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久々のクラリスワークスで一苦労した話

パソコンと周辺機器
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古いファイルのデータが開けない!?

引っ越しで永らくご無沙汰していたお客様が再来店されて、以前の顧客データが見たくなったので、PCの中を名前で検索したら、すぐに出てきました、だがしかし、いつもとアイコンが違う?

ファイルを開こうとすると、まともに開かない、メモ帳で開けるが、内容の一部しか解らない

何だったけこれ?

拡張子を表示させると.cwj そうだクラリスワークスだった。

クラリスワークスCD

2000年からMS office を使っているがそれ以前は、最初に事務用にPCを使った、マッキントッシュのパフォーマー520か620だったか、その流れでWindows機になってもしばらくクラリスワークスを使っていたのを思い出した。

ネットで検索したがクラリスワークスのファイルを開くプログラムは見つからないので、当時のインストールCDを本棚の奥の奥から探し出すことになった、そこまでして見るべきものかとも思ったが乗りかかった船である

苦労の末見つけた、インストールCDを、現在使っているノートパソコン(インテルcpu64bit、OSはWindows10)にインストールしようとするがデイスクを読み始めるとすぐに拒否される

拒否のメッセージは「サポートされていない16ビットアプリケーション・・・64ビット バージョンのwindowsでの非互換性のため、プログラムを開始実行できません・・・・err code 193」

技術の進歩の影で切り捨てられた感じ・・・・まだあきらめません!

今や懐かしのWindowsXP パソコンの再登場、XPのサポートが終了してお役御免のVAIO君にお世話になります、

WindowsXPのVAIO君には通常の手順でクラリスワークスがインストールできました

次に、古いクラリスワークスのファイルをUSBメモリーにコピーして、VAIO君で開いてみます、当然、当時、2000年以前の保存のまま開きます、見るだけならこれで終わりですが、このデータを現在のExcelで使いたい

そこで、保存するファイルの種類を替えてみることにした、「名前を付けて保存」「ファイルの種類」の中に「Excel5.0]があるのでexcel5.0.xlsで保存する、保存したファイルをExcel2007で開こうとするがエラーで固まってしまった、やれやれ、じゃあ古いoffice2000で試しいてみるがこいつも固まってしまう、

ここまでくると意地になってる、すべての種類の保存形式を試してみる

クラリスワークスの保存できるファイルの種類はクラリスワークス 拡張子.cwjか .csj  ASCIIテキスト 拡張子.txt  、DBF 拡張子.dbf 、DIF 拡張子.dif 、SYLK 拡張子.slk

結果は、ASCIIテキストでは文字とおり、テキスト形式で保存されるので表計算の計算式は計算結果の数値だけ保存される

DBF形式はexcelが対応できない

DIF形式はexcelのワークシートの形のまま開くことができた、しかし、計算式の入っているはずのセルが結果の数値のみで数式が消えている

SYLK形式拡張子.slk はexcelのワークシートの形で開けた、計算式の入っているそのまま計算式になっている、区切りコンマ(,)は消えてしまっているが、数式を入れなおすより簡単なのでこれが一番使えそうである事が判明

パソコンの移行、ソフトの移行など、その時その時代に必要な分はやっておかないと、後になってやるのは大変という教訓でした。

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