Swaissair(MD-11)(出所不明の中華製)販売元(netshop=skyliner38) Part-16
 
● 肉厚3mm・・・20×40mmのアルミの角パイプの縁に更にアルミアングルをクランプで固定して、即席の定盤を組立てました。角パイプの上面とアングル材の段差を取ると、限りなく平面に近い定盤と成ります。此れからエルロン材にもう一面のプランクシートを貼り込む作業です。マジックで染色した前縁側と貼り込んだリブ材と後縁の縁が僅かに削れるまで、丹念にサンディングして平面にします・・・。後は形紙で切り抜いたプランクシートを、たっぷりの木工ボンドを塗り込んで接着しています。アングル材で両面とも挟み込んでスプリングバイスで固定するので、ボンドは直線を維持した状態で硬化します。この作業は・・・後縁側の直線をしっかりと出せば、必然的に前縁側も直線が出る工作方法です。だから・・・ホルダーを使って丹念にサンディングして平面を出すんですよ・・・。
 
● アングル定盤で拘束して、エアコンを室温28度にセットしたまま約一時間の放置プレイ・・・。見事に直線と捻じれの無い平面で全面プランクエルロンの完成です、さて・・・この前縁側に今度は厚さ5mmのバルサを積層してVカット分の削り代を構成します。まずは2mmバルサで一層目の貼り込み・・・。今度は自然乾燥で硬化を待ちます。瞬間接着剤でチャッチャッっと作業してもあんまり好結果は出ません。何故に積層するのか・・・ムクの5mmバルサよりも強度が出るから・・・。まあ・・・エルロンが薄いのでノイズレスヒンジが抜け易い欠点も有るので・・・ボンドの積層面がある意味板ヒンジの抜け止めも兼ねる訳で・・・。ムク材使うよりも丈夫だしね・・・。

● 別の見方も在る・・・。ハード系のバルサで前縁を作った方が丈夫だ!っていう意見も有るんだが、当工房の場合はソフト系のメディアムバルサでVカットの前縁を作ります・・・。その方がポリ樹脂が染み込み易いでしょ?・・・。当工房のエルロンやらエレベータの前縁は・・・すこぶる硬い!・・・そら!そうだろうよ・・・ポリ樹脂で固めてんだから・・・。知らなかったでしょ!ネット物知り博士の皆さん(笑)・・・。ヒンジが確実に固定出来るんだもの・・・フラッターが発生しても、動翼は抜け落ちないしね・・・。
 
● 更に3mmシートを貼り込んで。接着後に成形・・・。此れで厚みは5mmです。さて!・・・前縁のVカット加工を円滑に行う為の前準備・・・。木口にマジックを塗り込み染色します。木口を染色するとVカット加工中の目視によるセンター出しがやり易く成ります。手が汚れるから嫌だ!って人は、他の方法でも試して下さいね。
 
● かなり面倒臭い削り込みの作業を省略してしまいましたね(笑)・・・。ツッコミメールが来る前に、連続ワープ(短距離で方向修正しながらのワープの意味・・・)の加工画像でも載せときましょうか・・・。
 
● Vカット加工に使う自作工具のご紹介・・・。此れ一つでVカット可能って訳でも無いので、ネット物知り博士の皆さんからは、意味の無い粗悪な工具って言われてます(笑)・・・。ただ・・・古株の自作モデラー諸氏には大好評!・・・。ハンドフリーで削るよりも正確に仕上がるので、自作モデラー毎の色んな自作Vカット工具に進化してますなあ・・・。使い方なんですが・・・予めバルサカンナで木口を粗削りしてから仕上げで使うってのが一番正しい使用方法ですなあ・・・。その為にアルミアングル材の内部に画像の様な形状の三角材を貼り込んでます。要は片面30度の角度が欲しい訳だから、Vカットの角度が60度で仕上がれば良いんですよ。すると自ずとこの三角材の其々の設定角度は決まって来ます。
 
● このVカットホルダーを画像の様にセットして、スライドさせながら少しずつ削って行きます。最初に木口を染色したのはセンター出しの基準を目視確認し易くする為です。まあ・・・ネット物知り博士には面倒臭くてやってられないだろうけどね(笑い)・・・。彼らはもっと簡単に~もっと簡単に~・・・を目論みます・・・。よって最終的には手抜き合戦が始まり・・・事故が発生・・・。手っ取り早くこのVカットエルロンが欲しいなら、バルサを扱う加工業者に頼めば良いんじゃねえか?・・・。

● ただし・・・綿密にいいいいい!・・・を優先した、博士の為だけの特注なワンセット分のエルロン材は、数百円での入手は無理ですよ。このテーパー型Vカットエルロンを作る為には、最低でも工程数5種類は必要・・・。よって重機による材料切り出しとテーパー型エルロン材の切り出しとVカットを同時に行う専用加工治具の特注品だけでも二種類・・・。まあ・・・博士の為だけの特注エルロン材のお値段は・・・安く見積もっても数万円は掛かります。

● いや!そんなことは絶対有り得ない!!ワンセット数百円で出来る!・・・って天邪鬼言うんなら・・・まあ!方法が無い訳でも・・・無い!・・・。ワンセット数百円に成れば良いんだろ?・・・。だったら5000セット位発注してみな?・・・。そしたらワンセット辺りが数百円にコストダウン出来るんじゃねえか?・・・。いや!必要なのは一機分のワンセットだけ!って更にワガママ言うんなら、もう後残る方法はただ一つ・・・。加工業者を脅すしかねえなあ!。手が後ろに廻るのを覚悟して・・・。それやった北九州の手っ取り早く有名人に成りたいネット物知り博士が居たぜ?・・・。

● 上記のネット物知り博士の恐喝の概念は、自分達の行う恐喝は正当なる要求を快く飲まなかった業者側に対する正義の制裁行為・・・って位置付けないと出来ない訳で、その恐喝行為を正当化する為におこぼれ期待のモデラーを多数仲間に引き入れてやってる世間一般では、社会悪と呼ばれる行為・・・。まあ!・・・手が後ろに廻る(警察が介入)までの、甘い汁を如何に吸うか?・・・ってのが、この輩さん連合の鉄則・・・。警察の影が少しでもチラついたら・・・ピタリ!と嫌がらせ行為は納まり静かに成る。多分・・・閲覧しているモデラーさん運営のブログに、管理人さんを持ち上げる位に誉めちぎるコメント等は・・・こういう博士達からの「仲間になりませんか!・・・。」っ的なお誘い行為とも言えるかなあ・・・。今も名前だけブログ(内容が無い)で地道に勧誘してるみたいですなあ・・・。次なるラジコンブームに備えて・・・。この博士の名前だけブログのお気に入り登録欄に掲載してあるお友達のブログって、当工房の実質的なお友達のお仲間さんが多い・・・。普段は有識者!って言われる位の常識人・・・なんだが、警察が興味を持つ(内偵捜査)位の悪さをしてる人って、普段は絵に描いた様な良い人を演じているって言うんだが、正にその通りの人物だ。
 
● 別に・・・面倒臭いから後回しにしてた主翼の修正と修復・・・って訳でも無いんですが、右の主翼の下面・・・再び1mmバルサを貼り込んでの嵩増し中・・・。削り過ぎたんじゃなくて、時間経過と共に反って来たから再び修正ってパターンです。ホント!中華の職人が貼り込んだプランクシートが無茶苦茶だからなあ・・・。ふかふかレベルのスーパーソフトバルサで主翼の下面をプランクなんかするから、湿度変化と気温の変化に即!反応してしまう・・・。今と成っては、作業時間の効率を考えれば、一から新しく作り直していた方が早かったんじゃないか?って思えて来る・・・。

● 問題は他にも有って・・・上面に貼り込んでるプランクシートなんだが・・・何で胴体に乗せると左側の主翼のみ胴体側の主翼の逆アールに沿わないのか不思議だった。胴体を横から見てもこの逆アールのラインは均等なんだが・・・。で!主翼の上面を一部破ってみて唖然とした・・・。左の主翼は3mm弱(約2,5mm)・・・右の主翼は3mm強(約3,5mm)のバルサシートでプランクして在り・・・この翼中央部のみ修正して左右がピタリと勘合している・・・。こりゃあ・・・フィルムの上からじゃあ~38親分・・・気づいていても、自分で修正すると成ると大赤字だし・・・知らん振りして良品に・・・ってパターンだろう・・・。ま!親分のページを見る限り・・・このレベルの修復は、38親分自身にも無理かなあ・・・。でも・・・本当の事を書いたら誰も買わないだろうし・・・だから良い事だけを専門的な文章で書き並べてるだけ・・・。機体説明には絶対に必要な、主翼の翼面荷重を記載していません。本機の主翼の面積で5キロを超える機体なら・・・その翼面荷重は実物機と肉薄する数値に成る。よって70mmDFユニットに6セルリポでも必要推力は得られない・・・。

● 苦し紛れにジェットエンジンも搭載出来ます!って書いてるけど・・・具体的などのジェットエンジンの機種が記載して無いでしょ?・・・。世界中探せば、今の時代なら様々な模型飛行機用のジェットエンジンが市販されてるのに・・・。まあ・・・自分で検証して無いからなあ・・・無責任な一文で購買意欲を増幅させようとする恐ろしい謳い文句では有るかなあ・・・。文章読んでてDFフリークなら、その無知な謳い文句に恐怖すら感じてるモデラーは多いぞ!・・・。ジェットエンジンの排出する燃焼ガスは700度を超える高温になる・・・。推力はDFモーターに比べれば雲泥の差が有る程の強力さを有している。DFモーターの排出する高速気流って冷たさを僅かに感じる位だが、ジェットエンジンの排出する燃焼ガスは・・・人体に当たれば大火傷・・・ましてや主翼の下面から後方へ流れるのに、バルサプランクにフィルム張りの主翼で燃えないって保証は何処にも無い・・・。文章の矛盾が此処に有る!・・・。この紹介記事を、警察が見たら・・・多分、大いに興味を持つだろうなあ・・・。って既に地元の警察官は、当工房への定期的な訪問の際・・・このskyliner38の事を聞いて来た・・・。オッ!っと~・・・既に一部の警察官にも、事の事態が理解出来たんだろう・・・。ま!此れだけドローン事故が増えればなあ・・・ラジコン模型に関する知識も、事故と犯罪防止の為なら知識の吸収って事で、警察が水面下で動くのは・・・有り得る事かも知れません・・・。
 
● 画像は主翼の前後に付けるピンダボ用の孔です。この部品もキットから欠品しています・・・。あ~ァ!・・・。まして(笑)・・・そのピンを受ける台座が・・・切りっ放しのソフトバルサの角棒・・・。自作のピンを捻じ込んだらポロリと外れた・・・???。見れば接着面には瞬間接着剤のスポットが一点だけ・・・要するに、瞬間接着剤をちょこっと垂らしてくっ付けた!ってだけの接着・・・そら!即取れるわなあ・・・。こんな隙間だらけの 貼り方じゃあねェ~・・・。接着面がリブの裏側だけなんだもの~・・・。38親分!こういった所の見えない・・・(初心者だったら気づけない)・・・箇所の検品を重点的に行って下さいナ!・・・。空中分解する前に・・・。肉抜き孔から指先入れれば解るってェ~・・・。

● もっと問題なのは、この主翼の前縁側のピンダボ受けのバルサの角材・・・。上面と下面に隙間が有るでしょう・・・。本機の主翼は胴体勘合の為のピンダボが打てないので、横に長い角ダボを取り付ける予定なんだが・・・。この裏打のバルサが隙間だらけって事は、主翼の前縁側を削ったら・・・アンコ(孔)が開く可能性が大・・・。此処までキチンと作業するのが、国内メーカーの生地完成品やバルサキットなんだが・・・中国製品だけだぜい!・・・見えないけど重要な箇所の部品を手抜きし捲ってるのって~・・・。やれやれ・・・本機の主翼の修正と修復の呪縛から解放されるのは何時に成るんだろう~・・・。
 
● フラップとエルロンの間に装着する固定翼と翼端側の固定エルロンを作っています。別に・・・見栄えを良くする為じゃ無いんですけどね・・・。オリジナルのフラップ材とエルロン材に設けられた僅かな隙間は、フラップの下げ角とエルロンの下げ角にある一点で交差すると、完全にロックしてしまう事が判明!・・・。さて!・・・間隔を広げようにも木口にご丁寧にフィルムを貼り込んであるんだが、先に木口を貼って、フィルムの余りを動翼側に巻き込み圧着・・・その上から更に動翼全体を貼り込んであるので、削る事も切る事も出来ない・・・。よって・・・作り直しに成ってしまった訳だが・・・。

● この動翼同士の間に固定翼を入れると、この作動時の干渉が無くなるので動きがスムーズに成ります。本機はアクロバット可能な設定ではありません。宙返りや横転等・・・模型機なんだからやっても良いんだろうけど、失敗したら大惨事に繋がるのでやらない方が良い・・・。むしろ・・・実機の旅客機らしい重厚で安定した上空においての場周旋回飛行で楽しむ機体です。お仲間さんにどんなに野次られても、絶対にアクロバット等はやらない方が良い・・・。事故と弁当、自分持ち!・・・とは、有名な昭和の大御所の名言でもある・・・。「誰か・・・電波!入れましたァ~?・・・。」って、自分の操縦ミスを他人の不始末に転換するフライヤーは、飛行場には来て欲しくないですなあ・・・。自体!混信する訳無かろうが!・・・アンタの送信周波数、電波モニターが反応しないんだもの・・・。2,4ギガ送信機が、世間に出回る以前のお話でした・・・。お粗末・・・。ネット物知り博士のやる事は、よう解らん!。 
● 実機のスマートな完全スケールサイズの好い加減な主翼から・・・模型飛行機用のセミスケールチックだが実用的な主翼に変化して来ましたなあ・・・。でも、主翼だけ見るから違和感だらけなんだが・・・全部組立てが終わると意外と真面に見えるんですなあ・・・。此れをデフォルメ設定とも言う・・・。人間の目ん玉が如何に好い加減だって事がよく解る事例も有るんだなァ~・・・。トミーのダイキャストミニカーなんだが、実物をそのままサイズダウンすると・・・どんなにカッコイイ車でも細長く見えるんですなあ・・・。それだと見た目のインパクトが薄く成るんで、車幅のみ8%ほど太くするんだそうな!・・・知らんかったやろ(笑)・・・。まあ・・・其れと同じ事やってます・・・。

● 飛行場に一人は居るだろう口煩いスケール機!命!・・・の輩さん・・・。巻き尺持って、実機スケール機のイラスト三面図持って・・・お仲間さん渾身の自作スケール機の寸法を測って、あれやこれやと粗を探す・・・。こんなモデラーも飛行場には要らんぜい!・・・。実機の完全スケール機を模型機にしたって、如何に飛ばし難いか知ってるモデラーさんほど、自分の技術に見合うセミスケール機を自作します。ストレス溜めずに安全に飛ばす為の工夫なんだから、とやかく他人からゴチャゴチャと指摘される謂れは無い!・・・。ま!・・・そういう安全第一の改造だと思って下さいナ!・・・。昭和から平成に渡って、ラジコン技術誌に数多くの自作スケール機の製作記事を掲載された(片岡正美氏)・・・氏のスケール機は全て氏の飛行技術に合わせたセミスケール設定機ばかりでした。でも!一つ言える事が有る・・・。氏のセミスケール設定機の折り込み三面図から、自作した読者がどれほど多かったか・・・。セミスケールなんだもの・・・飛ばし易いに決まってるでしょうが!・・・。他人に見せびらかして褒めてもらう自己自慢する自分では飛ばせない完全スケール機よりも、自分の飛行技術で充分飛ばせるセミスケール機を作った方が、お褒めパチパチの評価は高い!って思うのだが・・・。どうでっしゃろ?・・・ネット物知り博士の皆さん!・・・。
          
● 画像では解り難いが・・・右翼の後縁が左翼よりも胴体の逆アールに沿いません。何故!こうなるのか?・・・単純な事ですがねえ・・・右翼のプランクシートが厚いからですよ・・・。さて!本機はフィルム張りの完成機の筈・・・。38親分は検品したのなら気付いていた筈だ・・・此処の不具合・・・。この場合・・・素人さんならどう対処するか・・・。低い方の主翼を持ち上げて左右を結合するしか方法が無くなる訳だが・・・。そうなると、今度は左側の胴体の逆アールに隙間が出る事に成る・・・。

● 航空力学の法則を知らないと大変な事態に発展しかねない行為でもあるんだなあ・・・。左の主翼を持ち上げて左右の主翼を結合し・・・開いた隙間は、無理矢理ビスを締め込んで胴体に主翼を固定するんだが、もし!隙間が消えたって事は?・・・胴体に強烈な捻じれ荷重が加わってるので、飛行中に耐えきれなく成れば空中分解・・・。着陸時に荷重が開放されればグラス製胴体には修理不能なまでの裂け目が出来るだろう・・・。もし!隙間が開いた状態だったら・・・厚い主翼側に薄い主翼を合わせたのなら主翼の迎角が変わるって事だから、固定式の水平尾翼なら此方の取り付け角も変更しないと、ピッチ軸の釣り合いが崩れるんですなあ・・・。まあ!・・・本機の場合は、説明書が付属して無いので正確な取り付け角が解らない・・・。よって胴体側の逆アールのを信頼して、そのアールに沿う様に右側の主翼のプランク面を削るしか方法が無いのですよ・・・。しかし!・・・この作業はフィルムを剥がしたから可能な作業であって・・・マサカ!段差が付いてるなんて、購入者は思っていない訳で・・・38親分の入念なる検品!っていう販売前の売り文句を全面的に信頼するしか方法は無いんですよ・・・。38親分!・・・。カンザシで繋いで胴体に載せるだけで気づける不具合・・・入念なる検品・・・やってないでしょ?・・・。親分!?・・・。
          
● どうでっしゃろ!・・・。此れが本来の70mmダクトの姿・・・。実機の完全スケール設定のポッドよりも見栄えは落ちるが・・・、実用的な模型機のポッドの姿です。ミテクレ優先ならば地面に置いとく内は充分鑑賞に耐え得るんですがねエ・・・さて!飛行に・・・って事に成って、キット付属のグラス製ポッドの内部のDFユニットが、毎分2万回転以上の唸りを挙げると、多分・・・タキシング中なのか・・・離陸中なのか・・・激しいバイブレート音と共に、ポッドがもげちゃった場合。其れが(VR=離陸上昇中)だったら、機体は大きく傾いてナイフエッジ状態に・・・。末路は言わなくても解るでしょ?・・・。推力のバランスが崩れた多発機の末路ってのは・・・大概は悲惨な結果に成ります。だから!・・・多発機模型を作るモデラーさんの第一条件は、この発動機を固定するマウントにある。此れでもかああああ!って位に丈夫にするのが定説なんですなあ・・・。キット付属のポッドにDFなんか積んだら、ベニヤ製の積層パイロンが邪魔して搭載不可能に成る・・・。よって削ってしまうと・・・多分残らない・・・。毎分2万回転するDFユニットは、グラス製ポットとひ弱なバルサ製主翼だけで振動に耐えなければならない・・・。38親分のセールストークには無理が在るなあ・・・。DFフリークにツッコミ入れられたら、どう答えるの?・・・。何時もの・・・病的疾患を理由に、お涙頂戴!で逃げますか???。
          
● フィルムを剥がして修正と修復をしないと真面に組めないフィルム張り完成機なんて・・・初めて作ったバイ!・・・。どがんしたって!普通に組めん飛行機・・・自分のだったら、もう倉庫行き決定!(笑)・・・。お客さんのだから作業続行してますがねえ・・・。平成のラジコンブームも、昭和のブームと同じ末路なんだが・・・必ずこんな不良品の高額販売が乱発するんだなあ・・・。便乗組のモデラーさんってのは、経験が浅い分・・・ミテクレ重視を優先してしまう。此れを餌にしている模型店は、ネット普及以前にも存在していた。お店に一日中座ってるのを嫌がり・・・安い時給でバイトの子に店を任せて、テレビに夢中・・・。もしくはパチンコやら競馬に明け暮れてる模型屋の主人ってのもブームの頂点辺りには出没していた・・・。今回は。電脳世界の中に居た・・・。此れはある意味人災ですな!・・・。購入者が悪いんじゃないですよ・・・あくまでも、不良品を良品に見立てて販売している店側が悪い!・・・。ネットショップに懲りたモデラーさんは、箱持ち(店舗在り)のウェブショップに乗り換えた方が確実ですよ。店舗を持たないウェブショップには、雲泥の差が有るって事実・・・実体験しちゃったんだから・・・。当工房も店舗は有りませ~ん!・・・(笑)・・・。
          
● 横から見ると・・・あんまり違和感無く見えますなあ・・・。ただし・・・実機の画像と見比べられると、ツッコミ満載の状況・・・。でもですなあ・・・バルサキットだったら組立てながらの改造も出来るんだが、フィルム張り完成機の場合は、条件付きの改造なので完全な形状の複製は難しい・・・。でも・・・今後の事なんだが、この38親分のショップ販売の商品に関する組み立て代行は、一切受け付けません・・・。ウソと偽りだらけのキットなんだもの・・・。此れなら完成胴体付きのバルサキットの方が組立てと改良はやり易いですしね・・・。38親分!・・・不良品売るなら、バルサキットにしてくれい!・・・。その方が幾分製作代行の負担が軽減されるから・・・。
          
● 翼端を0,5mmのカバベニヤで補強します。何とも・・・歪な翼型に見えますが・・・普通に揚力を生む翼型ですよ。さぞかし効率が悪そうに見えるんですがねえ・・・。この手の翼型は、ハンググライダーの黎明期に色々と試作されて実物機でテストされていた列記とした翼型なので、エアフォイルの本に座標付きで載ってますよ。
 
● 昭和40年代のラジコン技術誌に、当時の一条卓也氏(ガルモデル代表)の背負い型ハンググライダーの製作記事が載ってました・・・。パイロットは機首先端に設けられた箱を背負う形で搭乗します。胴体下部の箱の後部に、グローエンジンの049を搭載し、逆転させて飛ばすグランド仕様のモーターグライダーでした。パイロットはバルサの削り出し・・・両足の靴には小さいタイヤでローラースケートを模したメインストラットギヤを履いています(笑)・・・。このモーターグライダーに使われたのが上記の翼型です。最近の機体で言うなら・・・SALの基本的形状に似ています。低速安定がとても良いので・・・思いっ切り減速させる事が出来るでしょう?・・・。言わば・・・ハンドランチグライダーの原型みたいなデザインでしたよ・・・。ただし!搭載サーボはネット物知り博士が嫌う、でぶサーボ(標準サーボ)を二つ積んでるラダー機でした。

● ネット物知り博士には俄かに信じられないでしょうけど・・・この背負い型のハンググライダーは、当時・・・個人のビルダーが実際に作って背負って、海岸スロープで飛行しています・・・。昭和50年代の初頭のモデルジャーナル誌に掲載された、海外で行われた実物機のハンググライダー競技会で実際に飛んでる写真を観た事があります。よって・・・勝手に当工房が作った翼型って訳でも無いんです・・・。ネット物知り博士のモデラーってのは、知らなかった知識は存在しないものと同じなので・・・初めて見せた時は大いに悪態着いてましたねえ(笑)・・・。彼らの知識って・・・広く浅くが原則なので、ま!お仲間飛行場で初心者だってバレると馬鹿にされるのが怖くて・・・こんな態度に成るんだと思いますなあ・・・。その位の知識は僕は既に持ってます!って、大御所さんを前にして・・・「あ~あ~ァん!・・・要するに!こういう事ですね?・・・。」って大御所さんに相槌打ってるでしょ?・・・。でもね・・・殆ど理解して無いから・・・適当に持ってる知識で誤魔化してるだけだったりします。後で大御所さんが、怒る怒る~・・・。『アイツ!・・・何も理解しとらん!・・・筋違いな返答で知ったか振りしやがって!・・・。」・・・てな具合・・・。其れが…エリアルールの指導だったりすると、指導の仕方によっては逆恨み勃発!・・・ネット上において事実歪曲で暴れ廻るんで・・・大御所さんも苦労して言葉選んでましたねえ。「僕を怒らせると・・・こんな酷い目に遭うんですよォ~・・・解りましたか?・・・。」って言いたげに・・・。だから余計に相手にされないってのが解らんか!?・・・。
          
● 元々のエルロン材が歪で好い加減だったので、正規に戻したら・・・こんなに翼型が薄く成っちゃいました・・・。とにかく!・・・エルロン材も好い加減なら・・・主翼自体も好い加減なんで、結局!翼端側ではこんな形状でしか修復不可能なんですなあ・・・。しかも!この先端にウィングレットが付くんですが、キット付属の左右の形状が違うウィングレットが使えなくなったので、新たな形状を模索して取り付けるしか方法が無い訳で・・・。多分ですなあ・・・キット付属のポリ樹脂だけで固めてツルピカ(鏡面仕上げ)にしちゃったウィングレット・・・作るのにど素人が短期間で出来るシロモノでも無いんだなあ・・・。左右対でも、製作単価は¥5000位はするんじゃないかなあ・・・。でも左右非対称だから使えないし・・・。とにかくベニヤで補強しないとねエ・・・強度確保なんて出来ませんしねえ・・・。さあ!・・・どんな形状にするかなあ・・・。

● この翼端の翼型の形状・・・上面が弱性のSカンバ―型・・・下面はゲッチンゲン型・・・。元々の主翼には捻じり下げが付けて有るので、翼端失速の対策は出来ている。ただし!忘れては成りません・・・。主翼を捻じって捻じり下げを着けるって事は、スポイロンが上がってるのと同じなので、翼端側の方が揚力が減っちゃってる状態と同じです。本機の様な高テーパーの後退翼には有利なんですが、矩形翼(長方形の主翼形状)を捻じると逆効果・・・。ネット物知り博士の皆さん!自分で検証もしないで口先だけで知ったか振りしてると、後で墓穴掘っちまうぞ!・・・。「捻じり下げを着けると翼端失速が起きないので・・・どんな主翼でも高性能に成りますよおおおお!・・・。」・・・って成るかッ!・・・。失速できなかったらどうやって減速するんだあ?・・・着陸はどうするんだあ?・・・って矛盾に気が着かないのかなあ・・・。検証すれば解るんだけどなあ・・・。(Part-17に続く)