〇 SKY−MONSTER・シリーズ・お化けトンボ(生地完成・7部組みの予定)¥企画中


 全長・・・・・・

 翼長・・・・・・

 全備重量・・

 翼面積・・・・

 翼型・・・・・・

 プロポ・・・・・

 仕様・・・・・・


 ●  数年前の平尾台スロープ・グライダー大会の日、開会式と同時にマスター・スーガの供養祭が行われました。全員で黙祷をし、故人の霊に祈りを捧げました。小倉の西区に店舗を構えていた光模型・店主のマスター・スーガですが、今から30年以上も前に此処平尾台をスロープマニアの為に開拓する為に力を注がれた人です。お店の特徴なんですが、値引きを一切やりません。全部・定価での販売です。もし!、ネット社会だったら掲示板にサービスが悪いって当たり前の様に書かれていたかも知れません。しかし、お客さんは量販店に流れませんでした。お客さん自身の個性を一人一人全員・把握していたご主人ですので、アフターサービスも万全でした。


 ●  値引きが当たり前だと思っている掲示板の人々ですが、定価販売の裏情報を知っていたのはこのお店の常連さん達でした。光模型の小倉店は支店になります。実は本店が門司港にありました。こちらは奥様が担当していたんですが、お店にはあれ?、平尾台のお仲間さんじゃないですか・・、数人の知人がいました。「トンビ君も情報・聞いたとね!。」とお仲間さんが言いました。ここの商品はネットのオークションでぐるぐる廻っている新古品と言われる売れ残った商品が沢山在庫されていました。今なら挙って物知り博士が落札し「こんなの、見つけちゃいましたあ・・・。」とやるだけの価値のある商品ばかりです。昭和54年当時・・・、もっと古い昭和40年代の商品もあるんですが異常に値段が安いのです。良く見たら製造年月日が昭和43年になってます。こんな時代からこの機体は発売されていたのか・・・と思うくらいロングセラーの機種もありました。定価販売のカラクリとは、同じ機種でも価格改定前の製造品は当時の価格のまま販売してあります。マニアにとってこれほど嬉しいシステムはありませんでした。


 ●  キットの場合木材の経年変化には限界があるんですが、プラスチックと金属のパーツには限界がありません。一番の嬉しい商品はプッシュ・ロッドでした。とにかく安い!。これが、段ボール箱3杯分くらいあります。今なら大人買いと称してネット・オークションでぼろ儲けを企む輩もいるんでしょうけど、当時のマニアは至って淡白でした。必要分以外は買いません。私達は時間も忘れてお店に入り浸っていました。


 ●  この大会の日に羽山氏がマスター・スーガの遺作になった、トンボ型飛行機を持参されました。氏に「トンビ君、組んでくれ。」と言われたので、マスター・スーガに想いを馳せながら機体を組み立てました。羽山氏の話では重くて飛ばないと言っていましたが昔の私なら無理だったのですが、今の私なら飛ばす為の改造が可能です。平成22年8月に羽山氏からこの機体を預かって来ました。多分・・・、大改造になるだろうと思っていましたが、大改造確定です。スチレンペーパーのフリー機でテストした結果、このスタイルに決定しました。この機体の基本モーメント・データは松田恒久氏のスカイ・マンタを参考にして設計しました。主翼が変形複葉仕様になっていますが、垂直面が少ないので境界層隔板を沢山取り付けてあります。松田氏のスカイ・マンタにも隔板が取り付けてありますので、垂直面効果は絶大な様です。


 ●  スーガ・オリジナルでは主翼の前翼にエルロンが付けてあったのですが、エルロン・アップではスポイラー効果が出ると同時に後翼の前縁を塞いでしまいますので、フラップダウン効果が出てしまい気流の流れを相殺してしまいました。結局・・・エルロンを切ってもダウン側の舵面しか利きませんので横安定のコントロールが難しくなります。そこで、前翼の上半角を0度として後翼をガル・ウィングとし、外翼に3度の上半角を付け後縁のみのコントロール舵面としました。トンボの尻尾に中るテールブームには開発中の多面動翼を採用して、ヨーイング軸のコントロールを行うつもりです。先に逝ってしまったスーガ氏を追い駆ける様に、羽山氏の目の黒い内に完成させねばなりません。何回目の平尾台大会に間に合うのか解りませんが、開発は続けていきます。






<