CRM250R初期型

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ホンダ CRM250R 初期型 です

友人が1990年に新車で購入

それから10年ほどはツーリングに出ることもあったそうだが

その後は車庫のオブジェと化し、鉄くずとして処分される日を・・・

 

かわいそうに思った私は、友人を酒で口説き、ただ同然に引き取ってきました

車庫から出すときは

タイヤの空気は抜けてつぶれて、変な癖がついてる

フロントのディスクブレーキは固着して動かず

キャブはオーバーフローするし、(ガソリンがタンクにある程度残っていたので錆びてないのは幸いです)

チェーンは変な癖がついているしで

引っ張り出すのに一苦労でした

 

汗だくで持ち帰り

まずは、お金をかけずにどこまで復活するかです、

ある程度めどが立たないと、投資が無駄になります

 

まずブレーキのオーバーホールから、分解して洗浄、ブレーキオイルの入れ替えで、引きずりもなくなり、効きもよくなりました

 

次にエンジンはキャブレターのオーバーホール、

分解して洗浄液につけて、シャカシャカ、ブラシでごしごし、ピンでツンツン、エアーをシュッシュツ

どんどん綺麗になってゆく、最近の洗浄剤はすごい

キャブレターを組み付けて、ガソリンをすべて入れ替える、古いガソリンは一目でわかるほど色が濃くなっている

 

ガソリンコックをオンしてしばらく待つ、オーバーフローも止まったらしい

さあ、キックスタートしてみる、キーをONして

キック3、4回 反応なし

今度はチョークレバーを引いて、キック、1回、2回、3回目でプルン!

4回目でブロロ~~~ン

白煙と共に永い永い眠りから目覚めました

しばらく暖気運転をしていると、徐々に白煙も減り、アイドリングも安定して来ました

さすが、「世界のホンダ」と思いつつ次の作業へ

 

チェーンは交換しないとダメそうなので、とりあえず試走ができる程度にスプレーグリスで回復を願うことに

 

これで1回目の復活作業は終わり、

 

電装品は正常だったので助かりました「車庫保管のおかげです」

ナンバーは付いているので自賠責加入で公道が走れますが、調子が整うまでは交通の無い埋立地で調整です

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