✈ NV-01 (Enterprise) シャトル型グライダー Part-1 (2) (3) (4)
  
● 本機は主翼と垂直尾翼をワンメイクで作り・・・ノーズコクピットと胴体ラインの後付けで、どんなデルタ型ジェットスケールにも化けられるセミスケール設定機をコンセプトに開発しました。画像の二機はノーズコクピット付近が違うだけで、内容はほぼ同じです。よって重心位置も既に決定していますので、重心は移動しません。胴体を如何に自分でデザインするかいう自作モデラーの腕が充分発揮出来る、スロープ専用機です。

● 市販のキャノピーに合わせて胴体を自作出来るメリットがありますので、モデラー自身のお好きな形状に仕上げれば・・・文字通りの世界に一機だけのオリジナルなデルタグライダーが出来上がります。ただし・・・このデルタ機は、スロープ専用機で作りましたので、機首にブラシレスモーターを搭載しての動力機には出来ないかも知れません・・・。相当のダウンスラストを入れるので、スピンナーやプロペラが明らかに下を向きます。無理な改造をせずに・・・無動力の設定のままスロープでのフライトをお薦めします。

● 全備重量は搭載メカにも寄りますが、600グラムから700グラムの間で仕上がれば、風速5メートル前後のコンディションで普通に飛ばせて、アクロも熟せる性能を持っています。半対称翼型ですので、背面飛行を含む演技も可能です。馬鹿みたいにスピードは出ませんので、ダイナミックソアリング等のグルグル飛行は出来ませんが、普通に正ループと逆ループを組み合わせた横八の字や180度ロールを組み込んだダブルインメルマン・ターン等の演技も普通に出来ます。強風時の場合、落差の大きいスロープならば・・・縦八の字の正ループ・逆ループの宙返りも可能ですよ。
 
● 本機の翼型は工房オリジナル・最大翼厚8,5%の半対称です。無尾翼機としては薄い翼型ですが、高さが40mm程度のサーボなら、楽々と縦積み出来るので搭載が簡単です。更にエレボン動翼のみなので構造も簡単な上・・・テグスワイヤーの両引きなので、動翼にガタが殆ど出ません。よって飛行中の挙動はかなりクイックです。よってオーバーコントロールは厳禁・・・。失速特性は良い方(失速した方向を保ったまま機首を下げる)です。翼端バーチカルにしては大きめなので、垂直尾翼のヨー軸効果が大きく作用している様ですね。スピードを落とさない飛行を心掛けると、ジェットスケール機みたいな飛びが実現できるでしょう。

● 本機は高テーパー比の主翼ながら、主翼本体に捻じり下げが付けてありません。捻じっているのは幅を広く設定したエレボン動翼のみです。無尾翼の三角翼には捻じり下げを付けないと飛ばない!って言われてますが、其れはスケールダウンした実機モデルでのお話・・・。動翼だけ捻じったら、如何にも捻じりました!といった違和感タップリの外観に成りますので、スケール大会の地上審査では高得点は無理でしょうなあ(笑)・・・。

● 主翼全体を捻じらなくても、動翼のみを捻じるだけで充分に捻じり下げ効果は期待できます。あまり難しく考えて製作を諦める様な事は考えない方が良いですよ。デルタ翼機には水平尾翼が無いから無尾翼って言うんですけど・・・見えないだけでちゃんと水平尾翼が担当する箇所は、主翼の中に埋まっています。要するに・・・主翼の後退角度が極端に強く、水平尾翼の後縁よりも主翼の後縁が後ろに成ってしまったので、いっその事一枚にしちゃえ!って開発者が考えて、誕生したのが無尾翼機と思って下さい。
 
● 本機のデカいスチレン製のリブにも泣き所が有りまして・・・スチレンのままで荷重の掛かる部分の強度が保てないという欠点が在るんですなあ・・・。だから後縁付近は、バルサの部品を両面に貼り込んで太らせています。スチレンのままだと、瞬間接着剤も木工ボンドも使えませんしねえ・・・。このスチレンとバルサの接着には、セメダインスーパーを使ってますけど・・・。
 
● 主翼の翼端リブのみ3mmバルサで作りました。リブの内側に成る面にはPVC樹脂のナイロン板を埋め込んで、垂直尾翼をビスで固定する為の台座を組み込みました。本機の垂直尾翼・・・存在感のある構造なんですよ・・・。どんなに高温の炎天下でも捻じれない構造で作りました。
 
● 本機の垂直尾翼は、高テーパー比のフラットボトム翼型を採用してます。形状が主翼並みなので、平面の工作台の上で捻じれない様に組まないと、捻じれてしまったらフィルムの収縮力だけでは捻じれは取れません・・・。というよりも、フィルムを貼り込んだ状態で、捻じりたくても頑丈過ぎて捻じれてくれません(笑)・・・。
 
● まあ・・・簡単に言うとですなあ・・・。主翼側の翼端も平面・・・垂直尾翼の片面もフラットボトムなので平面です。平面と平面同士をビスで固定する訳だから、広範囲の平面同士の結合です。確実に固定出来るという仕掛けです。だったら垂直尾翼は平面でも良いじゃないか!。何も無理矢理翼型にしなくても・・・。って頭の良いモデラーなら、そう主張するでしょうなあ・・・。現にザギタイプの無尾翼機はフラットな一枚板の垂直尾翼で充分垂直効果は有りますしね!・・・。ただですなあ・・・個人の自作模型で、軽量化の名目の棒材で組んだ一枚板のフィルム張りの垂直尾翼・・・炎天下のスロープサイトでフィルムが緩んじまったら、捻じれていない垂直尾翼だったのに、フィルムが緩むと途端に強度が無くなるので・・・フニャフニャの垂直尾翼に成るんですなあ・・・。結局、飛行中にフラッターを起こすもんで・・・トリムが狂う原因にも成るんです。

● 当工房の主でも過去には同じ経験があります。よって・・・このフラットボトムの主翼みたいな構造を持った揚力尾翼の垂直に行き着いた訳でして・・・。何事も失敗しないとね・・・。翼型を形成した揚力尾翼って事は、主翼と平行・・・外向きに揚力が発生します。此れが両翼端に対称に垂直尾翼が固定されるので、左右のバランスが崩れないのです。
 
● 垂直尾翼の下面に厚めのバルサ板を貼り込んで、まずは翼型に沿って削って仕上げ・・・今度はビスで固定したら、主翼の下面に沿って削りを入れたらこんな感じで仕上がります。見た目は物凄く作り難くて複雑に見えますが、至って単純な工作です。ビスは普通の長さ25mmの直径3mmの皿ビスです。主翼の翼端にナイロンの板を埋め込んだのは、この為です・・・。別に爪付きナットが確実!って思うならお好きにどうぞ!・・・。叩き込む時に孔位置がズレても、当工房は関知致しませんので・・・。ナイロン板ならビス孔は、外側から開けられますので、ビス孔がズレる事は在りません。2mmで開けてタップを切るので孔位置がズレる事も無い・・・。
          
● プロの仕上がり?・・・って言われた事があるんですが・・・。カスタム工房だから出来るんであって、一般モデラ―には無理!って恨み節みたいな事言われてもなあ・・・。別に此の恨み節の主さんよりも、模型歴が長いだけですよ。誰でも経験を積めば思い付く発想です。最近のモデラーさんは、大した経験も無いのに最高の技術を欲しがるんですよねえ・・・。そんなもん!付け焼刃みたいな竹で出来た模造刀・・・銀紙剥がしたらバレバレでっせ!。手っ取り早く有名人ってこういう偽装を、当たり前にやっちゃうモデラーの事を指します。その時だけの掲示板でのお褒め言葉を貰うだけで、満足してる人種って事ですな!・・・。
 
● スパン900mmの主翼にしては、リブの枚数が少ないんじゃないか?・・・のご指摘御最もですな・・・。リブ間が100mm近いです・・・。まるで素人の作り方・・・。まあ・・・このままなら素人さんでもCADが使えるなら、無動力グライダーなんだから1グラムでも軽量化を優先するのでこうなるでしょうね。ハッキリ言ってこの状態では、強度もへったくれも無いでしょうな!・・・。こんなんじゃ、直ぐ捻じれる主翼に成っちまうんですがねえ・・・。
 
● サブスパー材を数本追加して、リブ間の小窓を細分化してやると・・・今までひ弱に見えた主翼の構造が、一気に頑丈な主翼に成ります。まるで実機の軍用戦闘機の翼内構造みたいでしょ・・・。信じられない人は、軍用戦闘機の専門誌を購入するか・・・ネット上の其れを扱うページを検索して、孔が開くまでよく観察して下さいね。実機戦闘機は、この構造体を覆う様に全面にアルミ板を貼り込むので・・・マッハの速度にも耐えられます。本機の場合は高々最大速度は時速70kmが限界・・・。この構造体にフィルム張りで充分です。
 
● 最初のテスト機では、原寸図面で求めた重心位置からエレボンのサーボを取り付ける為に、隣のリブピッチの広い方に、サーボを寝かせて搭載しました。主翼下面には大きなハッチがビス止めされていたんですが・・・。テスト後・・・飛行テストで求められた真の重心位置が判明・・・。現在のボックス位置の後方に重心位置があります。よって、このスチレン構造体の位置が、新しいエレボンサーボの搭載スペースです。
 
● 此方は主翼の下面側・・・。サーボスペースの外側、スチレン材で囲んだ凹みは指掛け用です。本機は低翼機と同じなので、アトラスコメットみたいに、胴体の側面を指先でしっかり掴んで投げられません。よって指掛け用の凹みが必要なんですなあ・・・。平成のラジコンブームの頂点辺りの作品なんだけど、ネット上では空気抵抗に成る凹みって、知識のみ先行してる脳内シュミレーションばかりやってるネット物知りのモデラー諸氏に散々罵られたんですが(笑)・・・。テストフライヤーさんの度重なるあらゆるテストにおいて、一度も空気抵抗に成る気配は感じられなかったとの事・・・。物知り~・・・のモデラー諸氏の、取って付けた様な主翼下面の持ち手ブロックの方が、よっぽど空気抵抗に成るんじゃないだろうか。凹んでるだけなんだから、空気抵抗に成る筈は無いんだけどなあ・・・。
 
● サーボベッドはスチレン板で作って周囲をバルサで補強し、サーボ搭載側をポリカーボネイトの透明な板を両面テープで貼り込んで更に補強します。搭載サーボは台湾製ウェイポイントの(W-150・トルク1,5㎏)・・・ナイロンギヤなので、ミニサーボながら軽量の部類です。テグスワイヤーの両引きリンケージなら、このサーボで充分です。

● テトラのHLG用の細いピアノ線を使ったフレキシブルロッド(0,8mm)を使う場合は片引きのリンケージ・・・。サーボは同社の別バージョン(W-150MG)メタルギヤ仕様のトルク3kg辺りが良いでしょう。本機製作記事は、当時のモノをスマホ対応の為に新しく編集し直して令和二年に書き直しています。

● この令和の現在・・・世界の模型業界事情を少し語るとすれば、中華製の火を噴くラジコンメカに比べれば・・・、台湾製の方が遥かに信頼性は向上しています。加藤無線勤務時代に、ヨーロッパの模型店から緊急援助の要請が来ました。昭和60年代の台湾は、令和現在の中国製の火を噴くラジコンメカみたいにかなり粗悪だったんですよねえ・・・。加藤無線(MK)の電動式燃料ポンプのバッタモンを半額近い価格で輸出して、模型店は外部の形状も内部のポンプの循環システムも全てが同じだったので、安い分儲けもデカいからと大量購入・・・。

● お客さんも加藤無線の7割くらいの価格だからと、予備用にと購入したまでは良いのだが・・・。其れが全然吸わない・・・。一個だけが不良なんじゃ無くて、輸入した全品が吸わないので返品の嵐・・・。で!結局・・・吸わないポンプの循環システムのみ、加藤無線の社内開発室で生産し直してヨーロッパの模型店に送りました。その数6000個(笑)・・・。加藤無線本社には専用金型を自社で設計して業者に発注・・・。自社で金型を保管して、自社のインジェクション成型器で量産し・・・組み上げたポンプは、社長自らが全て検品してからポンプ本体に組み込み、更に作動確認・・・。合格品のみしか輸出しませんでした。其れがメイドインジャパンなので、世界中で愛されたとも言えるんですよねえ・・・。

● 現在の台湾模型業界・・・。中国製の遥か上を走ってます。日本国内のプロポメーカーである双葉電子のプロポは、台湾で作られています。私は日本の三大プロポメーカー・・・サンワ・フタバ・JRしか使いません。中でもフタバとサンワの信頼性は格段上ですね。JRは元々サンワから分家したメーカーさん・・・。色々と多角経営なんかしないで、プロポだけに集中してれば倒産しないでもよかったのに・・・。残念ですなあ・・・。
 
● 画像が古いので粒子が粗いですが、画面から離れて観て下さいね(笑)・・・。バルサプランク等の貼り込みを全て終えてからリンケージを組み込むのは、本機の場合・・・大変難しく成ってしまいます。よって、この状態で組み込めるリンケージの類は全て行うのがベターな方法とも言えます。
 
● 画像はテグスワイヤーによる両引きリンケージの為の、ガイドパイプを埋め込んだ状態です。パイプの中を通すのがテグスなので、パイプが少々曲がっていてもリンケージによるエレボン動翼のガタ(遊び)は殆ど出ません。ピアノ線リンケージの方が簡単!って考え方は、昨今のハイパーブラシレス搭載のラジコン飛行機には危険かも知れませんね。

● 軽量化と称したフニャフニャの細いピアノ線で、サーボ側と動翼側をダイレクトで繫ぐリンケージ・・・。途中にV上の折れ線を組み込んだ動翼がニュートラルでもフニャフニャと上下し捲るリンケージを、時速100キロ以上で飛ぶハイパーブラシレス搭載の飛行機に躊躇いも無く使うモデラーさんの気が知れませんなあ・・・。リンケージ用の細いピアノ線(テトラ製の0,8mm)を使う場合でも、ガイドパイプに通して、胴体にガッチリ固定すれば其れだけでもリンケージは安定します。平成時代のラジコンブーム・・・ラジコン保険に加入してない便乗組のモデラー諸氏が起こした数々のラジコン事故・・・。とにかく被害者の前から逃げる・・・逃げ遅れたら逆切れ・・・被害者を脅し捲って回避する行為・・・各地で発生してたそうですなあ・・・。

● 一時期のラジコン保険・・・あまりの惨状に、空物ラジコンから撤退しようかとまで話し合われた様子ですが・・・。お手軽ラジコン模型・・・スチレン製飛行機は人に当てても大丈夫!って謳い文句で、販売されていたプチトレーナー・・・。販売店は一財産儲かった、本職持ちのネットショップだったけど・・・平成のラジコンブームの終焉と共に消え去りましたなあ・・・。一時は本業退職してラジコンメーカーに成るって息巻いていたんですが・・・現在はもう在りません。人に当てても大丈夫!・・・???。そんなラジコン機は存在しませんし、存在してはいけないんですよ。
          
● ガイドパイプの出口は、なるべくなら翼型に沿う位の浅い角度まで丸ヤスリで削りましょう。通常の組みヤスリなら・・・丸型のヤスリは直径3mm程度ですので、外径3mmのノイズレスパイプ(IM製)ならスムーズに通せます。パイプを通して位置が決まったら、シャブシャブ(低粘度)の瞬間接着剤(OKボンドならBWかMP)を、パイプの周りに流し込んで促進剤を使わずに自然硬化させましょう。接着剤を流す前に、パイプの表面をサンドペーパーで荒らしておく事を忘れずに・・・。食い付きが大変良く成りますから。

● 上記の画像で・・・このパイプ出口のプランクシートのみの分割貼りをしていますが、このパイプの裏側にも接着剤を盛れる様にした工夫です。内部は流れてしまうと厄介なので高粘度の瞬間接着剤(OKボンドならHW)を、沢山使って積層する感じで盛り付けましょう。此処は促進剤の吹き付けが有効です。

● 最後にこの出口の余分なパイプを切り落としてプランク面とツライチに成るまで削ります。カッターナイフは幅の広いタイプを、一気に刃を入れずに、少々角度を付けて数回に分けて切り取ります。ノイズレスパイプの特徴ですが、切り落とされる側の面積が大きいと、よく切れるカッターでも中々刃が通りません。少しずつ切り取って、最後はサンドホルダーで削った方が綺麗な仕上がりと成ります。その為にプランクシートの内側を補強するんです・・・。
 
● 本機の主翼は前縁からメインスパーまでの一番広い所で150mm近く有るんです。其れを定尺80mm幅のバルサシートで貼り込むには二枚木口で繫いで、周囲を切り取らないと貼り込めません。定尺幅のまま継ぎ足すと・・・翼端側は継ぎ足すシートが大変細く成るので、翼型に沿わせて貼り込むと・・・歪な段差が出来てしまいます。細い幅のバルサシートは木目が有るので、どんなに柔らかいシートでも、アールに沿わない事が多々あるんです・・・。この場合は、最初からある程度均等に成る様に3分割として、其々のシートを切り出し・・・後で繫いだ方が翼型のカーブに沿わせ易く成ります。
 
● 模型店で購入出来る木村バルサ製の10枚入り袋の場合・・・ばらさずに袋から出して重なった状態で木口を観て下さい。年輪其のままの10枚綴りなら、上下二枚が組みバルサで使えます。木目も同じ・・・比重も同じなので、左右の主翼に振り分けて使えます。老舗の国内バルサキットのメーカーさんなら、この法則を絶対に崩さず部品取りしています。もし10枚綴りが別の数種類の角材でも、必ず上下二枚・・・もしくは4枚の偶数枚で10枚綴りと成っている筈です。この場合・・・木目が変わっても、上下二枚の組バルサで、左右の主翼に振り分ければ・・・左右のバルサの比重は必ず同じ重さに成ります。

● ネット普及後に模型業界に参入している個人運営のバルサキットを販売しているネットショップは、この最低限守らなければ成らないバルサキット製材の法則を知りません。二枚側板のキットなのに・・・左右の木目が違う側板なら・・・比重も硬さも違う訳だから・・・完全対称な中心軸が直線の胴体を組む事は至難の業とも言えますね。知っててやってるんなら、一枚シートのバラ材の寄せ集めでキット製材してるので儲け重視・・・。バラのシートは組みバルサの半額以下で購入出来ますし・・・。知らずにやってるのなら・・・有名なメーカーを謳っても、キット製材の法則を知らないので粗悪なキットの部類に入ります。レーザー加工のキットなら解り難いんですがねえ・・・。ダイカットの打ち抜きなら・・・抜いた木口のシートのつぶれ具合で硬さの違うバラシートで抜いたって直ぐ解りますよ・・・。

● 多分・・・日本国内のネットショップが、中国の大手メーカーに打ち切られた粗悪キットばかり製造する夜叉孫請け位置の工場なので、製造費も安くて儲けもデカい・・・。そんな皮算用で大した検品もしないから、不良品が見抜けないまま定価で販売します。其れでも大手メーカーよりも安い価格なので、個人モデラーが挙って購入し・・・自分で組めずに馬鹿を見る・・・。バルサキットを作り倒したモデラーなら、どの程度の粗悪品なのかは見抜けるんだが、此れがラジコン飛行機入門の初心者さんには見抜けませんしねえ・・・。まあ・・・輸入販売しているネットショップの管理人さん自身が、ズブの素人さんなら・・・何が良品で何が不良品の境界線も解りませんしねえ(笑)・・・。     (Part-2に続く)