〇 SLOPE−CAT:ヤング・ブロス(7部組み:生地完成)¥30000(予定価格)

 全長・・・・・・950mm

 翼長・・・・・・1400mm

 全備重量・・1000g前後

 翼面積・・・・24du

 翼型・・・・・・E−374

 プロポ・・・・・3〜5ch

 製作予定・・5機

 ●  機体の名前の由来は世の中に沢山おられる次男さんの立場を象徴しています。長男は跡継ぎとしての使命を引き継がなければなりません。色々と制約が課せられます。次男の立場はその点少し自由が利きますので、正義の味方に成るかやんちゃな小悪魔に成るかは本人次第です。このヤングブロスはスロープ専用機ですが、中級者(ほっとけ・クラス)以上の飛行テクニックを持つ人達の限定機です。エイリアン・クラスと初心者クラスの人には機体の挙動が激し過ぎて、コントロール不能で事故に繋がる可能性があります。ある意味自由な立場の次男みたいです。

 ●  次男がいるという事は長男も居ます。上記画像の試作型機ではF3A機に多く使われる完全対称翼を採用しました。名前にスロープと入っていた為、ネット掲示板では多くの物知り博士達が勝手に勘違いして、誰でも簡単に飛ばせる機体にしてしまいました。

 ●  そこでE・B・F掲示板(パスワード制)の正式飛行隊メンバーである韓国・台湾・イタリアの各チームに応援要請して図面と型紙をそれぞれ送り、自分達で作ってテストしてもらいました。スロープキャットとは屋根の上で世間を観望している飼い猫という意味です。ボス猫が現れて勝てないと判断したら脱兎のごとく逃げていきます。急な屋根のスロープを駆け下りる姿が滑稽だったのでそのまま名前にしました。海外チームも同じ感覚でしたが、勘違いしたのは日本のネット掲示板の物知り博士達だけです。

 ●  試作機を対称翼にしたのはグランドでの強力なゴムバンジーでの発進の際、強烈な加速上昇中に余計な浮力の発生を防ぎたかったからです。対称翼の特徴は翼上面と下面が同じ曲線ですので、揚力発生時も圧力が均等です。半対称翼はこの曲線に差が付けてありますので、きつい曲線側に吸い上げ効果が多く発生します。これが揚力です。流線型ボデイのスポーツカーでも法定速度を遥かに越えると,吸い上げ効果が出てしまいハンドルが効かずに事故ってしまいます。ラジコン飛行機の翼型の効果を実体験できる危ない行為ですので、良い子のマニアは真似しないでください。(試作機では時速300キロを越えてしまいました)

 ●  ヤングブロスには翼型(E−374)を採用しました。昭和40年代から超過激な翼型として知られています。ラジコン技術の製作記事でもこの翼型を使った機体は、初心者には不向きであると製作者が念を押して書いておられます。逆に言えばこの翼型機を安全かつ自由に操縦出来るようになったら、中級者以上の飛行テクニックが身に着いたとも言えると思います。 水平尾翼をビッグブロスよりも高い位置に取り付けてあります。これにより垂直尾翼の面積も大きくなりました。ラダーも大きめですのでナイフエッジ状態での姿勢維持が楽に成ろうかと思います。スロープパッシング競技中のターン直前に、「用意!。」の合図でナイフエッジ状態に移行し、この状態をキープ出来れば「ターン!。」の合図で鋭角方向転換を素早く行うだけで良くなります。レーシング機のようなスピードは出せなくても、テクニックで善戦出来る様に設計してみました。超小型マイクロサーボを搭載しても重心合わせのバラストをしこたま搭載するよりは、最初から比較的重量物の標準サーボを二個並列に並べて搭載出来る様に、胴体幅を決めてあります。標準サーボの搭載機だから初心者機ではありません。余分なバラスとの必要が無い機体だと思って下さい。





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