Swaissair(MD-11)(出所不明の中華製)販売元(netshop=skyliner38) Part-24
 
● 厚さ5mmのスチレン板とバルサの構造体・・・。平成のスチレン世代には、何とも受け入れ難いひ弱な構造に映っとるでしょうなあ・・・。しかし・・・昭和のひまし油世代のモデラーには当たり前だったりするんですなあ・・・。発砲コアの主翼にバルサの全面プランク・・・って当たり前だったから・・・。この場合は肉抜きだらけの発砲コアにバルサのプランク・・・とも言える。よって珍しくも何とも無いぞ!(笑)・・・。スチレン板の木口とバルサシートの接着面・・・木工白ボンドで充分!・・・。スチレン板の木口を粗目に削って有るから食い付きは抜群に良いのだ!・・・。
 
● 重さは50グラムも無い・・・。其れなのにかなりの頑丈さだ!・・・。おまけに捻じれない・・・。前縁材に後縁材・・・メインスパーに補助スパー・・・此れだけの単純な構造物なのに軽くて丈夫・・・。どうして中華の職人は、此れに気づかないんだろう・・・。38親分もしかり・・・。38親分って・・・昭和のモデラーじゃ無いんじゃないかな?・・・。昭和生まれだけど、ラジコンは平成以降に始めた模型歴の浅いネット物知り博士の様な気がする・・・。本機の構造って、昭和の手抜き模型其の物なんだがなあ・・・。こんな構造が「本機は5キロを越えます・・・。」・・・ってセールストークしてるけど、耐えられない事を知らないみたいだし・・・。
          
● 治具一つ作るにも・・・ネット物知り博士みたいに数分で脳内で完成させて、手元にホイ!っと手品みたいに出せたら良いんだけどなあ・・・。治具一つ作るにも5日は掛かる・・・。でも博士の治具は手元に出せても実態じゃ無いから存在しないが、此方は確実に形として完成出来る・・・。お仲間掲示板を見てりゃあ解るでしょうが!・・・口先だけじゃ飛行機は実態として完成しないって事が・・・。ラジコン模型の自作の世界は、全てがガチンコの世界だ!・・・時間を掛けて、自分で考察して・・・自分の両手で作るから達成感も有り・・・実物として形も残る・・・。二次元内で完成したって奥行きが無いんじゃなあ・・・。目を瞑って触ってみりゃ良く解るよ(笑)・・・。
 
● さあ!此れで条件は同じに成ったぞ!・・・。邪魔なモンが無いからカバーが作り易く成ったぜい!・・・。確実性を重視するなら遠回りも必要・・・。ネット物知り博士の言ってる、そんなモン作ったって意味が無い!ってお言葉・・・。面倒臭くてやってらんねえ・・・って泣き言に聞こえるのは、自作モデラー全員の腹の内・・・。まあ!形に出来るか、出来る能力持たないか!の違いで在って、形に出来ないからやらない!って見下し目線の博士諸君には・・・到底!到達出来ない領域とも言えますなあ・・・。ネット上の事!ラジコンの世界だけで言うなら、観てて面白い掲示板と面白くない掲示板の違いは、此処に有る!・・・。
          
● 六角塔の先端に取り付けるクルスの芯材が完成したのはクリスマスイブの2日前・・・深夜2時過ぎ・・・。毎度の事ながらクリスマスイベント近辺は,毎年恒例の徹っちん作業の会が始まります。イブ前日の朝10時に実行委員の面々が我が家に来訪・・・イルミ役物の組立作業に従事します。もう!・・・記録画像の撮影処の暇さえ無い状況なので、今回はぶっつけ本番です。
          
● イブ当日のイベント開始は夕刻6時半・・・。その30分前迄配電作業に追われて・・・見事完成!・・・。屋根に設置した追加ダーリーもネズミ電飾の左端までしっかりと配置・・・。とんがり屋根の上が平面に成ると、イルミ役物の取り付けが楽に成るばかりか、役物本体が安定するので今後の電飾役物のバリエーションがどんどん増えるでしょう。

● 何故にネズミと猫なのか・・・。まあ!其れにもしっかりとした伝説が有るんですなあ・・・。お釈迦様が病気に成られた際・・・生きとし生ける動物たちがお見舞いに行くんですが・・・ネズミが猫を騙してお見舞い到着を遅らせてしまいました・・・。よって!十二支の中にはネコが含まれていません・・・。ネコがネズミを追いかける習性には、こんな逸話が有るんですなあ・・・。ところが来年はネズミ年・・・猫にとっては手を出したくても出せなくなるので、そっぽを向いています。ネコバス社長からイルミの下絵を貰いました。此れを一辺が2メートルの枠に細かい目のイルミを貼った上にクレヨンで描き・・・其のラインに沿ってイルミの帯を配線する訳ですが・・・。一筆書きにしないと配線出来ないんですなあ・・・。

● 図案的にも出来そうにも無いんですけどね!・・・出来るんだなあ・・・此れが!・・・。電飾を二重にすれば良いんですよ。例えばネズミの右腕の場合は、ネズミのアウトラインから腕の先端までイルミを配線したら、今度はUターン・・・。同じ配線上を再び戻りアウトラインへ・・・。此れを繰り返せば良いんですなあ・・・。猫のヒゲも同じ要領・・・。
 
● 昨年と同じ電飾なんだけどなあ・・・今年は、何故か来場者が多かった!。インスタ映えの効果だろうか・・・イルミの配色に手を加えたからだろうか・・・。此処だけの話・・・この壁がの周囲のイルミ電飾・・・配線が所々切れてて半分くらいしか点かない電飾分やら、実行委員が方々の町から搔き集めた中古のイルミの集合体で配電・・・。其れでも此れだけの出来栄えと成るのだ!・・・。まあ!繋ぐ作業は当工房の主なんだが・・・。インスタグラムに多数投稿してもらえるんだし、其れは其れで・・・結果オーライ!って事でヨシ!としましょうかね・・・。

● まあ!昨年のまたたび電器のイルミイベント効果だろうか・・・。個人宅からのイルミ設置の要望も舞い込んだ・・・。ネコバスさんが仕事を取って来るんだが・・・役物作っとるのが当工房一人なモンで、来るんならもちっと早く来て欲しい・・・。本業とのダブルヘッダーからトリプルに成ると・・・ちと!身体が持たなくなる・・・。
                    
● もっと綺麗な画像は、インスタグラムでご覧下さい。南島原市・口之津・クリスマス・・・等で検索すると観れるでしょう・・・。このイルミイベント・・・この日だけじゃ無いんだなあ・・・。このツリーはイブの一夜だけ・・・。次の日には消えてます。で!本日小雨の中撤収・・・。さあ!今度は年末イベント用役物・・・新年イベント用役物へと変化して行きます・・・。その出来栄えもインスタグラムでどうぞ!来場者が勝手に投稿してくれてますので・・・。
          
● 連日のイルミ役物製作の徹っちん作業のツケがやって来た・・・。別に風邪を拗らせた訳でも無いんだが・・・飛行機作りに回せる体力と気力が失せてしまい、工作室にて椅子に座るがやる気が起こらず・・・やっと本日その気に成った。おっ始まったら一工程終わるまで止まらない・・・。胴体下部の主翼カバーの胴枠形紙が完成です。

● やる気の起きない数日間・・・溜まってるDVDを観ながら食っちゃ寝してました。既にお気付きのモデラーも多いと思いますが、「ファンタスティック・ビースト」の新作には魔法動物として(もののけ姫)のデイダラボッチが・・・スターウォーズのエピソード8には、スタートレック・ビヨンドの冒頭に登場するティナックス生命体が、武器商人の一人としてカジノ惑星の遊技場に登場しているのを発見!・・・。デイダラボッチがCGに成るとこう描かれるのか・・・といった発見も有れば、新世スタートレックもスターウォーズ・エピソード8も劇中気づいたファンしか解らないだろう・・・。時代考証から言えば1300年ほど離れているんだが、ティナックス生命体も知的生命体だからねえ・・・。

● エピソード8(ジェダイの帰還)の最後で、厩の子供が厩舎の掃除をするんだが、気付いた人がどれだけ居たのか・・・ほうきを取るのに無意識にフォースを使うシーンが有る・・・。画像の隅っこなので気づいた人は、その先のストーリーが予想できるだろう・・・。次のエピソード9(スカイウォーカーの夜明け)で一連のスカイウォーカー家を軸としたストーリーは終了するが・・・。此れで終わる訳無いだろうと予測している・・・。多分!・・・数年後、テレビドラマか新シリーズとして映画化される可能性が、このエピソード8に登場する子供達のその後だろう・・・。ルークスカイウォーカーは帝国を倒し、銀河に共和国の繁栄をもたらしたジェダイマスターとして伝説化されている・・・。その伝説を受け継ぐジェダイも必要だ。フォースを良き事に使う為には、暗黒面も知らなければ成らない・・・。ダークサイドに堕ちたダースベイダーは、産みの母の不慮の死・・・愛する妻の死を経験し・・・暗黒面を受け入れなければ愛する人達は守れないと考えた。ジェダイの騎士には、扶養家族を持てないルールがある。持てば家族を守る為に暗黒面を受け入れざるを得なく成るからだ・・・。ただ・・・其れも古き規則に沿っての話なんだが・・・。今後の掟造りがどう展開するのかも気に成るところ・・・。
          
● この形紙は通しで一体なのだが、左右が対称の為・・・片側のみを胴枠の形状で作って有ります。右側が胴枠本体の形紙・・・左側が構造体組立て後の仕上がり形状です。右側でトレースしたら其のまま反転・・・裏側で左側の胴枠を作図します。こういった反転仕様の形紙の場合・・・必ず中心と成る一面・・・もしくは直角を含む二面を正確に基準として作図しないと形状が変わるので注意が必要です。この形紙の場合は、手前下側の直線(底辺)が重要に成ります。
          
● またたび電器のネコバス社長が、今度はお寺のイルミ役物を造れと言って来た・・・。こりゃあ~・・・年内は飛行機製作は進まないだろう・・・。設置は大晦日の夕方までだから、少々時間は有るんだが・・・。字体のイルミってヤツは、見た目のバランスが悪いと印象も悪くなる・・・。初詣の一発目がなあ・・・。まあ!本来の詣での目的は百八つの鐘突きだから、見た目の悪しき抵抗感の無い程度のイルミ役物にしときましょう・・・。よってネコバスさんの字体が崩れとるから、言わばもっと崩してやれば良いのだ!・・・。崩れとる字体は、場合によっては師匠の達筆と受け止めて貰える可能性も有るが故(笑)・・・。
          
● 今日は早起きした・・・。イルミの字体を一部取り付けたんだけど、流石に仏間と客間の作業場は寒い・・・。寒過ぎる深夜は体力をどんどん消耗するので眠くなる・・・。此れを我慢してやってしまうと身体が壊れるので、早々に切り上げて就寝・・・。そして本日(29日)・・・朝からちゃんとタマゴかけご飯を食べて、さあ!イルミを・・・と思ったのだが、何気なく二階の工作室に上がってスチレン板に胴枠をトレース・・・。まあ!一工程やっちまおうと切り抜きまで完了した。部品を取るまでの気力が、今の状況では廻せないのだが・・・やっとかないと前に進まないので、老兵鞭打って、言わば強引に飛行機製作へ・・・。でも!・・・今からイルミ製作に戻ります。
          

 謹賀新年 明けましておめでとう御座います。本日・・・もう六日です。昨年の仕事納めは大晦日の地元お寺のイルミ設営・・・仕事始めは、翌日元日の午後からのイルミの撤去でした。其れから本格的な正月休みです。例年通りに冬眠開始・・・。居るのか居ないのか解らない位の雰囲気だったので、家の窓枠をガタガタやっとる輩が出没・・・。暗闇にうごめく人影有り・・・。いきなりの家屋内全点灯で逃げる際に転んでた(笑)・・・。で!追いかけて追いかけて・・・逃げられたけど・・・。翌日、別件で取っ掴まりましたとさ!・・・。もし・・・野放しだったら、再度襲われる可能性も有ったんだが・・・捕まったのでヨシ!としましょう・・・。今はネット掲示板の落書きが、犯罪に利用される時代・・・。今回の我が家の新年早々襲撃が計画的ならば、再度北九州のBMTK氏は捜査の対象にされるんじゃないかな?・・・。ホント!シツコイお方・・・。此処観てるんだったら、おこぼれ期待の実行部隊に口止めの電話連絡を早急にやっとかないと・・・アンタが親玉だって事がバレちまうぞ!・・・っと!小倉の銭形警部からの伝言です。・・・文明の利器なんか使っての口止め行為・・・多分・・・銭形警部達にモロバレ・・・でしょうなァ~・・・。

● やっと動ける状態に成ったので、作業再開です。キット付属のグラス製カバーよりも遥かに軽量で仕上がるし、意味の無い引込脚の収納孔を設けた、空気抵抗丸出しのグラス製カバーよりも整流は好いと思いますよ。この中華製の不良品効果なのか、中国の一流メーカーからの問い合わせ多数・・・。下請け業者さんの技術向上に役立つならばと、今後も辛口でガンガン記事を進行します。
 
● 38親分のショップ販売機に限らず・・・こういった左右分けグラス胴体の一体物って、仕上がった状態の内部構造は同じ様な状態です。新年早々のドタバタも有りましたが、謹賀のお祝い言葉の後に付属するかの様な質問の文章・・・その殆どが、本機の修復と良く似た昭和の遺物のグラス胴体に関する質問でした。集中したのが画像の胴枠圧着部品の詳細・・・。現物の組立と加工を省略したんですが、意外と重要な部品だったみたいですなあ(笑)・・・。
          
● 本機の胴体断面をイラストで表記しています。画像下部が機体の本来の天井です。胴枠をグラスの胴体内部に圧着固定させる為の方法を示しています。部材を左右に埋め込むと、何故に胴枠が圧着するのか?・・・。そのカラクリが此処に有ります。しかし・・・他のメーカーの胴体内部も同じ状態なのか?っと聞かれると、まあ!マチマチと言った所なので、小さい手鏡等を胴体内側に挿入して、じっくりと眺める事から始めた方が良いと思います。特に主翼の後縁側を固定するビスの台座を作る時は、如何に胴体内部に胴枠がしっかりと固定されていたかで、その後の機体の寿命が決まって来ます。

● こういう一体物グラス胴体の機体の主翼のスパンは2000mm以内の場合が大変多く、更に左右一体の主翼構造が多いと思われます。こういう主翼のグライダーや動力機の場合は、ショルダータイプ(肩持翼)が多いので、イラスト画像の其のまんまの姿勢で充分説明が可能です。
          
● 一般的な左右分けのグラス胴体を作る場合のメス型はイラストの様な姿勢の治具を使ってます。実際には治具の上部の左右胴体の合わせ目付近は段付構造を有しているので、もう少し複雑なんですけどね。さて!・・・画像の姿勢のメス型に離型剤を塗り込んで硬化させたら、今度はクロスを敷き詰めて溶剤を染み込ませながら積層するんですが・・・。溶剤自体は水みたいにサラサラなので二液練り練りのエポキシ接着剤みたいに、垂直面に留まってコブを作ってくれる様な性質ではありません。よって本機の様なサイズの場合、かなりの熟練した職人でないと・・・此処までの貼り込みは出来ないんですが・・・。ただ、胴枠等の取り付けが好い加減だったので、こういった補修が必要に成っとるんですが・・・。

● 左右分けのメス型にグラスを積層すると・・・其れを急いで貼るとイラストみたいに垂直面の溶剤は底辺の方が厚くなって硬化します。鍾乳石の下部が太く緩い傾斜に成る・・・火山も同じ形状ですなあ・・・。煙突みたいな火山って存在しないでしょ?(笑)・・・。今回の胴枠の圧着は、この性質を巧みに利用した部材を作って固定しています。
          
● グラスの積層面の溶剤が、重力の作用によって底辺に溜まるので傾斜して硬化しました。よって画像の様な傾斜に合わせた部材を作って埋め込めばピッタリと勘合出来る訳ですが、この部材の傾斜なんですが・・・傾斜角はピッタリと合わせた方が良いんですが、高さまで合わせてしまうと胴枠は圧着しません。少々厚めの高さに調節して接着剤がはみ出た方が良いですよ。部材は押し込む感じ位が胴枠の圧着具合は良くなります。

● 本機以外の昭和の遺物である一体物グラス胴体も、内部の状態は良く似た状況です。一グラムでも軽量化!なんて考えずに、厚めのバルサシートで胴枠を作って埋め込めば良い・・・。でも!バルサだけじゃ主翼のビス止め台座は強度が維持できないので作れない!って思うのなら、まず・・・厚めのバルサの胴枠で接着面を増やして確実に固定してから、同じ形状の2~3mmの同じ形状のベニヤの胴枠を、エポキシでガッチリと接着すれば良いんですなあ・・・。そうすりゃ!市販の台座だろうが自作の台座だろうが・・・タッピングビスにエポキシ塗って締め込めば良い・・・。少々見た目が素人っぽくても誰も馬鹿にしません!ってえ・・・。確実に固定してる方が良いに決まってますよォ~・・・。昭和のジェダイマスターの自作機見れば一目瞭然!・・・飛行場に居るでしょう?・・・。同じ様な機体なのに、上空飛行でどんなに機体を振り回したって空中分解しないのが・・・。墜落気味の着陸したって形を留めてる機体ってのは、その内部補強が仙人レベルなんですなあ・・・。
 
● こういったグラス胴体の仕上がり面(表側)に角が欲しい場合・・・其の裏面は肉厚を上げてアール面にしないと必要な強度が出せないってのが、グラス製製品の泣き所・・・。バキューム成型品みたいに内部にもある程度の角が表現できれば良いんですが、グラスの場合は角を作ると・・・其れが薄ければ薄いほど強度が無く割れ易く成ります。まあ!・・・平成のスチレン世代のモデラー諸氏に忌み嫌われる昭和のグラス製胴体ですけどねえ・・・。内部構造の状態さえ解ってしまえば、補強の類は勿論の事・・・必要枠の追加構造の設置なんて、工作好きのモデラーならば造作も無いんじゃないかなァ・・・。

● グラスのオス型を作る時に、フリーハンドで適当に作っちゃうと今度は内部補強の胴枠が入れられなく成ります。此れをキチンと両立させるには、早い話が・・・正確な原寸図を作成して、その図面通りにオス型を作れば良いんですよ。正確な原寸図には胴枠も記載するだろうから、今度は予めグラス積層分を差し引いた胴枠を作図出来る訳だから、胴体のグラス硬化後の挿入と取り付けも楽に成ります。

● 高等技術の一つなんですけどねェ・・・。左右のグラス胴体を接着する前に、主翼の前後の胴枠がピッタリ勘合出来る様に調節してから、そのまま結合しながら埋め込むモデラーも当時は居たっけなあ?・・・。メーカーさんが何で此れをやらなかったのかって?・・・。此れをやっちゃったらキット価格が倍以上に跳ね上がって、当時のモデラーなら買わなかったから・・・。今のモデラーなら迷わず買ったかも知れませんなあ(笑)・・・。OK模型のEZシリーズには、バキューム成型の胴体も多数販売されていたでしょう?・・・。内部の構造体が既に組み込まれた一体物の胴体が・・・。

● OK模型がグラス製胴体の一体物を販売しなかったのは、内部構造が量産品全機分において一律で出来なかったからなんですなあ・・・。昭和のF3A機のチャンピオンシリーズからバキュームに拘って販売してたでしょう・・・。バキュームなら内部構造体が量産品全機分一定の仕上がりに成るので、組立し易かったからですよ。組立て易いって事は、その分コストを落とせる訳だから協力工場の職人の負担も減らせる・・・こういった所から徹底して拘ってたのがOK模型の安定した製品造りに有る訳で、令和の現在でも国内のトップを死守して走り続けてるでしょう!・・・。先代の守社長は東大阪の模型屋のオヤジさんからスタートしてますからねえ・・・。個々のモデラーの要望を、上手く反映した模型造りの基盤が出来てます。

● 私が模型飛行機にのめり込んだ昭和40年代から、どんな田舎の模型店にもパイロットブランドのバルサキットやパーツの類は在庫してありました。其れが・・・模型に回せる資金の潤沢な大人にしか手を出せない模型飛行機やパーツだけって訳でも無いんですなあ・・・。お小遣いを貯めたり、未成年でも出来る新聞配達や牛乳配達でバイトして得たお金でも普通に購入出来る購入し易い価格の模型飛行機やパーツが沢山置いてありましたし・・・。私と同世代で同じ位の模型歴のモデラー諸氏ならば、同じ様な経験を持った人も多いのではないでしょうか・・・。さて!・・・現社長のトムさんも今年還暦・・・。先代社長みたいな風格も出て来た頃ですなあ・・・。お年賀返せなくて申し訳ありません!弟の一周忌法要ですので・・・。(Part-25に続く)