● Ange-du-bent (風の天使) SSGの正式名称(Part-4)

● (Ange du vent)アンジュ デュ ヴァンとはフランス語で風の天使です。本機の例題機ブルーエンジェルは、外見の一部と仕様を新しく設計し直した全く別のエンジェルとなります。F3A機の面影を持ったスロープスタント専用機です。動力源であるエンジンも強力なモーターも搭載不可能な、ガチンコスロープグライダーとなりました。

 ● GACHISURO-FIGHT(スロープやるならマジで来い!)

● もう既に他界された有名な大御所の敬愛なる名言です。一時期・・・近い過去ですが、グライダーブームに乗って暴走モデラーが熊本の有名ホームページに、「俵山のスロープサイトでバーベキューをやりながら、ナイトフライやりませんか?。」なる書き込みをしました。国定公園の中で無許可で夜にバーベキューだあ?。「良いですねえ~。いつやりましょうか!。」なる恐ろしい会話をしていたブラックマウンテンキリシマさんとお仲間さん。貴方達の書き込みで、熊本県の上層部が緊張状態に突入した事実・・・知らないんだろうなあ・・・。

● ほんの数か月前に阿蘇の山中で大規模な山火事が発生して、南阿蘇地区の住人が何時でも避難出来る体制下にあった事実を知っていますか。火事を出した人物はオートキャンプの旅人です。キャンプ場でも無い所で火力を使うと最悪こういう事態になります。「こいつ誰や~?。」って私にも知り合いの警察官から連絡が来たくらいですから・・・。

● 酔っぱらってふざけた気分で夜中までラジコン飛ばして大騒ぎ・・・。自分達だけだから迷惑は掛からない!って思っていたら、県を巻き込む大騒ぎになっていましたよ。現に当時は俵山周辺の夜の警らが増えていた事実も・・・知らないんだろうなあ・・・。わざわざ北九州から出しゃばって来て、恐ろしい行為なんかするなよな!。当時のブラックさんの書き込み・・・警察は全部知ってますよ。多分、人物自体・・・興味を持たれたんでしょうねえ・・・。ある意味有名人なんだから、行動には注意しましょう。そうしないとフライデーに激撮されますよ?。

● 本日・・・2017・07・18・・・多くの自作モデラーさんからのブラックマウンテンキリシマに対する質問を受けましたので、その都度・・・その人となり・・・手口と危険性についてお答えして来ました・・・。上記の記載事項なんですが、俵山のグライダークラブが正式に認可されて間もない時期に起きた事件です。当の俵山クラブの殆どのメンバー氏は知らないと思います。何故なら・・・熊本の有名ホームページ(T氏)の掲示板だったからです。彼らのホームグランドは甲佐でしたので、多分・・・畑違いのグライダーフリーク達は気づいていませんでした。

● 知らない場所では・・・こんな恐ろしい会話と計画が持ち上がっていたとは・・・。現状を知らない他府県のモデラー諸氏には、熊本の国立公園内の事なんか関係ないでしょうけどね。しかし・・・この恐ろしい書き込みを見た南阿蘇の大御所が、せっかく苦労して開拓してきた俵山のサイトをこんなくだらない事件で再び閉鎖されるのは忍びない・・・。との事で、氏のご自宅での定期的な集まりとバーべキューの会場を提供してくれました。某月某日の食事会を初めとする企画会議とは、無闇やたらと無許可でやってるバーベキュー対策の一つだったのです。

● ですから・・・掲示板でどんなに懇願されてもブラック一味だけは呼びませんでした。しかし・・・既に・・・紛れていたんですよ。一味の一人が・・・。結局・・・個人情報を牛耳っていた私のお仲間さんを脅して、無理矢理乗り込んで来ました。目的は飛行機のタダ貰いです。会場を提供してくれた大御所さんにもクレクレを連発したので、嫌われた様です・・・。私はこの事態に対して大御所さんと相談し、企画会議を単なる食事会に変更し・・・私自身も参加しませんでした。当日・・・ブラックさんの裏の恐ろしい顔を知っていたのは、(T氏)と大御所の二人のみ・・・。彼の陰にはヤクザさんがチラチラ・・・。事件の始まる数か月前の事でした。でも・・・それ以前から・・・例の書き込みの一件で、既に覆面さん達がお隣のペンションに潜んで居たとは・・・私も知りませんでした。ブラックさんて結構有名人なんですよ。ね!黒霧島の夢日記さん?。


● 主翼のテンプレートからスチレン板に座標をトレースしています。かなり大きい主翼ですが、抜き面積が70%くらいになりますので見た目よりも軽くなります。むしろ・・・殆ど抜く?といった仕上がりになります。胴体に勘合してある垂直尾翼は主翼の小さい版です。ただし・・・垂直尾翼ほど簡単な構造でもありません。

● 片翼900mm近い主翼なので、エルロンとフラップに成るスチレン部材も長くなります。主翼のヒンジ可動部分から切り離した動翼になるスチレン部材を更に細く加工する時、そのまま定規を当てても材料が逃げ易く完全な直線で切れない場合があります。こういう状況の打開策の説明です。専用の直角出しホルダーでスチレン材の後縁側小口を直角加工します。エルロン側の一面も既に角出し加工が済んだ状態です。

● 上記の状態から角出し加工した面同士を合わせてセロテープで結合します。どちらも角出ししているので定規で確実に直線で切り出せていれば、ピタリと合う筈です。この状態は切り離す前と同じですので、残った面の切り落としもスムーズになるでしょう。短い部材でも同じ加工をすれば、細い材料でも確実に寸法出しできます。

● エルロンとフラップは切り離し、其々の前縁と後縁に2mmバルサをスポット接着します。完全な直線の出たスチレン材にバルサの棒材を貼り込む限り・・・誰でも完全なる直線のリブ組動翼が作れます。こんな症も無い組み立て方法なんか必要無いですよ!時間の無駄無駄!ってメールくれたモデラーさんへ、別のモデラーさんからは画期的だから使わせてくれってメールも来てましたよ。ページのサブタイトル・・・何て書いてありますか?。自作のススメです。有効だと思えば使えば良い。そうやってモデラーは次の時代を模索していきます。貴方が創造した模型世界が貴方の神的行為なら、否定されても仕方がないですがね。

● 水平尾翼のリブ型テンプレートです。何となく・・・1番リブと8番リブが寸足らずに見えるでしょう?。この両端のリブは斜め配置リブなので平行に並べるとピッチが合いませんが、実際に使用する配置に並べるとピッチが合います。数学の幾何学を応用すれば、飛行機の設計の基本位は誰でも出来るんですよ。飛行機のピッチ軸のつり合いは小学校2年生で「物の吊りあい」として教わります。

● 翼型の作図の基本は中学3年生の数学で習う放物線の作図の仕方です。方程式書いて習いませんでしたか?。X軸とY軸の数値を求めて、グラフ用紙の交点を探し、数値を幾つも計算して・・・点を線で結ぶと上向き下向きの放物線。これを90度横に倒せば完全対称翼の前縁付近に似てるなあ・・・が始まりで、それ以来ラジコン技術誌掲載の翼型の座標が読める様になりました。100個近くの数値を計算しなくても、10か所・・・20か所の数値が読めれば翼型らしい形状にはなりますので、その交点を雲形定規で結んでいけば、それなりの翼型は作図出来ます。無理してCAD等使わなくても可能です。

● 実は・・・翼型作図の際数値の代入を間違えて・・・寸法が3mm長くなってしまいました。作図中も切り出し中も何か心に引っ掛かるものを残したまま作業を進めてしまいました。やっぱり徹夜はするものではありませんね。もう一度最初から作図のやり直しです。さて・・・リブ型を切り出す際の方法の一つなんですが、画像の様にスパー溝を先に切り取ってから周囲抜きをした方が神経を大きく擦り減らさず作業出来ます。リブの周囲抜きを先にやると・・・ラインがいびつに曲がった時・・・泣きますよ。気持ちの問題ですけどね。

● う~む・・・、オリジナルブルエンの翼型に比べて・・・、SSG型の翼の薄い事・・・。オリジナル機は16%の完全対称翼、SSG型はディバイン10%の半対称翼・・・無動力グライダーには充分ですね。これより薄いと主翼の硬性よりも、飛行中の機体スピードが速過ぎて、またまた飛ばせるモデラーを限定してしまうかも・・・。

● グランドや公園でチョコマカ飛ばしてたパークフライヤーのスロープ入門機ではないかもしれませんなあ~・・・。ただ・・・欲しがるモデラーさんの殆どは・・・上記の方が多いかなあ~・・・。初心者さん程、ベテラン仕様の恰好良い飛行機を欲しがります。昨日までプチトレーナーでラダーとエレベータで飛ばしてたモデラーさんが、初入山したスロープサイトに持ち込んだ機体はフルスパンのシャーレー・レーシングでした。滞空モードにスピードモードにアクロバットモード・・・色々とミキシングを仕込んで、いざフライト開始。両翼20メートルぐらいのエリアでチョコマカ飛ばしてたら・・・、操縦ミス。谷底に真っ逆さまあ~・・・。その時の彼の言い種が
「誰か、電波入れましたあ?。」いえいえ・・・それは貴方の操縦ミスです。と、口に出して言えた人は一人も居ませんでした。

● 谷底深くに不時着した機体・・・。回収に向かった隙に皆さん撤収準備、機体を拾い上げたのを確認してから急いで撤収!。駐車場に戻って更にスピード上げて機体を積み込み・・・。阿蘇駅の温泉にざぶ~ん・・・。こういうモデラーさん・・・、自己責任って言葉を知りません。自分は完璧!不具合は他人の不始末!。「電波・・・入れましたあ?。」は禁句だ!。当日彼の周波数は、電波モニターに反応しませんでした。大観峰に出入りしているクラブ員とその他大勢の常連さんは、皆正規の周波数です。これは、クラブの方針!事務局長の采配の賜物です。「電波・・・入れましたあ?。」誰もガッチャン周波数は居りません。よって、墜落原因は、貴方の操縦ミスです。

● 裏面だけなら何だこりゃ?・・・ですな。表だったら接近しているリブ型です。何を言わんとしているか!、これだけ接近した作図面ならば、切り抜く部分が接近してるので、そのまま細かく地道に抜いた方が楽だと思います。かなり接近した箇所もありますが、切り抜けない場所はありませんので慎重に・・・。

● 16枚抜くのに・・・またもや・・・貫徹です・・・。しかし、今回は昼間っから夜7時半まで爆睡でした。何故なら・・・8時から真田丸だしィ~・・・。それから飯食って風呂入ってニュース見て、午前零時から作業開始でした。集中する事8時間。リブ型の切り出し完了しました。16枚を積み上げたらたったこれだけです。最大翼弦350mm、最大翼厚35mm・・・高さは重ねて15mm程度。

● 北九州のブラックマウンテンキリシマさんは、こういう部材から生まれる完全完成機を執拗に欲しがります。数年に渡って嫌がらせをしつこくやる人です。しかし・・・ブラックさんは警察からIQ160という素晴らしい称号を与えられているにも関わらず・・・、ラジコンの本質を理解していません。多くの自作モデラーさんなら知っている事なんですけどね・・・。

● 自作飛行機の完全完成機は丁半博打の一機にほかなりません。空中に浮いて初めて機体の優劣が決まります。ところが・・・画像の形紙である翼型は、既に結果の出ている優秀さを保証されています。この翼型を使えば必ず良く飛ぶ飛行機が作れるんですが・・・、ブラックさんのブログの画像を見る限り・・・ディバイン翼の機体は貴方には飛ばせない・・・が結論です。スピードは軽く150キロは出ます。貴方の操縦技術では無理やろなあ・・・。丁半博打の完成機よりも、この翼型の方が何百倍も価値があるのを彼は知りません。大手メーカーの開発部は、こういう資料を沢山持っています。マニアなら誰しもこの資料を欲しがるのが普通です。多分、業界から飛行機関係の資料が流出し、オークションに出た場合・・・、飛行機本体の数百倍の値が付くでしょうね。何故なら必ず良く飛ぶ飛行機の資料ですからね。量産すれば大儲け確定。

● 両端の小さくて四角の孔・・・このリブ型で一番重要な抜き孔です。ここの寸法と位置を間違えたら、翼型はディバインではなくなります。それに気が付いたモデラーは、スチレン世代の未来を想像出来る能力を持っています。有効だと判断したらどんどん活用しましょう。一つの例として、ポキールームのタイガーシャークを2倍のサイズにした場合、この作図が威力を発揮します。最小4セル引込脚搭載の機体でも充分浮かせる全備重量で機体は作れますよ。虫食いだらけの発砲スチロールコアがヒントです。

● 主翼と水平尾翼のスチレン製リブの材料取りです。虫食いだらけの発砲スチロールコア・・・の構造です。ムクの翼型スチロールコアを切り出すには、それなりの装置と技術が必要です。素人さんが何時でもポン!と気軽に作れるシロモノではありません。しかし、この虫食いコアならば・・・バルサキットの延長線上にありますので、バルサとベニヤの加工が可能なモデラーならば誰でも工作できます。だったら商売にならないだろう!って?。世の中には昔っから面倒臭がり屋さんのモデラーはいます。この人達がお客さんです。貴方作る人~♬・・・私飛ばす人~♬・・・ってか。

● この工法のメリットは左右対称が必要な翼を必ず同じ大きさ・同じ形状で組立てる事が確実に行えます。何故なら、最初に外周寸法と形状を同じ形に仕上げてから内部構造を組立てるからです。通常のバルサキットを正確に組むには、精密な治具が必要になりますが、この工法は原寸上面図の上に部品を組み込む方法ですので、ズレ様がありません。

● スチレン上面図の軽減孔を抜く際の角アールを加工するサンドホルダーです。左から15mmナイロンパイプ、10mmバルサの丸棒、6mmの編み棒、4mmの編み棒です。大方・・・抜き孔のアールはこの4種類で事足ります。貼り込むサンドペーパーは、
6mm編み棒が60番で残りは120番です。60番で粗削り、120番で仕上げといった所でしょうか。

● いよいよ水平尾翼の結合・二分割カンザシの加工です。センターにあるのは正確に芯出し出来る様にする為の治具です。実際に胴体に組み込まれるセンター台座は、もっと幅が狭くコンパクトな作りです。今回は色んな主翼の翼型に対応できる様に、水平尾翼の取り付け角を変更出来る機構を組み込みますので、この芯出し作業は慎重に行います。

● 埋め込むカンザシ(カーボンパイプ(外寸6mm・内寸4,2mm)を軸として水平尾翼に固定される水道管素材のビニールパイプ(外寸8,3mm・内寸6,3mm)の固定画像です。カンザシと受けパイプの寸法誤差が約0,3mmありますが、本機のこの機構はフライングスタビライザーではありませんので、ガタ無くスムーズに回転させる必要がありません。

● むしろ若干渋い位の硬さの方が良いので、ガタを軽減させる目的で、カンザシとなるカーボンパイプ側にセロテープを積層して調整します。普段から頻繁に抜き差しする必要がありませんので、むしろキッチリ嵌るといった勘合具合が最良だと思います。別の用途として、フライングスタビとして使用する場合もセロテープ積層でガタを最小限に抑え、グリスを塗り込んで可動させています。使用機体は3セルF-16・4セルF-20タイガーシャークですね。

● フライングスタビとして使用する場合は、このカーボンパイプ(6mm)内部にもう一本カーボンシャフト4mmを通して、水平尾翼内部に固定させます。都合3本で作動させますが、重さ的には然程テールヘビーにもなりませんので、安心して良いと思います。6mmのパイプをカンザシに、その外側を8mmのガイドパイプが・・・、4mmのシャフトはスタビのコントロールシャフトとなります。コントロールホーンは、胴体側の内蔵とし、左右単独リンケージなのでエレボンとしての機能もできます。ピン!と何か閃いた人は試してみましょう。ホーン自体を両引きにすれば、フライングスタビのバックラッシュが無くなります。上下に5mm程度作動すれば良いので、ベアリングを内蔵してえええ・・・、なんて深く考えないで試作して下さい。多分ガタは最小限です。ベアリングの代わりはグリースで大丈夫です。

● 画像の小さい角パイプは胴体の中に埋め込むカンザシの台座になります。治具として使用したパイプはあくまでも受けパイプを確実に指定角度で固定させる為の物だったのですが、実際にはこの幅の約半分で固定支持しなければなりません。胴体側の加工が半円削りだと、角度と傾きに誤差が出ますので、正確な外寸11mmの断面正方形角パイプを作りました。

● 作図したスチレンリブを片面のみ貼り込んでみました。この状態で組み上げれば揚力尾翼フラットボトム型となります。過去に試作機としてこのフラットボトム翼のスチレン内蔵主翼を試してみましたが、外部を全てバルサで覆うと普通のバルサの主翼となります。リンディの初期型試作として採用しましたが、工程が増えるので後期見直しとしてお蔵入りしています。

● 上記で説明したトリプルカンザシの画像です。内部シャフトが4mm外部パイプの内径が6,3mm、フライングスタビレーターの基本構造です。これを水平尾翼の前後吊り合う場所に取り付けると、サーボ側はニュートラル状態では一切荷重が掛かりませんので、ニュートラル性は向上します。

● F-16に使用した場合、通常リンケージならば、6mmパイプはリフティングボデイの幅分の距離しかありませんので、内部シャフトに0、数ミリの誤差があれば、そのガタの範囲はニュートラルを確実に出せる構造とは言えなくなるのですが、この構造はリフティングボデイに埋め込まれる距離の3倍位ありますので、単純にガタは1/3になりアウターパイプの内部可動で約1/6に軽減されます。更に・・・動きは若干渋めでも、4セルサイズの機体ならばスタビの前縁がニュートラル位置から上下10mm程度動けば通常の飛行には支障ありません。

● 水平尾翼のリブの取り付けが完了しました。完全対称の翼型で作図したリブを加工してスチレン板の上下に貼り付けると完全な完全対称翼になります。上記の翼型形紙で説明した、リブ型両端の小さい四角の孔・・・とは、スチレン板の板厚を表記しています。スチレンリブの加工の際、この四角寸法の厚み分を差し引いて組立てれば画像の様なリブ型の水平尾翼の完成です。尚、この5mmのスチレンリブの比重は同サイズの1mmバルサと同じです。プランクの際の接着面積は1mmバルサの5倍ですので、接着面の強度も単純に5倍あります。(Part-5に続く