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冷蔵庫の全室、冷えが鈍い、エラーH35は重症です

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冷蔵庫の故障が発生しやすい季節になりました、普段から冷蔵庫の周りは風通りをよくするのが冷蔵庫を長持ちさせるコツです。

パナソニック製、旧ナショナル製の冷蔵庫で「冷蔵庫が冷えない」「冷蔵室と冷凍室ともに冷え方が鈍い」「自動製氷で氷ができなくなった」「自己診断機能でH35のエラーが出た」これらの症状は重症です、高額修理になる場合がほとんどなので買い替えを検討してください

エラーH35は・・・冷却システム異常(高圧側リーク・圧縮不良)・・・圧縮機運転状態で、FCセンサと霜取センサが0℃以上が10時間・・・高圧側リーク、圧縮不良

圧縮機(コンプレッサー)が運転しているけれど冷媒が回らない状態です、

正常に冷媒が回っているならば冷蔵庫側面が温かくなって庫内の熱を放熱しようとします。

運転状態で冷蔵庫の側面が温かくならないなら、冷却システムの異常です、このH35は高圧リーク、簡単に言うとガス漏れです、または圧縮不良、コンプレッサーが摩耗して冷媒を押せなくなった状態です

もし修理するとなれば、コンプレッサーの交換、冷媒のチャージ、ガス漏れがあればガス漏れ部分の補修になりますが、

冷蔵庫でガス漏れしたらガス漏れ部分を見つけるのは冷蔵庫の構造上、大変難しいです、はっきり言ってあきらめてください

H35がでたら買い替えをお勧めします、なおパナソニックは冷媒サイクルの保証期間が5年あるので、保証期間内のH35は購入店にご相談ください

似たような症状で「冷蔵室の冷えが鈍い、冷凍室は冷えている」があります、これは霜取り異常、ドアパッキンの密着不良などありますので技術者に点検してもらってください。