Ask-8 (Alexander Schleicher) ブレーキ周りの工作 Part-36

 
● ブレーキ本体を主翼内部に羽目殺しにするも・・・脱着型にするも、ありゃ???・・・何か解説指示に矛盾が・・・。っと気付いたモデラー諸氏・・・世界中でぶ~垂れてます(笑)・・・。ブレーキ本体の側面には前後に(63番=厚さ3mm)のバルサ板を貼り込む様になってはいるんですが・・・。

● ブレーキの天板には(83番)の棒材を貼り込め!と指示されています。その周りは(61番)のプランクシートの木口を補強する板(82番)なんですが・・・。工作前に気づいたモデラー者氏・・・プランクしてから慌てたモデラー諸氏(笑)・・・。物理的にブレーキ本体は主翼の上面から出られない・・・。

● ブレーキ本体を主翼上面から出すには、画像内(63番)のバルサの側面材は貼り込めなく成るんですなあ・・・。ブレーキの下部本体は、羽目殺しの場合はリブの先端に接着されるので(63番)の側板材は必要なんですが、ブレーキ上部の側板材は解説の指示では具合が悪い・・・。
          
● 現在・・・この矛盾を解決すべく、ブレーキ本体に接着する木部材の改造を行っています。(83番)の天板のバルサ棒は普通に貼り込めますが、この棒材は主翼上面の出面に合わせて削らなければ成りません。こういった指示もイラスト解説に加えた方が良いと思うんですがねえ・・・。まさか・・・世界中のモデラーが悩んでたなんて・・・。

● 多分・・・この製作記事・・・フレイアの開発部も観てるだろうと思います。組み込む前に気づいた世界中のモデラーさんは、自分なりの考察で当工房と同じ様な改造を行っています。羽目殺し構造だろうが、脱着構造だろうが・・・。もし国内で同じ様な矛盾に気づいたモデラー諸氏は、自分のページで思いっ切りぶ~垂れながら、自分なりの改造を行って下さいね(笑)・・・。
 
● 少しずつ・・・少しずつですが、プランク出来る所から仕上げています。基本的にはキット付属の材料の範囲での改造なんですが、モデラー自身で持っているダイカットキットやレーザーキットの抜き残骸も充分利用できますよ。厚みが1,5mmから2,0mmのシートの抜き残骸からも、幅5mm程度の棒材は充分利用できますので、残しておけば便利でしょうねえ・・・。
 
● 主翼の上面から貼り込んだブレーキの天板がはみ出ていますが、此れは翼型に応じて削り落とさなければなりません。工作手順から行けば・・・羽目殺しした方が楽なキットなんですがねえ・・・。キットの解説通りに作るならば、サーボを先積みしてリンケージを済ませ、動きの調整も全て終えないと羽目殺しに成りません(笑)・・・。羽目殺しのユニットを組み込んだまま、下塗り・・・中塗り・・・上塗りの塗装をするんかあ?・・・って、古株組から言わせると少々面倒臭くても、脱着構造にした方が塗装工程は楽ですよ。
 
● プランク作業が続いてます・・・。部品を一つ組み込んだらその都度プランク・・・。此れを繰り返さないと何時まで経っても記事が進んだように見えません(笑)・・・。プランクをしつつ、隙間があればパテを詰めたりタイトボンドを塗り込んだり・・・。ホント!自作機でもキットでも・・・もう直ぐシーズン開幕だっていうのに、今年も試作機のテスト飛行の繰り返し・・・。なるべく組み残しの機体を作らない様にしてるので、こういった細かい部品の加工込みの段階に差し掛かると・・・記事が進んでない様に見えるんですなあ。でも確実に進んでるんですがねえ・・・。手を抜くと後で大変に成るので・・・暫くは亀の呪い(歩みののろいカメ・・・)が続きます。
 
● プランクシートが寸足らず?・・・に見えますが、この工作法が設計者であるリチャードさんの特徴的な構造です。プランクシートを数ミリずらす事で、リブキャップの先端の貼り代を確実に作って接着面を増やす目的があります。その為の幅10mm近いスパー材を多用するんですなあ・・・。

● 右画像は本機のブレーキユニットの天板付近の部材の仕上がり状況を示しています。画像向かって右側が翼根側・・・左側は翼端側です。こういったタイプのスポイラー機構では、スライドしながら回転運動を行いますので両端の形状が違います。どんな市販品の同型ブレーキでも動きは同じなので・・・。
 
● このブレーキは床板のアームの支点を基準に右側に回転します。よってブレーキ天板左端は垂直に切り落としても良いんですが、ブレーキ天板右端を垂直に落とすと主翼天板に食い込んで出せません。出す為には45度以上の角度を付けて斜めにカットする必要があります。こういった不具合を解消する為には、天板の幅と長さを大きくして不具合を回避しているユニットも有るんですが、主翼のプランク面に段付等の複雑構造を要求されますので・・・自作には不向きです。
 
● ブレーキユニットを主翼に仮固定したら、ブレーキ天板周りにプランクシートを固定して、削り取る出面分を罫書ます。あくまでもアバウトで良いですよ。罫書きが済んだらユニットを外して、余分な出面部分をバルサカンナで削り落とします。スポイラー機能は主翼上面に抵抗板を出して、気流を乱し揚力を減らす目的ですので、僅かに出っ張っても影響します。よって僅かに凹む調整がベストだと思います。綿密にいいいいい!ピッタリに!・・・でも良いんですけどね~・・・。リンケージが物凄くシビアに成りますし、リンケージ自体の遊び分までシビアに成りますので、初心者には無理かなァ・・・。
 
● 卓上の推論・・・とは言いますけどね・・・。綿密にいいいい!の調整を難しくしているのが、このキット付属のベークライト製ユニット自体が持ってるガタ(遊び)です。別に駆動軸・・・回転軸にミニチュアベアリングでも内蔵してれば良いんでしょうけどねえ・・・。そんなハイカラ部品なんか付属しとりませんでした。木部で挟んで削り落としたブレーキ天板と、ユニットのベークライトの側板・・・解説図では幅(厚み)が同じなんですが、実際には天板の方が1mmほど狭い・・・。

● 此れがどういう不具合を生むのか・・・。ブレーキを出したは良いが、収納する時引っ掛かって入らなくなる危険性が少なからず発生する可能性も有るんです。サーボのトルクが馬鹿力だと主翼のプランクシートを破る危険性も有り・・・左右のブレーキ板が不揃いの高さに成れば、機体のロール軸とヨー軸に多大なる影響を与え操縦が難しくなる事も有るでしょう・・・。
 
● 画像の(208番)のカバベニヤ(厚さ0,5mm)は、胴体の側板補強に短冊加工してクロスで貼り込む部材なんですが、この補強部材を今回はブレーキユニットの厚み調整用として使用します。天板が約1mm・・・前後振り分けで0,5mmずつ・・・、天板の側面に貼り込むと、ユニットのベークライト側板の幅と同じ厚みと成ります。実際にはこの上にもう一枚貼り込みますが、その説明はもう少し先に成ります。
 
● 本来厚さ3mmバルサ(63番)を貼り込む面には、0,5mmのカバベニヤを貼り込みました。此れで天板の厚みは約15mm弱・・・一部ベークライトの側板に被さったいますが、この面がスライド板の役目を持っています。出し入れする時の上下のレールだと思って下さい。
 
● 主翼上面に貼り込むブレーキ周りを囲むプランクシートを作っています。実際にブレーキユニットを組み込むと、約1mm弱凹んでます。此れでは凹み過ぎ・・・天板に0,5mmのカバベニヤを貼り込んで僅かな凹み(0,2~3mm)に成る様に調節しましょう。ま!シルクを貼って塗装してると・・・この調整もあいまいに成るんですなあ(笑)・・・。最終的には塗料の厚みで調整?・・・って事に成るでしょうね。

● 年を跨いでもまだ完成しない本機・・・。まあ・・・島鉄さんが気長に待ってくれてるから可能な作業とも言えるんですが・・・。確実に完成に向かってはいるんですがねえ・・・。拷問みたいなキット内容だからねえ・・・。未だに量販店では広告に掲載されてるけど、何れは超特価で投げ売り・・・とかする羽目に成るんだろうけど・・・。量販店も老舗の個人営業の模型屋みたいな細やかな知識を持ってたら・・・安易に売れ筋ですよおおおお!とかよく飛びますよおおお!とか作り易いですよおおおお!・・・なんて嘘っぱちな謳い文句書き並べなくて済んだのに・・・。購入する何も知らない初心者の身にも成れ!って言いたいですなあ・・・。売れば売っただけ儲かるんだが・・・組めないキットを無責任にも作れないモデラーに販売するから、メーカーさんがバッシングを受ける羽目になるんですなあ・・・。老舗の模型屋のオヤジなら、組めないだろう初心モデラーには絶対販売しないキットですわね!・・・。
 
● 主翼天板のプランクシート周りに内貼りと成る補強を施しました。この材料は手持ちの屑バルサの転用です。本機の解説ではプランクシートに付属のバルサ棒を貼り込め!とありますが・・・この工作方法は、言わば・・・玄人向き・・・。レーザーキットしか知らないモデラーには難しい加工です。よって抜いたシートの縁に沿って積層した方が楽ですよ。
 
● やっと・・・カタチに成って来ましたね。裏打の補強板に所々半丸の凹みがありますが、此れはブレーキユニットの側板・・・ベークライト板を貫通しているビスの頭とナットを避ける加工です。本機のブレーキユニットはアームが完全に垂直に成るまで立つ仕様ではありません。完全に立たせると、コントロールバーはプランクを破り主翼上面まで露出するからです。動きの角度としては60度位でしょうか・・・。此れでも充分抵抗板として機能しますよ。作りが面倒臭ええええ!とか少しでも軽量化したいなあ・・・って思ってるモデラーさんは、当工房のオベロンⅡ型・・・フロッシュのスポイラー構造を参考にされて改造した方が良いかもしれませんね。構造も工作も格段に楽ですし、スピードブレーキとしての効果はこのスライドタイプと遜色はありませんし・・・。尚・・・改造した場合のコントロールリンケージは、フレキシブルワイヤーを使えば駆動サーボの位置を変えずに其のまま使えますよ。
          
● 更にカタチに成って来ました・・・。さて・・・一か所開いた主翼の上面・・・。わざわざプランクシートを分けた訳じゃないんですなあ。此処にクランクを入れないとサーボとブレーキユニットが駆動出来ないんですなあ・・・。こういう煩わしさを解消する目的で、工房オリジナル構造のユニットを作ったんですが、結局搭載したのはキットオリジナルのユニットです。サーボを横積みすればクランクなんか要らないんですが、調整が済むまで外して着けて~が延々続くのでクランクを入れようと思いました。クランクを入れればサーボは正立積みが可能に成るからなんですなあ・・・。
          
● こういう形状の二つ並んだクランクを保持するブラケットを作ります。左右の主翼にワンセットずつ必要なので、同じ物を4個作らなければ成りません・・・。さてさて・・・閲覧中の博士の皆さんの共通のお悩み・・・。手切りで作るブラケットなんですが、形状も孔位置も全てピッタリのサイズは作れないんだそうですが・・・???。コンピ~たあ世代には理解出来ないんだろうけど・・・アナログ世代の私に出来るのに、何故ハイテク機器を使える彼らには出来ないんだろうか・・・。要は行動あるのみ!。単純に作るのが面倒臭いんでしょうなあ(笑)・・・。曇り捲った目ん玉二個分に目薬注してよ~く見なはれ!。
 
● 使用するのはPVC樹脂の角棒(断面=14×22mm)です。四つの角度は全て直角・・・。この材料をバイスに噛ませてボール盤で孔を開ける・・・。このボール盤って言うのは・・・付属の定盤に材料を載せて孔を開けると必ず垂直に孔が開きます。付属のバイスの床板に材料を載せて締め付けると、此れも同じ様に垂直に孔が開きます。要するに・・・幅22mm方向の樹脂の面と平行に孔が開いたって事です。
 
● さて!切り出したブラケットの部品・・・。この縦方向と横方向に開けた孔なんですが、各面に対して垂直・・・そして平行に開けられた孔を基準に切り出しましたので、当然なんですが垂直と平行を維持しています。ワンセット2個必要なので、2個足らんじゃないかああああ!って突っ込むのは勇み足ですなあ・・・。こんなデカいブラケット・・・ブレーキユニットの空間に入らないでしょうが・・・。此処から更に加工するんですが、此処から先の加工が一番大事なんですなあ・・・。
 
● 幅8mmのブラケットを二つ切り出すと・・・真ん中に余分なブラケットが出て来ます。此れは今回使いません。矢印の方向を見て下さいね。分割加工には手切りの鋸を使ったんですが、このブラケットの内面(ウチヅラ)は直角に切れてるかどうか自信が有りません・・・。しかし外面(ソトヅラ)同士なら・・・加工する前から直角なんですなあ・・・。どうじゃろか?博士!・・・。アナログ世代の加工方法・・・。理に適っとるでしょう?(笑)・・・。難しく考えちゃうから面倒臭く成るんだが・・・元々の材料の形状を把握してれば案外簡単で、比較的正確な部品が出来るんですなあ・・・。「そんなん!10年前から知っとるワイ!。」って吠えてみろ!ネット物知り博士!・・・。二個ワンセットなんだけど、一個ずつ切り出すからズレるんだぜい?アナログ工具の威力を思い知ったか~・・・。
 
● 綿密にいいいい!めんみつにいいいい!・・・って、あ~でもない・・・こうでもない・・・なんてお仲間掲示板で「〇〇メーカーの部品によく似たのが有ります!。」ってか?。まあ・・・紹介するのは勝手だが、自分で購入して使った事が無い物を・・・幾ら掲示板に書き並べたって、形は其れっぽいけど全然使えなかったりするんですなあ・・・。まずは自分で購入して根掘り葉掘り使い捲ってから、お仲間さんに勧めた方が良いんじゃねえかあ~?。豊富な知識の空噴かしみたいな掲示板なんか面白くもないし参考にも成らねえ・・・。

● 田舎のホームセンターでも購入出来るPVC樹脂の各種角棒・・・。カッターナイフで削れてドリルで簡単に孔開けられて、タップまで切れる良い素材だと思いますなあ。ネットならモノタローで購入出来るし種類も豊富だし・・・。博士の工作室の工具だけでも簡単に加工できるスグレモノだったりします。
          
● サーボからダイレクトにロッドを繋ぐと・・・サーボがロータリーなのでロッドが左右に大きくブレます。だからサーボの横倒し搭載でロッドの上下運動のみの動きに限定してるんですなあ・・・本機の解説では。ところがですなあ・・・サーボを正立状態で搭載し、中間にクランクを入れるとリンケージロッドが短くなるのでロッドの左右ブレが少なく成ります。クランクの上の孔がブレーキユニットの作動ホーンと直線で連結され・・・クランクの下の孔がサーボに連結されます。よってサーボのストロークは短く成りロッドの左右ブレが少なく成るし・・・。クランクの支点から離れれば離れる程ストロークは長く成る・・・。クランクの動く角度は同じなんですけどねえ・・・。結局の所、サーボ本体の回転角度が少なくなる分、サーボの作動角に余裕が出て来るんで調整がし易くなる・・・。此れが中間クランクを入れた理由なんですなあ・・・。
 
● クランクの組み込みも完了です。さてさて・・・このクランクは羽目殺しに出来ません。取り外しに困るからです。既にお気付きのモデラーさんも居られると思いますが、このクランク部分の工作・・・ブレーキユニットと一体化出来たんじゃねえか?・・・。ご推察の通りですよ。一体化した方が調整はやり易いかも・・・。ただし・・・メンテナンス性を重視するなら、この抜き孔はサービスハッチとして機能出来る様に、ビス止めのパネル式とした方が良いかもしれませんね。今回はハッチの工作手順は省きますが、必要ならば・・・当工房オリジナル機種(NV-02=Colombia)をご覧ください。ハッチの製作方法を記載しています。
 
● 今回のハッチなんですが、(NV-02=Colombia)と構造は良く似てますが、裏打に0,5mmのカバベニヤを貼り込んであります。強度的には然程気にするハッチでも無いんですが、まあ・・・こういうハッチの作り方も有るんだという一案とでも思って下さいね。裏打が無い場合・・・バルサの角二方向の木口のみでベニヤの小片を支える事に成るので、こういった工作の方が強度的に不安だからです。ハッチが更に大きく成ると尚更です・・・。
 
● ベニヤとバルサで構成されたハッチですが、ビス止めする四つの角をベニヤの小片にする事で、一応ハッチはベニヤ製と同じ強度を持つ事に成ります。ナベビスで留めても・・・更に皿取りをして皿ビスを沈めてもバルサのみでハッチを作るよりも強度が有るって事ですね。超軽量グライダーならばご法度レベルのハッチですが、自重が最大6000グラムの大型機ですので許容範囲の加工部品って事ですなあ・・・。
 
● ブレーキユニット作動サーボ搭載スペースのハッチの工作です。本来の構造ならば、キット付属の(86番)プライ(ベニヤ)を使ってサーボベッドを作り、主翼にビス止めせよ!とあります。しかし本機では主翼側にサーボを固定したので、ベニヤのハッチは必要ありません。しかしながら・・・バルサで作った場合、前回のクランクユニットのハッチ同様にビス止め部分の補強は必要に成るでしょう。
 
● バルサで作ったハッチなんですが・・・両端の木口に棒材を貼り込んであります。過去・・・ネット物知り博士の方々に(工作の金銭的価値を不当に釣り上げる、意味の無い余計な構造・・・)と散々悪口書かれた構造なんですが(笑)・・・。それでも試したモデラーさんからは、高評価を得た構造でも有る・・・。本機の主翼は半対称類似翼です。主翼の下面も膨らんでいます。よってハッチを湾曲させる必要が有るんですなあ・・・そうしなければハッチが翼型に沿いません。そっちの方が、またまた博士に叩かれる(笑)・・・。

● この木口補強材を着けずにハッチを湾曲させると、使うバルサの素材にも寄りますが・・・木目に沿って割れ易く成ります。割れたら割れたで・・・(こんなボロい好い加減な材質のバルサなんか使いやがてええええ!・・・)って文句言われるし・・・。まあ・・・ね。文句言えば安くするだろう手口・・・通用しませんよ~(笑)・・・。木口を補強するとどんなにフカフカ(ソフト系の柔らか過ぎる屑バルサのシート)でも、割れ難くなる!・・・っていうミラクルが起きるんですなあ・・・。まあ・・・加藤無線(MK)のキットでは、こういうプランクシートの材質にまで、キチンと加工指示が成されていましたし・・・、加工する側には大変な精神的ストレスなんですが、世界のMKって言われる程、世界中に愛好モデラーが居たのも事実・・・。

● キット解説の中に描き入れた破線の丸囲みの部品・・・。リブの側面に貼り込んだ小さな木部品・・・。翼型に沿った位置に貼り込んでますなあ・・・。此れを省略するとハッチ材は翼型に沿わなく成るんですなあ・・・。要するにアール面に対して平面のハッチを貼る訳ですから、ハッチを固定するパネルにはビスで固定すればテンションが掛かる訳ですよ。その際・・・バルサ製のハッチは湾曲させるわけですが、湾曲度合いが大きければ経年変化で割れる可能性も在るんですなあ・・・。だったら翼型に沿ったリブをハッチに着ければ良いじゃん!・・・ってのがネット物知り博士の言分・・・。まあ!工作技術の頂点を脳内空想工作(卓上の空論)で極めたい博士は、存分にやって下さいナ!(笑)・・・。まあ・・・一刻も早く飛行機を作って飛ばしたいネット物知り博士に、そんな面倒臭い工作なんか出来る訳無いと思うんですが、減らず口叩くのがネット普及後のネット物知り博士の常套手段ですので、其方が良いと思ったモデラー諸氏は、翼型構造を有するハッチの製作に着手して下さいね。

● 細かい工作箇所の神業仕上げの代名詞は、スケールモデラーに多いんですが・・・。ネット物知り博士の殆どが面倒臭がり屋さん(笑)・・・。口ではあ~せい!こうせい!って言うんですがねえ・・・。希望的観測を含めた脳内工作でモノ言っちゃうからなあ。彼らの脳みその中では、ろくに練習もしてないのに世界的なワールドチャンピオンに簡単に成れてたり・・・物理的に無理だろう発想を、いとも簡単に(出来る!。俺は作ってるのを見た!)・・・って断言したりしてます。出来る!って断言してるけど・・・それってあくまでも他人がやってたから出来るんだ!って思ってるだけで、自分自身で検証したから出来る!って断言した訳じゃないみたいですなあ・・・。ネット物知り博士の広大なる知識の泉の殆どは・・・他人の知識の使い回し・・・。実はですなあ・・・ネットが普及する以前の模型世界黎明期の時代から、そういう博士みたいな人って、今思えばいた様な気がするんだなあ・・・。所詮・・・趣味の世界は自分自身が一番!個々のモデラー其々自分が中心なんですよ。だったら一番と認められるまで努力すれば良いだけなんだけどなあ・・・。努力するって行動は、棘の道だったりするんだけど(笑)・・・、それを面倒臭がってんのがネット物知り博士・・・。まあ・・・理解させようとする方が無駄って事ですかな。未来永劫・・・この種の輩ってのは時代と平行して増殖するでしょう。彼らの子孫は、必ずアーモンド型目ん玉の宇宙人に酷使した人類に変化するんでしょうなあ(爆笑)・・・(爆・爆・爆・・・。)👽?・・・こんなんですよ。
 
● たった此れだけの小さい部品なんですけどねえ~・・・。ダイカットの抜き残骸から切り出したベニヤなのに・・・。適格に取り付けると、あら不思議!・・・翼型に沿えるハッチパネルの出来上がりです。まあ・・・私の作風からして、バルサシートをテンション掛けて湾曲させてビス止めしたのは初めての事ですなあ・・・。塩ビのシートなら有るかもなあ・・・。此れがですなあ・・・シルクを貼って塗装すると、立派に強度維持のハッチに変身するから面白い・・・。
                    (Part-37に続く)