット!・・・片翼分のプランクシートは出来ちゃうし・・・。後退翼ってのは見方を変えればデルタ翼と同じだから・中華の職人の合理的安易な考えが原因でもある・・・。この場合・・・主翼の後縁側に木目を揃えていれば、後縁が湾曲するのを防げたかもしれませんなあ・・・。ネット物知り博士が自作機を作る時も、軽量化と称してリブ組み構造体を簡素化して全面プランクするんだが・・・自分で切り抜いたスチロールのコアに挟んでプランク中!・・・って記事の顛末は・・・「どうして後縁が湾曲したんだろう・・・。」って製作記事中に呟いとるし(笑)・・・。中華の職人と同じ失敗するんだなあ・・・。早い話が・・・リブ組み構造体の手抜きなんかするから湾曲したまま接着剤が硬化するんですなあ・・・。
          
● 湾曲した本機の主翼の後縁と・・・カモメの羽根みたいな垂れ下がった主翼の後縁を直線に修正して解った事・・・。エルロン材と後縁材の厚みが此処まで違うって事態・・・。実は・・・此れも本機の誤魔化し構造の実態なんですなあ・・・。多分・・・入念なる検品をした筈の38親分でも見逃す誤魔化しなので、閲覧中のモデラー自身が検品のレベルの目利きを養えば良いんですよ。見たら一目瞭然でしょ?・・・。
 
● 後縁を修正すると・・・本機付属のエルロン材が、如何に好い加減な厚みでフィルム張りして主翼と合体してたかが解るでしょう・・・。湾曲して垂れ下がった主翼の後縁に通しの一本のエルロン材を取り付けたら、一発で不良品って解っちゃう・・・。だから!誤魔化す意味で分割エルロンにしちゃった・・・。垂れ下がった主翼の後縁にピッタリの厚みで一本のエルロン材を、トップヒンジで貼り込んだら・・・エルロン自体も垂れ下がって緩いアールを形成するので、エルロンが上下すると動きがギクシャクしてしまう・・・。

● 其処で!・・・頭の良い誤魔化し野郎の職人さんが、じゃあ!・・・実機と同じ分割エルロンにしてしまえば動きはスムーズに成るからと・・・途中で仕様変更(笑)・・・。だから!・・・翼端側の短いエルロン材用の小さくて四角い孔が開いてるんですなあ・・・。此処にもサーボを積んでね?・・・。って具合の・・・。ちゃんとレーザー加工の孔だから、誰もが信用しちゃうでしょ・・・・。主翼の後縁が垂れ下がるって事は、実際の後縁の厚みよりも上支点と下支点で線を引けば・・・このエルロン材の厚みに成る・・・。だからこんな不思議な厚みのエルロン材がフィルムで主翼と合体してるんですなあ(笑)・・・。で!・・・此れを当工房が修正したから、余計に好い加減なエルロン材の実態が目立って露見しちゃった・・・ってだけなんですなあ・・・。

● 短いエルロンなら緩く湾曲して垂れ下がった後縁でもスムーズに動く・・・の、怪しい理論・・・。極端に緩いアール面は直線と同じ・・・って事に成るんだなあ・・・。解り易く言えば、CADを使って翼型を作図する時に・・・座標と座標を結ぶ時にコンピ~たあ君はどうしてますか?・・・。最短距離を直線で繋いで表示します。座標が少ないと・・・翼型は目立つ直線の集合体で表記されますが、座標の数が極端に増えると短い直線で繋いで表示するので、見た目滑らかな曲線に見える・・・。よって直線間隔が短いと曲線みたいに見えるんですなあ・・・。だから極端に緩いアールは・・・直線と合体しても支障が無い・・・かなりアバウトな考え方なんだが、実際に本機の主翼が其れを表してたんですなあ・・・。本来ならこういう誤魔化しは有ってはならないんだが・・・。38親分のページに再販の(MD-11)型が再び掲載されてますが、良い事だけ掲載して購買意欲をそそってますけどねエ・・・実態は、本機の製作記事に満載ですので・・・。38親分の再販機のセット価格は、電動リトラクト無しの評価格が¥75000・・・。此れを当工房が販売するなら・・・まあ・・・¥12980ってとこかなあ・・・。多分・・・見た目よりも粗悪な内容の筈だから・・・。この価格なら、送られて来て・・・落胆しても・・・取り敢えず組んで天井から吊るしとけば立派なインテリア・・・。初心者が飛行場に持って行って、自分のピットブースに置いとくだけでも、誰も君をラジコンど素人だとは思わないだろうから、取り敢えずは馬鹿にされる事も無い(笑)・・・。絶対に飛ばさない事が条件!なんだが・・・。
          
● よって!・・・毎度の事なんだが・・・。エルロンも作り直しに成りました・・・。分割エルロンは止めて通しの一本エルロンです。このキット付属の好い加減な厚みのエルロン材なんですが、幅は主翼面積の比率で言えばセオリ―通りの造りなんだが・・・厚みが誤魔化し寸法なので使用を却下!・・・。新調したエルロン材は、翼端側を短くして幅を9mm広げました。其れでも長さは360mm・・・。しかしかなり薄くなったので、見た目・・・パイロン機かF3Bレーシングのエルロンみたい・・・。薄い分強度の落ちるデメリットを全面プランクと複雑な内部リブ構造て補強して、センターヒンジのVカットで仕上げます。それでも翼端側は仕上がり寸法厚さ6mmしかない・・・。

● 本機の主翼には約2度近い捻じり下げ角が付けてある様です・・・。だったら翼端側の補助エルロンは固定にした方が、捻じり下げ効果は期待出来るんですなあ・・・。この舵面配置はDF模型やジェットエンジン搭載のジェットスケールの主翼で使われる方式です。翼端側のエルロンを広めに固定として、残ったエルロンをフラップとミキシングしたフラッペロンにした方が構造を簡略して、尚且つ!着陸時の減速がやり易い・・・。ついでに水平尾翼もエレボンにしてフラッペロンと連動すると、相反エルロンに成るので飛行中の挙動はクイック!・・・着陸時のノーズアップによる大迎角な減速でもロール軸の安定は、タッチダウンするまでエルロンが機敏に反応します。要するに・・・大迎角飛行の姿勢で言えば、翼端側のエルロンはニュートラルで固定されているので、言わば捻じり下げの状態と同じって事ですよ。空野彦吉さんに感謝!・・・。良い知識を着けてくれた事に感謝します・・・。
          
● 仕上がり寸法は翼根の厚みが9mm・・・翼端側が6mm・・・。大変薄いエルロン材なので、見た目リブ材入れたって捻じれ捲るひ弱な構造体に見えるでしょ!・・・。嘗ての昭和の大御所さん達のお言葉を借りるなら・・・木目に対して直角にリブを入れるよりも、斜めに入れた方が捻じれに対する強度は上がる・・・。その通り!・・・。何で薄い翼なのに・・・こんなに強度が有るんだろう・・・って不思議がるのはネット物知り博士ばかり也(笑)・・・。ついでに言っとくが、軽量化と称する博士の手抜きリブ組み構造体も、斜めにリブを配置すれば強度は上がるぜい!・・・。かなり軽くなるし・・・。ただし!この手の構造体は捻じれて組み上がっちまったら・・・元には戻せないぞォ~・・・。ちゃんと限りなく平面な定盤の上で組まないと・・・。(Part-16に続く)