🐈 ネコ好きさんの為の工作シリーズ 実用重視・・・風見ネコ
           
 🐱 来年春の開所に向けての我が家の隠れ宿構想・・・。作業してるのがまたたび電器店のネコバスさんと私だけなので、その歩みはカメの様に呪い・・・あ!違った!のろい・・・。しかし・・・確実に開所に向かって、準備は進んでいます。家屋の内部のリフォームは、なるべくお金を掛けずに素人仕事で済ませます。素人と言っても・・・内装屋・看板屋・土木屋・家具屋の肩書がある当工房の管理人なので、電気工事はネコバスさんに任せて・・・少しずつ少しずつ・・・しかし確実に進んでいます。

 🐱 外装も足場を組んでやってます。除染現場での五十の手習い・・・、作業の遅れが出ない様にと、足場の手元レベルの予定が、足場の親方の好意で資格を取ったので、堂々と作業が出来ます。若手の電気工事士さんが持ってる特別講習で乗れる高所作業車は最大10m未満ですが、私のは学校で修得せねば取れない技能講習なので、取り敢えず・・・ブームは最大青天井で乗れます。ただし・・・中型免許なので、大型の高所作業車は敷地搬入後のゴンドラ操作のみ可能です。だから、我が家の高所作業は中型車両のスカイマスターで充分作業できますし・・・。レンタル業者から借りて来て、自分でアウトリガーをセットして、自分でゴンドラ操作して・・・。一連の作業が一人で出来て初めて、大手ゼネコンの現場では有資格者として認めて貰えて・・・乗車手当と危険手当が貰えます。資格を取っても長い期間・・・ペーパーじゃ貰えませんよ。私は資格修得の翌日から乗車して、載りに載って・・・除染現場だけで3000時間・・・。ほぼ毎日終日載ってました。

 🐱 さて・・・今回の工作は風見ネコ・・・。当工房の大観峰飛行隊のアーリバード中隊のスコードンマークは、風見鶏です。まあ・・・ね。普通は一番鳥を模した風見鶏なんですが、朝も早よから、コケコッコ~オオオオオ・・・。じゃ近所迷惑なので、めったに鳴かないニャンコさんにお願いする事にしました。
 
● 厚紙(片面白地のケント紙)に、鉛筆でネコさんをデザイン画しました・・・。とにかく、風見ネコなので・・・立体ネコさんでは風で廻りません・・・。そこで厚さ12mmの極端にスリム体系のぶちネコさんにしました。顔の輪郭や四肢も輪郭を描き入れて、切り抜きます。この切り抜き作業は、実際に板にトレースした時の色塗りの目安と成ります。顔の表情で好き嫌いが出ますので、この形紙をケント紙にトレースして、ネコバスさんに渡しました。基本的に風見ネコですが、表札にも出来ますし・・・家のベランダに数匹置いとけば、カラス除けにも成るでしょう。

● 飼い猫さんもブロック塀での偵察任務をするでしょうし・・・この平面ネコに紛れれば、カラスに油断させる事も出来るだろうとは、ネコバスさんの弁・・・。まさか・・・カラスも・・・置物だとタカを括っていたら・・・その中に本物が居たら驚くでしょうね~・・・。どれか解らないんだから(笑)・・・。サイズは飼い猫の平均サイズ・・・我が家のピアさんでは大き過ぎるので、材料の定尺を越えた特注サイズに成るので量産不可です。多分・・・希望に応じて量産する事に成るでしょう・・・。
 
● 形紙を使って板材にトレースするとこう成ります・・・。この板材の外周を糸鋸盤で切り落とすと、見た目一発でネコだと解りますよ。尻尾が長いのには訳が在りまして・・・この尻尾の先端(板の真ん中付近)には、お椀を四個くっ付けた風速計が取り付けられます。北の国から・・・のドラマ中に、家庭用の風力発電として登場しますよね。あれと同型です。此方は廻るだけ・・・。回転スピードで風が強いか弱いかの判断が着けば良いんですよ。此れを判断するのは、ウインドサーファーか・・・シーウオールソアリングを目論む、ラジコングライダーのモデラー位ですから・・・。尻尾が長いので、折れ易く成るのを防ぐ意味で、先端付近にブリッジを入れてますが・・・此処は作業行程中にブリッジ手前に細い金属の棒材が埋め込まれます。この加工が済んだらブリッジはノコギリで切り取ってしまいます。さあ!此処から先は、ちと残酷・・・。ネコ好きさんは目を覆いたくなるでしょうなあ・・・。でも・・・この加工をしないと、この風見ネコは永遠に風向計には成ってくれません・・・。沢山の抗議メールが来るかもしれませんが、どうか目を瞑って下さいね。
          
● あああああ!残酷うううううう!胴体真っ二つううううう!。この位置がこのネコさんの吊り合いの取れてる部位なので、ぶった切りました。「何してんの?。どうしてくれんのよ~・・・。。」って聞こえて来そうですなァ・・・。いや~・・・ネコ好きな私から見れば・・・今回のこの行為・・・動物虐待みたいで・・・心が痛みました。早く繋いであげなくては・・・。
 
● 飛行機で使ってる各種直径のアルミパイプの中から、支柱とするボルトが長さ1メートル・直径10mmの寸切りボルト(寸法カットで使える)を使いますので、内径10,5mm・外径12mmのパイプを入れて、胴体を繋ぎます。板の厚みが12,5mmですのでピッタリです。
 
● パイプを挟んだら繋ぎのブラケットで固定します。所謂・・・ギブスですなあ(笑)・・・。このギブスは、言わば・・・仮止めなので、接着剤を充填して繋ぎます。使うのは(クイックメンダー)二液混合の練り練りタイプのエポキシ接着剤です。このエポキシは、5分で硬化が始まり・・・ガッツリ硬化するのに1時間で完了します。よって、素早く塗らないと…手遅れになります。
 
● 先にブラケットの上下を塗り込み硬化させます。上手く塗れてる様に見えますが、此れは裏技・・・セロテープで押さえています。このエポキシ接着剤の特徴なんですが・・・、粘着剤の塗られたテープ全般は、エポキシの硬化が始まっても一緒に硬化したりしません。指に着かない程度に硬化したら、綺麗に剥がせます。

● 今度はブラケットも外して残りを充填する様に塗り込みます。完全に硬化した後でも・・・若干粘着性を残していますので、カッターナイフ等で、はみ出した所は綺麗に取り去れますよ。
 
● 結合手術・・・もうすぐ完了です。・・・私、失敗しないので!ってか~・・・。お腹を貫通したドレーンパイプみたい・・・。パイプは円形・・・結合面は四角形・・・四個の角を接着剤で固定したら、まあ丈夫な事・・・。綺麗にバリを削り落として(まあ・・・抜糸して・・・)から、更にサンディング・・・。
          
● まあ・・・ね。ドクターXでも、抜糸の跡までは隠せんやろなあ・・・。しか~し、ドクターダブルエックスは・・・見事隠して見せましょう!・・・。単純に色を塗るだけじゃん!ってか!。継ぎ目を上手に消せるか消せないか・・・。塗装技術が乏しいと、継ぎました!っていう薄い継ぎ目が塗装後も残るんだなあ・・・此れが・・・。光にかざすと・・・僅かな凹みでも見えちゃうんですよ。中古車を購入する時の目安にしてね・・・。偉く安いなあ・・・って思ってたら、ニコイチ車でしたああああ!って場合も有るからね(笑)・・・。
 
● 右向きと左向き・・・しもべさん家のミュウ君とミミィさんの柄をお借りしま~す。ミュウ君の場合は、白地にちょこっと三毛猫柄が有るだけ・・・。で!、我が家をサイクルターミナルみたいに頻繁に利用してるカラス軍団に、トラップを仕掛けましょうかね。何だあ?あの、薄っぺらいネコは・・・。っとカラPがやって来たら、白地にちょい三毛のミュウ君で油断させといて・・・風でクルっと反転!裏側には、ダイナマイト・ボディのミミィさんが・・・。ビビるやろなァ・・・。完成が楽しみです。

● 顔と手足の筋彫りをしてみました。しかしながら・・・この、ファルカタ集成の木材は・・・、彫刻刀で削るのにはあまり向いてませんなあ・・・。糸鋸盤で切ると、その細かい粉末の木屑が喉を苦しめて、咳が止まらなくなります。この木材に関して言うなら・・・加工する時は、必ずマスクをしましょう。原因が良く解らんのですが・・・咳の原因が、集成に使った特殊接着剤なのか、この木材の成分なのか・・・。どちらにしても、マスクをして加工した方が良いですなあ・・・。バルサ切ってもベニヤ切っても・・・咳は出ないのに。
          
● 風速計の部品と成るガチャの容器です。このお玉みたいな形の風力発電機・・・見た事有るでしょう。舞台が富良野のドラマ・・・。ああ~あああああ~♫♫・・・で始まるヤツ・・・。このお玉型風力発電機の特徴なんですが、ドラマの中でも語られている様に、プロペラ式よりも少しの風でも廻って発電できる確実性があるんですが、大出力にする為にはお玉の直径が十数メートルに成る為、今度は強大な遠心力との戦いに成ります。よって、数百軒の家庭用電力を供給できる様な、大型の発電機は作れません。少しの風でも廻るんでしょうけど・・・中心の支柱のベアリング・・・強烈な横Gで、直ぐに摩耗するでしょうね。ラジコンヘリのパワーアップだあ!って、20クラスのヘリにに60クラスのエンジン乗っけてぶん回したら・・・マストのベアリングが焼けちゃいましたあ~ってパターンと似てるんですよね~・・・。

● 自体・・・20クラス用のヘリコプターに、60積んだらスーパーアクロが出来る!って考えに到達する脳みその構造が解らない・・・。この勘違いの大御所さん・・・20のキュラーレに、60エンジン搭載して空野さんのホーカーハンターの垂直発進を目論んだのですが・・・確かに垂直にスルスルと上昇はしましたが、反トルクで機体本体が逆回転・・・操縦どころの騒ぎじゃない・・・。結局、視界没・・・雲の中に突っ込んで、どっかに行っちゃったとの事・・・。昭和50年代のラジコンブームにも、こういう危険なお馬鹿さんがいたんですね。何処に飛んで行ったんだろうなあ・・・って悠長な事言ってたっけなあ・・・。その第二弾がこのヘリの魔改造・・・。怖い怖い・・・。しかし・・・この魔改造キュラーレ・・・ノーコンで落ちるのか?・・・燃料切れで落ちるのか・・・既に視界没った時点でノーコン状態。人に当たれば最悪即死・・・。車に当たれば、最悪ガラス突き破ってドライバーが事故・・・。ラジコンは武器化しては駄目ですよ。剣の使い方・・・間違わない様に・・・と、聖書にも記載されとります。
 
● 不思議な加工してますねえ・・・。そないな事やらんでも、ホームセンターに行けばアダプターが在るのにいいいいい!。って閲覧しているDIY博士に言われそうですなァ(笑)・・・。確かに・・・10mmボルトと8mmボルトを繋ぐ為のアダプターは存在してました。ところが、必要なのは最終3mmビスなんですが、10mmボルトから3mmビスを繋ぐアダプターは在りませんでした。

● 実際に・・・10~8・8~6・6~4mmを繋ぐアダプターは在りましたが、偶数mmは存在しましたが、最終が奇数mmになるアダプターは、取り扱っていないとの事。其処で・・・ねじ山10mmの短いボルトを購入。10mmボルト同士を繋ぐ長ナットを使ってボルトをドッキング・・・。新たにボルトの頭の中心に3mmビスの孔を開けて、3mmのタップを切りました。
 
● 3mmビスは、20mm程捻じ込みますが・・・ナットでロックを掛けないと緩んで来ます。何故なら・・・このビスを軸に、風速計が回転するからです。本来ならば、ネジ山の無い焼入りのシャフトがベストなんですが、市販で自由に寸法が選べるホームセンター・レベルの部品ではないので、こういう面倒臭~い加工が必要になります。ネコ大好きの金属加工屋さん!。ネットで部品を作ってキット化してみませんか?。多分・・・バカ売れするんじゃないかなァって思います。
          
● 固定ピッチのオートジャイロ型飛行機のローターヘッドみたい・・・。って、ヘリコプターのローターヘッドの部品を多用してジャイロコプターを作ってるモデラー諸氏からみれば、まあ・・・ちゃちい構造に見えますがね(笑)・・・。厚みのあるマストハウジングは、このお玉型ローターの遠心荷重をしっかりとホールドさせる為の構造です。最初からハイテク加工による金属部品なんか使わないですよ。屋外での使用なので強烈な雨と風、そして浜辺なので潮風に終始晒す事になります。塩害対策の為の工夫もして行かなくては実用的な量産は難しいですなあ・・・。ミニチュアのベアリングを入れて・・・なんて、塩害で直ぐ廻らなくなりますし・・・。塩分に強い材質を選択してから量産するでしょうなあ・・・。意外と金属とカーボン材の相性が良いのも一つの利点かもしれません。
 
● まずはマストハウジングで使った木材の防水処理・・・。これはフタル酸樹脂エナメル塗料(通称=ペンキ)を厚塗りすれば良し・・・。鉄製の長ビスには、粘性のグリスを塗るかビニール系のパイプを被せれば耐腐食性も向上するでしょう。しかし・・・しもべさんに指摘されたけど、飼い主がデブだから作る(=^・^=)模型もデブ・・・悔しいが・・・図星・・・。まあ、飼い主の好みでもあるかなあ。ネコはスリムな体系よりも、ぽっちゃりの方が可愛いと思いますなあ・・・。でも、同族の女性は、レースクイーンみたいな長身でスリムな女性の方が好み・・・。ペチャパイでも寄せて上げての偽パイ作って努力する女性に魅力を感じますなあ・・・。そういう女の子は、欠点をカバーする様に、努めて女性らしく振舞うので好感が持てる・・・。レースクイーン好きのカメ子(カメラ小僧)は、ヲタクだからそういう妄想には長けとります。まあ・・・私は其処までのヲタク度は無いが、スリムな女性は大好きいいいいい!。一応デザイナーの端っこに居るもんで・・・。何でも興味を持つ事が大事です。無修正の舶来本なんか好物ですなあ・・・。飛行機の細身で滑らかなラインが決まらない時は、ネットの女性ヌードを観てるより・・・舶来本(プレイボーイ誌)のお姉ちゃんの寝姿の方が効果は有る!。
 
● 本日は終日テストしてました。画像左端がお天道様がこんにちわ~する方角です。で!夕方・・・夕日を背に受けて、テストは終了・・・。お玉の風速計は終日廻りっぱなし・・・ところが、ミュウ君とミミィさんは・・・イマイチ方角が定まらない・・・。う~む・・・要するに、このままでは風に対して直角でフリーズします。微妙なバランスで下半身の方が面積が多い筈なんだが・・・。再考の余地がある様です。

● ただ・・・面白い現象あり・・・。当工房の近くには既に開所している民泊が浜沿いの近くに有るんだが、外人さんが数人・・・。お散歩中に、この風見ネコをパシャリ!。ベランダに出たら「トンビサ~ン!。」だって・・・。こんな金髪姉ちゃん達知らないぞおおお。って思ってたら、後から彼氏達が走って来た。で!我が家を訪問・・・。オージィからの観光客さんでした。ゴジラみたいに火炎熱線を吐き捲るラジコンモデラーは、彼らにとって興味の対象らしく・・・わざわざ探して会いに来たモデラーでした。彼氏達は、EBFに掲載した日本国内未発表のSSGにご執心・・・彼女たちは、ベランダの風見ネコが至ってお気に入り・・・。

● 日本国内・・・特に長崎県の固有種と言われている(尾曲がりネコ)が大変気に入ったらしく、明日から一週間は長崎市内のゲストハウスに滞在して、観光しながら山の斜面にへばり付いた家々の小路を歩き回って、尾曲がりネコを探すそうです。所謂・・・野良猫なんだけど・・・オーストラリアには野良猫探すよりも、野良コアラの方がよっぽど頻繁に遭遇できるとの事。この風見ネコも掲示板に載せるか?って聞いたら・・・金髪姉ちゃん達が、不調の風向計であるこの平面ネコを販売しろ!と要求。尾っぽは曲がっとるが、短く無いぞ!って聞いたら・・・短くして曲げろ!と要求・・・。う~む、短いのを延ばせ!って言われるより、マシか・・・。

● しもべさん!でぶネコ好みの女性も居ましたよ。ただ・・・彼女たちは、動画サイトの長崎市内の野良猫達に癒しを求めてるだけみたいだし・・・。まあ・・・ね。ある意味・・・長崎市内の尾曲がりネコは、観光の一役を担ってる様なモンだしね。その思い出に、このでぶネコの平面板が役立つだけですよ。で!屋根置きタイプと塀置きタイプを作れ!って・・・。やっぱり、ネコは・・・いや、野良猫はでぶっぽいのが平和に見えるらしいですなあ・・・。
 
● 不調の風向計の改良案です。本来の風向計は飛行機の胴体の形をしています。吊り合いは(1:2)・・・、機首側には空回りのプロペラを付けて、その廻り方で風が強いか弱いかを目視判断で行います。この風見ネコで飛行機の形を再現するなら、子猫のミュウ君と癒し系の井上和香みたいなミミィさんは別々にした方が良いので作り直しました。支柱部分はミュウ君の尻尾の立ち具合とミミィさんの頬っぺたの一部をくっ付けて肉厚を確保・・・。此れで長さは概ね(1:2)、面積は(1;4)です。飛行機型も胴体の側面積と垂直尾翼を入れると、重心付近で(1;4)・・・。さあ!今度はどうかな~・・・?。
 
● 画像左側は、右端が海・・・。見事にミュウ君が海の方向を向いてます。今度はちゃんと荒れる巻き風に沿って、ミュウ君が風向を指し示しています。画像右側は、左端が海方向・・・。キチンと正確な風向きを示していますね。今日一日の具合をテストしてから仕上げと参りましょうか!。工作はもう少し・・・。色の塗り分けが済んだら完成です。しもべカフェと我が町九班地区のネコさん達を、このイノゴン屋敷の外辺り中に置いてみましょうか。グーグルアースのストリートビューでも見れる位にうじゃうじゃと並べる手もあるなあ(笑)・・・。
 
● 作り直した風向計のネコ板に仕上げ工程を行っています。飛行機の生地状態の時に補修で使うパテをネコ板・・・特にミミィさんエリアに盛り付けました。元々・・・このネコ板は、古い飛行機の組立治具だったんですが、生産終了していたので瞬間接着剤で貼り付いていた部品をハンマーで蹴り飛ばしたら・・・表面の皮ごと捥げたので、細長い孔が幾つも出来ました。一応ミミィさんも女性なので、荒れたお肌は嫌でしょうから、綺麗に修復しています。

● よって本日の風見は非番です。取り敢えず不調ですねていた旧型ネコ板に、新型と同じ要素を加える為に・・・尻尾に沿わせて団扇を縛り付けてみました所・・・今度は軽快に動き回っています。画像に見えるドラム缶の上で、新型のネコ板は下地のベース色のオフホワイトを刷毛塗り中です。
          
● 原画のミュウ君とミミィさんですよ。子猫の好奇心旺盛な顔つきのミュウ君と、母性本能出捲りのミミィさんの優しい眼差しが、仕上がったネコ板にどう反映されるか・・・楽しみでもある・・・。頭上で廻っているお玉のカラカラをどう表現するかも思案中。ネズミにするかスズメにするか・・・我が家のデスヤモリにするか・・・。(ここだけの話・・・デスヤモリを駆除しようとすると、ネコバスさんに怒られる・・・。デスヤモリは、害虫駆除をやってくれるハウスクリーニング屋さんだから、大事にしろ!・・・だそうです。しかし・・・私には、イモリとヤモリの区別が着きません・・・。ガラスに張り付く位は許せますが、畳の上を這い廻るのは遠慮して頂きたい!。
          
● 塗装中で~す。オフホワイトの水性塗料を晴天の屋外で時間を掛けて、何度も塗り重ねていきます。この塗料は、ビニール系(木工白ボンド)の溶剤を含んでいますので、70度以上のお湯では溶けだしますが・・・常温の水では溶けません。水で希釈できるので口径の大きいエア式のスプレーガンにおいての吹き付け塗装も出来ます。過去・・・昭和55年の我が航空自衛隊の基地格納庫において・・・戦技競技会用にと上官に言われるまま、スプレーガンで指定の塗装をしましたが・・・、上記の性質を知らないまま塗り込んだので・・・剥離する時に、大変な事態となりました・・・。ファントム塗装で経験が既にありましたので、剥離する必要の無いネコ板に、思う存分塗り込めたっていう安心は有りましたね(笑)・・・。
 
● ベースのオフホワイト色の塗り込みが終わりました。このネコ板の両面に、形紙を使って鉛筆で輪郭をトレースしました。さあ!色付けの段階まで来たんですが、ネコバスさんに塗料の購入をお願いしたら・・・見事にミミィさんのベース色の緑色を買い忘れてました。「アジサイ色のブチなら見た事有るが、緑柄なんておらんやろう・・・。」・・・まあ、明るい緑じゃないけど・・・ヨモギ色だから深緑色・・・ダークグリーンともカーキ色とも言うかなあ・・・。
 
● NHKのモフモフ・・・を見終わるまでテレビに噛り付き、バラエティ番組も此処から先はちと・・・面白く無くなるし、今日は終日の雨だったし、明日も雨の予報・・・。で!午前様ですが、一部色塗り開始します。ベースのオフホワイト色の表面を若干スポンジペーパー(3M製)で毛羽取ってからまずは・・・ミュウ君から・・・。ちと・・・男前に成り過ぎた・・・。犬顔(柴犬)に見えなくもない(笑)。見る角度によっては、猫顔なんだが、此れにヒゲを書き込んだら其れなりのネコっぽい顔に成る事を期待する・・・。

● そうやってミミィさんを見ると・・・これまた、どーも君のお友達のウサ爺と同居してるイタチのち~さんにも似とるなあ・・・。はたして・・・ミミィさんに何処まで似るだろうか・・・ちょこっと心配・・・。ネコバスさんのお見立てでは、ケロロ軍曹のキャラクターみたいな柄だそうだ・・・。(出来ればニコールキッドマンのキャットウーマン・・・と言って欲しかった。)ケロロ軍曹自体が、地球侵略の宇宙生命体という設定なんだが、うまい事地球人の生活に馴染んどるし・・・。ネコ族も・・・本当は、動物の振りしとるだけの、知的宇宙生命体かも知れない・・・。ネコ好き地球人に可愛がってもらってる様に見えるんだが・・・其れは地球人を油断させとるのかもしれん・・・。現に、フォース(理力)を使って操られ・・・ホームセンターにネコ型宇宙人の栄養食であるマグロ味とささみ味のカリカリを買いに行かされとるじゃないか・・・。人類よ!ネコ型宇宙人の侵略を阻止せよ!。いや!もう手遅れかもしれませんなあ・・・。諦めて征服された方が・・・ネコ好きさんには幸せかもしれませんなあ・・・。
          
● ミミィさんを塗り込んでみました。特徴は大方掴めています。雰囲気としては大人の女性と言うよりも・・・、大人に成る手前の高校三年の女子高生って所かなあ・・・。私がまだ保育園児だった頃・・・親戚の10歳年上のお姉ちゃんが大好きで、何時も手を繋いで海辺の岸壁に泳ぐ魚を見に連れて行ってくれました。当時の子供ながらの感覚として・・・お袋よりも若くて綺麗だなあって思ってました。ノースリーブのワンピースにおかっぱヘアが今でも記憶に残ってます。その姉ちゃんも今や・・・70歳・・・。ババアなんですが、血縁で言えば(叔母)・・・「叔母ちゃん元気?。」って聞いたら・・・「アンタとは10個しか離れてないんだから!お姉ちゃんと言いなさい。」・・・まあ・・・親戚に居る数々のお姉ちゃんの中で、一番可愛がってくれたお姉さまですしね・・・。気持ちも解るなあ。
          
● 本日・・・雨上がりの強風・・・静止画なのでカラカラは止まって見えますが、ブン廻っています。よって風向を示すミュウ君は、ピタリと西向き・・・。時々巻き風でちょこちょこ動いてますが、貫禄のミミィさん・・・。本日曇り空の為・・・ミミィさんは顔の輪郭と体の境が解り難くなってます。一応・・・第二次大戦機のスケール機を作る時の裏技・・・ウェザリング(意図的な引っ掻き傷)の技法を用いて毛並みを表現しています。下地に厚塗りした白地と水で希釈した水性塗料の濃淡を利用して、敢えて粗い塗装面で仕上げてみました。多分・・・晴天時はくっきりと浮かび出るでしょう。

● 夕刻5時に成ると地元の保育園の送迎バスが、我が家の前を通ります。すると、毎回園児たちが大騒ぎ・・・。少しずつ仕上がっているミュウ君とミミィさんを指さして騒いでます。まあ・・・ね!そういう時は、同乗した保母さんが、其れなりの物語を勝手に作って園児たちに話しているので・・・。それよりも・・・何処からか、量産話が来そうな予感・・・。例えば・・・学童保育の工作教室とか。
          
● しもべさん!ゴメンね~。保育園児達が勝手に名前を付けちゃいました。大きい方がみどりちゃん・・・。小さい方がシロちゃん・・・。だそうです。毎日、トンビ家の前を通過する度に叫んでます。幼児って見たまんまを、大人の事情なんてそっちのけで口にしますが、其れが真実だったりする。訳の解らない大人同士の忖度なんか一切お構いなしだけど、其れが良かったりもします。我が家のデブPさんも、飼い主さんが代わると「縞ちゃん」と呼ばれる・・・。しかし、時々我が家に舞い戻り、屋根の上で偵察してたり、カリカリを要求したりする・・・。ネコの方が要領が良いぞおおおお・・・。本名と源氏名を使い分けてるお水のお姉ちゃんみたいだぜい。
          
● さてさて・・・我が家の外回りの塗装も進行中・・・。屋根・壁の見附やら幕板・枠板・・・スカイグレーとロイヤルブルーにオフホワイト・・・このスカイグレーは調色して作った特別色だ!。この色だけは、昔の記憶を頼りに・・・思い出しながら作ってみた。何の配色かって?。T-2ブルーズに使われた配色でんがな~・・・。女子高生のグループが原画を考え、松本零士が選考したっていう配色・・・。

● このT-2ブルーズの配色は整備員泣かせでしたね~・・・。通常・・・戦闘機の配色は、直線的なラインの集合体。何番目のパネルビスが原点で、其処から何番パネルのビスまでを直線で引いて・・・って具合のライン取りをするんだが、この女子高生の考えたデザインは・・・その法則が通用しませんでした。其処で!この女子高生たちの考えたデザインを大きく変更せずに、塗装の法則に合わせてライン取りして配色したのが・・・T-2ブルーズのカラーデザインだったのですよ。

● ブルーインパルス(高等飛行技術研究班)には、専属の板金屋クルーが居るんだが・・・。日本中のイベントには、最寄りの航空基地が遠征先のホームベースと成る為、こういう新しい技術は、日本中の航空基地に会報として配られる・・・。よって、何番パネルを基準にして・・・の一連の塗装手順と調色の配合具合は、日本中の基地の板金屋さんが共有しています。
 
● 地元の家屋の特徴なのか・・・日本全国のこの様な日本独自の家屋の様式なのか、屋根の角度が上部ほど急角度です。約40度近い傾斜角なので、一階の屋根瓦の傾斜よりもきついです。何気にルンルン気分で梯子を掛けて、屋根に上って大慌て・・・。立ってても座っても・・・靴が滑る・・・。よって、お尻を着いて座ったら最後・・・、荷重の分散で余計に滑る・・・。こういう状況の中、屋根の見附の塗り塗り行為は、腕を伸ばし過ぎるとバランスが崩れて・・・ズルッ!。いやあ!冷や冷やモンでしたなあ(笑い)・・・。
 
● この西側の屋根がまたまた難物地帯・・・。西側は直接潮風が吹き付ける方向なので、サビの度合いが半端ない状態です。木材の見附の幕板なんか・・・もうボロボロ状態でした。薄いラワンベニヤの幕板を貼り付けて表面の再生・・・。この新調した幕板を水性塗料を使って刷毛で塗り塗り・・・。本日。9月の28日・・・日中は太陽が眩しい位の晴天状態だったので、瓦が焼けて熱い!。厚手の作業靴と二―パッドで、座り込まないと濡れない状況だったけど、正面よりは高さが有るので塗り易い・・・。でもですね・・・自分の体のサイズをしっかりと把握する緊張した状況だったりもしたんですよ(笑)・・・。

● 自分の後ろの空間は瓦一枚分の余裕しかありませんでした。もし・・・下がり過ぎたら落下・・・。此処は高いぞおおおお!。落ちる時は、多分九割がた塀の外の畑の端っこ・・・。石ころゴツゴツの地面に、さて!・・・背中から落ちるのか・・・頭から落ちるのか・・・。何れにしても良くて車いす生活・・・悪くて即死・・・。で!作業前にシュミレーション・・・。安全策を取るために作業を中断。

● さて!・・・こういう場合の安全対策は、二階部分の周囲に太い親綱を胴巻きにして、其処から海側まで親綱の一部を延長し、身体には安全帯を装着してロリップを着ける・・・。このロリップは、延ばす方向にはガッチリと歯車でロープをロックするので、安心です。体重三桁にも充分耐えられるし・・・。

● だがしかし・・・もっと難儀なのが、一階の屋根の見附の幕板。ブロック塀よりも僅かに外側なので、敷地の中に脚立を立てても塗れないんだなあ・・・。で!塀の外側に梯子を掛けても、今度は幕板まで梯子が届かない・・・。塀に荷重は掛けられない・・・。高所作業車を設置したら、狭い町道を塞ぐので道路使用許可を警察に提出、受理されて許可を貰わないと使えません。更に・・・一般道だから、誘導の警備員を雇って交通整理をしなければならなくなる・・・。私自身は、交通誘導員の正式な資格は持ってるんですが、高所のオペレーターだから交通誘導は実質上不可能だし・・・。面倒臭いけど・・・梯子を掛ける為だけの、やぐらを細くて長い敷地の内側に設営しないと安全作業とは言えません。もし・・・警ら中のパトカーに注意を受けたら作業中断は確実だからですよ・・・。何でえ?自分の家の色・・・塗ってるだけじゃないか!って言ってる人・・・大事な事を忘れてますなあ。櫓は敷地の中だけど、梯子は敷地の外側の他人の土地だからですよ。だから手を抜いた作業手順は、出来ない・・・。除染現場の住宅除染で嫌と言う程経験してる事例なので・・・。

● 屋根の雨樋を洗浄するのに、屋根にも上がれない・・・高所作業車も置けない・・・脚立も届かない・・・。こういった物件の雨樋洗浄・・・。各なる上は・・・宇宙人に頼んでUFOに来てもらい・・・空中浮遊の宇宙船にぶら下がるしか方法無いじゃん!って、管理人であるJVさんに言ったら・・・見事に鼻で笑われました。でも・・・最終的に・・・特殊な方法で雨どいは洗浄完了・・・。ラジコン模型に精通した除染技能者なら、造作も無いって事ですよ。。社内検査に出向いた鼻で笑った管理人JV・・・「どうやって洗った!。」ってしつこく問い質そうとするんで、子猫サイズの水圧駆動のアライグマロボットを見せたら・・・ポカ~ンと口を開けたまま呆けてましたなあ(笑)・・・。雨樋の狭い空間を水流ホースを引きずったアライグマロボットなんて、市販されておりませんよ。「無い工具は作ってしまえ!・・・。」って方法が有るじゃないですか・・・。当工房のページにもそういう項目がある様に・・・。

 🐧 トンビ VS 黒いギャオス・・・の!縄張り争い十年戦争!
 
● 風見ネコ・・・順調にカラカラと廻っている筈のお玉型風速計・・・稼働して三か月後の有様です。軒並みお玉が破壊されてます。この犯人なんですが、近くの山に大量に巣食う黒いギャオスが壊してます。修理しても修理しても・・・数日後には、どれかのお玉がベランダに落ちてます。で!我が家のモノホン監視カメラを擬態カイヅカの樹木から抜き取り、ベランダの軒下にぶら下げて撮影する事三日間・・・やっと犯人特定に至りました。お玉が廻っている時は、黒いギャオスは、ベランダの手すりに留まって見てるんですが・・・、回転が止まりかけるタイミングで突然飛び立ち・・・低空飛行で侵入し、足爪で掴んで持ち去ろうとするんですが、お玉と回転体は一体なので、全部は持ち去れません・・・。よってお玉だけが持ってかれるんかなあ?って思ったら、引き千切って落とすだけの行為・・・。まるで嫌がらせの虐めっ子みたいな行動です。

● 自然の動物にとって、我が家のベランダは人間の縄張りだと知ってる筈なのに、何度も飛来しては何かの悪さを仕掛けて行く・・・。まるで戦国時代の国盗り合戦みたいですなあ・・・。いや!此れは国連会議でも問題に成るであろう侵略行為とも言える。領空侵犯されたんだから、堂々とスクランブルが掛けられる筈なんですが・・・我が家の上空はラジコン飛行機禁止エリア・・・スクランブルによる迎撃行動は不可能です。よって邪心の黒いギャオスに阿多されても容易に壊されない様に・・・風速計のカラカラお玉の強度を上げて、掴まれても壊されない物に交換する事にしました。

● 旧型のお玉は、地元のショッピングセンターのゲームコーナーに有った・・・パチスロゲーム機の景品ケースです。材質は塩化ビニール製のブロー成型品・・・。溶剤を風船みたいに球形の金型に沿わせて膨らませて、最後に水を流し込み冷やして固まると、画像の様な球形に成ります。此れを半分に切ると景品のケースに成ります。溶剤を膨らませる訳ですから・・・肉厚は極端に薄い。よって此れが一枚板ならペラペラなんですが、球体にすると応力外皮構造の航空機と同じスーパーモノコック構造と同じ強度を得られる訳で・・・あくまでも球体だったら丈夫なんですが、半円のお玉状態だったら軽いんですが、強度はガクン!と落ちてしまいます。模型飛行機マニアさんならよくご存じのキャノピーと性質が似てますなあ・・・。塩ビの成形状態だったらひ弱なんですが・・・木部の枠を接着したら、格段に強度が上がるでしょう?。

● 例えは違うんですが・・・実機戦闘機のキャノピーも枠無しだったらひ弱なのかと言うと・・・全然!。厚みが10mm近いアクリル樹脂製だから、アルミの枠に嵌め込むのに削りを入れて調整しなければ入らない程頑丈です。まあ・・・ファントムクラスのキャノピーなら・・・三人がかりでないと持てなかったりします。今回は・・・このキャノピーとよく似た材質の厚さ1,5mmのお玉をホームセンターから見つけて来ました。一個¥100・・・???。さぞかしメイドイン・チャイナ~・・・かと思ったら、何と日本製!。耐熱仕様の分厚いけどクリアな透明度を有する計量カップを4個まとめてお買い上げ・・・。
          
● ピンボケですが・・・横から見たらこんな形状・・・。お玉の底が平らじゃないと安定しないのは解るんですが・・・此れでもやっと見つけた風速計のカラカラの代用品なんで、何とかして使いたい所・・・。塩ビのお玉の肉厚は0,3mm程度なので、回転する遠心荷重には耐えられますが、黒いギャオスの攻撃には耐えられませんでした。しかし…今回のお玉の肉厚は1,5mm・・・。でっへっへ~・・・!。黒いギャオスは、怪鳥ギャオスみたいにガメラの宿敵ではありません。モノホンのギャオスは、何でもぶった切る強力なレーザー光線を口から吐きますし、一体だけで増殖出来る雌雄同体であり・・・更に人間を含む動物を捕食するといった凶暴な野鳥です。黒いギャオスも死骸だったら人間も捕食するみたいですけど・・・生きてる人間を襲って食べる勇気は無いだろう・・・。さてさて!・・・今度のお玉は一味違うぜい!。下手に掴んで持ち去ろうと踏ん張ったら最後!。お前の肩関節・・・脱臼するぜい!。

● 黒いギャオス!お前はもう!・・・死んでいる・・・。
 
● 一週間ほど前・・・久々に雨降るぞ!って期待したら、台風みたいな突風まで吹き荒れて・・・家庭菜園のビニール天幕は吹っ飛ばされるは・・・ポリバケツは遠くの耕作放棄地に転がってるは・・・風速何十メートルの暴風雨でしたので、ニャンコ風向計もこの有様・・・。根元からへし折れてました・・・。
          
● 先日・・・オーストラリアからアナログ筆跡のエアメールが来てました。我が家を訪ねたシドニー在住のモデラーさん・・・。私が不在だったので帰ったみたい・・・。その日はなあ・・・ネコバスさんと終日の現場だったので、不在でした・・・。ゴメンねエ・・・。風速計を目印にして我が家に行き着いたのだそう・・・。???色んな事に役立つ風速計なので、早急に新型を開設しました。
          (Part-2に続く)